島根県と鳥取県が29日、それぞれ678人、572人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。28日確認分。島根で松江市内の高齢者福祉施設2カ所と浜田保健所管内の学校部活動、鳥取で西伯郡の高齢者福祉施設など5件のクラスター(感染者集団)が発生。島根県では感染者1人が死亡し、累計死者数41人となった。
島根県の居住地別の内訳は松江市245人、出雲市158人、浜田市34人、益田市33人、安来市30人、江津市20人、大田市15人、飯南町14人、雲南市、隠岐の島町各12人、西ノ島町7人、邑南町6人、吉賀町5人、奥出雲町4人、津和野町3人、県外5人。調査中が75人いる。
新たなクラスターの個別の感染者数は松江市内の高齢者福祉施設2カ所でそれぞれ8人、6人、浜田保健所管内の学校部活動8人。県内のクラスターは累計416件となった。
鳥取県の保健所管内別の内訳は米子276人、鳥取市208人、倉吉88人。クラスターの感染者数は西伯郡の高齢者福祉施設17人、米子市のねむの木保育園、別の保育所各7人、高齢者福祉施設6人、八頭町立船岡小学校6人。県内のクラスターは累計256件。
湯梨浜町立あさひこども園は、関係者の感染確認を受け30日まで休園とする。
累計感染者数は、島根が4万1307人。鳥取は、県の2人取り上げがあり2万7281人。29日午前0時時点の確保病床使用率は島根(371床)が31・3%、鳥取(350床)は30・3%。宿泊療養は島根42人、鳥取107人、自宅療養は島根6218人、鳥取3234人。重症者は島根は5人、鳥取はいない。
(清山遼太、福間崇広)
(清山遼太、福間崇広)