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「金のアレ」の正体

2024-02-24 15:21:16 | 鈴木 啓章

みなさま、こんにちは。
東日本セクションの鈴木啓章です。


突然ですが、みなさんコレご覧になったことありますか?



首都高を走っていると、嫌でも目に飛び込んでくる巨大オブジェ
一度は目にされたことがある方も多いのではないでしょうか。

「金の雲?」

「金のアレ?」

みなさんが何を想像されたかはわかりませんが・・・
その形からまさしく「う〇こビル」「金のう〇こ」なんて呼ばれたりもします。

何年か前に色の塗り替え工事で覆い隠されたときには
「金のう〇こが消えた」と巷で話題になったとか・・・

そんな「金のう〇こ」の正体、実は「フラムドール(金の炎)」と呼ばれる、
フランスの著名なデザイナー、フィリップ・スタルク(PHILIPPE STARCK)氏が手掛けたオブジェです。



そう、これは立派な芸術作品で、決して「金のう〇こ」ではないのです。
※スタルクのデザイン・・・と聞くと、それだけで不思議とこのオブジェもかっこよく見えます

浅草に建つアサヒビールスーパードライホールの上に設置されています。



詳しいことはアサヒビールのプレスルームから記事としてリリースされていました。
『あの金色の建物は何?アサヒグループ本社ビルの謎を解説!』
※さすがに公式では、「う〇こ」のことには一切触れられていません。
※左側の金色の建物はアサヒグループ本社ビルで「なみなみとビールが注がれたジョッキ」を
 イメージしているんですって。
 金色の部分が液体、白いボコボコはあふれる泡。発想がユニークですね。


この「フラムドール」、長さ44m、重さ360トンもあるそうです。
アサヒビール100周年記念事業の一環として、1989年10月に竣工。
金色の炎は「新世紀に向かって飛躍するアサヒビールの燃える心」を表わしているそうです。

当時、川崎重工業さんが造船技術を応用して造り上げられたとか。
日本の技術が詰まっています。
下世話な話ですが、一体いくらかかったのか気になります。。。


スタルクは世界的に有名なデザイナーで家具や照明、食器もデザインしています。
1980年代にデザインされた作品の中には、



こんな椅子や



こんな照明もあります。ほ、ほしい・・・



こちらはレモン絞り器。
今でも販売されていて、世界で一番有名なレモン絞りだろうと思います。


みなさんも「金のうんこ」、もとい「金の炎」を見たら、
“フランスの有名なデザイナーが作った芸術作品”と思い出してください

それでは

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