ゆめ未来     

遊びをせんとや生れけむ....
好きなことを、心から楽しもうよ。
しなやかに、のびやかに毎日を過ごそう。

谷汲山開運縁起あられと谷汲栗まんじゅうとおでかけパンダ

2021年11月30日 | しあわせかんじるあまいもの
谷汲あられだるま堂  岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲 2021.11.30



娘が、谷汲に紅葉を見に行ってきました。

谷汲あられだるま堂の 『 谷汲山 やわらか自慢 開運縁起あられ 』 と 『 谷汲栗まんじゅう 』 を、お土産に買ってきてくれました。

ネクタイを締めたパンダのお菓子は、 『 おでかけパンダ ざらめ黒糖かりんとう 』。

遊びに行くと、少しですがお土産を買ってきてくれます。



        胡麻大豆  アーモンド  黒大豆
        海 老   昆 布    ピリ辛マヨネーズ


「やわらか自慢」とありますが、実にサクサクふっくらとしたあられです。
「谷汲栗まんじゅう」は、栗あんのまんじゅうの中に大きな美味しい栗が一個まるまる入っています。だるま堂の誠実さを感じました。
「おでかけパンダ」は、箱が気に入ったそうです。

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苦悩する男  死は殴るのだ。

2021年11月29日 | もう一冊読んでみた
苦悩する男(上・下)/ヘニング・マンケル  2021.11.29

刑事ヴァランダー最後の事件。
苦悩する男』 を読みました。

刑事クルト・ヴァランダーも59歳。そろそろ定年を迎える歳だ。
日頃、考えることは 「老い」。
ぼくは、一世代ほど上の年齢だから、なおのこと老いのことはよく考える。
作品は、ミステリだが、人はどんな思いで老いを迎えるのかみてみた。


 「久しぶりに元気そうな声だった。嬉しそうだった。ホーカンはときどき落ち込むことがある。歳をとるのが嫌だったのかもしれない。時間が足りないと言っていた。君は何歳だね、クルト?」
 「六十歳です」
 「ふん、まだ若造だよ。」


 退職したら何をするかという疑問に答えが見つからないまま、ヴァランダーは部屋の窓を開け、ふたたびパソコンに向かい、ホーカン・フォン=エンケの人生を探り続けることにした。

 「おれは年取ったと感じる」ヴァランダーが言った。「毎日、目を覚ました瞬間から、一日がものすごい速さで過ぎると感じる。何かのあとを追いかけているのか、それとも何かに追いかけられているのかわからないが、とにかくいつも走っているような気がするんだ。正直に言うと、おれは年取ることに大きな不安を感じている。」

 「一九五五年に入学した同級生たちの人生は様々だ。おれはいま、おおよそみんなの人生がわかっている。たいていの者ははっきり言ってあまりうだつの上がらない人生を送ってきた。何人かはすでに死んでいる。カナダに移住してから自殺した者もいる。何人かが望みどおりの人生を送った。クイズ番組で成功したスルヴェ・ハーグベリのようにね。だがほとんどの者は文句も言わずに働きづめの人生を送ってきた。外から見ればそう見える。おれは? おれの暮らしは? やっぱり同じようなものだ。六十にもなれば、だいたいのことはもう終わっている。それは悔しいけど認めざるを得ない。残りの人生でしなければならないことはもうあまりないんだ」

 「人生が終わりかけていると感じるの?」
 「ああ、そうだな。ときどきそう思う」
 「そういうとき、何を考えるの?」


 孤独は美しいものではない。ここに一人、何も言わない写真に囲まれて、孤独だけが道連れの女性がいる。
 「以前は決して泣かなかった」と言って、ファニーは頬の涙を拭った。「でもね、あの人、私の元に帰ってくるのよ。年取るごとにますます頻繁に。あの人、深いところで私を待っているんだと思うの。わたしを下から引っ張るの。まもなくわたしも逝くわ。十分にもう生きたという気がするの。それでも疲れ切った年老いた心臓が打ち続けるの。そして、わたしの秋が終わったら、他の人の春が始まるのよ」
 「それ、賢い一句に聞こえるな」
 「そうでしょう」と言って、ファニーはにっこり笑った。「おばあちゃんは一人のとき、上手な詩を考えるのよ」


 ポーランドへ向かう大きな白い連絡船が浮かんでいた。自分のもっとも鮮明で幸福な時代をいっしょに過ごした人があの船に乗っている。二度と戻らない人が。悲しみと痛みで胸がいっぱいになり、彼はしばらく動けなかった。

 死は殴るのだ。と彼は思った。容赦ない力で思い切り殴りかかってくるのだ。

老いについて、人は洋の東西を問わず似たような思いをするのだろうか。

      『 苦悩する男(上・下)/ヘニング・マンケル/柳沢由実子訳/創元推理文庫 』

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日経平均株価、今週下値を模索する展開になるか

2021年11月28日 | 捕らぬ狸の経済


  11月26日
  日経平均 2万8751.62円(-747.66円)
  TOPIX 1984.98(-40.71)
  出来高 13億0290万株
  長期金利(新発10年国債) 0.070%(-0.010)
  1ドル=114.16円(1.22円高)


11月22日 2万9774円  10億6538万株 2兆3720億円
11月24日 2万9302円  12億2187万株 2兆7804億円
11月25日 2万9499円  9億5984万株 2兆1145億円
11月26日 2万8751円  13億0290万株 2兆9993億円

■株探ニュース 2021.11.27
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今週の【早わかり株式市況】1000円近い急落、米金利上昇と南アの新型コロナ変異株を警戒

今週の相場ポイント

1.日経平均は2週ぶりに急反落、週央と週末の急落で市場心理が冷え込む
2.週初は欧州での新型コロナ感染再拡大を警戒しながらも頑強な値動き示す
3.24日(水)はパウエル再任見通し受けた米長期金利上昇を嫌気して急落
4.週末は南アフリカで発見された新型コロナ変異株を警戒視、波乱の展開に
5.週末の日経平均は一時900円近い暴落、2万9000円を大きく下回る


週間 市場概況

今週の東京株式市場は日経平均株価が前週末比994円(3.34%)安の2万8751円と2週ぶりに急反落となった。

今週は欧州などで新型コロナウイルスの感染再拡大が顕著となっていることが警戒されたものの、週初の段階ではリスク回避の流れはあまり意識されなかった。
しかし、勤労感謝の日をまたいだ週央以降は一変、リスクオフの売りに直撃される格好となった。


週明け22日(月)は、前週末の日経平均上昇の流れを引き継ぎ頑強。
前週末に米国株市場ではNYダウが下げたもののハイテク株比率が高いナスダック総合指数が堅調だったことで売り急ぐ動きは見られなかった。

ところが、勤労感謝の日で休場となった23日(火)をまたいで24日(水)になると、にわかに市場のセンチメントが悪化。
来年2月に任期満了を迎えるパウエルFRB議長が再任される見通しとなったことを受け米長期金利が上昇し、これを受けハイテク系グロース株への売りがかさむことに。
日経平均は一時500円超の下げとなり、大引けも470円あまりの急落となった。

25日(木)は反発。
前日の急落は行き過ぎとみた押し目買いが優勢となったほか、先物絡みの買い戻しも反映された。
外国為替市場でドルが買われ、1ドル=115円台前半まで円安が進んだことも輸出セクター中心に追い風に。
米株価指数先物が堅調だったことも投資家心理を改善させた。
もっとも上げ幅は前日の下げ分の半分以下にとどまった。

そして週末26日(金)は想定外の急落。
南アフリカで新型コロナの変異株が発見され、感染力が強くワクチン効果も薄いという見方が広がるなか、アジア株市場が全面安に。
日経平均は先物主導で一時900円近い下げに見舞われた。
2万9000円台を大きく割り込み約1カ月ぶりの安値で取引を終えている。


来週のポイント

日経平均は今週末に75日、200日移動平均線をともに大きく下回ってきており、来週は下値を模索展開になりそうだ。

重要イベントとしては、国内では30日朝に発表される10月の完全失業率・有効求人倍率と鉱工業生産や12月1日朝に発表される7~9月期法人企業統計調査が注目される。

海外では30日発表の中国11月製造業PMIと30日に行われるパウエルFRB議長の上院での証言や12月1日に発表される米国11月ISM製造業景況指数、2日に開催されるOPECプラス閣僚級会合、3日発表の米国11月雇用統計に注視が必要だろう。


日々の動き(11月22日~11月26日)

11月22日(月)  小幅続伸、朝安も米株先物が堅調でプラス圏に浮上
        日経平均 29774.11(+28.24)  売買高10億6538万株 売買代金2兆3720億円


11月24日(水)  3日ぶり急反落、米長期金利上昇でハイテク株が安い
        日経平均 29302.66(-471.45)  売買高12億2187万株 売買代金2兆7804億円


11月25日(木)  反発、前日急落の反動で買い優勢も上げ幅は限定的
        日経平均 29499.28(+196.62)  売買高9億5984万株 売買代金2兆1145億円


11月26日(金)  急反落、コロナ変異株への警戒感から2万9000円割れ
        日経平均 28751.62(-747.66)  売買高13億0290万株 売買代金2兆9993億円


セクター・トレンド

(1)全33業種中、30業種が下落
(2)JALなど空運がダントツの値下がり率トップ
(3)リクルートなどサービス、三井不など不動産、ZHDなど情報・通信といった内需株が売られた
(4)コマツなど機械、東エレクなど電機、スズキなど自動車といった輸出株も大幅安
(5)信越化など化学、住友電など非鉄、日本製鉄など鉄鋼といった素材株もさえない
(6)三菱UFJなど銀行、MS&ADなど保険といった金融株も軟調
(7)値上がりは商船三井など海運、東電HDなど電力・ガス、大和など証券の3業種


【投資テーマ】週間ベスト5 (株探PC版におけるアクセス数)

1(3) 半導体
2(2) メタバース
3(1) 半導体製造装置
4(8) 人工知能
5(5) 2021年のIPO
※カッコは前週の順位

  株探ニュース(minkabu PRESS)



■モーニングスター 2021.11.27
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株式週間展望=「変異株」に過剰反応?相場修復目線で/日経平均予想レンジ:2万8500~3万円

東京株式市場では今週も日経平均株価の3万円が遠く、南アフリカで新型コロナウイルスの新たな変異株が警戒された26日は、米国市場の休場も相まって暴落した。
一方、日本国内における感染者数は極めて少ない水準に抑え込まれており、現時点ではむしろ内需回復への期待が大きい。
来週は配当再投資の要素も加わり、幅広い銘柄に株価の修復が見込まれる。


      <米休場や売り仕掛けも重なり暴落>

今週の日経平均は週初の22日に付けた2万9806円で頭打ち。
新規の買いが入りにくい中で水準を切り下げ、南アフリカの変異株をめぐってショック安の様相を呈した週末26日は、一時前日比で893円値下がりして今月初めて2万9000円を割り込んだ(終値は前週末比747円安の2万8751円)。

しかしこの日は、感謝祭でクローズしている米国市場で本来出るはずの売りまで日本に集中したほか、それに乗じた投機筋の売り仕掛けも株安の流れに拍車を掛けたとみられる。
新たな変異株がもたらす影響がまだ計れない状況の中で、不安定な投資家心理が過剰なリスクオフを招いた感が否めない。


日本では新型コロナの1日当たりの感染者数が8月の約2万5000人ピークに急減し、足元では100人を下回る日もある。
政府は第6波へ備えつつ経済活動の再開を促しており、景況感は改善する方向。
欧州などで感染が再拡大する中でのこうした日本の状況は、株高につながってこなかった。
ただ、12月1日に発表されるOECD(経済協力開発機構)の世界経済見通しなどに反映されれば、相対的な優位性がマーケットでも意識されるかもしれない。


      <配当再投資の買い期待>

また、9月中間期配当の支払いが本格化し始めたことで、来週は再投資の買いも見込まれる。
大和証券によれば、11月最終営業日を含む週は日経平均が上昇する傾向が強い「特異週」だという。
変異株に対する警戒が今後一段と拡大してしまう恐れも否めないとはいえ、まずは水準訂正の動きが想定される。


もっとも、テクニカルでは日経平均が一気に75日移動平均線と200日線を割り込み、前週までの下値切り上げの動きが明確に崩れた。
このことを悪材料視する向きもあるだろう。
早期に立て直せない場合は、10月の安値2万7293円が意識される。


来週のスケジュールはOECDの世界経済見通しのほか、国内で11月30日に10月有効求人倍率、12月1日に7~9月期法人企業統計が発表される。

中国では11月30日に11月の製造業・非製造業PMI(購買担当者指数)が出るほか、米国は12月1日に11月ADP(オートマチック・データ・プロセッシング)雇用統計や同ISM(米サプライマネジメント協会)製造業景況指数、3日に同11月雇用統計とISM非製造業景況指数が控える。
さらに、OPECプラスの会合が2日に予定されている。

日経平均の予想レンジは2万8500~3万円とする。

  提供:モーニングスター社



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デニーズ 牡蠣フライ定食を食べに行ったのに

2021年11月27日 | 食は文化だ
デニーズ岐阜鏡島店    岐阜市鏡島 2021.11.27

牡蠣の時季到来。満を持して 『デニーズ』 に牡蠣フライを食べに行く。

ところがである。
ぼくにとって、腹立たしくも、ややっこしいことになっている(笑)。

牡蠣フライ定食」 は、特別メニューで、平日は17時以降、土日祝日は、11時以降にしかお出しできません。
何だこれ! 何とも意地悪なことではないか。

牡蠣フライ定食なんて、特別なものでなく、どこにでもある普通のメニューなのにさ。



仕方がないので、『 オムライス&牡蠣フライ 』 で、今日は我慢する。
牡蠣フライが2個。たった2個だけ。 我慢がまん。

         『 デニーズ岐阜鏡島店  』

          住所 岐阜市鏡島精華2-3-1
          TEL ( 058 ) 251 - 1521


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かぼちゃと鶏ひき肉のみそ汁  瀬尾幸子

2021年11月26日 | お昼のおひとり様ご飯
だしカップ2にみそ大さじ2のみそ汁  2021.11.26


          かぼちゃと鶏ひき肉のみそ汁

ぼくは、汁物が大好きです。
休肝日には、具だくさんのみそ汁だけの昼食にします。
体重を減らしたいからです。 でも、思うようには事はなかなか進みません。
人間ドックでのお医者さんのアドバイスは、 「 とにかく体重を減らしなさい。 」 です。
ぼくは、血圧が少し高めなのですが、これも体重を減らせば大丈夫。
ホクホクのかぼちゃが甘く、みそによく合います。
素敵なこの一杯で、健康増進間違いなし!



         きょうの料理 2021年9月号
         かぼちゃと鶏ひき肉のみそ汁 : 瀬尾幸子


    冷蔵庫に余った食材は具だくさんのみそ汁に。
    少し多めにつくって、おかわりすれば栄養満点です。
    ホクホクのかぼちゃにきのこのうまみで、秋を感じます。



  材料(3杯分)
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    かぼちゃ  100g
    鶏ひき肉  30g
    しめじ  1/2パック(50g)
    ねぎ  1本(100g)
    だし  カップ2

    みそ  大さじ2
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  作り方
1.かぼちゃは一口大に切る。
  しめじは石づきを除き、ほぐす。
  ねぎは1cm幅の斜め切りにする。

2.鍋にとだしを入れ、中火にかける。
  煮立ったら弱火にし、ひき肉を一口大にちぎって加える。
  具が柔らかくなるまで6~7分間ほど煮る。

3.みそ大さじ2を溶いて加える。
  煮立つ直前で火を止める。

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万平ホテル アップルパイ

2021年11月25日 | しあわせかんじるあまいもの
万平ホテル  長野県軽井沢 2021.11.25

娘が、朝、「今日荷物が届くから受け取っといてね」と言って、仕事に出掛けました。

冷蔵で、荷物が届きました。



落ち着いた感じのデザインの素敵なパッケージです。
万平ホテルからです。

娘が帰宅したので、封を開けました。



Kさんの大好物の 「 アップルパイ 」 です。



美味しいくいただくには、「オーブンで、200度で15分間あたためてお召し上がり下さい」とありました。
外は、パリッとなかはしっとり。 」



芳醇で美味しいアップルパイでした。
流石、伝統のホテル。 素敵な意匠と旨さの一品。


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鯨波 純米吟醸/ひやおろし  期待通りの旨さだった

2021年11月24日 | さらにもう一杯の日本酒に酔う
鯨波 岐阜県中津川市 2021.11.24

JR岐阜駅アクティブGの 『 THE GIGTS SHOP 』 の冷蔵庫をのぞいていたら、『 鯨波 』 を目にしました。

そういえば、最近ご無沙汰しているなあと思ったら、なんか無性に恋しくなった。
そこで一本買って帰りました。

         鯨波 純米吟醸/ひやおろし


懐かしい人に再開した気持ちです。早速、味わいました。
素敵に旨い!
派手さは、ないがしみじみとした旨さが体にしみる。
旨いなあ。
JR岐阜駅に行く機会は、時々あるので、また買って来ようと。



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TAKIMOTO 焼き菓子

2021年11月23日 | しあわせかんじるあまいもの
TAKIMOTO 岐阜店  岐阜市金町 2021.11.23

TAKIMOTO岐阜店が、10月22日岐阜市金町にオープンしました。
www.maison-takimoto.com/news/


以前は、金町5丁目交差点前のハイカラで素敵なブティックのお店だったところです。

娘が、ここ 「 TAKIMOTO岐阜店 」 で焼き菓子を買って来てくれました。





    ケーク オ テ      ケーク オ ショコラ
    ケーク オ マッチャ   ケ-ク オ フリュイ


流石、TAKIMOTO。 美味しいケーキでした。

          『 TAKIMOTO岐阜店  』

         住所 岐阜市金町5丁目1番地
         TEL ( 080 ) 9831 - 1877


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ヨルガオ殺人事件 アランはけっして読者をごまかすことがない。

2021年11月22日 | もう一冊読んでみた
ヨルガオ殺人事件(上・下)/アンソニー・ホロヴィッツ 2021.11.22  

アンソニー・ホロヴィッツの 『 ヨルガオ殺人事件(上・下) 』 を読みました。
文句なしに面白かった。
とくに作中作の 『 愚行の代償 』 は面白く、一気に読んでしまいました。

アラン・コウウェイは、アティカス・ビュントにこう言わしめている。 心して注意深く読み進め。

 ビュント自身、『犯罪捜査の風景』の序文でこう記している。----“ある意味では、探偵と化学者のはたすべき役割はよく似ている。事件にいたるまでのものごとの流れは、分子を形成する原子のように、密接に絡みあっているものなのだ。たったひとつの原子を軽視したり、見落としたりすることは往々にしてありがちだが、その結果、砂糖だと思っていたものが塩に変わってしまわないともかぎらない”と。

アラン・コウウェイの元編集者だったスーザン・サランドンは、彼のことを作品の随所でぼろんくそん、ケチョケチョにけなしているんだが、そんな彼女でさえため息をついた。

 わたしが個人的に驚いたのは、ふたりいる犯人が誰なのか、はっきりと記憶したまま読みはじめたというのに、それでも最後まで読書を楽しめたことだ。アラン・コンウェイはミステリに分類される作品を書くのを嫌い、このジャンルを見くだしてさえいたけれど、すばらしい才能を持っていたのはまちがいない。複雑に絡み合った謎がきっちりと解かれていく過程には、大きく満足の吐息をつかずにはいられなかった。初めてこの作品の原稿を読んだときの喜びの幾分かが、こけだけの年月を経てもそのまま生き生きと胸のうちに湧き上がってくる。アランはけっして読者をごまかすことがない。それが、成功の秘訣のひとつなのだろう。

このミステリが面白いのは、こうして生み出されるからか。

 ビュントは殺人事件の捜査をゲームだと思ったことはないし、ましてや溶くべきパズルとして見たこともない。この仕事は、このうえなく暗い場所で必死にあがく、人間の心の考察なのだ。なぜそこに至ったのかを理解して、初めてその事件を解決することができる。

そしてパズルのパーツのように全てがあるべき処にピッタリと嵌まり謎は解ける。

ぼくにすれば、スーザンのアランの人間性に対する見方は、罵詈雑言のたぐいだと思うのだが、そんなアランが、人間味溢れるアティカス・ビュントを生み出している。このような人物を生み出すことが出来る人物が、スーザンの評価どおりの人間とはとても思えない。

ぼくは、スーザンがあのり好きになれなかった。
アンドレアスに対する心の変遷。
英国でクレイブにお世話になることなど。
極めて自分にご都合よく考えるところがあるような気がする。

 「結局、どれくらい親しかったの?」わたしは尋ねた。
 「それ、わたしが想像しているような意味で訊いているのよね? スーザン、あなたって人は、いつもあまりに露骨すぎるのよ。相手の気持ちなんか、これっぽっちも思いやってくれないんだから」メリッサはうっすらと笑みを浮かべた。


そんなスーザンだが。

 言うまでもなく、素敵なことだってたくさんある。エーゲ海に沈む夕陽は、世界のどこでもお目にかかれないほどの眺めだけれど、わたしはそれを毎夕うっとりと見つめているのだから。ギリシャ人が神々を信じるようになったのも不思議ではない----へーリオスは黄金の戦車を駆って果てしない大空を征き、ラシティオティカの山々を包む幾重もの薄霞はまず薄紅色、そして藤紫色に変わりながら、しだいに暗く色あせていく。

 しかし、わたしは何も言わずにおいた。世の中には、できるだけ議論せずにおきたい相手というものが存在する。まちがいなく、リサはそんなたぐいの人間だ。

 こうして自分の姿を見てみると、わたしはあまりに自分を甘やかしすぎたのではないかと思わずにはいられない----自分を解放するといったら聞こえはいいけれど、その先に待っているのは精神のゆるみ、そして堕落ではないか。

いろいろ人生の機微も見ました。

 まるで懸賞稼ぎのボクサーどうしが、本当にパンチを当てる気はないまま、にらみあってぐるぐると円を描いているかのような、実のところ、渾身の殴りあいにでもなっていたほうが、お互いずっとすっきりしていたかもしれない。年月を重ねた夫婦にありがちな、実際に口にした言葉よりも言わずに呑みこんだ言葉のほうが深い傷となっていく、そんな恐ろしい闘技場に、いつのまにかわたしたちは迷いこんでしまったようだ。

 「ステファンを泥棒だと責めたんですってね」
 「そうじゃないことは、あの女だって知ってたんだ。盗んだのはナターシャだったんだから」
 「ナターシャって、メイドの?」
 「ええ、そんなこと、誰だって知ってましたよ。もう、根っからの泥棒でね。ナターシャと握手したら、まだ時計が手首にはまっているかどうか、確かめなきゃいけないくらいなの。........」


 正直にうちあけるなら、ミスター・ビュント、自分の虚栄心を満足させるためという側面もあったかもしれません。人間というやつは、幸運にも巨額の冨を築くことができたとき、何らかの形でそれをはっきりさせたいという誘惑に駆られてしまうものなんですよ。世間に対してより、自分自身に対してね。自分は成功したのだと、心底から実感できるものがほしくなるんです。

    『 ヨルガオ殺人事件/アンソニー・ホロヴィッツ/山田蘭訳/創元推理文庫 』


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日経平均株価、今週3万円になるか

2021年11月21日 | 捕らぬ狸の経済


  11月19日
  日経平均 2万9745.87円(+147.21円)
  TOPIX 2044.53(+9.01)
  出来高 11億9635万株
  長期金利(新発10年国債) 0.075%(-0.005)
  1ドル=114.36円(0.35円安)


11月15日 2万9776円  11億6341万株 2兆6394億円
11月16日 2万9808円  11億9059万株 2兆7093億円
11月17日 2万9688円  11億7339万株 2兆7424億円
11月18日 2万9598円  12億2040万株 2兆8167億円
11月19日 2万9745円  11億9635万株 2兆9270億円

■株探ニュース 2021.11.20
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今週の【早わかり株式市況】2週ぶり上昇、半導体関連などテーマ買い再燃も上値重い

今週の相場ポイント

1.日経平均は2週ぶりに上昇、主要企業の決算発表通過でテーマ買い再燃
2.経済安全保障面から国策の追い風が意識される半導体関連に物色の矛先
3.週前半は強気優勢の地合い、週後半にかけて軟化も週末に買い直される
4.米株高を追い風に好業績株買いも、2万9000円台後半では上値重い
5.巨額の経済対策報道も反応は限定的、週末は時価総額上位の銘柄に買い


週間 市場概況

今週の東京株式市場は日経平均株価が前週末比135円(0.46%)高の2万9745円と2週ぶりの上昇となった。

今週は企業の決算発表通過により、週半ば以降は決算またぎの荒い値動きは鳴りを潜め、改めて実態を見極めながらの売り買いが中心となった。
また、テーマ物色の動きが再燃するなか、半導体関連株への投資資金流入が顕著となり、全体相場を牽引した。


週明け15日(月)は、前週後半の地合いを引き継ぎ買い優勢の地合いとなった。
朝方発表された7~9月GDPが市場予想を下回ったが影響は限定的で、ハイテクや自動車など輸出株が主導し、好決算銘柄を中心に物色された。

16日(火)は方向感の定まりにくい展開に。
先物主導で上げ足を強める場面もあったが買いは続かず、結局日経平均は小幅プラス圏で着地している。

17日(水)は前日の米株高を受け堅調なスタートとなったものの、前日まで日経平均は4日続伸していたこともあり、利益確定売りが上値を押さえた。
テーマ買いの動きが再燃し、ドル高・円安を背景に半導体関連株への買いが目立った。
ただ、2万9000円台後半は売り圧力の強さも意識され、全体の8割の銘柄が値を下げる格好に。

18日(木)も買い気は盛り上がらず、香港株などをはじめアジア株の軟調が市場のセンチメントを悪化させ、下げ幅は一時280円を超えた。
その後、翌日に明らかとなる政府の経済対策が56兆円規模の大規模なものとなるとの観測報道が流れ、プラス圏に浮上する場面もあったが、大引けにかけて再び売り優勢となった。

しかし週末19日(金)は仕切り直しの買いが入った。
取引時間中に米株先物が高く推移したことで、これを横目に時価総額上位の半導体や電子部品株に資金が流入。
ただ、全体では値上がり銘柄数と値下がり銘柄数がいずれも1000を上回り、拮抗する状況となっている。


来週のポイント

日経平均3万円を前に足踏みが続いているが、来週は半導体などテーマ買いがさらに広がれば3万円大台奪還が期待される。

重要イベントとしては、国内では25日発表の9月景気動向指数[改定値]が注目される。

海外では24日に発表される米国10月の個人所得・消費支出や新築住宅販売件数に注視が必要だろう。


日々の動き(11月15日~11月19日)

11月15日(月)  3日続伸、米株高を引き継ぎリスク選好の買い継続
         日経平均 29776.80(+166.83)  売買高11億6341万株 売買代金2兆6394億円


11月16日(火)  4日続伸、買い手掛かり材料難のなか上値は重い
         日経平均 29808.12(+31.32)  売買高11億9059万株 売買代金2兆7093億円


11月17日(水)  5日ぶり反落、米株高も利益確定売りに押される
         日経平均 29688.33(-119.79)  売買高11億7339万株 売買代金2兆7424億円


11月18日(木)  続落、米株安受けリスク回避の売りが優勢
         日経平均 29598.66(-89.67)  売買高12億2040万株 売買代金2兆8167億円


11月19日(金)  3日ぶり反発、ハイテク株が買われ2万9700円台回復
         日経平均 29745.87(+147.21)  売買高11億9635万株 売買代金2兆9270億円


セクター・トレンド

(1)全33業種中、上昇は8業種にとどまる
(2)HOYAなど精密機器、東エレクなど電機、SUBARUなど自動車といった輸出株が買われた
(3)三菱倉など倉庫・運輸や三井不など不動産、アサヒなど食品といった内需株は総じて軟調
(4)東京海上など保険、三菱HCキャなどその他金融、みずほFGなど銀行といった金融株もさえない
(5)日本製鉄など鉄鋼、ENEOSなど石油は大幅安
(6)商船三井など海運、ANAHDなど空運が大きく売られた


【投資テーマ】週間ベスト5 (株探PC版におけるアクセス数)

1(5) 半導体製造装置  「半導体製造装置」好業績スーパーセレクト6
2(2) メタバース  噴き上げるメタバース関連へ注目中
3(1) 半導体  国策フォローでテーマ買い加速へ
4(7) デジタルトランスフォーメーション
5(8) 2021年のIPO
※カッコは前週の順位

  株探ニュース(minkabu PRESS)


■モーニングスター 2021.11.20
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株式週間展望=日本株、弱い実態の潮目変わるか/日経平均予想レンジ:2万9200~3万200円

日本株相場は二極化の様相を強めている。
日経平均株価は今週も下値を切り上げる動きを維持した一方で、小型株を中心に個別ではさえない銘柄が目立つ。
見た目以上に厳しいマーケット環境だが、政府の大規模な経済対策を受けて潮目が変わるかが注目される。

      <指数は下値切り上げ、一方で安値銘柄増加>

今週の日経平均は大台の3万円を目前に失速し、18日には2万9402円まで値下がりした。
ただ、岸田政権の経済対策の規模が財政支出ベースで55.7兆円になると伝わると、これを好感した買いが流入。
19日も余勢を駆って週末は2万9745円(前日比147円高、前週末比135円高)で取引を終えた(当欄の予想レンジは2万9200~3万200円)。


日経平均は8月20日の2万6954円を底に、10月6日の2万7293円、同25日の2万8472円、同29日の2万8475円、11月11日の2万9040円と継続的に下値を切り上げている。
日本株は一見すると着実な戻り歩調だが、実態はそうでもない。


相場内の温度差を端的に示すのが、東証の1、2部と新興市場を合わせた年初来安値銘柄数の推移だ。
5日移動平均ベースでは、日経平均が切り返している中で増加傾向にあり、直近で200を上回る。
これは、日経平均が現在より2500円近く安かった10月初旬時点よりも高い水準だ。

個人投資家の中には、「自分の保有銘柄ばかりが値下がりしている」と嘆く人も少なくないと推察される。
しかし、ある意味それは当然ともいえる。
指数先物やインデックス買いの恩恵を受けやすい一部の大型株を除くと、日本株は新規の資金に乏しい。
超値がさの東京エレクトロンが19日も上伸したが、こういう銘柄を気軽に手掛けられる個人は限られる。

日本株のすう勢のカギを握る外国人投資家の間にある、根強い日本政治への不信が一因と考えられる。
岸田政権は衆院選に圧勝したとはいえ、資本市場の嫌悪する「分配」の強調をやめない。
象徴的な「金融所得課税の強化」が、再び頭をもたげてきたことに警戒感を抱いた向きも少なくないだろう。

一方で、世界的に見て極めて少ない新型コロナウイルスの感染者数を踏まえると、ここ最近の日本株は過小評価されているようでもある。
逆に米国はハイテク株を中心に割高感さえあり、何かの拍子で資金のシフトがあってもおかしくない状況と考えられる。


      <経済対策評価も、米FRB人事注目>

19日に政府が取りまとめた経済対策が、きっかけの1つになる可能性がある。
財政支出の規模に加え、マーケットで注目されているのが、科学技術振興機構に設置される大学ファンドだ。
今年度中に4.5兆円でスタートし、10兆円まで拡大する見通し。
株式の比率は65%で運用されるといい、日本株へのインパクトも兆円単位に膨らむ可能性がある。

これもまずは大型株へのメリットが想像されるが、国によるマーケット支援の具体策というふうにとらえれば、岸田政権への評価も変わるかもしれない。
また、老朽インフラの対策や半導体など先端分野での経済安保の取り組みを視野に、来年度以降も国策絡みの大規模な財政支出が継続する期待も持てる。

米ハイテク株をめぐっては、直近のテスラの下落や、19日に市場予想を下回る決算と収益見通しを発表したアプライド・マテリアルズの業況といった気掛かりな要素も出てきている。
日本株には一時的な逆風が想定されるものの、資金の流入先の多様化の呼び水にもなり得る。
来週の日経平均予想は従来レンジを継続する。


来週のスケジュールは、23日が祝日の日本では25日に10月工作機械受注の確報値が発表される。

海外では米国でFRB(米連邦準備制度理事会)議長の人事発表が迫り(19日日本時間午後5時時点で未発表)、「ハト派」とされるブレイナード氏に決まれば、同国の金融政策が緩和方向に傾く思惑でリスク許容度が拡大する可能性がある。
ただ、現職のパウエル氏が再任された場合も決定的な悪材料にはならないと思われる。

このほか24日に公表される11月FOMC(米連邦公開市場委員会)議事録も重要視されそうだ。
同日には米10月新築住宅販売件数も出る。

  提供:モーニングスター社




  2021年11月20日 BSプレミアムで、『あ・うん』 を見ました。
  https://www.nhk.or.jp/dramatopics-blog/90000/454458

  深夜まで、TVドラマを観たのは久しぶりです。


コメント
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