伊藤ファミリーBLOG

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【COGHCC聖書通読】 2018/08/19

2018-08-19 06:50:19 | 一日一章・聖書通読日記
ヨナ書 2:1-3

ヨナは魚の腹の中からその神、主に祈って、 言った、「わたしは悩みのうちから主に呼ばわると、主はわたしに答えられた。わたしが陰府の腹の中から叫ぶと、あなたはわたしの声を聞かれた。 あなたはわたしを淵の中、海のまん中に投げ入れられた。大水はわたしをめぐり、あなたの波と大波は皆、わたしの上を越えて行った。」

大きな魚に飲み込まれたヨナは、その腹の中で自らの過ちを悔い改め、主の御前に遜って祈りました。神様のご命令に背いてニネベとは正反対のタルシシに逃れようとしたために嵐に遭い、死を覚悟して海に投げ込まれたところ、主はヨナの呼ばわる声に答え、陰府にたとえられた大きな魚の腹の中でもヨナの声を聞いてくださるとの確信を得るに至りました。これはヨナが、神様に聞き従わなかった罪深い自分に死んだことを告白する祈りであり、大水が越えていったとは洗礼の雛形ともなる預言的行動とも取ることができます。古い罪の自分に死ぬ体験を、ヨナは嵐の海の中で、魚の腹の中で、自らの身をもって経験したのです。

http://bible.com/81/jon.2.1-3.ja1955

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ヨナ書 2:4-6

「わたしは言った、『わたしはあなたの前から追われてしまった、どうして再びあなたの聖なる宮を望みえようか』。 水がわたしをめぐって魂にまでおよび、淵はわたしを取り囲み、海草は山の根元でわたしの頭にまといついた。 わたしは地に下り、地の貫の木はいつもわたしの上にあった。しかしわが神、主よ、あなたはわが命を穴から救いあげられた。」

魚の腹の中でヨナが主に向かって発した言葉は、具体的にはこの『』内の箇所しか記されていません。この箇所を新解約聖書では『私はあなたの目の前から追われました。しかし、もう一度、私はあなたの聖なる宮を仰ぎ見たいのです。』と訳しています。こちらの方がヨナの悔い改めた心が分かる翻訳です。嵐の海の中に投げ込まれたヨナが大きな魚に飲み込まれる前、海藻がヨナの体に絡み付き、海底にまで沈んでまさに地獄に入る一歩手前まで体験したヨナが、魚に飲み込まれたことによって奇跡的に救われた感謝を捧げるためにもう一度主の宮に上り、神様を礼拝したいとの思いが与えられました。私たちが救いの感謝を捧げることこそ、神様の喜ばれる礼拝です。

http://bible.com/81/jon.2.4-6.ja1955

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ヨナ書 2:7-10

「わが魂がわたしのうちに弱っているとき、わたしは主をおぼえ、わたしの祈はあなたに至り、あなたの聖なる宮に達した。 むなしい偶像に心を寄せる者は、そのまことの忠節を捨てる。 しかしわたしは感謝の声をもって、あなたに犠牲をささげ、わたしの誓いをはたす。救は主にある」。 主は魚にお命じになったので、魚はヨナを陸に吐き出した。

ヨナ書2章の中には悔い改めという直接的な言葉はありませんが、神様のご命令に逆らって逃げたヨナが「わたしの誓いを果たす」と告白したことに、ヨナの改心が表されています。その悔い改めの告白は神様に届き、主は魚に命じてヨナを陸に吐き出しました。この魚はヨナに悔い改めの場を提供したばかりか、嵐の海の中からヨナを安全に陸地まで運ぶ役目をも担ったのです。ここに神様の用意周到なご配慮と、主の守りの素晴らしさを思わずにはいられません。

http://bible.com/81/jon.2.7-10.ja1955
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【今日の聖句】 2018/08/19

2018-08-19 06:00:11 | 今日の聖句
ミカ書 6:8 新共同訳

「人よ、何が善であり
 主が何をお前に求めておられるかは
 お前に告げられている。
 正義を行い、慈しみを愛し
 へりくだって神と共に歩むこと、
 これである。」

神様が私たちに求められていること、それは主の御前に遜り、御言葉を守って正義を行い、慈しみの心をもって隣人を愛し、神と共に歩むことです。聖書に記された神様の御言葉から主の御心が何であるかを知り、聞くだけで行わない人ではなく、神の義と愛を身をもって実践する私たちでありますように。

http://bible.com/1819/mic.6.8.新共同訳
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