＜東日本大震災＞楽天とＪ１仙台、本拠地初戦勝利で飾る
プロ野球の東北楽天ゴールデンイーグルスとサッカー・Ｊ１のベガルタ仙台が２９日、東日本大震災で大きな被害を受けた仙台市での今季の本拠地初戦を、ともに勝利で飾った。前日に改修工事を終えたばかりの、楽天の日本製紙クリネックススタジアム宮城には２万６１３人、仙台のユアテックスタジアム仙台には１万８４５６人と、ほぼ満員の観客が詰めかけ、復興に向かう「杜（もり）の都」にファンの歓声が戻った。
楽天は田中将大投手（２２）の完投でオリックス・バファローズに３－１で勝利。試合前には宮城県南三陸町から同県加美町に避難している中学３年の今野靖子（せいこ）さん（１４）と１年の佐藤琴美さん（１２）が、仙台市在住の歌手、さとう宗幸さん（６２）と国歌を斉唱した。試合後には選手会長の嶋基宏捕手（２６）が観客席に向かって、「東北のみなさん。絶対に乗り越えましょう、この時を。乗り越えた向こう側には強くなった自分と、明るい未来が待っているはずです」と呼び掛けた。
仙台は前半４０分のＦＷ太田吉彰選手（２７）のゴールを守りきり、Ｊ２時代を含めて過去にリーグ戦で一度も勝ったことのなかった浦和レッズを、１－０で降した。
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この2チームの本拠地勝利は被災者にとって復興に向かう元気を与えたのかなと思う。ちなみに東北新幹線が全線で再開したんだよね。
プロ野球の東北楽天ゴールデンイーグルスとサッカー・Ｊ１のベガルタ仙台が２９日、東日本大震災で大きな被害を受けた仙台市での今季の本拠地初戦を、ともに勝利で飾った。前日に改修工事を終えたばかりの、楽天の日本製紙クリネックススタジアム宮城には２万６１３人、仙台のユアテックスタジアム仙台には１万８４５６人と、ほぼ満員の観客が詰めかけ、復興に向かう「杜（もり）の都」にファンの歓声が戻った。
楽天は田中将大投手（２２）の完投でオリックス・バファローズに３－１で勝利。試合前には宮城県南三陸町から同県加美町に避難している中学３年の今野靖子（せいこ）さん（１４）と１年の佐藤琴美さん（１２）が、仙台市在住の歌手、さとう宗幸さん（６２）と国歌を斉唱した。試合後には選手会長の嶋基宏捕手（２６）が観客席に向かって、「東北のみなさん。絶対に乗り越えましょう、この時を。乗り越えた向こう側には強くなった自分と、明るい未来が待っているはずです」と呼び掛けた。
仙台は前半４０分のＦＷ太田吉彰選手（２７）のゴールを守りきり、Ｊ２時代を含めて過去にリーグ戦で一度も勝ったことのなかった浦和レッズを、１－０で降した。
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この2チームの本拠地勝利は被災者にとって復興に向かう元気を与えたのかなと思う。ちなみに東北新幹線が全線で再開したんだよね。
