『世界を魅了したリン派と若沖』というテレビ東京の番組を見ている。その中で宗達の『風神雷神図屏風』がでてきた。太い筆で流れるようにあくまで大きく、大胆で繊細かつ楽しく画いている。この楽しくという要素が肝心なのだ。楽しさの気をたどって筆が自由に最省の筆数の画だ。風神も雷神もユーモラスでかわいく、権威とか評価をこえて、一般の人や子供の心に忘れることの出来ない愛すべき風神と雷神の姿をきざませる作品になった。人間的な格の高さをかんじた。
今日で今年のブログは終了にする。一年の終わりを締め括るには暗い夕日だった。しかし僅かな光が見れた。来年に繋がる僅かな光だ。今年は何も始まらなかった。来年は僕にとってこのブログを始める元になる『愛し糸島プロジェクト』を始動させます。このプロジェクトの企画内容については、このブログに来年一月初旬に発表します。僅かに僕のブログを覗いてくれた方に感謝します。ありがとう。では良いお年をお迎え下さるよう、お祈り申し上げます。