Thank you for the music

好きな音楽のこと、あれこれ。その他諸々もあり。

2024年度フィギュアスケート強化選手

2024年04月25日 13時52分08秒 | フィギュアスケート

 日本スケート連盟が、2024年度フィギュアスケート強化選手を発表した。
 例年のことだが、男子と女子は原則として、全日本選手権12位以内・全日本ジュニア8位以内の選手はどれかの強化選手に入っている。
 選手権やグランプリファイナルのメダリストは特別強化選手になっているようだ。強化A、強化Bの振り分けは、2023/2024シーズンの成績がある程度反映されていると思われる。
 小松原美里/小松原尊(ティム・コレト)組の解散が伝えられたばかりで、実際に名前がないのを見ると寂しい。しかし、カップル競技の強化選手が一気に6組なったのは喜ばしい
 前回の発表にはなかったマーク、S・J・S/J。シニア・ジュニア・どちらも可という意味だろう。中村俊介、垣内珀琉あたりはどちらを選ぶかな。
 グランプリシリーズにアサインされたり、ジュニアグランプリシリーズ派遣が決まったりすると、新たに追加される選手やA・Bから特別に変更される選手が出る。7月頃にまた発表があるだろう。
 新シーズンの新たなプログラムを楽しみに待つ

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小松原美里引退

2024年04月23日 07時57分04秒 | フィギュアスケート
 昨夜、思いがけないニュースが飛び込んできた。
 フィギュアスケート·アイスダンスの小松原美里が引退、小松原尊(ティム·コレト)とのチームを解散する。
 尊は今後について熟考しているとのこと。パートナーが見つかれば現役続行もあるのかもしれない。
 2024/2025シーズンのアイスダンス、どうなるか。あとでゆっくり確認しよう。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

浅田真央、劇場への招待状〜33歳の新たな挑戦〜

2024年04月21日 15時06分38秒 | フィギュアスケート

 mixiでいただいた情報。間に合った!
 TBS「浅田真央、劇場への招待状〜33歳の新たな挑戦〜」今日21日16:00から。
“2017年現役引退後、様々なアイスショーを手掛けてきた浅田真央の新たな挑戦!
6月に開幕するアイスショー「Everlasting33」。このショーは今までと違い、普通の劇場をアイスリンクに改造し生のオーケストラの演奏をとりいれるなど芸術的な要素をいれたな世界初の試み。
スケーターとして、演出家としてショーのすべてを取り仕切る浅田真央の情熱、そして葛藤!その制作過程の舞台裏に迫るドキュメンタリー。”
 Everlasting33、会場の写真を見るだけでドキドキする豪華さ。生のオーケストラというのもめっちゃ楽しみ
 うっかり、今までの「サンクスツアー」「BEYOND」のイメージで、チケット予約をのんびり構えていたら、いい席がどの日もほぼ売り切れていた 考えてみたら、劇場をアイスリンクに改造するなんて、厳密に期間限定だし、ほかの会場で同じことをする可能性は少ない。それは争奪戦になるわけだ。
 唯一S席に申し込めた水曜夕方の公演でゲット 仕事を終えたらさっさと移動するぞ
 そして今日の番組は録画予約完了

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Bloom On Ice 2024 4/20夕方公演

2024年04月21日 02時02分17秒 | フィギュアスケート

 配信チケットをどう買おうか迷ってたBloom on Ice 2024、結局寝坊したので今日21日(土)の夕方16:30公演を購入。次男のパソコンをテレビに接続して大画面で見る
 ♪は曲名(わかったものだけ)、色などは衣装。
<第1部>
[オープニング]
 村元哉中のカッコいいステップにみんながついていく形のダンスから。キャシー・リードさんの振付。それぞれジャンプやリフト、さりげなく側転なんかする子もいる。
1.グループナンバー 島田麻央 櫛田育良 中村俊介 吉田陽菜 千葉百音 村元哉中/高橋大輔
 女性は白、男性は白シャツと黒パンツで。ラスト、7人が手をつないだ先に大ちゃんが麻央ちゃんをリフト。
2.川勝玲奈 ♪不思議の国のアリス ボーダーに赤
 3ルッツ+3トウ、後半に3回転+3回転+2回転も跳んでたような 3か月後に始まる2024/2025シーズンはジュニアに上がって活躍しそう。
3.森本涼雅 ♪ムーラン・ルージュ 紫
 サルコウ、フリップ、ルッツと3回転を跳ぶ。来季はジュニアグランプリシリーズに出られるかな。
4.山田恵 ♪ラプソディー・イン・ブルー ブルー系
 安定感のあるスケーティングで、3ルッツ+3トウ、3サルコウ+2アクセル+2トウなど。背が高いがまだ中3になったばかり。
5.金沢純禾 ♪リバーダンス 白・オレンジ・青
 キレのいい動きで、3ルッツ+3トウ、2アクセル連続など。ノービスAで優勝したが、もう1シーズン、ノービスで滑ることになる中1。
6.清水咲衣/本田ルーカス剛史 ♪ウェストサイドストーリー 白に赤ベルト、白シャツ
 そろって3ルッツを下り、スロー2サルコウ両手上げで。リフト、スピンも安定感を増した。
7.高橋星名 ♪バイオリン協奏曲 ブルー系
 3ルッツ+3トウ、3ルッツ+両手上げ2トウなど。相変わらず小柄で踊り心たっぷり。
8.河野莉々愛 ♪シェヘラザード 紫
 今季のショートプログラム、3ルッツ、3フリップ+3トウと決める。川勝玲奈と共にジュニアに上がれる中1で、強くなりそう。
9.村上遥奈 ♪ダンスモンキー 黒系
 生まれ育ったオーストラリアのヒット曲、今季のショートプログラム。3ルッツ、2アクセル、3サルコウ+3トウ。この曲はよく似合っている。
10.柴山歩 ♪風の神の歌(たぶん) 水色
 昨季のショートプログラムと思われる。丁寧な演技。
11.長岡 柚奈/森口 澄士 清水 咲衣/本田ルーカス剛史 吉田 唄菜/森田 真沙也
 カップル競技の3組でグループナンバー。男性陣が柄物シャツで出てきて、何か曲をかけて踊り出す。そこへスリップドレスの女性陣がお洒落な曲をかけて入ってくる。何度か掛け合い、それぞれパートナーと組んでダンス。ラストは男性陣だけでリフト
12.京都宇治シンクロナイズドスケーティングチーム ♪ソーラン節など 黒系
 8名でいろいろな技を繰り出す。3人が1人の腕と両足をホールドして振り回したり、3人で1人をリフトしたり。男子が2人いるチーム。
<企画>
 即興振付ダンスバトル。怪我のため今回演技ができない三浦璃来/木原龍一組が審査員 Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」1分に、千葉百音・櫛田育良・島田高志郎・村元哉中・高橋大輔が好きなように振り付けて同時に踊る。
 まず練習を1回すると、さっそくイメージして踊ってみる人、まず足元を動かしながら考える人といるのが面白い。やはり高橋大輔は細かく音を取って激しく、島田高志郎はくねくねした動きを入れたのが独特。
 りくりゅう審査員、悩んだ末に(?!)島田高志郎を優勝とした。商品は発売されたばかりの「RikuRyu! 三浦璃来&木原龍一フォトブック
 さらにプレゼント企画、席番号の抽選でグッズなどがプレゼントされた。
*****整氷*****
<第2部>
1.グループナンバー 山田恵 川勝玲奈 金沢純禾 河野莉々愛 村上遥奈 柴山歩 高橋星名 森本涼雅 島田高志郎 樋渡知樹 ♪Happy Tシャツ色違い
 よくそろって踊っていた。
2.櫛田育良 ♪The Little Prince 赤
 人気のプログラムを楽しそうに滑る。スピンでイリュージョンを入れるところ、やや不安定だったかな
3.中村俊介 ♪? 光る黒系
 4トウなんとか、3アクセル転倒と惜しかった。来季シニアに上がるか、ジュニア最終年にするか。
4.吉田 唄菜/森田 真沙也 グリーンのドレス 白シャツ黒ベストにハンチング
 メダリストオンアイスでも披露されたエキシビションナンバー。椅子に座って居眠りする男性を女性が起こして踊り出す。会場が狭いので、ややスピードを抑え気味のような 最後は女性が椅子に、男性は押しのけられて氷に寝そべる。
5.樋渡知樹 ♪? ブルー系
 エキシビションナンバー。3アクセル、ターン連続からの3回転ジャンプが目を引く。大きくジャンプして空中キック、クリムキンイーグル、キャメルスピン中に何度もバタフライを入れたりとアクロバティック。ダイナミックにバレエジャンプ3連発、足を前に上げるスパイラルまで。見せ所満載
6.吉田陽菜 ♪? 黒系
 世界選手権でも披露したナンバー。3ルッツ、2アクセルと下り、3サルコウは惜しい転倒。髪を下ろしてなびかせるのがきれい。
7.長岡 柚奈/森口 澄士 ♪? 白ランニング黒パンツ
 寝そべった男性が女性をバーベル代わりにベンチプレス 2人でいろいろトレーニング!みたいなプログラム。リフト、スロー3サルコウ(転倒)、デススパイラル。もう堂々たるペアぶり。
8.千葉百音 ♪黒い瞳 黒青赤
 今季ショートプログラム、完成度の高さを見せる。3フリップ、2アクセル、3ルッツと美しい流れ。観客の手拍子もばっちり
9.島田高志郎 ♪? グレー
 座っていた椅子から立ち上がり、3サルコウ、3ルッツ、2アクセルなど。心の痛みを表現する動きの豊かさが実にいい。ラストはまた椅子に戻る。椅子を押さえているのは森本涼雅。
10.島田麻央 ♪Champion 黒系
 世界ジュニアで見せたナンバー。2アクセル、両手上げ3ルッツなど。エキシビションでも振付のこなし方がきっちりしているのは性格かな。
11.村元哉中/高橋大輔 ♪? 紫オレンジ黒など迷彩
 さすがの表現力で世界が違う。腹ばいになったり、大ちゃんが3回転ジャンプを跳んだり、哉中ちゃんがスピンをしているところを大ちゃんがすっとホールドしたり。ますます成熟するチーム。
[フィナーレ]
 一人一人紹介され、「WAになって踊ろう」を観客といっしょに踊る。ばらばらに動きながら、それぞれ何か面白いことをする!だったのかな 2、3人でせっせっせをやったり⁈
 場内一周する間は撮影可ということで、皆さんスマホを構えていた。

 21日(日)も2公演ある。お疲れの出ませんように・・・って、みんな若いから大丈夫 1日目と演目を変えるスケーターもいるだろうし、複数公演を見るのも楽しそう。
 昨年の公演は忘れた頃にJ SPORTS 4で放送があったが、今年もあるといいな
 


 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Bloom On Ice 2024、明日から2日間4公演

2024年04月19日 23時59分03秒 | フィギュアスケート

 もう今年が4回目になる、木下アカデミー所属選手によるアイスショー「Bloom On Ice 2024」が、明日20日と明後日21日に開催される。
 フィギュアスケートファン仲間の1人が京都まで見に行くという話で、羨ましい 本当に行く気はなかったけど、京都日帰りが可能かどうか、検索しちゃった
 ライブ配信の告知がなかなか出ず、まさか今年はないのか?と思ったが、ちゃんとある 価格設定が1公演2500円、4公演セットで8000円。追っかけや一時停止・巻き戻し等ができないタイプなので、1公演だけだと何かの理由で鑑賞を中断したら何かしら見逃すことになる。昼と夜、1日目と2日目では違うプログラムを滑るスケーターもいると思われるので、4公演セットチケットは案外お得
 しかし、セットを買ってしまったら、「元を取らなきゃ」とパソコンに張りつきそう。2時間半×4=10時間、ちょっと時間を取られ過ぎでは
 配信チケットは公演開始直後くらいまで購入できるので、土日の予定を考えて決めようと思う。ゆなすみ、さえルカのペア、うたまさのアイスダンス、樋渡知樹くんも楽しみ

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

折原裕香さんがライブ配信中

2024年04月10日 23時35分01秒 | フィギュアスケート

 フィギュアスケート・アイスダンスで、ユーホ・ピリネン選手と組んでフィンランド代表、世界選手権2024で16位だった折原裕香さんが、インスタグラムでライブ配信してます
 パジャマ姿で化粧落としながら、シーズン終わりを祝して乾杯して 埼玉県朝霞市出身の23歳、リラックスしてる
 素の姿が見られるの、楽しい

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フィギュアスケート選手の進学情報

2024年04月07日 23時50分21秒 | フィギュアスケート

 4月といえば、新入学の季節。フィギュアスケートの選手たちの進学先が気になる。
 ここまででわかったのは:
<大学>
三浦佳生 明治大学
千葉百音 早稲田大学人間科学部通信教育課程
吉田陽菜 同志社大学グローバル地域文化学部
中村俊介 同志社大学
<高校>
島田麻央 中京大中京高校
中田璃士 中京大中京高校
田内誠吾 中京大中京高校
 中京大中京高校は通信制があるようで、それぞれ練習拠点を変えずに進学すると思われる。
 しばらくはシーズンオフ、新生活を楽しむのかな

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

STARS ON ICE

2024年04月06日 23時41分26秒 | フィギュアスケート

 世界選手権が終わったばかりのこの時期、出演する現役選手には「お疲れ様」と言いたい
 メダリストが大挙して出演するSTARS ON ICE 2024、フィギュアスケートファン仲間が見に行ったそうで
 明日、CSのTBSチャンネル1で放送がある。12:55~16:30、独占生中継 スカパー!のセレクト5を契約してるんだけど、今このチャンネル入ってたか、確認せねば

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フィギュアスケートに関して思うこと

2024年03月31日 04時00分20秒 | フィギュアスケート

 今シーズンを振り返りながら、常々・改めて、思うことあれこれ。

・国際大会派遣が減った
 細かく数えたわけではないが、チャレンジャーシリーズとか、年明けのB級大会に派遣される数が減っているように思う。特にペアとアイスダンスは、元々少ないのがさらに少なかった気がする。
 小松原組は年内のチャレンジャーシリーズを敢えて希望していなかったそうで、時間をかけて調子を上げたのが四大陸での好成績につながり、作戦は成功だったと言える。ただ試合数が少なかった分、ワールドスタンディングのポイント上積みが少なく、世界選手権リズムダンスの滑走順には不利になったのではないだろうか。
 四大陸の後、チャレンジカップはエントリーできたはず。“うたまさ”吉田唄菜/森田真沙也組、“あずしん”田中梓沙/西山真瑚組も、今後の経験のためにエントリーすれば良かったと思う。
 ジュニアの“さらあつ”岸本彩良/田村篤彦組も、全日本ジュニアの後は試合がないまま、世界ジュニアに出場した。試合勘みたいなものが、ちょっと鈍っていたのでは? “かほゆう”山下珂歩/永田裕人組をバヴァリアンオープンに派遣したんだから、一緒にエントリーすればよかったのに。
 今季からジュニアも、B級国際大会でワールドスタンディングのポイントが付くようになった。世界ジュニアの滑走順が少しでも有利になるようにする意味もある。
 ・・・日本スケート連盟、お金ないのかな

・両手上げジャンプ
 いわゆるタノジャンプ。ほとんど全部のジャンプを両手上げで跳ぶ選手がいる。成功すればいいんだけど、ジャンプ不調で何度もミスが出るようだと、見ていてイライラするのは私だけ?
 以前は両手上げ・片手上げが「難しい姿勢」として高いGOEがもらえた。現在は「踏切から着氷までの身体の姿勢が非常によい」としての評価になっている。「難しい」の評価をやめたのは、常に両手を上げるジャンプで練習しているなら、その選手にとって「難しい」わけではないからだろう。
 確かに、両手をまっすぐ上げ跳ぶと体がピンと伸びて、美しい姿勢に見える。しかし、手を上げなければ跳べなくなっているとしたら、それはいいことだろうか。ミスした時、普通の姿勢だったら着氷できたのかな?とつい思ってしまう。
 「同じ種類のジャンプで手を上げる姿勢を評価するのはプログラム中1回のみ」なんて規定するのは難しいかな スピンのレベルで「プログラム中1回のみ」と指定されているフィーチャーはテクニカルスペシャリストが判定する。しかしジャンプの姿勢がよいかどうかはジャッジが見ることなので、ちょっと無理か。
 タノジャンプは、成功確率との兼ね合いで選手本人が決めればいいとしても、プログラム全体の中のアクセントとして取り入れたほうがカッコいいと思うのは私だけ

・演技構成点(Program Component Score)の刻み
 常々不思議に思っているんだけど、ジャッジがつける点数、なぜ0.25点刻みなのか。0.10点刻みでもよくない
 7.75?もう少し上?でも8.00は高い?と迷ったとき、7.80や7.90をつけることができたら、より正確になるのでは。
 今季から、演技構成点の項目が3つに減り、係数が大きくなった。男子SPは1.67、FSは3.33。女子SP1.33、FSは2.67。項目平均が0.25点違うと、男子はSPで0.42、FSで0.83の差、女子はSPで0.33、FSで0.67の差になる。0.0いくつを争う接戦になった時、この差は大きい。
 これも思ってるのは私だけだろうか。

・レベルのある要素
 ジャンプ偏重になりやすい男女シングルで、スピンやステップをもっと評価するべきという意見は以前からある。スピンとステップの基礎点を上げる方向に行くだろうか。
 私は、基礎点を上げた上でレベル間の差を大きくしたらいいと思う。これはアイスダンスでも必須だ! 組んで日が浅いカップルはなかなかPCSが上がらないが、技術点で上に行けるとあれば、しっかり基礎技術を身につけるモチベーションになると思う。

 等々、思いを書き連ねてみました

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バックフリップってどうよ?

2024年03月31日 01時47分40秒 | フィギュアスケート

 やりやがったな、と思った。
 世界フィギュアスケート選手権2024、男子フリーでアダム・シャオ・イム・ファ(フランス)がバックフリップを行った。Illegal element/movement(禁止された要素・ムーブメント)として2点減点されている。
 ヨーロッパ選手権のフリーでバックフリップをやって話題になった。日本では否定的な意見が多かったと思う。長野オリンピックでバックフリップをやったスルヤ・ボナリーの意見やISUが検討中という話がNumberの記事になっている。
 このブログでも私の意見を書いてみたが(明知故犯先駆者も懸念)、世界選手権のフリーを見た限り、観客は喜んでいたようだ。またジャッジもコレオシークエンスのGOEに5をつけた人が3人いて、鍵山優真と同じ2.0点を獲得しているので、高く評価されているようだ。
 否定的な意見には:
・危険だから禁止されている。減点2ではなく失格にするべき
・氷に大きく傷をつけて、その後の滑走者に影響がある
 ヨーロッパ選手権の時は「減点されても余裕で勝てるからやったのは他の選手たちに失礼」という意見があったが、今回はショートプログラムで出遅れ「まさかメダルに届くとは思わなかったので」と言っている。この点はバックフリップ自体の良し悪しより、競技に臨む態度を批判されそうなところだ。
 肯定的な意見をまとめると:
・ルールに従って2点減点されているのだから、それ以上責めることはない
・危険というが、4回転やそのほかの要素も同様に危険。ちゃんとできるなら問題ない
・氷に穴があくというが、4回転ジャンプの着氷でも同様
などなど。「禁止といっても減点2程度なら、ISUは本気で禁止しているわけではないのでは」という意見もあった。
 減点覚悟で禁止されていることを続けたという点で、ミーシャ・ジーがボーカル入り楽曲を使った例が引き合いに出されるが、危険かどうかや氷および他の選手への影響は関係ないので、比較はできない。

 ISUはどんな結論を出すだろうか。なんとなく、ここまでの流れを見ていると、解禁しそうな気がする。
 ただし、どの程度危険か(または危険ではないのか)、着氷時の氷の損傷程度と次の滑走者への影響は、ちゃんと検証すべきだろう。
 そのうえで解禁するなら「シニアのフリー、コレオシークエンスのみで可能」が妥当だと思う。同時に「リンクにほかの人がいるところで行ったら失格」とすべきだと思う。公式練習、6分間練習、演技終了後フラワーガール/ボーイたちがプレゼントを集めている状況などだ。
 また、氷に次の滑走者に影響があるほどの損傷を与えた場合、次の滑走者は氷のメンテナンス(バケツの氷を持ってきて手で埋めるやつ)を要求できるようにしたらいい。

 実際に解禁されたら、どのくらいの選手が取り入れるだろうか。怪我なく習得できる選手がどのくらいいるか。運動能力の高い選手が軒並みやるようになったら、今ほど盛り上がらないかもしれない(今、やると盛り上がるのは、禁止要素を敢えてやるというスリルの部分もある)。
 何人もやるようになったら、完成度を比較されるだろう。正直、アダム・シャオ・イム・ファのバックフリップは着氷が前かがみで、それほど美しくない。女子でもっときれいにやる人が出るかもしれない。となると、GOEが思ったより高くならない、なんてことになったりして?
 ジャッジも「音楽に合っている」「プログラムに合っている」かどうかを判断すると、バックフリップ=高いGOEにならないかもしれない(というか、そうすべきだと思う)。どうしてもバックフリップを入れたかったら、コレオシークエンスのパートに使う曲は合わせる必要が出てくるかも。
 解禁したら、ジュニアの選手たちが練習したがるだろう。ジュニアでは引き続き禁止にするべきだと思うが、練習したら若い選手のほうが簡単にできるかもしれない。それで怪我人が続出したら怖い
 結局、練習してみたけど習得できなくて競技に入れない人が多く、競技で実施する人は数人に限られるのではないだろうか。逆に実施する人は毎回やることを期待され、調子が悪くてもやらざるを得ず、やってみたら出来が悪かった、転倒した、最悪怪我をした、なんて結果もあり得る。
 解禁したけど怪我人が続出するようなら、前より厳しい禁止(失格など)になる可能性もある。そうなったら元の木阿弥

 私としては、、、競技では別に見たくはない。解禁された場合、カッコよく決まったら拍手するし、ダサかったら拍手しない。禁止が続く場合、やったらブーイングかな。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本田真凜さんが英語で

2024年03月30日 18時05分42秒 | フィギュアスケート

 世界フィギュアスケート選手権2024、タイミング的に遅めの地上波放送(フジテレビ)は一応録画したが、まだ全部は見ていない。全滑走放送のJ SPORTS 4も初回放送が終了、エキシビションまで録画した。
 現役引退を発表した後、フジテレビ現地フィールドキャスターとして大会を取材した本田真凜さん。エキシビションの録画をチェックしたら、イリア・マリニン選手にインタビューしていた。
 「お願いします」と日本語で言ったあと、シートを見ながら英語で2つ質問。画面には日本語字幕が出ている。まあまあ自然な感じに聞こえた。しっかり練習してきたようだ。
 マリニン選手も聞き返したりすることなく答えていた。おそらく、事前に質問内容を見てもらってあったのだろうが、どの質問をされたのかわからない、なんてことはないようだった。
 “彼氏”の宇野昌磨くんは、あまり英語ができないらしいが ランビエールさんの指導を受けるようになって、多少はできるようになったかな? 真凜さんのほうは努力していそうだ。
 世界ジュニア選手権に初出場で初優勝したときのインタビューを思い出す。日本の学校に通う中2、英語は先生に通訳してもらっていた。慣れてなくて、自分がマイクに向かって喋るのか確認したり すっかり大人になって隔世の感
 今後さらに英語インタビューすることが増えるなら、次はシートを見ずに話せるようになるといいな

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昌磨くんの今大会と今後

2024年03月30日 00時17分51秒 | フィギュアスケート

 世界フィギュアスケート選手権2024で4位に終わった宇野昌磨選手。インタビューでは今後について「話し合って決める」というような感じだった。って、進退を聞かれるほどのベテランだったっけ
 1997年12月生まれの26歳。今大会の男子に出場した40名中、年齢順では7番目。まあ、上の方ではある。国内では確かに最年長になっている(1学年下・早生まれの友野一希が唯一残っている同期)。
 同じ26歳で今大会6位に入ったルーカス・ブリツィギがこれから!という雰囲気なのと違うのは、代表キャリアの長さかな
 なにしろ、本来満9歳以上で出場する全日本ノービスに、満8歳の小3のときから出場している。ノービスBで2連覇・Aで2連覇の計4連覇。ノービスA1年目の小6のとき、推薦出場した全日本ジュニアで3位。優勝した羽生結弦から握手を求められて固まってしまう映像を見たことがある
 ジュニア1年目の2011/2012シーズンからジュニアグランプリシリーズ2大会に出場を続け、2014/2015シーズンはファイナルに進出して優勝。世界ジュニアも10位・7位・5位と順位を上げて2015年に優勝を飾った。
 シニアに本格参戦した2015/2016シーズン、さっそくグランプリファイナル銅メダル、世界選手権初出場で7位。その後ずっと出場を続け、2位・2位・4位、中止の2020年の後は4位・1位・1位・4位。平昌オリンピック銀メダル、北京オリンピック銅メダル。世界のトップレベルで戦い続けてきた。ジュニアで4シーズン、シニアに上がってから9シーズン。
 こうして書いてみると凄いんだけど、あまりそんなイメージがないのは、、、つい2シーズン前まで羽生結弦という大き過ぎる存在があったせいか。羽生結弦が達成したスーパースラム(ジュニアグランプリファイナル・世界ジュニア・グランプリファイナル・ヨーロッパまたは四大陸選手権・世界選手権・オリンピックを制覇)、実は宇野昌磨もあとオリンピックで達成する可能性がある。

 今大会の昌磨くん、ショートプログラムは素晴らしかった。4回転フリップがきれいに入ったし、4回転+3回転を予定していてもセカンドが2回転になってしまうことが多いが、今回はしっかり3回転を付けられたのでよっしゃ!と思った。
 ただフリーに入るとき、「なんだかオーラがないな」と感じた。ジャンプにあまり高さが出ない。それでも転倒は冒頭の4ループだけでまとめたが、最後の3サルコウが単独になる。予定通りだが、ここまでジャンプのコンビネーション/シークエンスは2つ、あと1つできる。3サルコウに3トウをつけられたら約4点上がり、アダム・シャオ・イム・ファを上回って3位になれていた。「勝ちたい気持ちが弱かった」というコメントもあったが、いつもなら3トウをつけることを考えられたのでは?
 時間オーバーの減点1ももったいなかった。最後のスピンはいつもどおりに行ってレベル4だったが、回転数を落としてレベル3にして時間内に終えれば、基礎点は0.5下がるが合計点は少し上がるかもしれない。接戦の場合は順位に関わることもあるだろうから、曲に遅れているときのシミュレーションもしてあればいいと思った。

 ジャンプ構成からすると、イリア・マリニンに追いつくのはなかなか難しい。また今シーズンは、きれいに着氷したジャンプでq判定があり、「これ以上は難しい」とコメントしていた。ジャンプにそう高さが出るタイプでもないので、GOEを伸ばすのも限界がありそう。
 しかし、はまったプログラムでの表現力は、侮れないものがある。勝ちにこだわるより、自分の理想のプログラムにこだわることで、モチベーションは保てるんじゃないだろうか。ファンもそういうプログラムを見たいし、そこに結果が付いてくればなお良しくらいのスタンスで応援するのがいいような気がする。
 試合がない期間に、ショーでどんな演技を見せて、どんなことを考えて結論を出すのか。まだまだ若手の“壁”になり、競技人生はきちんとした終わらせ方をするんじゃないかと、私は勝手に思っている。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

世界フィギュア2024あれこれ

2024年03月29日 02時21分36秒 | フィギュアスケート

 今週月曜から、J SPORTS 4で世界フィギュアスケート選手権2024の全滑走放送をしている。録画しつつ、家族がテレビを使っていなければ流して見ていた。
 今大会を見ていて目についたこと、あれこれ。

・フェンスに穴⁈
 等間隔で穴のようなものが見えるんだけど、、、
 会場のベル・センター、アイスホッケー仕様のリンクで通常より狭いと再三説明がある。あまり慣れていないのか、フェンスに軽くぶつかってしまう選手もちらほら。NHLのチーム、モントリオール・カナディアンズの本拠地だそうだ。
 ということは、普段はこんな感じなのでは。

 フェンスの等間隔の穴のように見えるものは、アイスホッケーの試合でパックが観客席に飛んでいかないようにガードする、透明なパネルを取り付ける部分ではないだろうか。
 小規模な大会だと、透明パネルを取り外すことなく、そのままフィギュアスケートの大会を行うが、さすがに世界選手権はそうはいかないというわけか。
 アイスホッケー以外にもバスケットボールやプロレス、コンサートなどの会場に使われているので、パネル付け外しはよくあることなんだろう。

・選手の写真
 キス&クライの両側にあたるところに、滑走中の選手の大きな写真が表示されるようになっていた。名前がはっきり見えて、観客も選手も嬉しいのでは
 こんなのは初めて見たかも。

・モントリオールの観客
 見巧者ぞろい、という気がした。
 シーズン最後の大きな大会だから、たいていの選手のプログラムはどこかの大会で見ている人が多い。ここから盛り上がる、ここのところ好き!というのがわかっていて、歓声も上がるし拍手もする。
 拍手の仕方が、日本と少し違うような? 日本だと転倒したら頑張れ~のパチパチだが、手拍子で後押しが多かった気がする。また音楽に合わせての手拍子、ノリもリズム感もめっちゃいい
 カナダ人選手はもちろん地元!という大声援だが、カナダで練習している(いた)選手たちも準地元扱い。ドノヴァン・カリーヨ、エカテリーナ・クラコワ、チャ・ジュンファン、りくりゅう等々。アイスダンスのモントリオール組ももちろん 温かい応援だった。

 来年はボストン(アメリカ)。当分日本開催はなさそう。。。またいつか日本に来てくれるかな

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

羽生結弦 notte stellata 2024放送

2024年03月28日 19時50分28秒 | フィギュアスケート

 mixi情報いつもありがとう
 羽生結弦 notte stellata 2024今夜21:00からBS日テレで放送。配信の購入もしなかったので、ここで見られるのはありがたい。
 大地真央とのコラボがどんな感じか、楽しみ

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

町田樹が見たGPシリーズ/ファイナル2023

2024年03月28日 14時52分24秒 | フィギュアスケート

 フィギュア関連番組のお知らせ。テレ朝チャンネル2で30日(土)19時から「町田樹が見たGPシリーズ/ファイナル2023」が放送される。
 世界選手権2024が終わったばかりで、グランプリシリーズとファイナルは少し記憶から遠ざかっているが イリア・マリニンのショートプログラムで4アクセルにびっくらこいたファイナルを思い出す。
 ジュニアでは男女アベック優勝もあったし、まっちーがどんな解説をしてくれるか、どこに注目したか、楽しみ

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする