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卓越性の探究者、波田野が皆さんに販売戦略・営業手法についてや、コミュニケーションについて思う事をお届けします。

戦略的なマーケティングの実践【マーケティングが戦略的である必要性を考える】

2022-02-01 09:31:13 | マーケティング
「選択と集中」
皆さんも良くこの言葉を聞いた事があると思います。
経営の手法としては大変有用なビジネスモデルであると言えます。
例えば、PPM分析と言われる経営分析ツールがありますが、これは事業の成長度などを計る際に用います。
大きく分けて2つの視点があります。
それはお金を生んでいる事業は何か?
もう一つはお金を必要としている事業はどれか?
といった視点です。
そしてそれらを分析すると、4つのグループに集約していくのです。
① 問題児
② 花形
③ 金のなる木
④ 負け犬
という少し変わったネーミングも大変興味深い所です。
余談ですが、アメリカ人はこういうネーミングの付け方の妙が得意な印象を私は持っています。
さて、問題児から見て行きましょう。
問題児の特徴は、成長市場なのにシェアで他社に大きく負け越してる事と、お金を投下する事でもしかしたら大化けするかもしれないといった事です。
反対におおこけする事もあります。
大化けしたら、花形におおこけしたら負け犬になります。
次は、花形です。
文字通りスターです。その会社を代表する商品やサービスだったりします。
成長している市場でしっかりと収益を上げている事業ですから益々の資源投下が必要になって来ます。
なぜなら、ライバル企業も多数おり、そういった企業との争いに勝たなければならないからです。
次に、金のなる木ですが、これは花形だったものが、市場が成熟した為に大きな投資を必要としなくなったものと捉える事が出来ます。資源投下をしなくてもちゃんと利益を生み出し続けてくれる、例えば毎日気にかけなくても少しの水やりでしっかりと根を張って青々とした葉を備えている木という意味で金のなる木と表現されているのです。
最後に負け犬ですが、これは市場が成熟しており低いシェアにとどまっている状態です。シェアを拡大しようと資源投下をしても、市場が成熟しているために効果が出ずにシェアの獲得には至れないという事です。
そして表のとおり、縦軸に市場成長率と横軸に相対的市場シェアを置くのです。
※それぞれの軸の説明は今回は割愛します。
これらのPPM分析(プロダクト・ポートフォーリオ・マネジメント)は選択と集中を検討する際にはとても参考になる分析と言えます。
しかし、ここで皆さんに聞きます。
「この分析で足りない要素は何でしょうか?」
それは環境変化です。
60年ほど前の世界を見渡せば戦争や紛争による様々な影響で上振れや下振れがありました。
しかし現代では、それらのリスクだけでは無く、リスクやライバル企業の動向が多岐に渡っています。例えばライバルの設定ひとつで様々な業種が自社事業のライバルとなり得るのが現代です。
突然大資本を持って市場を急拡大させる要因を作る企業もあるでしょうし、エネルギー業界のように、脱炭素と言われる中で事業の在り方その物を見直さなければいけない産業もあります。
そのような中だからこそ、逆に選択と集中を考える事で、様々なアイデアを生み出す事にもつながるでしょうし、成熟業界であっても大きなイノベーションを生み出し、新たな成長業へと変化する事もあるかもしれませんね。
業界の常識にとらわれずに考える事が出来れば、競合他社の先を行く事が出来るのは今も昔も変わらないものなのでしょうね。

次回以降
・マーケティングミックスとは? 
・マーケティングに密接に関係があるものとは?

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成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣

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