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大竹文雄『経済学的思考のセンス―お金がない人を助けるには』

2007年05月12日 22時13分12秒 | 書評(新書)
経済学的思考のセンス―お金がない人を助けるには

中央公論新社

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今回は、大竹文雄『経済学的思考のセンス―お金がない人を助けるには』を紹介します。インセンティブ的観点(金銭/非金銭:教育・倫理観)から社会を見る力と経済データから因果関係を見つけ出す力こそが経済学的思考があるといえる。その分析例(男女の結婚問題、プロスポーツ選手やエンジニアとインセンティブ、日本的雇用慣行(年功賃金)、所得格差と平等・不平等)が本書に述べられていることである。わかりやすいと言えばわかりやすいが、自分がこういう風に分析できるかと言えば難しいな。

アメリカのプロスポーツはどちらかといえば、全体で共存することを選んでいるように思える。特に、アメリカンフットボールはそうである。どちらかというと、お金持ちのチームとお金のないチームとの差をなるべくなくそうとしている。リーグ全体で盛り上がらないと、全体のパイは小さくなるからである。

若年世代は所得格差が大きくなっている。ニートやフリーターの人たちと正社員で働いている人は所得格差だけでなくさまざまな保障面で差がでている。これが完全な階層関係につながらないように、セイフティネットの充実や教育や優秀な才能がある人をうまく救い上げるなど力を入れてほしい。
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