大10同好会

普通の高齢者の生活と情報

小春(土井)

2010年12月10日 12時42分29秒 | Weblog
例によってGゴルフの後喫茶店に寄ってきましたが、同じ店に仲間が20人位来ていました。
今日は朝から風も雲もないいい天気です。
このような初冬の春のように暖かく穏やかな日を小春日、小春日和などといっています。
広く一般に使われ、親しまれている表現でそれでいいのですが、趣味的に少し詳しくみてみますと。

小春は陰暦十月の異称です。
それを陽暦にする場合、単純に一ヶ月ずらして十一月にするのではなく、45日位ずらし十一月の半ば過ぎから十二月に掛けての頃にする方が実情には合っているようです。
冬に向かって木枯らしが吹いた後には必ず、静かな晴天が2、3日続いてホッとした気分になります。
この心地良さを表す言葉がまさに「小春日和」ということになります。
言葉としての歴史も古く、中国の文章にもあり、我国では十四世紀に書かれた吉田兼好の「徒然草」の中に「十月は小春の天気」という一節があるそうです。

   玉の如き小春日和を授かりし   松本たかし

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