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itchy1976の日記

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東野圭吾『夜明けの街で』

2007年08月27日 23時14分16秒 | 書評(東野圭吾)
夜明けの街で
東野 圭吾
角川書店

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今回は 東野圭吾『夜明けの街で』を紹介します。不倫するやつは馬鹿だと思っていたが、その女性の魅力にどんどんはまっていき、境界線を越えるようになった。主人公の渡部は妻子もちであるが、派遣社員の秋葉にどんどんはまってしまうのである。しかし、犯人は未だ捕まっておらず、秋葉がその事件の容疑者扱いとされていることも知る。そして、まもなくその事件は時効を迎えることになる。渡部は家庭を守りながら、その事件の解決にかかわっていくのである。

恋愛小説風のミステリーは東野氏の真骨頂なのであろう。妻子もちはどきどきしながら読むのであろうか?それともこの男は馬鹿だと思って読むのだろうか?どういう読み方をするのかな。最後は時効が過ぎた後に、秋葉という女性の真の強さと覚悟を思い知らされた。また、結構番外編の「新谷君の話」は夫婦関係と不倫を知るうえで楽しく拝見させてもらった。


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