10日の西日本新聞より
この式典に今宿タイムス取材班代理ということで、写真を撮らさせていただきました。
かがみといっても鏡ではなく、長生きしている人たちの名前を列記した奉納板のことです。このけやきの板を手に入れるのが大変らしくて、有限会社フクダさんが削って加工して、日本習字の中上先生がお一人お一人の名前を筆書きされて完成したとのこと。この名前を集めるだけでも骨の折れる仕事だと思います。関係者の皆様、お疲れ様でした。
こういう長寿を祝う儀式は地方ごとにあるのでしょうが、自分の名前を探されるおじいちゃんやおばあちゃんが、とても楽しそうで、受験の合格発表みたいにニコニコ顔であったあったと喜んでいらっしゃる様子は、僕も思わず嬉しくなってしまいました。コミュニティの仲間として今後も名前が残ることは、僕が思っている以上におばあさんたちにとって、大きな価値があるのだと思います。皆さんがとても仲がいいのが羨ましい限りです。
そして、次の長寿鑑にも再度皆さんが名前を連ねてくださるようにとお祈りさせていただきました。