カジノ賭博、五輪相「怒り」文科相「勘違い」 2016年04月08日 12時00分

バドミントン男子の桃田賢斗選手（２１）（ＮＴＴ東日本）らが違法カジノ店での賭博を認めたことについて、
遠藤五輪相は８日、閣議後の記者会見で、「事実だとすれば、遺憾というよりもたいへん怒りを感じる。
（国民の）期待を裏切ったということについては、まさに言語道断」と、強く非難した。
２０２０年東京五輪・パラリンピックに向けては、「当然、いい影響はありえない。国民の不信を
買うということは当然、大会の盛り上がりを阻害する」と語った。
一方、馳文部科学相も同日の閣議後記者会見で、「（競技）団体のガバナンス（統治）、
コンプライアンス（法令順守）の問題。選手はトップアスリートとしてちやほやされ、勘違いして
いるのではないか」と指摘し、調査については「ＪＯＣ（日本オリンピック委員会）など、
それぞれが襟を正して対応すべきだ。そこまで文科相として口を出す必要はない」と自主性を求めた。