「未納が増えると年金が破綻する」って誰が言った? ~世界一わかりやすい経済の本~ (扶桑社新書)細野 真宏扶桑社このアイテムの詳細を見る |
今回は、細野真宏『「未納が増えると年金が破綻する」って誰が言った?』を紹介します。本書は、1章2章は数学的思考力をつけるためにはどうすればいいかの説明です。3章はアメリカ経済について、4章は年金未納問題について解説してあります。特に見所は年金未納問題ですかね。もう少し自分の情報を整理するときに役に立つでしょう。
数学的思考力とは(詳しくは、同著者の『細野真宏の数学嫌いでも「数学的思考力」が飛躍的に身に付く本!』参照)
1,論理的思考(段階を踏んで考える)
2,情報の本質を見抜く思考力(直観→仮説→検証)
アメリカ経済については、サブプライムローンなど住宅ローンの問題とアメリカ発の金融危機の背景と原因について解説してあります。この手の本は結構読んでいるが、ここは結構説明があっさりしてあるかなとおもいます。簡潔すぎるぐらいうまい説明だなだなと思いました。
国民年金で書いてあることは以下の通りである。
国民年金ですが、未納のままだと自分がもらえないだけである。つまり、自分が損するだけである。制度としても、税方式に変更するよりは現在の賦課方式のままのほうがまだましだそうだ。もう少しマスコミの伝え方にだまされないようにするべきだろう。
私の意見としては、もう少し年金の制度であり運用について信頼できるようにしてほしいなあとおもいます。
細野真宏の数学嫌いでも「数学的思考力」が飛躍的に身に付く本!細野 真宏小学館このアイテムの詳細を見る |