ネーベルホルン杯2013、昨夜は男子フリーの途中で力尽きて寝てしまい アイスダンス・フリー(ジャッジスコア)を録画予約しておいてよかった。朝起きてネット等で結果を見ずに、まずキャシー&クリス・リード組を見た。
「Shogun」の曲で、裃と着物のイメージの衣装。クリスの衣装にはお母さんの実家の家紋が入っているそうな。ツイズルばっちり決まった!ステップもリフトものびのびやっている。切れのいい動きでミスなく最後まできたが、コレオグラフィックリフトでちょっとぐらついた。終わった瞬間、クリスが膝をついてすぐ立てない。相当痛かったんだ・・・
ここで1位になれば五輪出場枠が決まる・・・フリー78.56、合計126.97、暫定1位 やった~
直前の5分間練習中に、接触を避けようとして膝をまた痛めていたそうだ。終わった後のコメントで「もう死んでもいいと思った」。本当によく頑張った
五輪出場枠は、中国、トルコ、オーストラリア、日本、スペインとなった。録画はあとでゆっくり見よう。
ストリーミングを少し見ただけの男子フリー(ジャッジスコア)。織田信成は見事だった! 冒頭の4回転トウループ+3回転トウループから、2本のトリプルアクセル等全てのジャンプが完璧。織田選手というとファンが心配するのは“ザヤックルール”だけど、今回はまったくなし。後半のコンビネーションのセカンドを全て2回転にすれば、引っかかる心配はないのだ。
「ウィリアム・テル序曲」にのって溌剌と滑るコレオシークエンス、めっちゃいい。ISUパーソナルベストを大きく上回る175.64、合計262.98で2連覇を飾った。
シニアデビューのジェイソン・ブラウン(米)、ジュニア時代にあれほど苦労していたトリプルアクセルが、いまや加点付きで跳べるし、3回転ルッツ+1回転ループ+3回転サルコウなどは見栄えがする。美しいスケーティングやスピン姿勢は健在で、228.43の2位、GPシリーズが楽しみだ。
五輪出場枠では、イスラエル、ルーマニア、フィリピン、オーストラリア、ウクライナ、イタリアが獲得。マイケル・クリスチャン・マルティネス(フィリピン)、ヤコフ・ゴドロチャ(ウクライナ)、ブレンダン・ケリー(オーストラリア)等、若手が頑張った。キム・ルシーヌ(モナコ)、パヴェル・イグナテンコ(ベラルーシ)は届かず。フリー4位と健闘したルイス・マネッラ(ブラジル)はSPで出遅れてなければ、、、若いから次に期待しよう。
SP7位につけて、もしかして香港から初の五輪出場なるか?と思ったロナルド・ラムは、冒頭からジャンプで転倒が続いて計4回の転倒 昨季はU.S.インターナショナルで190点台を出していたが、今季はぶっつけ本番になってしまったのが原因かもしれない。世界選手権には出られるといいな
五輪出場枠争い以外では一番の話題だった、安藤美姫選手の復帰戦。SPは59.79の2位だったが、その女子フリー(ジャッジスコア)は・・・
「体力的には厳しい、後半は気力」と本人が言ってたので少し心配したけど、最後まで崩れることなく滑り切った。サルコウジャンプが2回転に。予定していたダブルアクセル+3回転トウループは挑めなかったが、ダブルアクセル+2回転ループ+2回転ループの3連続を後半に跳べた。スピンやステップではあまりレベルが取れなかったが、滑り全体に何か人生経験の全てが滲み出てくるようで、、、
フリーは103.07の4位で、合計162.86。見事2位 これが産後半年あまりとは、凄い・・・。招待選手の名に恥じない活躍で、招待した側も面目が立ったというものだ。
ミニマムポイント(最近メディアでは最低技術点と言われている)も、五輪の36点はもちろん世界選手権の46点もクリアした。
優勝は、やはりぶっちぎりでエレーナ・ラディオノワ(ロシア)。3回転ルッツ+3回転トウループ、3回転ループ+1回転ループ+3回転サルコウ、もうジャンプ構成が男子並みで、技術点65.82は男子の世界選手権にも出られるスコア でもダブルアクセルでコケちゃうあたり、まだ14歳のあどけなさ。演技構成点でも項目平均7.33と、成長著しい。NHK杯で見るのが楽しみ。
3位にはジュニアで実績のあるアシュリー・ケイン(米)。白い衣装で「アベ・マリア」がぴったり。4位に入ったヴェロニク・マレ(カナダ)は初めて見たけど、ケイトリン・オズモンドよりちょっと大人しいお嬢さんという感じ。ジュニアではあまり試合に出てなかったのかな? これからどんどん活躍しそう。
五輪出場枠は、オーストラリア、グルジア、ノルウェー、オーストリア、チェコ、ブラジルが獲得。グルジアのエレーネ・ゲデバニシビリはトリノ、バンクーバーに続いて3度目の五輪になる。オーストラリアのブルックリー・ハンが表情豊かに滑って喝采を受けていた。バイオグラフィによると曲はジェイ・チョウ(周杰倫)の「秘密」♪ ブラジルのイサドラ・ウィリアムズが、ミスが多かったのでキス&クライでちょっとめそめそ その時点で5番手に入って枠を獲得したんだけど、本人はわかってなかったみたい^^;
キーラ・コルピが欠場したフィンランドは、ユリア・トゥルッキラが枠を獲得できなかった。ソニア・ラフエンテ(スペイン)も遠く及ばず、、、勝負は厳しい。
ペア・フリー(ジャッジスコア)の最終グループは別次元のボロソジャル/トランコフに目が点 フリーだけで150点って一体・・・
そして地元の応援で気持ちよく乗ってるドイツ勢。実は2枠しかないドイツは、サフチェンコ/ゾルコビーに続く2番手がどのペアになるか、国内の争いが熾烈になりそうな気配。
五輪出場枠は、イギリス、ウクライナ、エストニア、イスラエルとなった。
ネーベルホルンの観客は、熱狂的ではないがよくわかっていて温かい感じだった。出来のいいエレメンツには自然に拍手が起こるし、転倒した後に励ます拍手もある。伝統ある大会の品があった。
次に日本でテレビ放送があるのはまた4年後?! 来年もまた見たい。
ネーベルホルン杯2013は2日目。男子SPでは織田信成が87.34で余裕の1位。4回転もトリプルアクセも、猫のようなスムーズな着氷で、「コットンクラブ」のコミカルな振付もはまっている。今季は序盤から好調な織田選手
今日の2種目目がペアのフリー。いろいろな意味ではらはらドキドキ
サッカー選手から転身のマンスズ選手(トルコ)、さすがに38歳にフリー4分半は長かったか。リフトで挙げきれなかったり、スピンの入りで転倒して回れなかったり、体力的に厳しいのが表情から見える。それでも最後まで滑り切った。玩具のサッカーボールが投げ込まれ、軽くヘディングして見せた。
ダヴィドヴィッチ/クラスノポルスキ(イスラエル)が、ほとんどミスがないクリーンな演技で93.03を出し、合計133.86と高得点。このあたりのスコアが高橋/木原組に最低限必要になりそう。
パリアコヴァ/ボチコフ(ベラルーシ)が、逆回転リフトを連発して元気な演技。
パク・ソヒャン/ソン・ナムイ(北朝鮮)が、ミスが目立ってしまった昨日とはうって変わってなかなか見事なフリー。スピードがあるし、ペアの基礎的な技術が確かなところを見せて、難しいポジションのリフトやスロージャンプをきれいに決める。中国あたりで修行したコーチがついてる感じ。どうしても表情が固いのは文化もあるかな・・・
(実況アナが相変わらず「ソ・ヒャンパク、ナム・イソン」と、姓と名を反対に読んでしまう。テレ朝チャンネル2にメールしないとダメかしら)
クラトカ/クルスチンスキー(ポーランド)の、ビロードのような質感の真っ赤な衣装が印象的。スロージャンプが2回転にしてクリーンにという作戦? リフトはかなり難しいことをやっている。
ウスマンツェワ/タラン(ウクライナ)、3回転トウループ+3回転トウループのシークエンス(コンビネーションではない)を決めた。高さのあるトリプルツイストや、複雑なポジションのリフトがよかった。
ザビヤコ/ザボエフ(エストニア)、3回転トウループ+2回転トウループ+2回転トウループのコンビネーションを決め、全体にしっかりした流れの中で工夫を凝らしたリフトを決めていく。解説の若松詩子さんによると、イーグルなど男性の姿勢がきれいなのが良いそうな。デススパイラルで男性のピボット姿勢が取れなかったが、93.79、合計138.87。
ジーグラー/キーファー(オーストリア)、SPはわりとよかったけど、ジャンプの転倒などがあってあまり伸びず。
ここまでで1位のウクライナと2位のエストニアが、五輪出場枠獲得を決めている。
いよいよ第4グループ、高橋/木原組が登場 ケンプ/キング組はもう高得点を出すだろうから、この時点で3位のイスラエルの得点、133.86が目標になる。SPが49.42なので、フリーで84.45を出せば上回れる。
ケンプ・キング(英)はビートルズメドレー。コンビネーションジャンプで転倒があったが、全体に切れがよく、表情も豊か。途中「イマジン」が使われて、高橋/トランのSPで使ったのを思い出す。最後はガッツポーズの振付で、そのとおりのいい得点、
高橋/木原組、がんばれ~~~
コンビネーションジャンプで成美ちゃん転倒。スロージャンプにちょっと両足とか転倒とか、ロンバルディアのときより固い。きれいなスパイラルのコレオシークエンスで魅了してくれたけど、点数は伸ばせず。80.12、合計129.54、この時点で5位。
残念
しかし、五輪出場条件より厳しい、世界選手権出場の最低技術点をクリアしている2人。さいたまで行われる世界選手権2014で活躍を期待しよう。GPシリーズの出場も決まってるし。
(あとはキャシー&クリスが決めてくれれば、団体戦に出られる・・・お願い・・・)
残念がってて続くプロルス/ブロマルトは全然見てなかった さらにベストスコアを出した模様。
デービス/ブルーベイカー、ちゃんと上がらなかったリフトがあったが、後半はしっかり決めてきた。リンク上ではぽっちゃり見える2人だが、キス&クライではそうでもないのは、顔が小さいからか^^;
最終グループはまたあとで。
ネーベルホルン杯2013、アイスダンス・ショートダンス。これも日本は五輪出場枠がかかってるから、ドキドキ(高橋/木原組を見るハラハラとは違うけど^^;)
昨夜は録画しつつ、寝落ちしてしまい なぜか都合よくキャシー&クリスのところで起きた。優雅でのびやかな動きで全体的にはよかったんだけど、やっぱり今年の課題のフィンステップがめっちゃ難しそう・・・
ジャッジスコアを見ると、パターンダンスのレベル・キーポイント共にあまり取れず、ノンタッチのダイアゴナルステップもレベル1だったのはちょっと残念。48.41点の8位で、五輪出場枠争いの中では4番手。
トルコのアガフォノワ/ウチャル、中国の黄/鄭、オーストラリアのオブライエン/メリマンが50点台に乗せてきた。そして5番手がスロバキアのテスタ/ソリーで、リード組との差は0.11。実績のあるウルタド/ディアス(スペイン)がやや出遅れの46.68。
40点台に8組ひしめいてるので、5枠争いはとんでもない僅差で決まるかもしれない。優勝だの表彰台だのの争いはもうそっちのけ(笑)
フリーの滑走順は、リード組が第4グループの2番目。3番目以降に登場する五輪予選組がスペイン、オーストラリア、中国、トルコの4組。ということは、キャシー&クリスは演技が終わって首位に立ったら、五輪出場枠獲得が決定することになる。
アイスダンスのフリーが大会最後の種目なので、もしかすると、日本はペアが五輪出場枠をすでに獲得しているかもしれない。その場合、団体戦の出場資格は満たすから、キャシー&クリスは“自分たちが落としたら団体戦が…”というプレッシャーからは解放されて、自分たちのためにベストを尽くせる。
そうなってるといいけど、取らぬ狸の何とかで
もう男子SPが始まってる~
一晩経ったら記憶が曖昧なんだけど(笑) 印象に残ったところだけ。
ネーベルホルン杯2013、ペアSP。グループ3はウクライナのペアから。スロージャンプで転倒があったけど、けっこう技術点が出る。これはフリーも侮れない感じ。
高橋成美選手の前のパートナー、マーヴィン・トランはナターシャ・ピューリッチと組んで出場。マーヴィンはさすがの安定感で高得点をたたき出す。
スウェーデンのペアは、、、あんまり印象に残らず。
グループ4は、新婚のマイリン・ウェンデ/ダニエル・ウェンデ組から。もうしっとりラブラブで、さらっと61.00が出てしまう。五輪枠争いの筆頭・ケンプ/キング組(英)は、さすがに照準を合わせてきた。切れもいいし、細かいところまできっちり作ってある。レベルはBだけどツイストはトリプル。51.33のパーソナルベストで、枠取りの中ではトップ。
ベラルーシのペア、男性がなんかぽっちゃり^^; ヴァルトマン/ヴァン・クレーヴはロンバルディアよりもずっといい出来で、地元の大歓声。
グループ5、ポーランドのペアはジャンプが2回転だったけど、今はそれが精一杯みたい。
そしてとんでもないことが起こる・・・ボロソジャル/トランコフが、圧巻の「仮面舞踏会」で81.65・・・歴代最高点・・・
ツイストがトリプルでレベル4、ジャンプはサイドバイサイドもスローも3回転で完璧、リフトもスピンもデススパイラルもステップも全部レベル4で、GOEは全員が全てプラス。それは世界最高も出るというものだ。でも、こんなシーズン初めにこんな神業的な演技しちゃって、オリンピックまで取っておかなくていいいのかしら それとも、まだ進化させるのかしら 映像どうぞ。
その後に出たポーランドのペアはやりにくかったんじゃないかな、、、
最終滑走のプロルス/ブロマエルト組もドイツ。ロンバルディアにも出ていた、14歳と21歳の今季はジュニアにもシニアにも選手権は出られないペアだけど、めっちゃきれいでかなり上手い。ソチじゃなくて平昌で大活躍の予感。
今夜のフリーでどうなるか、またドキドキ
ネーベルホルン杯2013、ペアSP。高橋成美/木原龍一組は49.42 ロンバルディアトロフィーで出したスコアを上回った
サイドバイサイドジャンプの3回転サルコウ、成美ちゃんがちょっとぐらついたけど踏ん張った。ツイストはきれいな姿勢。リフトは前回より安定して見えた。スロー3回転サルコウは着氷が一瞬両足だったかも、でも高さも距離も十分。ステップは丁寧に、ペアスピンも滑らかに回れてたと思う。最後のポーズ、木原くんが若干よろけかかってるのを上手く誤魔化して(?!)終わった。
技術点も演技構成点も、ロンバルディアよりちょっとだけいい点が出た。エレメンツのレベルは高くなくても、一つ一つを美しく見せてるのがいいのかな。
最終グループの4組を残して6位につけている。これなら悪くない。
ああ、ほっとした~~~
<追記>
SP最終順位は8位。ジャッジスコアを見ると、ロンバルディアトロフィーのSPと基礎点が全く同じで、ロンバルディアよりもGOEのマイナスを少なくできた分が上乗せできている。
「緊張し過ぎて疲れてきたので 本番で開き直った」という木原選手は、「試合前に女の子がいると(シングルではありえないので)新鮮な感じ(笑)」。リンクに異性がいるのがカップル競技か、なるほど 「いつも通りの演技」に「75点」という成美ちゃんは、「きょうも明日もご飯をいっぱい食べて体力をつけて頑張りたい」腹が減っては、だよね
フリーは第4グループの2番滑走となった。同グループの1番滑走がケンプ/キング組(英)で、五輪出場枠を争う組の中では高橋/木原組が最後になる。これはかなり気が楽かも フリーで何点出せば4枠に入れるか、滑る前にわかってるのだ。
ロンバルディアと同じくらいのスコアが出せれば、いけるんじゃないかな 「五輪の枠取りのことは考えず 自分達の演技を」(木原選手談)、それがいい結果につながると信じよう
(でもペアで枠が取れたら、キャシー&クリス・リードがリラックスしてフリーを滑れるから、取れるといいな)
EUROSPORTからの映像貼っちゃいます。"fascinating"って言われてるのが嬉しい
ソチ五輪出場枠獲得を賭けたネーベルホルン杯、始まってます
女子SPの安藤美姫選手が、59.79というスコアでカムバックを飾った。ミニマムポイントは五輪はもちろん世界選手権の26点もクリア。まずは大きなミスなく滑り切れて何より 女子SPについてはまた後で。
ペアSPの第1グループ。
第1滑走は“4年に一度”の北朝鮮ペア、パク/ソン組。ツイストもスローも高さがあるが、ジャンプで2回の転倒が惜しい。それでも技術点が27.36出てるから、各エレメンツのレベルが高いんだと思う。
(実況アナが「ソ、ナム」と読んでいたが、それは下の名前の一字目のはず。フィギュアスケート界では開催国・選手の出身国に関わらず、名・姓の順で姓を全部大文字で書く習慣なんだけど、誰か教えてあげて~)
グリゴリエワ/マエスツ(スペイン)も転倒2回、ちょっと重たい感じ。ロンバルディアトロフィーの演技のほうがまだよかったのかな。33.74。
日韓ワールドカップ3位トルコ代表だった、イルハン・マンスズがついに登場 スケート経験がなかった人が、2回転ジャンプもリフトも、ツイストもデススパイラルもこなしてる これは凄いかも、、、
第2グループはアメリカのデービス/ブルベカーから。さすがに上手いけど女子が少し重たそう 54.04と首位に立つ。
ザビヤコ/ザボエフ(エストニア)、緊張してる感じ。でも45.08でミニマムポイントもクリア、まあまあなんだろう。
ダビドヴィッチ/クラスノポルスキ(イスラエル)、技術的には高いんじゃないかと思ってたけど、デススパイラルで転倒したり、やはり緊張が半端ないんだろう 40.83と出遅れ。
ロンバルディアにエントリーしてたけど棄権したジーグラー/キーファー(オーストリア)。一つ一つパワフルに決めていくスポーティーなプログラム。ノーミスで終えて本人たちも大満足、45.69。
いよいよ第3グループに高橋/木原組が登場する。ドキドキ
所属レーベルのオフィシャルアカウントが、YouTubeにアップしているのを、香港ファンがさっそくfacebookで知らせてくれていた。
新曲広東語嬉しい
リリースされたばかりで、ミュージックビデオはまだ制作されてないようだ。
作曲が伍樂城、作詞が林若寧。含蓄のあるストーリーの歌を、あまり大げさにしないでさらっと歌うところが、最近の蘇永康らしい。
何度か聴いてからあらためてまた。
暑さ寒さも彼岸まで。秋の彼岸も今日まで。
長男と墓参りに行ったら、こんなカエルが我が家のお墓に陣取っていた。ほとんど真っ白なのはなぜだろう。
「だんだん周りの色に近づくんじゃないの?」と長男。灰色っぽい墓石の色がうつったのか・・・
人が掃除してても、じっとして動かず、まるで置物のよう。よく見ると喉元が動くので、生きてることはわかる(笑)
長男がうまいこと手のひらに乗せてしまった。さすがにヤバいと思ったのか、逃げようとする。地面に下ろすと、墓の区切りの壁をよじ登っていく。。。そんなに我が家のお墓が気に入ってるのかしら
壁がうまく登れなくて、階段を一段ずつジャンプ。長男が後ろから手を出すと、追いかけられたと思って頑張って跳んでるらしい。お気に入りの場所(?!)まで戻ったあと、ふと気がついたらどこかへ消えていた。
・・・もしかして、この子は1年前のこの子では
そうかもしれないし、違うかもしれない。親子だったりして。
卒塔婆に止まる蜻蛉もいて、すっかり秋の気配。
墓参りのハシゴにつきあってくれた長男の希望で、和菓子を買って帰った。
アイスダンスとペアで、日本がソチ五輪出場枠獲得を目指すネーベルホルン杯だが、女子にビッグネームが登場することになった
安藤美姫選手が、招待選手として出場するというニュース。招待状が日本スケート連盟に届き、安藤選手に連絡。強化選手に復帰できるかが焦点の関東ブロック大会・東日本選手権を控えているので断ることも考えたが、最終的に出場を決めたということだ。
フィギュアスケートに「招待選手」というシステムがあるとは、初めて知った。考えてみれば、テニスの四大大会(ワイルドカード)や陸上・マラソンなどでは普通のことだから、フィギュアスケートにあっても不思議ではない。
大会主催者としては、ある程度有名で実力のある選手がエントリーしてくれないと盛り上がらないし、入場者も増えない。地方都市だと、一流選手の演技を直接見る機会も貴重だ。実はみんなの知らないところで、このシステムは活用されてきたのかな?
記事によると、安藤選手は強化選手に指定されることを目標に国内大会にエントリーすると同時に、ISUの招待枠で国際大会に出場する道も模索していたようだ。ネーベルホルン杯もその一つだったのか。
大会側としては、キーラ・コルピ選手(フィンランド)が出場をとりやめたので、その分を招待に回したということらしい。女子シングルではおそらく史上初の、出産後のカムバックを応援してくれてる感じで嬉しい
連盟は、当初自費での参加も認めない方針だったとか(記事)。国際大会に自費で出場することを認めてしまうと、家庭の経済状態によって差がついて不公平になるからダメ、というのが原則としてあるんだろう。(ノービスやジュニアの、そもそも選手一人では行かせない時期の自費参加は、若干認められているらしいが。)
しかし、大会側からの招待とあれば、勝手に断るわけにもいかず そもそも、ISUの基準に照らせばグランプリシリーズにアサインされる資格も一応ある(2大会に優先してアサインされる選手を全員振り分けた後に選ばれる選手のリストに入る)らしいし、、、
いずれにしても、ここでチャンスが与えられるのは大きい。五輪、できれば世界選手権のミニマムポイント(最低技術点)をクリアできると最高なんだけど。まずは今できることを、しっかり試合で見せてほしい
“放送権を持つテレビ局の意向”もあったという話だが
CSテレ朝チャンネル2で生放送される予定。安藤選手の出場が決まる前はペアとアイスダンスだけだったのが、女子フリーも生中継されることになった。
五輪出場枠を賭ける戦いだからEUROSPORTもしっかり中継するが、なにぶん出場者数が多いので、どの種目も全員ではなく後半だけの模様。SP/SDは滑走順がどうなるかわからないから、前半に入ったら生では見られない。。。やっぱり契約するか。。。
9月24日が蘇永康(ウィリアム・ソー)のお誕生日だった~~~
1日遅れちゃったけど、お誕生日おめでとう
Big 4のコンサートツアーも一段落して、このところはメモリアルコンサートやボランティア活動に忙しい康仔。ファンとしては元気に活躍してるのが何より
ところで46歳なんだけど、結婚はしないの? 「実はもうすぐ」なんて暴露されたりしてるけど
・・・いえ、どっちでもいいです(笑)
また近いうちに、貴方の歌を聴きに行けたらいいな
前にプレビューを書いた後、いろいろ新しい情報も入ってきたので、書き直し^^; 現時点でのエントリーはこちら。
移籍手続き中らしかったルーマニアのペアは、結局エントリーを取り消した模様で、13組がソチ五輪を目指す。ウクライナはラフレンティナ/ルディク組からウスマンチェワ/タラン組に変更されている。
ロンバルディアトロフィーの高橋/木原組の成績を含めて、ここ1年(古くても2012年1月以降)に出した得点を比較してみた。古すぎると現在とエレメンツの配点が違っててあまり参考にならないので ISU主催以外の大会で実は高得点を出している場合もあるから、B級大会の得点もチェック。
実際に出場するペアで、何らかの情報があったのは10組。あとの3組はパートナー変更前のしかなかったり、おそらく一度も大会に出場してなかったりで見つからず。
まずは総合得点。
Narumi TAKAHASHI / Ryuichi KIHARA | 日本 | 138.03 | ロンバルディアトロフィー7位 | |
Stacey KEMP / David KING | イギリス | 133.56 | 世界選手権15位 | |
Andrea DAVIDOVICH / Evgeni KRASNOPOLSKI | イスラエル | 133.07 | U.S.クラシック6位 | |
Natalja ZABIJAKO / Alexandr ZABOEV | エストニア | 131.20 | Liberty Summer Competition1位 | |
Elizaveta USMANTSEVA / Roman TALAN | ウクライナ | 121.88 | クープ・ド・プランタン1位 | |
Elizabeta MAKAROVA / Leri KENCHADZE | ブルガリア | 119.56 | ネスレ杯1位 | |
Magdalena KLATKA / Radoslaw CHRUSCINSKI | ポーランド | 118.48 | (2012)世界ジュニア選手権13位 | |
Ronja ROLL / Gustav FORSGREN | スウェーデン | 113.65 | (2012)ババリアンオープン4位 | |
Maria PALIAKOVA / Nikita BOCHKOV | ベラルーシ | 108.17 | ネスレ杯2位 | |
Veronica GRIGORIEVA / Aritz MAESTU | スペイン | 100.33 | ロンバルディアトロフィー9位 |
* アメリカ国内の地方大会
なんと、高橋/木原組が一番上に ケンプ/キング組のパーソナルベストは139.94だが、なにぶんバンクーバー五輪のときの数字なので^^;
4番目までに入ればいいわけだから、ちょっと気が楽(笑)
次はSP技術点の順に並べてみた。大会名と順位はSPの順位。ミニマムポイントをクリアしているスコアには、W=世界選手権24.00 O=オリンピック20.00 の印。
TES | PCS | 減点 | ||||||
Stacey KEMP / David KING | イギリス | 48.60 | 27.29 | W | 21.31 | 世界選手権14位 | ||
Narumi TAKAHASHI / Ryuichi KIHARA | 日本 | 47.98 | 26.26 | W | 21.72 | ロンバルディアトロフィー7位 | ||
Andrea DAVIDOVICH / Evgeni KRASNOPOLSKI | イスラエル | 43.70 | 25.24 | W | 18.46 | Liberty Summer Competition1位* | ||
Magdalena KLATKA / Radoslaw CHRUSCINSKI | ポーランド | 41.42 | 24.44 | 16.98 | (2012)世界ジュニア選手権13位 | |||
Elizabeta MAKAROVA / Leri KENCHADZE | ブルガリア | 43.73 | 24.33 | W | 19.40 | 欧州選手権13位 | ||
Natalja ZABIJAKO / Alexandr ZABOEV | エストニア | 42.07 | 24.22 | 17.85 | Liberty Summer Competition1位* | |||
Maria PALIAKOVA / Nikita BOCHKOV | ベラルーシ | 38.65 | 22.13 | O | 17.52 | 1 | ネスレ杯2位 | |
Elizaveta USMANTSEVA / Roman TALAN | ウクライナ | 39.35 | 22.10 | O | 17.25 | クープ・ド・プランタン1位 | ||
Ronja ROLL / Gustav FORSGREN | スウェーデン | 38.09 | 20.03 | 19.06 | 1 | (2012)ババリアンオープン4位 | ||
Veronica GRIGORIEVA / Aritz MAESTU | スペイン | 34.93 | 18.47 | 17.46 | 1 | ロンバルディアトロフィー9位 |
やはり、世界選手権のミニマムポイントをクリアするくらいのレベルでないと厳しそう。SPではあまり差がつかないので、24点以上出せるようならほぼ互角の感じ。
フリーの技術点では差がつくかな? 大会名と順位はフリーの順位。ミニマムポイントは、W=41.00 O=オリンピック36.00。
TES | PCS | 減点 | ||||||
Natalja ZABIJAKO / Alexandr ZABOEV | エストニア | 89.13 | 51.21 | 37.92 | 1 | Liberty Summer Competition1位* | ||
Andrea DAVIDOVICH / Evgeni KRASNOPOLSKI | イスラエル | 89.37 | 49.91 | W | 39.46 | U.S.クラシック6位 | ||
Narumi TAKAHASHI / Ryuichi KIHARA | 日本 | 90.05 | 47.45 | W | 43.60 | 1 | ロンバルディアトロフィー7位 | |
Elizaveta USMANTSEVA / Roman TALAN | ウクライナ | 82.53 | 47.10 | W | 36.43 | 1 | クープ・ド・プランタン1位 | |
Stacey KEMP / David KING | イギリス | 86.12 | 44.77 | W | 42.4 | 1 | 欧州選手権11位 | |
Elizabeta MAKAROVA / Leri KENCHADZE | ブルガリア | 78.81 | 43.06 | W | 36.75 | 1 | 欧州選手権12位 | |
Magdalena KLATKA / Radoslaw CHRUSCINSKI | ポーランド | 77.06 | 41.87 | 35.19 | (2012)世界ジュニア選手権13位 | |||
Maria PALIAKOVA / Nikita BOCHKOV | ベラルーシ | 73.07 | 40.37 | O | 33.70 | 1 | クープ・ド・プランタン2位 | |
Ronja ROLL / Gustav FORSGREN | スウェーデン | 75.56 | 38.57 | 37.99 | 1 | (2012)ババリアンオープン4位 | ||
Veronica GRIGORIEVA / Aritz MAESTU | スペイン | 65.40 | 32.40 | 34.00 | 1 | ロンバルディアトロフィー8位 |
国内大会だけど50点台を出しているザビヤコ/ザボエフ組は、侮れない! ダヴィドヴィッチ/クラスノポルスキ組も好調なら点を伸ばしてくるかも。ウスマンチェワ/タラン組も、高橋/木原組とほぼ同じ技術レベルがあると見ていい。
ロンバルディアトロフィーで、PCSがけっこう高かった高橋/木原組だが、ネーベルホルン杯でも同じくらい出せたら心強いんだけど。とはいえ、チャンスが十分あることがよくわかった。
なんか楽しみで不眠症になりそう
フィギュアスケート・ロンバルディアトロフィーのペアで、高橋成美/木原龍一組が138.03点で7位となった。これは初戦としてはかなりいい出来
SPで47.98を出し、技術点26.26とオリンピック・世界選手権のミニマムポイントをクリアしていたが、フリーでも7位90.05、技術点47.45でこれもミニマムポイントをクリア オリンピックが36点、世界選手権が41点だから、余裕?!(ジャッジスコア)
ストリーミングでドキドキしながら見てたが、ところどころ途切れて見えず、拍手で「ジャンプ決まったのかな?」と思ったり その映像はこちら。
会場内撮影はこちら↓
フリーの曲は「レ・ミゼラブル」。ホルターネック(首の後ろで止めて喉元は隠れる)で両肩を出すデザインの衣装が多い成美ちゃんだが、今回は襟元を広めに開けた普通のラウンドネックで、フリルの半袖、コゼットの雰囲気が出てる。木原くんの衣装は水色の学生っぽい前ボタン、これはマリウスのイメージかな。
ソロジャンプで転倒することが多い成美ちゃんを心配したけど、冒頭のコンビネーションを下りる。セカンドが1回転になってしまったけど^^; ツイストはダブル、これは現時点では十分。7月のショーで見た時はリフトが両手だったが、今回は片手を離してそのままきれいに下ろせている。
稼ぐ予定だったはずの3回転サルコウで木原選手が転倒(終わってから成美ちゃんに謝っていた)、でもスロージャンプがループ、サルコウと後半にきれいに決まる。サイドバイサイドのスピンもまあまあ合わせて、デススパイラルもきれいな軌道。手の持ち替えなどでレベルを稼ぐのは今後の課題ってことで。
スローやリフトより、もしかしたら難しいかもしれないペアスピンも、安定してきれいなポジション。スピンからそのまま抱き上げてのフィニッシュが素敵
はっきり言って、まだたいしたことはやってない。エレメンツ一つ一つを丁寧にこなすのが精いっぱいで、リフトの入りや出方に難しい動きがあるとか、凝った振付があるとかではない。レベルも1とか2がやっとで、レベル4が取れたのはスピンだけ。それでも、基本をきっちりおさえて積み上げていくと、それなりの点数になるのだ。出場9ペア中、フリーの技術点は4番目だった。
(逆にリフトやデススパイラルで高いレベルが取れても、ジャンプが2回転になったりコンビネーションにならないと、てきめんに点数に響く。デラ・モニカ/グアリゼ組やヴァルトマン/ヴァン・クレーヴェ組などベテランが今回そのパターンになってしまったようだ。)
やはり上位陣と差がついてしまったのは演技構成点。しかし、想定よりは出ていたんじゃないだろうか。43.60、項目平均5.45はデビューとしては悪くない。項目間に大きな差がないのもいい。
佐藤有香&ジェイソン・ダンジェンコーチの指導で、まずスケーティング自体がきれい。元々成美ちゃんは前のコーチたちにアイスダンスのようなきれいなステップを叩きこまれていたし、木原くんもわりと表現力を評価されてらしいから、2人の長所をうまく伸ばしている感じがする。
それにしてもペアに転向してわずか7ヶ月かそこらの木原選手、よくここまでできるようになった・・・偉い・・・
あとは少しずつレベルアップしていくだけ! いずれ成美ちゃんの得意なスプリットポジションのリフトとか、できるようになってね
「ジャンプでこけた以外は大きなミスがなくてよかった」という木原くん(朝日)、ミニマムポイントをクリアして「これで心配事が一つ減った」と喜ぶ成美ちゃん、来週はいよいよネーベルホルン杯で、ソチ五輪出場枠獲得を目指す。「この出来ならチャンスは十分」とダンジェン・コーチも言ってるし(共同)、自信を持って挑戦しておくれ
昼間はまだ暑い秋の彼岸、ウィンタースポーツのフィギュアスケートは、とっくにシーズンイン
ジュニアグランプリシリーズはもう7大会のうち4大会が終わっている。日本勢の活躍をレポしたいところだけど、後回し。
国際B級大会のひとつ、ロンバルディア・トロフィーで、ペアの高橋成美/木原龍一組が国際大会にデビューする 来週のネーベルホルン杯で、ソチ五輪出場枠獲得を目指しているが、その前に大会に出て感触を確かめるのはいい作戦だ。
なんとこの大会、Live Streamingで観戦できる。このあと、高橋・木原組が登場! 演技のあとでまた。
<追記>
ショートプログラム、高橋/木原組は47.98。技術点26.26、演技構成点21.72。9組中7位につけた。(ジャッジスコア)
柔らかなクラシックの曲で、優しい雰囲気が今の2人によく合っている。Biographyによると、曲は「サムソンとデリラ」。安藤美姫やアシュレイ・ワグナーなどが使った有名な「バッカナール」ではない。
ソチ五輪のミニマムポイント(Minimum Total Technical Scores)が20.00、世界選手権は24.00なので、ここでもうSPに関しては両方ともクリアしたことになる。よしよし
確実にエレメンツをこなそうという感じで、少し固さやぎこちなさはあったけれど、ソロジャンプの3回転サルコウ、スロー3回転サルコウ、とにかくコケずに立ったし、ツイストもリフトも丁寧に決めていた。PCSの項目平均が5.43というのは嬉しい。
一度ジャッジの前でしっかり滑れたことで、フリーはもっと自信を持って臨めると思う。「レ・ミゼラブル」楽しみ
地元イタリアのステファニア・ベルトン/オンドレイ・ホタレック組が67.89と高得点。ベルトンは明らかに絞れてる体つきで、本気モードが感じられた。
2位につけたドイツのペアが、女性が14歳で男性が21歳。今季はジュニアにはもう出られず、シニアは選手権に出られない(グランプリシリーズとB級大会はOK)という微妙な年齢差 ソチの次の平昌に一番いい年齢かな。
ネーベルホルン杯でソチ五輪出場枠を争う予定のMiriam ZIEGLER / Severin KIEFER組(オーストリア)が棄権。今大会でどのくらいの力なのか見たかったんだけど。
同じくネーベルホルン杯エントリーのVeronica GRIGORIEVA / Aritz MAESTU組(スペイン)は34.93。エレメンツの安定度や表現力で、このペアには勝てそう
Live Streamingはジュニア以上を放送していた。時間帯によって若干途切れたりしたが、Liveで見られるのはありがたい。
それにしても、なんだか会場の音響関係が不調というか適当というか^^; 音楽が終わった直後、次の滑走者の音楽が続いて流れてしまうことが何度もあった。すぐ止まればいいけど、延々と流れてしまうこともあって興ざめ。計時の係が混乱しなかったかな?
アナウンスのマイクもときどき不具合があって、選手名のコールがちゃんと最後まで聞こえなかったり、得点の発表が途切れ途切れだったりした。もう最終日なんだから、ちゃんと直ってますように(笑)
<追記2>
高橋/木原組の会場内撮影の映像があったので貼っちゃいます
相模大野のインドネシア料理レストランで、ビーフンゴレン。
あっさりしてて美味しい(^^)d
サラダとスープとおかわり自由のドリンクとデザートのアイスクリーム付きで、890円。お得♪
<追記>
お店の名前は南風Nanpu。バリ島スタイル居酒屋だそうで タイガービールだのシンハービールだのがメニューにあった。
ミーゴレン、ナシゴレンも美味しそう。グリーンカレーを味見させてもらったら、旨みの深い味でそれほど辛くなくて、私でも大丈夫そう。次回に挑戦してみよう。