Thank you for the music

好きな音楽のこと、あれこれ。その他諸々もあり。

「KENJIの部屋」に須本光希

2018年10月30日 23時44分30秒 | テレビ

 なんか、独特の子
 レギュラー放送に戻ったJ SPORTS 4「フィギュアスケーターのオアシス♪KENJIの部屋」、今週と来週は須本光希くん。昨季全日本ジュニア優勝、ジュニアグランプリファイナルで銅メダル。世界ジュニアでは9位だった。
 今季もジュニアが中心だが、アジアンオープントロフィーでシニア国際大会デビューも果たしている。ジュニアグランプリシリーズ、今季は2位と5位だった。今、練習リンクがなくて、平日は一般営業、土日は関西から中京大学へ通っているそうで、ちょっと大変だ。
 羽生結弦のファンと公言しているが、自身のファンから羽生結弦グッズをもらったりするようになり、それをテレビで見せたら「ガチオタ」にされてしまったとか。「羽生選手のどこが好きなの?」ときかれて「全部」なんて答えてる それは「ガチオタ」の答え方そのものだよ~
 優勝した全日本ジュニアで、パンツの裾を靴に留めている紐がはずれ、ぶらぶらした状態に。スピンしながら直そうとしたが失敗、最終的にそのまま滑り切った。賢二さんも見ていて「はらはらした」とか。後で大会レフェリーが演技を止めさせるための笛を手にしていたという話もあったそうで、ぎりぎりのところだったらしい。
 質問コーナーで「好きな女性のタイプは?」に「話が合う人。正確に裏表がない人。自分があまりしゃべらないから、明るい人」と堅実な答え。「見た目は?」「可愛いほうがいいけど、性格が一番」いい彼女ができそうな、できたら大事にしそうなタイプ
 話しながら時々首を傾げたりする仕草が、なんか可愛い。突飛というほど変わったことは言わないが、そこがポイントか!と思うような視点がある。三宅星南と曲がかぶったら、星南くんの曲かけ練習でも、自分のプログラムのタイミングでジャンプの練習するあたり、わりと大らか
 今週の前編再放送は、31日(水)20:00、11月1日(木)22:00、2日(金)10:00、そして4日(日)は無料放送で23:00から。契約してない方も見てみるチャンス
 今季、日本のジュニア男子は新興勢力が台頭してきている。ジュニアグランプリファイナル進出を決めた島田高志郎、リトアニア大会3位の木科雄登、アルメニア大会2位の鍵山雄真、JGP派遣がなかった佐藤駿は東日本ジュニア2位。世界ジュニア2枠、誰が出ることになるのか。まずは全日本ジュニアがどんな戦いになるか、わくわく

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電車が止まると

2018年10月29日 23時25分02秒 | Weblog

 止まった場所によっては、歩くしかなくなる
 今朝、都営新宿線が保安検査のため遅れているということで、京王線もノロノロ運転。どうしたものかと思っていたが、笹塚に着いたら本八幡行きが停車していたので、とりあえず乗り換える。遅れていても動いているなら、普段と違うルートで遠回りするよりは確実かと思ったので、、、
 ダメだった 初台で延々と停車した挙句「運転を見合わせます」。どうする???
 笹塚に戻って、京王線新宿へ出ようかと思ったが、こちらも長時間の停車中らしく「出発のご案内がいつになるかわかりません」とアナウンス。ええ~~~~~
 改札に戻ってみると、皆さんぞろぞろと出ていく。歩くしかないと決めたようだ。まあ、一駅だし、、、私も流れに乗って歩き出す。
 どのくらいの距離かわからなかったが、けっこうかかった。25分くらいか? なかなか見えてこなくて、さすがに方向は間違ってないだろうけど、焦れた。ルミネが目に入ったときの喜び
 中央線各駅停車で飯田橋から東西線に乗った。ぎりぎり、授業には間に合った

 後から考えると、京王線がノロノロ運転していた時点で、京王線新宿へ出るべきだった。丸の内線に乗り換えたりするのが面倒だな~と思っちゃったんだけど、多少高くてもよければJR乗り換えなら楽だった。丸の内線からでも、赤坂見附で銀座線に乗り換えればさらに早く着けたかも。なんなら大江戸線で門前仲町という手もあった。
 多少遠回りでも、着実に目的地に向かって進んでいくほうがいい 今日の教訓

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GPスケートカナダ2018女子フリー

2018年10月28日 12時41分34秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・グランプリシリーズ2018第2戦スケートカナダ女子フリージャッジスコア)。

<G1>
ダリア・パネンコワ(ロシア) SP:51.41(11) FS:117.13(6) 合計:168.54(9)
 「You're Not From Here」ララ・ファビアン🎵 グレーとブルー。よく跳んだ! ダブルアクセルに始まり、ルッツ・トウ3-3はどちらも両手上げで2回 フリップ・トウ・ループ3-2-2も下りた。3回転ループも両手上げで。
 昨季までジュニアだったので、まだ表現がすごいというわけではないが、オールラウンドに力がありそう。

松田悠良  SP:53.35(10) FS:104.24(10) 合計:157.59(11)
 「The Seasons」♪ 紫系。昨夜の放送で、右足を痛めていてルッツとフリップは跳べない状態だと伝えられていた。実際、今日もルッツとフリップはなし。それでも、ループ・トウ3-2、ダブルアクセル+オイラー+2回転サルコウ、単独の3回転トウループなど、丁寧に一つずつ跳んだ。
 最初から最後まで流れを止めることなく、柔らかで上品な雰囲気を保つ。こんな演技もあっていい。

アレイン・シャルトラン(カナダ) SP:60.47(8) FS:111.70(8) 合計:172.17(8)
 「サンセット大通り」♪ 紫。地元の声援を受けて、ルッツ・トウ3-3を下りると力のこもったジャンプを次々決める。ダブルアクセル+オイラー+3回転サルコウはちょっとふらついた。
 ステップ中のちょっとした間の取り方、大きなスパイラルのコレオ、すっかり大人の女性らしい。得点は速報より下がって、、、回転不足3つとフリップのエッジエラー。修正できればいいプログラムになりそう。

アリシア・ピノー(カナダ) SP:59.02(9) FS:99.27(11) 合計:158.29(10)
 「Women」♪ 赤。こちらも地元カナダの若手。3回転ルッツ、ダブルアクセル+2回転トウループ、サルコウ・トウ・ループ3-2-2などを下りてきた。初めてのグランプリシリーズ、ベストまであと少しだったか。

エフゲニア・メドベージェワ(ロシア) SP:60.83(7) FS:137.08(1) 合計:197.91(3)
 「Mumuki」「Sur Regresso Al Amor」「Libertango」アストル・ピアソラ🎵 黒にピンクを少し。完璧なルッツ・トウ・ループ3-3-2に始まり、美しい流れのダブルアクセル、フリップ・トウ3-3、どのジャンプも見事。タンゴとシンクロするスピード感がスリリング。
 要素が振付に溶け込み、つなぎの動きが豊か。自信に満ちた表情に女王の復活を感じた。ただ速報より技術点は下がり、ルッツのエッジエラーにループの回転不足、コンビネーションスピン2つともV(基本姿勢が2つしかない)判定。逆にこれさえ修正すれば敵なしか。

<G2>
エリザベット・トゥルシンバエワ(カザフスタン) SP:61.19(6) FS:124.52(5) 合計:185.71(5)
 「ブエノスアイレスの秋」アストル・ピアソラ🎵 赤、髪にも赤いリボン。両手上げ3回転ルッツは転倒したが、次のフリップを両手上げで決めると落ち着いた。サルコウ・トウ3-3、ダブルアクセル+3回転トウループ、サルコウ・トウ・トウ3-2-2とコンビネーションを全て後半に。
 足を跳ね上げるような振付が可愛らしく、またタンゴらしい。ピアソラを使う人は多いが、この曲を使う人はあまりいないので、個性になっている。

スター・アンドリュース(アメリカ) SP:64.77(4) FS:109.95(9) 合計:174.72(7)
 「Africa Tribal Xotica」「Desert Spirit」「Under African Skies」「Tribal Gathering」「Minus One」♪ 紫系のつなぎ。冒頭の3回転ルッツで手をつき、フリップは転倒。ダブルアクセル+3回転トウループ+2回転トウループ(両手上げ)等を下りるが、ちょっと回転不足が多い。レイバックスピンの回転が速い。
 エキゾチックな曲で、体を伸びやかに使って滑る。個性にあったプログラム。

マライア・ベル(アメリカ) SP:63.35(5) FS:126.90(4) 合計:190.25(4)
 「The Piano」「Experience」♪ グレー。最初からジャンプのキレがよく、フリップは高いGOEをもらう。ルッツ・トウ・ループ3-2-2が後半に。最後のルッツで転倒したのは惜しかった。
 昨季までとは少し違う、内面から滲み出る感じの表現がいい。

樋口新葉 SP:66.51(2) FS:114.78(7) 合計:181.29(6)
 ヴィヴァルディ「四季」♪ ゴールドにグルーと赤。冒頭のサルコウが2回転になったが、ルッツ・トウ3-3はしっかり。ステップアウトや両足着氷があって完璧とはいかなかったが、終盤に3ダブルアクセル+2回転トウループ+2回転ループを決める根性を見せる。
 細かい音に合わせて駆け出すような振付など、滑り込んでいけばいいプログラムになりそう。

エリザヴェータ・トゥクタミシェワ(ロシア) SP:74.21(1) FS:129.10(3) 合計:203.32(1)
 「You Don't Love Me」「Petie Fleur」「Cat Groove」♪ 黒系。トリプルアクセル転倒、ルッツ・トウ3-2決めて単独ルッツは余裕。終盤にダブルアクセル+2回転トウループ+2回転ループ、転倒以外にマイナスGOEはなし。ステップは妖艶に、クリムキンイーグルで観客を煽るコレオ。
 元女王、復活を完全なものにした。

山下真瑚 SP:66.30(3) FS:136.76(2) 合計:203.06(2)
 プッチーニ「蝶々夫人」♪ 青。冒頭のルッツ・トウ・トウ3-3-2からジャンプが絶好調 ダブルアクセルからイーグルの流れがきれいで、後半にもルッツ・トウ3-3。ゆったりと大きな滑りのコレオ、次第に速度を上げていくステップは蝶々夫人の逸る心を表すよう。
 昨季から持ちこしのプログラムだけあって、よく滑り込んで完全に自分のものにしている。大会の最後を飾るに相応しい素晴らしい演技に、観客はスタンディングオーベーションで称えた
 技術点は断トツで、演技構成点もメドヴェージェワに次いで2番目。世界ジュニアでもそうだったが、やる気が空回りせずに、その時できることをきっちりできるのが、最大の強み

 結果、優勝はトゥクタミシェワ。グランプリシリーズ優勝は2014年の中国杯およびグランプリファイナル以来だが、今季はロンバルディア、フィンランディアと優勝していて負けなしの3連勝 僅差の2位に山下真瑚 3回転ループの回転不足がなければ優勝だった 3位メドヴェージェワはファイナル進出に可能性を残した。
 4位マライア・ベル、5位トゥルシンバエワ、樋口が6位、松田が11位だった。
 2日間で一気に競技が行われたので、見るほうは忙しく カップル競技まで手が回らなかった。来週までに見られるかな

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GPスケートカナダ2018男子フリー

2018年10月28日 07時33分45秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・グランプリシリーズ2018第2戦スケートカナダ男子フリージャッジスコア)。何が起こるかわからないフリー、順位が大きく変動するか・・・?

<G1>
ジェイソン・ブラウン(アメリカ) SP:76.46(11) FS:158.51(6) 合計:234.97(6)
 「Old Friends」「Bookends」「A Hazy Shade of Winter」サイモン&ガーファンクル♪ 黒にブルーのライン。冒頭のサルコウは4回転の予定だった?2回転になってしまった。しかしトリプルアクセル+3回転トウループ、ダブルアクセル+2回転トウループ+2回転ループ、フリップ・トウ(回転不足)3-3、3回転ルッツやループなど、ほかのジャンプはほぼ完璧。
 足を高く持ち上げた美しい姿勢のキャメルスピン、鮮やかなバレエジャンプ。レベル4のステップに高いGOE評価もついて、彼らしさは全て出せた。満足そう

ケヴィン・エイモズ(フランス) SP:78.83(10) FS:151.26(7) 合計:230.09(7)
 「In This Shirt」♪ 生成りからグレー。片手をついてぐるっと回る振付からスタート。4回転トウループ、トリプルアクセル+2回転トウループ、ルッツ・オイラー・サルコウ3-1-3などジャンプが安定している。単独のトリプルアクセルで乱れた以外はミスがなかった。
 足を大きく広げて片手を後ろにつくイナバウアー、彼の個性がよく表現されている。

ロマン・サドフスキー(カナダ) SP:67.72(12) FS:142.88(8) 合計:210.60(12)
 「シンドラーのリスト」/ラフマニノフ「鐘」🎵 黒からグレー、少し赤。2つの曲を1つにマージした曲で、柔らかな滑りを見せる。4回転サルコウを軽やかに下り、4回転トウループは手をついた。2本目の4回転サルコウはオイラー・サルコウをつける4-1-3 一方でアクセル系は回転不足などのミスが出た。
 全体に素敵なプログラムなので、さらに完成度を上げていきたいところ。

ナム・ニュエン(カナダ) SP:82.22(7) FS:158.72(5) 合計:240.94(5)
 「La La Land」♪ ブルーのシャツ。シャツの襟を掻き合わせ、ポケットに手を突っ込む仕草から。サルコウ(回転不足)・トウ4-2、単独4回転サルコウと立て続けに決めると、トリプルアクセル+3回転トウループ、単独トリプルアクセル等はばっちり。ループはややこらえた。
 終盤の軽快な曲調では観客も手拍子、随所にこの曲らしいお洒落な所作もあって、代表作になりそう。終わって高々とガッツポーズ、ウサイン・ボルトみたいなポーズも決めた

友野一希 SP:81.63(8) FS:139.20(10) 合計:220.83(9)
 「Reel Around the Sun」「Caoineadh Cu Chulainn」「Riverdance」♪ 緑。4回転サルコウ、ステップアウトして手をつき、2本目は回転不足の転倒で+REPになってしまった。しかしトリプルアクセル+オイラー+3回転サルコウを決める根性がある。2本目のトリプルアクセルが傾いて手をついたのが惜しかったが、終盤のフリップ・トウ3-3なども頑張った。
 ステップでは手拍子が起こり、途中で見せる細かい足さばきに歓声。スローパートと激しいパートではっきりとムードを変える表現力は、彼の強み。

ブレンダン・ケリー(オーストラリア) SP:80.99(9) FS:139.09(11) 合計:220.08(11)
 「You Are The One That I Want」♪ 白シャツに黒ジャンパー。前半は静かな男性ボーカル、後半はミュージカルのオリジナルバージョンという面白い編曲。4回転トウループはやや乱れたが、4回転サルコウをきれいに決める。トリプルアクセル+2回転トウループ両手上げ、ルッツ・トウ3-2などはよかったが、ループのパンクなどミスもあり。
 終盤のステップは会場が一体となって楽しんだ。

<G2>
アレクサンデル・マヨロフ(スウェーデン) SP:84.64(6) FS:135.66(12) 合計:220.30(10)
 「Tina」「Saint James Infirmary」「Cuban Pete」♪ 太さいろいろの白黒縞々シャツ。4回転トウループなんとか、トリプルアクセルでステップアウト。多少ミスが出ても、決まるジャンプの高さは目を引く。ノリノリで踊るところも可愛い。
 スタート遅れの減点1はもったいなかった。

アレクサンデル・サマリン(ロシア) SP:88.06(4) FS:160.72(4) 合計:248.78(4)
 「The Greatest Showman」♪ 赤のサーカス風。4回転ルッツ、片手をついたがしっかり片足で下りた。4回転トウループはステップアウト。トリプルアクセル+3回転トウループは問題なく、3回転ループあたりは予備動作なしですっと跳べる。終盤ルッツ・トウ3-3が決まったのは大きい。
 後半のステップでぐいぐい盛り上げ、充実のプログラム。

ダニエル・サモーヒン(イスラエル) SP:84.90(5) FS:140.99(9) 合計:225.89(8)
 「Once Upon a Time in Mexico」♪ 白シャツ。4回転トウループはこらえる、4回転サルコウは転倒。なぜか3回転ループでも転倒 2本目の4回転予定らしいトウループで2回転に。トリプルアクセル+オイラー+3回転サルコウは頑張った。
 情熱的なステップは躍動感がある。

チャ・ジュナン(韓国) SP:88.86(3) FS:165.91(3) 合計:254.77(3)
 「ロミオとジュリエット」♪ 濃紫。4回転トウループは転倒したが、得意の4回転サルコウはきれいに決める。トリプルアクセル2本やルッツ・ループ3-3など、ジャンプはおおむね好調。
 ステップで腕や上半身の使い方がしなやか、カーブに乗るイナバウアーも印象的。この年齢の雰囲気に合っているプログラムで、メダルを確定させた。

宇野昌磨 SP:88.87(2) FS:188.38(1) 合計:277.25(1)
 ベートーヴェン「月光」♪ 緑がかった紺。跳んだ。跳んだ。跳びまくった。4回転サルコウ、4回転フリップ、4回転トウループと立て続けに決める。トウ・トウ4-2、トリプルアクセルも見事。終盤のアクセル・オイラー・フリップ3-1-3、サルコウ・トウ3-3で乱れて転倒扱いになった。4回転サルコウは実は回転不足判定、それでも技術点は100点越え
 クリムキンイーグルは入らないが、曲の象徴らしい表現のコレオシークエンス。このプログラムが自分のものになった。

キーガン・メッシング(カナダ) SP:95.05(1) FS:170.12(2) 合計:265.17(2)
 「The Sober Dawn」「The Reel Chaplin:A Symphonic Adventure, Pt 2」♪ 黒の燕尾服風。空まで飛んでいきそうな高い3回転ルッツから入り、4回転トウループを完璧に決める。トリプルアクセル+2回転トウループ、終盤のサルコウ・トウ3-3に単独トリプルアクセルといいジャンプ。2本目の4回転トウループは惜しい転倒。
 ステッキをくるくる回し、チャップリンになりきって小気味いいステップとコレオ、地元の観客を熱狂させた。

 結果、宇野昌磨が逆転優勝 2位メッシング、3位チャ・ジュナン共に嬉しいGPS初メダル。4位サマリン、5位ナム・ニュエン。ジェイソン・ブラウンが6位まで順位を上げた。友野一希は9位、世界ランクのポイントがもらえなかった
 スケートアメリカより全体に高レベルの争いになった感じ。来週はヘルシンキ
 

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ゴールデンタイムの予定が

2018年10月27日 23時47分00秒 | テレビ

 予定は予定
 プロ野球日本シリーズ第1戦を終了まで生中継、次に放送予定だったフィギュアスケート・グランプリシリーズ2018スケートカナダは、9時からの予定が140分遅れでさっき始まった。
 ・・・昼前に競技終わってるんだから、午後に放送しとけばよかったのに・・・
 バレーボールなんかだと、延長されても大体このくらいと読めるが、野球は延びると際限がない。ワールドシリーズ第3戦が7時間続いたそうだが、日本シリーズも12回で打ち切りなのにかなり延びた。
 フリーに備えてもう寝よう

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GPスケートカナダ2018女子SP

2018年10月27日 19時47分56秒 | スポーツ

フィギュアスケート・グランプリシリーズ2018第2戦スケートカナダ女子ショートプログラムジャッジスコア)。
 隣でつれあいがワールドシリーズ見ているが

<G1>
ダリア・パネンコワ(ロシア) SP:51.41(11)
 「スカイフォール」♪ 未見。単独フリップがパンクしてしまったようだ。

アリシア・ピノー(カナダ) SP:59.02(9)
 「Back to Black」♪ 未見。トウ・トウ3-3に乱れがあったか。ステップでレベル4を取れたのは偉い。

スター・アンドリュース(アメリカ) SP:64.77(4)
 ジョージ・ガーシュウィン「サマータイム」エラ・フィッツジェラルド&ルイ・アームストロング🎵 ピンクゴールド。トウ・トウ3-3がスムーズに入り、複雑なターンからのダブルアクセルも決まる。コケットな仕草も愛らしく、後半の3回転ループが決まって笑顔のフィニッシュ。出して当然のシーズンベスト。

アレイン・シャルトラン(カナダ) SP:60.47(8)
 「Paint It Black」♪ 黒、スカート部分が白。地元の歓声を受けて登場。滑らかなダブルアクセル、ルッツ・トウ3-3もしっかり下りる。後半3回転ループも頑張った。音とうまく動きを合わせたステップがいい。
 ミスが出てしまった先週から、今大会に合わせて修正してきた シーズンベストで60点台に乗せた。

松田悠良 SP:53.35(10)
 「Me anda My Girl」♪ 緑に白の水玉、白手袋。ミュージカル曲にのって軽快に踊る。トウ・トウ3-3、ループと丁寧に下り、タップのリズムでステップを踏んでいく。ダブルアクセルも問題なし。
 上品な雰囲気のある選手で、清楚な感じがいい。シットスピンとステップがレベル2、回転不足2つが課題かな。

<G2>
山下真瑚 SP:66.30(3)
 ロッシーニ「セビリアの理髪師」より「Una voce poco fa(ある声が今しがた)」♪ 赤。元気いっぱいにルッツ・トウ3-3、ダブルアクセル、3回転フリップとどれも安定感抜群のジャンプ 女性ボーカルの転がすような声とリンクする、活き活きしたステップ。フリップにエッジエラーがついた。
 会心の出来に会場も拍手喝采。

マライア・ベル(アメリカ) SP:63.35(5)
 「To Love You More」セリーヌ・ディオン♪ 赤紫。美しいダブルアクセル、ルッツ・トウ3-3とジャンプ好調。全身がよく動いていて隙がない。ガッツポーズでフィニッシュしたが、シーズンベストには届かず。ルッツとトウループ両方で回転不足だった。

エリザヴェータ・トゥクタミシェワ(ロシア) SP:74.22(1)
 「Assasin's Tango」♪ 黒のスリップドレス、黒手袋。私がよそ見してる間にトリプルアクセル跳んでた トウ・トウ3-3は勢いがあり、後半ルッツも見事。妖艶さと力強さを兼ね備えて貫禄の演技、シーズンベスト更新にどよめき。

エリザベット・トゥルシンバエワ(カザフスタン) SP:61.19(6)
 ベートーヴェン「月光ソナタ」♪ 濃青。拠点をロシアのエテリ組に戻した。一歩が伸びやかできれい。両手上げ3回転ルッツ、サルコウ・トウ(両手上げ)3-3、シャープなジャンプが跳べている。片手でエッジを持ってもう一方の手で太腿のあたりをホールドするレイバックスピン、印象的な姿勢。
 速報より技術点が下がったのは、ルッツとトウループでの回転不足が響いたか。

エフゲニア・メドベージェワ(ロシア) SP:60.83(7)
 「Orange Colored Sky」ナタリー・コール♪ ブルー系。洒脱な雰囲気のジャズ系の曲、振付もおしゃれに大人っぽくなっている。片手上げの3回転ルッツ、ダブルアクセルと良かったが、フリップで着氷が乱れてコンビネーションにできなかったのが痛い
 とはいえ、細かく音を拾いながら豊かに表現して、演技構成点は全体のトップ。

樋口新葉 SP:66.51(2)
 「エネルギア」♪ 紫に白などで模様。足に痛みを抱えているという記事があったが、感じさせないスピード感。ダブルアクセルを決めてぐいぐい押して、観客の手拍子を誘う。ルッツ・トウ3-3も大きく、フリップ頑張った(回転不足とエッジエラーで減点あったが)。曲のタイトルどおりエネルギーに溢れていて、足を踏み鳴らすような振付はモダンダンスのよう。
 素晴らしい出来で、キス&クライで呟いた「65出るといいな」を上回った

 結果、トリプルアクセルを決めたトゥクタミシェワがトップに立ち、7.73差の2位に樋口、僅差で3位に山下。4位アンドリュース、5位ベルとアメリカ勢が続き、6位にトゥルシンバエワ。メドヴェージェワはまさかの7位スタートとなった。松田悠良は10位。
 女子11人、一人も転倒せず、時間オーバーなどの減点もなかった それぞれ力を出せたと言えそう。
 フリーは明日10時過ぎから。新葉ちゃん、真瑚ちゃん、悠良ちゃん、頑張れ~

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GPスケートカナダ2018男子SP

2018年10月27日 07時08分13秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・グランプリシリーズ2018第2戦スケートカナダ男子ショートプログラムジャッジスコア)。

<G1>
ロマン・サドフスキー(カナダ) SP:67.72(12)
 「Fly Me To The Moon」♪ 紺のシャツ。滑らかなスケーティングから、4回転サルコウ、やや傾いたが着氷。トウ・トウ4-3を軽々と決める。トリプルアクセルは惜しい転倒。
 ジュニア時代活躍したが、すっかり大人になって、ムードのある曲を滑りこなしている。

ケヴィン・エイモズ(フランス) SP:78.83(10)
 「Horns」♪ 黒系に少し赤味。4回転トウループ鮮やか、ルッツ・トウ3-3もスムーズ。トリプルアクセルはちょっとオーバーターン。独特の動きやポーズが入る振付で、切れのいいステップを見せた。

ブレンダン・ケリー(オーストラリア) SP:80.99(9)
 「Prelude - Havas」♪ ブルー。4回転トウループ、ルッツ・トウ3-3、トリプルアクセルと加点がつくジャンプをそろえた。体を伸びやかに使ってステップ、見応えある。終わって充実の笑顔。
 コーチはニコライ・モロゾフ、振付の一人フローラン・アモーディオがキス&クライで隣に座った。

チャ・ジュナン(韓国) SP:88.86(3)
 プロコフィエフ「シンデレラ」♪ 黒。4回転サルコウを問題なく決める。ルッツ・ループ3-3も決まった! トリプルアクセルも高得点を引き出した。体の動きにところどころ羽生結弦と似てる部分が
 キス&クライでの笑顔があどけない

ダニエル・サモーヒン(イスラエル) SP:84.90(5)
 「Senza Parole」イル・ディーヴォ🎵 白に黒の墨を落としたような模様。4回転トウループをきれいに、トリプルアクセルは短い構えからさりげなく跳んで見事。ルッツ・トウ3-3も問題なし。
 ジャンプが安定しない時期もあったが、調子を取り戻したようだ。余裕を持って情熱的にステップを踏んだ。

アレクサンデル・マヨロフ(スウェーデン) SP:84.64(6)
 「Bang Bang」♪ 紺カットソー。4回転トウループが決まって波に乗り、トリプルアクセルも入った。後半に幅のあるルッツ・トウ3-3。一歩がよく伸びて、体のキレもよかったステップはレベル4獲得。終わっていい笑顔。

<G2>
友野一希 SP:81.63(8)
 「Tema d'Amore(ニュー・シネマ・パラダイス)」♪ 水色系のシャツ。柔らかな動きからスムーズな滑りで、最初から引き込む。高さのある4回転サルコウが美しい流れで決まった ルッツ・トウ3-3もOK。フライングキャメルはやや回転が遅く、あまり加点はもらえず トリプルアクセルで片手をついたがこらえる。
 次第に盛り上がっていく曲に、感情が静かに滲み出る。ミーシャ・ジー振付、魅力を引き出している。
 得点はアクセルのミスより、スピンとステップのレベル取りこぼしが響いた感じ。

ナム・ニュエン(カナダ) SP:82.22(7)
 「That's Life」♪ 白シャツにVネックカーデ。サルコウ・トウ4-3決まって大歓声(トウループは回転不足だったけど)。トリプルアクセルも鮮やか。後半3回転フリップが決まると、振付の一部のように両手でガッツポーズ。
 曲にのって小粋にポーズも決める。次に滑るメッシングがリンクサイドで拍手、ハイタッチしていた。

キーガン・メッシング(カナダ) SP:95.05(1)
 「You've Got A Friend In Me」マイケル・ブーブレ♪ グレーYシャツにニットベスト。映画「トイ・ストーリー」の曲で、高さと回転の速さが素晴らしいトウ・トウ4-3 音にぴたっとはまったトリプルアクセルで会場がどっと沸く。
 大きなバレエジャンプから3回転フリップ、軽快な動きにハイドロブレーディングも見せて、パーフェクトの出来に終わって大きくガッツポーズ。
 キス&クライではいつものカウボーイハット 高得点に大喜び

ジェイソン・ブラウン(アメリカ) SP:76.46(11)
 「Love Is a Bitch」♪ 黒に青を少し。一歩目からしなやかにスピードに乗っていく。3回転フリップは+4近いGOEを引き出した。トリプルアクセルはほぼ下りていたが転倒 ルッツからのコンビネーションは3-2に。
 キャメルスピンの姿勢が美しすぎる ジャンプでミスがあっても、そんなに落ち込んでない。

宇野昌磨 SP:88.87(2)
 「天国への階段」♪ 紫。ギターの音に乗って力強く滑り出す。4回転フリップがシャープに決まり、GOEが凄い トウ・トウ4-3はちょっと乱れてしまった。イーグルで髪をかき上げると黄色い歓声、トリプルアクセルが大きく傾いて転倒、壁に衝突 アップテンポになっていく曲でステップはレベルは3だがGOE評価は高い。
 ミスが出ても全体でトップの演技構成点はさすが。

アレクサンデル・サマリン(ロシア) SP:88.06(4)
 「Dave Not Dave」♪ ダークグレー。4回転ルッツに挑んでちょっとオーバーターン。トリプルアクセルばっちり、ルッツ・トウ3-3もしっかり。きれいなキャメルスピン、姿勢に工夫のあるシットスピンを見せる。
 前々シーズンの世界ジュニア銅メダリスト、すっかり大人になった。

 結果、完璧だったメッシングが2位以下に6点以上差をつけてトップ。2位に宇野、0.01差で3位にチャ・ジュナン、0.8差で4位にサマリン。5位サモーヒン、6位マヨロフも84点台と高得点。7位ニュエン、8位友野、9位ケリーまで80点以上と高レベルの争いになった。ジェイソン・ブラウンの11位はちょっと厳しい
 最終結果がちょっと予測できない接戦、フリーで大きく順位が変わるかも。昌磨、一希、優勝&表彰台目指してがんばれ~
 

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「チコちゃんに叱られる」でフィギュアスケート

2018年10月26日 23時53分09秒 | テレビ

 帰宅したら、つれあいがNHK「チコちゃんに叱られる」を見ていた。「今、フィギュアスケートの話だったよ」あらら、あと数分早く帰っていれば
 ゲストに村上佳菜子が出ている。「なぜ“フィギュア”というのか」という問題だったそうな。NHKのPRブログによると、つい最近まで選手だったのに、佳菜子ちゃんったら“珍解答”しちゃったらしい。何て言ったんだろう
 土曜朝8:15から再放送だから、一応録画しようかな

<追記>
 土曜朝の放送を見た。
 中尾彬がいきなり「フィギュア」の意味を正解しちゃったらしく、音が消された 佳菜子はそこでは特に珍解答してなかったが
 日本スケート連盟フィギュア強化部長だった吉岡先生が登場、「氷上に図を描くこと」と正解を説明。かつて行われていたコンパルソリー(規定)の40種類以上もある図形を、「フォア・ブラケット・フォア」など細かく説明、放送では早送り
 過去の映像で、渡辺絵美やカタリナ・ビット、眼鏡の伊藤みどりがコンパルソリーに挑む姿が流れた。そして現在の伊藤みどりに挑戦してもらったら、、、コケちゃった
 コンパルソリーの練習に長時間かかっていたが、なくなって恩恵を受けた伊藤みどり、逆に跳べて当たり前とされるので緊張したとか。
 村上佳菜子は「自分はできない」。町田樹はコンパルソリーの練習でスケーティングを磨いたという話だったが、佳菜子はあまりやってなかったかな。
 級の話が出て、中尾彬は7級が下のほうかと思って「なんだ、そんなもんか」。8級が最高だと聞いて「すごいじゃない」。小塚崇彦、中野友加里は8級まで持っていると紹介された。日本代表レベルになるには、7級は必要になるようだ。
 NHK杯もあるから、ぼちぼち話題作りで取り上げたかな

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フィギュアスケートラボでアイスダンス

2018年10月25日 19時50分41秒 | テレビ

 先週のシングル・ペア編に引き続き、J SPORTS 4の火曜夜10時「フィギュアスケーターのオアシス♪KENJIの部屋」の時間に、「小塚崇彦のフィギュアスケート・ラボ」アイスダンス編が放送された。
 解説は東野章子さん。今季はアイスダンスでもルール改正がいろいろあったので、詳しい解説がありがたい ショートダンスがリズムダンスと名前を改め、要素の種類も変わった。GOEの-3~+3を-5~+5に変更したのは、アイスダンスでトップ選手たちの実力が拮抗、差をつけにくくなったのも理由の一つだそうな。
 再放送は昨日もあったが、今日はこのあと8時から。26日(金)12:00、27日(土)19:00にも。
 文字に起こされた記事はこちらから。

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ドラフト会議2018

2018年10月25日 19時38分49秒 | スポーツ

 つれあいが帰ってきてるので、テレビのチャンネル権がない
 帰宅したら、ちょうどプロ野球のドラフト会議が始まるところ。大阪桐蔭の選手たちが、やっぱり引っ張りだこ。金足農業の投手、吉田くんは意外にも競合にならなかった。
 1回で希望の選手を引いた監督や代表は嬉しそう。指名された選手は、なんだかんだ言って指名を受けたことにほっとしてる感じ。
 まだ球団が交渉権を得ただけなのに、インタビューされる選手は「入ったらチームの勝利に貢献できる選手に」とか言っちゃう。もう入らない可能性はないわけね
 学ランやブレザーの制服だと、ユニフォーム姿とイメージが随分違う。キャップも被ってないから、あらためて「こんな顔だったんだ~」と思う。
 ・・・って、最近日本のプロ野球はほとんど見なくなってしまってて 今日指名された選手たちが大活躍して「2018年の〇位指名でした」と紹介されるのは、いつになるかな

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GPスケートアメリカ2018女子SP

2018年10月21日 13時17分00秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・グランプリシリーズ2018第1戦スケートアメリカ女子ショートプログラムジャッジスコア)。
 日本から本田真凛、坂本花織、宮原知子が出場。

<G1>
ソフィア・サモドウロワ(ロシア) SP:64.41(3)
 「Nyah(ミッション・インポシブ2)」♪ 黒のスリップドレス、手の甲にバラのペイント。きびきびと動き、スケートはよく伸びる。フリップ・トウ3-3、片手上げのループ、ダブルアクセルと問題なし。降りた瞬間にきれいなポーズを決めるので見栄えがいい。
 昨季ジュニアグランプリファイナルに進出して6位、世界ジュニアには出ていない。シニア1年目で早速活躍できるか。

メーガン・ウェッセンバーグ(アメリカ) SP:60.20(6)
 「You Don't Own Me」♪ 紺系にストーンたくさん。両手上げ3回転ルッツは片手をついたが、トウ・トウ3-3はスピードに乗って幅のあるジャンプ。後半ウォーレイからダブルアクセル。
 決まるたびに笑顔を振りまき、大きなイーグルで盛り上げる。地元の観客をしっかり味方につけた。
 
アレイン・シャルトラン(カナダ) SP:46.99(11)
 「Paint It Black」♪ 黒、スカート部分に白。ダブルアクセルをきれいに決めたが、ルッツが2回転になって無効0点に。3回転ループは少しスピードが落ちたが、頑張って2回転トウループをつけた。ヘアカッターのレイバックスピンでチェンジエッジをしたとき、ややバランスを崩した。
 今季カナダ女子は休養や怪我があって、彼女一人なので頑張ってほしい。

スター・アンドリュース(アメリカ) SP:56.03(9)
 ジョージ・ガーシュウィン「サマータイム」byエラ・フィッツジェラルド&ルイ・アームストロング🎵 ピンクベージュにストーンたくさん。きれいなトウ・トウ3-3を決めるが、ダブルアクセルの着氷で弾かれて転倒。単独ループは下りた。
 しっとりした曲調と滑りが溶け合って、いい雰囲気を出していた。彼女によく似合っている。

ポリーナ・ツルスカヤ(ロシア) SP:58.42(8)
 「And the Waltz Goes On」アンソニー・ホプキンス♪ ブルー系の透ける生地。ルッツ・トウ3-3は高さも幅も十分、と思ったがトウループは回転不足。ダブルアクセルは大きくターンから、これまた高さと幅が見事。3回転フリップはちょっと両足になってしまった。
 柔らかい動きだがしっかりスピードもあって、いい流れ。レイバックスピンはビールマンまでしないのは、あまり体が柔らかくないのかも。

 第2グループの選手紹介で、日本勢には大きな歓声。日本から相当な数のファンが駆けつけているようだ。同時に、本田真凛は拠点をアメリカにしたことが知られていているのかな。宮原知子は昨年のチャンピオン、一番声援が大きかった。

<G2>
ロランヌ・ルキャヴァリエ(フランス) SP:59.57(7)
 「Maktub」♪ 緑がかった黒、襟元にゴールドの飾り。トウ・トウ3-3をぎりぎり下りたと思ったがセカンドはダウングレード。3回転ルッツを片手上げで鮮やかに下りる。中東風の曲に合わせた振付でほどよくお色気を振りまき、リズムによく乗っているステップ。ダブルアクセルもいい流れで決まった。
 新しいコーチのコリ・エイドさんと相性良さそう。

本田真凛 SP:62.74(4)
 「Seven Nations Army」♪ 赤、左肩から背中に黒の羽飾り。髪はアップにして。アルトゥニアンコーチと滑りながらタッチして出てきた。のっけからコケットな視線で歓声。スピードにのってループ・トウ3-3を決め、3回転フリップもきれい。ダブルアクセルは下りてすぐキックの振付。
 明らかに昨季より体力がついた感じで、一歩がよく伸びている。力強く音とよく合ったステップはレベル4をもらった。
 最後まで勢いが落ちないプログラム、終わった瞬間に大きくガッツポーズ。得点には少し思う所あり? 回転不足2つとコンビネーションスピンのV(基本姿勢が2つしかない)判定が今後の課題か。

ルーナ・ヘンドリクス(ベルギー) SP:54.13(10)
 「It's All Coming Back To Me Now」セリーヌ・ディオン♪ 白からピンクのグラデーション。両手上げの3回転ルッツ、ステップアウトして手をついた。ダブルアクセルはよかったが、3回転フリップでもステップアウトしてコンビネーションにできなかったのが痛い。
 一つ一つのポジションをはっきり見せて、最後にI字から片手を離すコンビネーションスピンでは大きな拍手が起こっていた。

ブレイディ・テネル(アメリカ) SP:61.72(5)
 「Rebirth」♪ 振付はブノワ・リショー。ブルー系。冒頭のルッツにループを続けようとして1回転に。3回転ルッツはちゃんと下りていただけに、もったいないことになった。ダブルアクセル、フリップはきれいに決めている。
 今日も動きがシャープで指先まで丁寧に表現。

坂本花織 SP:71.29(2)
 「From My First Moment」♪ 藤色とピンク。髪はおろして。エリック・サティ「ジムノペディ」に女性ボーカルをつけた曲で、大きなフリップ・トウ3-3に“おおっ”という声があがる。ダブルアクセルも雄大に、3回転ループはほぼ予備動作なく跳んでみせた。
 力強さの中に女性らしさも滲み出た、素敵なプログラム。終わったときは小さいガッツポーズだったが、高得点に笑顔。プレゼントのクッションで顎の下にタワーを作っておどけていた。

宮原知子 SP:73.86(1)
 「Song for the Little Sparrow」♪ ブルーグレー、背中を大きく見せるデザイン。坂本花織の後に見ると、ルッツ・トウ3-3は“小さい”印象になってしまうが、きっちり回っている。スプリットジャンプからのダブルアクセル、3回転フリップとしっかり決めた。
 滑っていくうちに、どんどん存在感が大きくなっていくのがわかる。ちょっとした間の取り方、視線の送り方、この曲を1人の女性が生きている感じがする。ステップが美しいと思ったらレベル4。レイバックスピンの姿勢変化が音とピタリと合って、完璧なフィニッシュ
 浜田コーチ、リンクサイドで大喜びしていたが、戻ってきたさっとんに軽くダメ出し?! 得点を見たさっとんは軽く頷いて、大喜びではない。理想は高いのだ。

 結果、宮原知子が貫禄のトップ、2位に坂本花織。3位サモドゥロワとの差は6点ちょっと。2点弱の差で4位本田真凛、5位テネルも1点差でついてきているので、表彰台争いに入ってきそう。
 明日のフリーは日本時間の朝5時から 早起きできたら見よう

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GPスケートアメリカ2018男子フリー

2018年10月21日 10時25分24秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・グランプリシリーズ2018第1戦スケートアメリカ男子フリージャッジスコア)。

<G1>
アレクセイ・ビチェンコ(イスラエル) SP:69.69(10) FS:127.78(8) 合計:197.47(9)
 「Bram Stoker's Dracula」♪ 白フリルシャツ。ルッツ・トウ3-3、トリプルアクセル+2回転トウループと序盤は良かったが、ループはダブルに。2本目のアクセルでステップアウト、オイラーを挟むジャンプもダブルだった。
 激しい動きのステップやコレオは悪くない。

ケヴィン・レイノルズ(カナダ) SP:61.62(12) FS:124.01(10) 合計:185.63(11)
 黒系。4回転サルコウ転倒、次の4回転予定らしいトウループは2回転に。トリプルアクセルには2回転トウループをつけられた。ただその後にも4回転を狙ったトウループが2回転になってしまい、3回目で0点に
 フリップ・ループ3-3はカッコよかったが、ジャンプはやや不調だったか。スローパートのステップは引き込まれる。

モリシ・キヴィテラシヴィリ(ジョージア) SP:68.58(11) FS:136.54(7) 合計:205.12(8)
 「Mozart L'Opera Rock」♪ 白シャツに黒ベスト。4回転予定のサルコウ、トウループが2回転に。トリプルアクセルはしっかり決めてイーグルにつなげる。後半に4回転サルコウにチャレンジ、惜しい転倒。
 モーツァルトに扮したプログラム、

ナム・ニュエン(カナダ) SP:69.86(9) FS:143.13(6) 合計:212.99(6)
 「La La Land」♪ ブルーのシャツ。きれいなサルコウ・トウ4-2、単独4回転サルコウと続けて決める。ステップの後にトリプルアクセルも入ったが、2本目はパンク。フリップ・オイラー・サルコウ3-1-3も入る。
 伸びやかなコレオで盛り上げて、最後にループで締めるところが2回転になったが、それなりにまとまった演技。

ジミー・マー(アメリカ) SP:71.53(7) FS:113.53(12) 合計:185.06(12)
 ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」♪ 黒から赤のグラデーション。4回転で転倒、アクセルのパンクもあったが、力強い滑りと勢いに何か不思議な魅力の選手。
 本人は出来に納得できず、キス&クライではしばらく俯いていたが、拍手には笑顔でこたえた。

ロマン・ポンサール(フランス) SP:71.48(8) FS:116.44(11) 合計:187.92(10)
 「カルメン」♪ 黒系。明らかに4回転予定のトウループが2回転、トリプルアクセル2本とも転倒。ルッツ・トウ3-2など3回転は安定していた。
 コレオシークエンスやステップがちょっと大人しすぎる?! カルメンの色気がほしいかも

<G2>
セルゲイ・ヴォロノフ(
ロシア) SP:78.18(4) FS:148.26(4) 合計:226.44(3)
 「Way Down We Go」♪ グレーとワインカラー。トウ・トウ4-3、ばっちり決まった! 4回転ループに挑戦、着氷は乱れたが下りる。トリプルアクセル+2回転トウループも入ったが、2本目の転倒が惜しい。
 この人らしい硬質なイメージの曲、最後は体力きつそうだったが、頑張った。


ヴィンセント・ジョウ(アメリカ) SP:76.38(6) FS:149.37(3) 合計:225.75(5)
 「グリーン・デスティニー」「Rising Sun」♪ 白に墨絵風。得意の4回転ルッツ、両手上げの3回転トウループにつなげる フリップは2回転になったが、単独4回転ルッツも下りた。トリプルアクセル+2回転トウループ、ルッツ・オイラー・フリップ3-1-3など、よく跳んだ。
 流れのきれいな中盤のコレオ、いい感じ。ステップはレベル1止まり、こちらはまだまだ。
 キス&クライでプレゼントのクッション、「2022北京見(北京で会おう)」と書いてあった。得点は、、、4つの回転不足で、速報値より大幅に技術点が下がる。これを克服しないと今後厳しいかも。

マッテオ・リッツォ(イタリア) SP:78.09(5) FS:147.72(5) 合計:225.81(4)
 ローリングストーンズ・メドレー♪ 黒、腰にチェーン。4回転トウループは両足着氷になったが、トリプルアクセル+2回転トウループ、3-3などしっかり。
 ビートを全身で刻むステップは観客もノリノリ、ワイルドに踊っても品があるのがいい。

ネイサン・チェン(アメリカ) SP:90.58(1) FS:189.99(1) 合計:280.57
 「Land of All」♪ グレー系のカットソー。さりげない3回転ループから入り、4回転はまずルッツ。フリップ・トウ4-2、単独でトリプルアクセル。後半トウ・トウ4-3とトウ・トウ・ループ4-2-2と怒涛のジャンプ。
 音楽性豊かなコレオでは高いGOEをもらった。さすがのプログラム。

ジュリアン・ジージエ・イー(マレーシア) SP:81.52(3) FS:125.99(9) 合計:207.51(7)
 「Seven Nations Army」「Highway to Hell」「Kings & Queens」♪ 黒系。アクセルがパンクし、4回転サルコウ転倒、、、めげずにトリプルアクセルを下り、フリップ・オイラー・サルコウ3-1-2やフリップ・トウ3-3と頑張る。最後のルッツを3回転で決められれば、かなり印象がよかったんだけど^^;
 ネイサン・チェンの直後とあって、粗さが目立ってしまったかも。しかし観客を煽りながらエネルギッシュに踊った。

ミハル・ブレジナ(チェコ) SP:82.09(2) FS:157.42(2) 合計:239.51(2)
 「I'm a Man」「Thunderstruck」♪ 白Tの上に透ける黒。サルコウ・トウ4-2、トリプルアクセル+2回転トウループと決めて波に乗る。2本目のアクセルで軽くステップアウトした以外ミスなく、ロックで踊れば会場が一つに。久々に彼の小気味いい演技 ステップはただ一人レベル4を獲得。

 結果、ぶっちぎりの優勝はネイサン・チェン、2位にGPシリーズ4年ぶりの表彰台となったブレジナ、3位ヴォロノフ、僅差の4位にリッツォ、0.06の差で5位にヴィンセント・ジョウ。ナム・ニュエンが順位を上げて6位、SP3位のジュリアン・ジージエ・イーは7位、初めてのGPシリーズはちょっとほろ苦かった
 9位のビチェンコ、11位のレイノルズ、ちょっと心配 2人とも2戦目があるので、巻き返せるといいんだけど。

 このあとは女子SPが始まる。真凛ちゃん、花織ちゃん、さっとん、頑張れ~

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立野在選手、引退表明

2018年10月21日 02時06分56秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・アイスダンスの日本代表として活躍していた深瀬理香子/立野在組。今季はまだ大会に出てきていなかった。立野選手に怪我があるという話で、GPシリーズNHK杯の開催国枠にエントリーもされなかった。
 数日前、日本スケート連盟の強化選手一覧を見てたら、アイスダンスは小松原美里/ティム・コレトしか出ていなかった。これは、、、と危惧していたら、、、
 立野在選手が、自身のインスタグラムでライブ配信、自分の言葉で深瀬/立野組のチーム解散と、競技からの引退を発表した。こちらのブログで文字起こししてくださっている。
 解散の理由は、怪我から復帰できる目途が立たないこと。深瀬選手をずっと待たせるわけにはいかないということだった。引退も怪我が理由。
 去年の5月に肩の関節唇損傷と診断され、手術が必要だがリハビリしながら続けるのも可能ということで、痛み止めを使いながらシニア1年目のシーズンを頑張ったそうな。今年の2月に手術、リハビリを経て8月にカナダに戻って練習を開始したが、すぐにまた肩が外れる怪我。今度は関節唇剥離という診断で、さらに6週間のリハビリ計画を組んだが、3週間目にまた肩が外れた・・・
 元々関節が緩い体質らしいということで、治すには手術しかなく、手術をすると可動域が狭くなり、競技にも日常生活にも支障が出るのだとか。「それには耐えられない」と引退を決断したそうな。
 おそらく21日(日)14時ごろまで、インスタグラムのストーリーでこの配信を見ることができる(パソコンではダメだったが、スマホで見られるという情報があったのでタブレットで試したら見られた)。淡々と落ち着いて語っていた。じっくり考えた上での結論、もう気持ちの整理はついているのかな。
 自室と思われる背景、棚の上にJ SPORTS 4のマスコットらしき鳥のぬいぐるみ大小があった。「フィギュアスケーターのオアシス♪KENJIの部屋」に出演してたから、そのときもらったのかな
 「KENJIの部屋」では、ゲスト全員にする質問に「ダブルアクセルが跳べたのはいつ?」がある。シングルがある程度長かった深瀬選手は答えていたが、小さい頃からスケーティングが大好きで、早くにアイスダンスに絞った立野選手は「跳べたことがない」と断言していた。
 実は日本の男子には一時期アイスダンスに挑戦しても、何らかの理由でシングルに戻っていく選手がけっこういる。パートナーがやめることになったりすると次のパートナーを探すのが難しく、スケートを続けるにはシングルに戻るしかないのが日本の現状だ。まあ、やってみたけどアイスダンスが向いてなかった、というケースもあるだろうけど
 立野選手はいいパートナーにめぐりあって、長く続けていけると思っていただろうに、、、口惜しいだろう
 フレッシュで若さ溢れる、爽やかなプログラムを見せてくれるカップルだった。一昨年のジュニアグランプリシリーズ日本大会を、横浜に見に行ったのを思い出す。初々しかったな
 深瀬選手のパートナーが見つかるように、立野くんの今後が明るいものになるように、祈る

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GPスケートアメリカ2018男子SP

2018年10月20日 15時55分36秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・グランプリシリーズ2018第1戦スケートアメリカ男子ショートプログラムジャッジスコア)。日本からは出ていないが、世界王者ネイサン・チェンなど人気のトップ選手が集結 さてさて?

<G1>
ジミー・マー(アメリカ) 71.53(7)
 「Mi Gente」♪ 黒系、胸元の翡翠ペンダントが華人らしい。4回転トウループは両手をついて転倒扱いになったが、イーグルからトリプルアクセルが見事。フリップ・トウ3-3は間にターンが入ったが下りた。ノリのいい振付で会場を盛り上げ、ショートサイドのカメラにもしっかりアピール。
 今季U.S.インターナショナルで3位と好調、今大会でも暴れそう

ジュリアン・ジージエ・イー(マレーシア) SP:81.52(3)
 「To Build A Home」♪ 白から水色へグラデーションのシャツ。4回転サルコウ、決まった! トリプルアクセルもきれい。フリップ・トウ3-3も安定。キャメルスピンの姿勢が前よりも美しくなっている。
 体つきが少年から青年になって、体幹が強くなってきた感じ。クリーンな演技に観衆も一気にファンになったかな。

ロマン・ポンサール(フランス) SP:71.48(8)
 「King Authur」♪ 生成りカットソー、少し髭をたくわえて。目の覚めるような4回転トウループを決めた。トリプルアクセルはフェンスに寄り過ぎたか、オーバーターン。ルッツ・トウは3-2で少し着氷が乱れた。
 全体に雰囲気のあるプログラムで、彼によく似合っている。

ミハル・ブレジナ(チェコ) SP:82.09(2)
 「Who Wants To Live Forever」クイーン♪ シェイ=リーン・ボーン振付。黒Tシャツ、首にチェーン。軸の細いジャンプでサルコウ・トウ4-3が決まった ところがフリップがパンク トリプルアクセルは頑張った。
 動きのキレがよくて、爽快なプログラム。今季は期待できそう。

ケヴィン・レイノルズ(カナダ) SP:61.62(12)
 「Illusionary World」♪ 黒系にワインカラー。いつものようにさりげなく(?!)サルコウ・トウ4-3を下りる。4回転トウループは両足になったようで、減点された。トリプルアクセルはこらえきれず転倒。
 滑り自体はきれいだったが、技術点が低くなってしまった。4回転サルコウで回転不足、4回転トウループとトリプルアクセルはダウングレード。回り切らないと稼げない・・・

ナム・ニュエン(カナダ) SP:69.86(9)
 「That's Life」フランク・シナトラ🎵 白シャツに黒カーデ。バンクーバー五輪のエキシビションでユーモラスな演技を披露した小さな男の子が、176㎝の若者になって小粋な振付もこなすまでに。4回転は片手をついたが着氷、トリプルアクセルは大きく加点をもらった。ただルッツが単独になってしまい
 ジャンプ3本そろえれば、カッコいいプログラムになると思うんだけど。

<G2>
ヴィンセント・ジョウ(アメリカ) SP:76.38(6)
 「エクソジェネシス交響曲第3部」ミューズ🎵 薄いブルー系のグラデーション。なんか4回転?と思ったらルッツ・トウ(両手上げ)4-3 続いて単独は4回転フリップ、あっさりと。トリプルアクセルも下りた。
 動きが伸びやかになって、気持ちいい。レベル4のステップでもしっかり加点をもらう。ちょっと惚れ惚れ ただ得点はそれほど伸びず、、、ルッツ、フリップ、アクセルと3つが回転不足。厳しい

モリス・クヴィテラシュヴィリ(ジョージア) SP:68.58(11)
 「Bloodstream」♪ 黒に黄色で幾何学模様。「月の光」をモチーフにした曲で静かに始まる。4回転サルコウ転倒、トリプルアクセルがきれいに決まったが、4回転トウループ転倒。
 フリーはもう少し巻き返せるかな。

マッテオ・リッツォ(イタリア) SP:78.09(5)
 「Volare」♪ 白ブラウスにワインカラーのパンツ。ピアノがメインのクラシックアレンジにした曲で、ターンからのトリプルアクセルを軽やかに決める。ルッツ・トウ3-3、後半3回転フリップと4回転はないが、どれも流れの中でスムーズ。柔らかなスケーティングと動きのステップも素敵。
 すっかりイタリアのエースになった。

ネイサン・チェン(アメリカ) SP:90.58(1)
 「キャラバン」デューク・エリントン🎵 白シャツにグレーのベスト。全身シェイクから一気に駆け出して、トリプルアクセルをびしっと下りる。4回転フリップ(回転不足だけど)、後半ルッツ・トウ3-3と鮮やか。
 つなぎも振付も生き生きと、ステップの弾けっぷり、勢いがすごい これは代表作になりそうなプログラム。

セルゲイ・ヴォロノフ(ロシア) SP:78.18(4)
 ラフマニノフ「前奏曲第5番ト短調」♪ 白黒ツートン、袖にブルー。冒頭にトウ・トウ4-2を決め、3回転ルッツはややこらえて。トリプルアクセルは軽くオーバーターン。体はよく動いていて、健在ぶりを見せてくれた。

アレクセイ・ビチェンコ(イスラエル) SP:69.69(10)
 「Requiem for a Dream」♪ 紺系。フィンランディア杯はSPの後棄権して心配されたが、今日は大丈夫? 3回転フリップを下り、トリプルアクセルはちょっとステップアウト。ルッツが2回転になったが、頑張って3回転トウループをつけて基礎点を確保した。
 情熱的な動きのステップだったが、レベルは2止まり。まだ本調子じゃないのかな

 結果、ネイサン・チェンがトップに立ち、2位ブレジナ、3位ジュリアン・ジージエ・イー。ヴォロノフ4位、リッツォ5位、ジョウ6位と70点台後半以上が上位に入った。
 ニュエン9位、ビチェンコ10位、レイノルズ12位と実績のある選手たちがちょっと出遅れた感じ。
 技術点ではネイサンよりジュリアンが少しだけ高くトップ。クリーンにジャンプを回り切って下りることが本当に重要になってきた。
 フリーは日本時間で明日朝7時過ぎから。楽しみ

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グランプリシリーズ2018開幕

2018年10月20日 01時06分06秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・グランプリシリーズ2018が明日開幕
 今季はスケートアメリカから始まり、スケートカナダ、ヘルシンキ大会(中国が開催を返上したのでフィンランドで開催される)、NHK杯、ロステレコム杯、トロフィー・ド・フランスの順。例年通り、テレビ朝日が放送する。
 スケートアメリカには、日本から宮原知子、坂本花織、本田真凛の3人が出場する。日本時間との対応はこちらで。開催地がワシントン州なので、日本との時差は16時間ある。現地の金曜夜開始が、日本では土曜昼前。明日はとても見やすい時間帯 しかし2日目は現地の土曜の昼から夜までなので、日本では日曜早朝から午後に入るまで、早起きが大変そう。そして3日目は現地日曜の昼間、日本は月曜の未明3時過ぎから7時前まで、、、これはライブで見るのは厳しい
 放送は、土曜の深夜3時から1時間で男子ショートプログラム。それって、現地で2日目の競技が始まるちょっと前ってこと 日曜1:55から女子ショートプログラムと男子フリーの放送が2時間枠で。女子フリーは月曜10:25から、平日昼間に放送されてしまう。
 以前は時差が大きい場合、ゴールデンタイムに放送すると、実際の競技終了後半日どころか1日近く経ってからになってしまい、結果も報道されているので実況の盛り上げが嘘っぽくなりがちだった。レギュラーの番組どの兼ね合いもあるんだろうけど、無理にゴールデンタイムにしないのは、それはそれでいいのかも。
 といいつつ、第2戦のスケートカナダは土日ともに夜9時から。競技は土日とも日本時間の未明から昼前なので、じっくり編集してから放送になりそう
 グランプリシリーズ(GPS)にアサインされることは、世界のトップスケーターの証。ヨーロッパ選手権や四大陸選手権に何度も出場したり、オリンピックを経験したりしても、GPSに出られないでいる選手は珍しくない。開催国の一つというアドバンテージはあるが、男子6人女子10人も出られる日本って、やっぱり凄い(ペアとアイスダンスが1組ずつなのが寂しいけど
 今季はルールも大幅に変わったので、どんな演技でどんな得点が出てくるか? チャレンジャーシリーズで試運転している選手たちが、GPSにどのくらい仕上げてくるか。いろいろ楽しみ

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