島根県と鳥取県が29日、それぞれ1233人、1353人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。28日確認分。感染者の死亡が島根で6人、鳥取で2人あり、累計死者数は島根185人、鳥取157人となった。新たなクラスター(感染者集団)が島根で3件、鳥取で6件発生した。
島根県で、診断した医療機関の所在地別内訳は松江市409人、出雲市361人、安来市81人、益田市75人、浜田市69人、雲南市67人、大田市43人、隠岐の島町25人、江津市20人、奥出雲町18人、吉賀町9人、飯南町、西之島町各6人、邑南町4人、津和野町3人。ほかに医療機関で診察を受けず自主検査のみの「しまね陽性者登録センター」登録者37人。
クラスター3件のうち2件が高齢者福祉施設で、それぞれ出雲保健所管内の13人、益田保健所管内の6人。他の1件は同保健所管内の医療機関20人。県内では累計935件となった。
鳥取県の保健所管内別の内訳は米子604人、鳥取市557人、倉吉192人。クラスター6件のうち3件は高齢者福祉施設で、鳥取市の24人、米子市の10人、境港市の6人。2件は医療機関で、倉吉市の8人、境港市の7人。ほかに西伯郡の社会福祉施設6人。累計740件となった。
累計感染者数は島根13万5489人、鳥取10万9567人。病床使用率は島根(即応病床とコロナ患者が入院している一般病床の合計398床)が54・0%、鳥取(351床)が43・3%。宿泊療養は島根17人、鳥取23人。重症者は島根2人で、鳥取はいない。