Surfin' Rabbit Station 番組Information

札幌市西区の三角山放送局76.2Mhzで毎週金曜日OA中!
山下達郎私設ファンクラブがお送りする音楽番組です。

2/29放送分 DJ.KATSUMI

2008-03-01 11:12:51 | Weblog
History Of Tats Yamashita Vol.2

よっしぃー、あさちゃん、DJ.KATSUMI監修
昨日の札幌は、気温が6.2度まで上昇し、何故か渋滞にはまりまくりました。
スタジオ入りが6:57!!!!
心臓の動機が治まらぬうちに、放送に突入しました。
最悪の場合は、あさちゃんにオープニングをお願いしようと思ってたのですが。。。
あさちゃんは、ちょっとあせったかな??

1.hot shot
2.雲のゆくえに
3.interlude
4.love talkin'
5.メリーゴーランド
6.outstanding ---- GAP BAND
7.magic ways
8.土曜日の恋人
9.walking on the beach

以上、最高の選曲でお送りいたしました。

暮しのサイケ日記「ルイジアナの風、雪を溶かすの巻」(サイケ)

2008-03-01 08:50:01 | Weblog
ここのところ爆弾低気圧の影響で、ドカドカ雪は降るわ最高気温がマイナス2度とゴンゴン冷えるわで大変だったのだが、一転して昨日は最高気温がプラスの5度という陽気となった。まあほっと一息と行きたい所だが、そうすると当然積もった雪(札幌市内の積雪深はついに1mを超えた)は溶けるのである。これがまた大変!道はグジャグジャ、交差点は水浸し、車は雪混じりの水をバシャバシャと跳ね飛ばすと、歩き辛いこと夥しい。いやはや降ったら降ったで大変だけど、溶けたら溶けたで厄介なものだ。

そんな天気の中、久々にちょいと仕事を早帰りしてマリア・マルダーの札幌公演を観に行った。「大人の10点満点」第3弾である。はいはい、聴かずに死ねません。今回のツアーは何と言っても僕の番組の放送にもゲストで出てくれた札幌の誇るギタリスト関ヒトシさんがギターで参加しているのだ。見逃す手はない。会場はジャスマック・プラザのザナドゥー。ここのハコはこれまでトッド・ラングレンのソロ・ツアーやムーンライダーズのツアーなど、素晴らしいライヴを観て来たところで、個人的にも相性が良い。

さてさて、ライヴはまずはクリス・バーンズ(ピアノ)、高橋伸之(ドラムス)、岡嶋BUN(ベース)、そして我らが関ヒトシ(ギター)のレッド・ホット・ルイジアナバンドの軽快なインストから始まる。今回のツアーはトムス・キャビン側で日本のミュージシャンを使うことを条件に出したのだそうだけど、もちろん音はバッチリだ。とにかく楽しげに演奏しているのが実に良い。マリアも初日には「合わせて2日目でこのグルーヴよ。」と驚いていたという程だ。今やツアーも終盤、アンサンブルはますます磨きがかかっているのか余裕綽々の演奏である。でもって、クリスに紹介されて主役のマリア・マルダーの登場となるのだが、すっかり貫禄の出たいでたち、ハスキーになった歌声でブルーズ・ナンバーを歌いまくる。ヴォーカル・コントロールの素晴らしさは相変わらずで、高音を出す時に往年のビブラートやこぶし回しの洒脱な雰囲気が顔を覗かせる。今やブルーズ・シンガーとしてピークを迎えているのではなかろうか。関師匠もマリアに煽られて、今回はアイボリーのテレキャスターを弾きまくりである。エイモス・ギャレットばりのベンディング、ワイルドなスライド、ロングトーンのスクィーズ・ギターと大活躍。マリアのスキャットと掛け合いで弾きまくる場面もあって圧巻である。終盤にはマリア直々に「日本のエイモス・ギャレットと呼んでいるのよ。」と紹介されて照れていた。終盤、僕の大好きな『It Ain't The Meat It's The Motion』を客と掛け合って歌ったり、アンコールはアカペラのゴスペル・ナンバーを朗々と歌い上げたりと、実に楽しくも素晴らしいライヴだった。いやはや、このバンドが運んで来たアメリカ南部の風で雪も溶けたか。

ところで「大人の10点満点」、第4弾は5月16日にクリス・ヒルマン(with ハーブ・ペダーセン!!)、第5弾が6月13日にジェフ・マルダーが決定だそうである。ありゃりゃ聴かずに死ねないことは間違いないが、3月ディップ、4月鈴木慶一とマリアからずっと続いており、確実に財布は死ぬな(笑)。