お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

みんなぼっち

2012年11月15日 | 雑感
 先日の九州地区の仏教婦人大会でご講師のお話の中で、初めて知った言葉です。
 
みんなぼっち
 
 意味は、
 ひとりぼっちは、淋しく、イヤなので、
いつも、みんなと一緒にいるのだが
かと言って、深い付き合いは、したくない。
 
 みんなと一緒にいるけれど、
こころは、ひとりぼっち。

という、現代の子ども達にありがちな心理状態を指して、札幌学院大の富田先生が作られた造語のようです。

 この言葉は、もう、ずいぶん前から、あったようです。
 何に関しても、物を知らない私ですので、この言葉も、先日知りました。
  
 「みんなぼっち
 自己防衛?わがまま?人を思いやる、寄り添う気持ちがない?「個人主義」
なんでしょうか

 みんなの中の「ひとりぼっち」でなく、みんなの中の「おかげさま」

 みんな、つながって、みんな助け合って、今、現に生かされ生きている。
 ありがとうの気持ちで、仕合わせに生きてくれる子ども達でいていただきたいと、思いました。

 
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訃報

2012年11月13日 | 仏教
 親しいご門徒さんが続けてご往生なさり、若き日を思い出して、感謝申し上げているところですが・・・


 つい先日、高校の後輩の訃報に驚きました。
 
 もう33年くらい前になりますが、直方の実家にオーストラリアからの短期留学生・カレンが(他にも3名、各家庭に)ホームステイして、私の母校に通学していました。
 
 当時、高校生だったS君(生徒会長)は、親身になって、留学生のお世話をしてくれ、よく、実家にも放課後、立ち寄ってくれました。

 その、ある時、高校の正門前で、たまたまS君のお母様にお会いした時、

「(息子さんの)大学受験前の大切な時期に、留学生のお世話まで煩わせて、すみません」と、挨拶する私に
「い~え どうせ、勉強なんてしやしません。こちらこそお世話になっています。ありがとうございます
と、気さくに明るく仰ってくださったお母様。
 その飾り気のない、思いやりのある雰囲気に、さすが、このお母様あってのS君だ・・・と、思ったことを(何でもすぐ忘れる私なのに)覚えています。

 そのS君と親しかったK君のネットで訃報を知りました。


 そして、昨日は、その当時(特に、私が大学卒業後、帰省し、佐賀に嫁に来るまでの4年間)、父の知り合いで、自称「(私の)後援会長」と名のって、かわいがってくださったS氏が70代でご往生なさったことを知りました。

 そして、昨日、高校同窓会のお世話をしてくださっていた、同級生のU氏が、交通事故で急逝されたことを知り、本当に驚きました。
 同窓会にご無沙汰ばかりの私ですが、たま~に、参加した新年会の折など、さりげなく仲間に気遣いし、お世話しておられる姿に、頭が下がる思いでした。

 蓮如上人の「白骨のご文章」があらためて、身にしみます。

「我や先、人や先、きょうとも知らず、明日とも知らず。おくれさきだつ人は、もとのしづくすえの露よりもしげしと言えり。されば、朝には紅顔ありて、夕には白骨となれる身なり。」

 お世話になった方々、ありがとうございました。私も遅かれ早かれ、お浄土に参らせていただきます。南無阿弥陀仏
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ひまそうにしている

2012年11月12日 | 雑感
 花展には、たくさんの方に、わざわざお運びいただいたようで、ありがとうございました。
 私は、週末、所用が重なり、花展に伺ったのは、閉展示の20分前。

 さて、この週末。
 住職が、世間の勤務先の出張で、鹿児島に2泊で出かける時に、ご門徒のK・Aさん、K・Tさんが、続けてご往生。
 
 9日のK・Aさんのご葬儀、三日参りは、私が住職代理で勤めさせていただきました。
 10日も午前中、法事を2件、私が勤めさせていただいたのですが、その間にK・Tさんの訃報。
 ガ~ン  よりによって、何と言うことでしょう
 私はその夜、どうしてもはずせない大切な所用があったので、住職と連絡とりつつ、オロオロ・・・
 
 で、翌日の、K・Tさんのご葬儀は、何とか住職が間に合いました。ふう  

 ドタバタしつつ、思い出したのが、県病院の緩和ケア看護師長さんがお話くださった言葉。

 看護師さんは激務でいらっしゃいます。
でも、患者さんやご家族に声をかける時は、決して忙しい素振りを見せず、のんびりした雰囲気で、声をかけられるそうです。

 「忙しそうな人に、誰も自分の話を聞いてもらいたいとは思わないですよね。」
「のんびり、ひまそうにしている」

 ドキッとする言葉でした。
 お寺の者も、ほんわか、ひまそうにしていないと・・・

 


 

 
 
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池坊 佐賀求道会青年部花展

2012年11月09日 | 行事・案内
 明日、明後日、娘たちがお世話になっている 
生け花、池坊(いけのぼう)青年部の花展
開催されます。

 11月10日(土)午前10時~午後5時
 11月11日(日)午前10時~午後3時

 会場は、九電イリスギャラリーです。

 
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九州地区仏教婦人大会 in 佐賀

2012年11月07日 | 行事・案内
 


 本日、佐賀にて、
 浄土真宗本願寺派 九州地区門信徒の集い
 第32回仏教婦人大会
が、仏教婦人層連盟総裁(お裏方:ご門主夫人)様のご臨席のもと、開催されました。

 法専寺からは、仏教婦人会会長のM・Yさんと私と2名、出席させていただきました。
(私たちは、3階席でしたので、舞台を遠く見下ろしておりました)

 美しいお荘厳(仏花が見事でした)、

 雅楽(佐賀教区の法中さん方による)も入った、宗祖讃仰作法の音楽法要

 仏教婦人会総連盟講師で佐賀教区内のご住職でいらっしゃる田中先生のユーモア交え、わかりやすくお取り次ぎくださったご法話

 記念行事のトークライブ絵本「いのちのまつり」で有名な絵本作家・陶彩画家の草場一壽さんの面白く、尊いお話、
フリーアナウンサーの副田ひろみさんのさすがプロと感嘆する素晴らしい朗読、
佐賀の誇る、音楽家の弓削田健介さんの美しいシンセ演奏と澄んだ歌声

全て、全て、感動
 途中、何回も涙があふれました・・・

 本当に、有難い尊いご縁をいただき、仕合わせな1日に恵まれました。

 「坊守」という職権(乱用?)で、この大会に参加させていただき、

人数制限で、あるいは、自身のご病気で、あるいは、ご家族の看護で・・・などなど、参加したくても参加できなかった方々に申し訳なく思いました。

 九州各教区、遠く沖縄からもご参加くださいました皆さま、佐賀に、ようこそでございました

 大会関係各位(佐賀教区の皆さま)本当にありがとうございました。お疲れ様でございました

 ↓ お土産に、緑茶で、全国一になった「嬉野茶」と佐賀の銘菓「丸ボーロ」をいただきました。(佐賀のお茶とお菓子も美味しいですよ) 
 
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クリスマスの子ども達に

2012年11月06日 | 行事・案内
今年も、浄土真宗本願寺派佐賀教区少年連盟 主催 の

ウインタースクールが、12月24,25日 1泊2日で開催されます。

 もちろん、仏教・お寺の「子どもの集い」ですから、クリスマスパーティーを開くわけではありません。

 日程:12月24日午後2時~25日12時まで
 場所:本願寺佐賀教堂
 対象:小学4年生~中学3年生(小学3年生以下は要相談)
 募集:50名
 予定:1日目
    14:00開会式~学習~街頭募金活動~夕食~お楽しみ会~
    ともし火の集い~就寝
    2日目
    6:30起床~ラジオ体操・掃除~朝のおつとめ~朝食~お話~
    話合い法座・発表~理解度テスト~閉会式・解散


 毎年、終業式(冬休みに入った)午後であり、世間がクリスマスで賑わう2日間に
1泊2日で開催されています。

 今どきの家庭では、クリスチャンでもないのに、「メリークリスマス」と挨拶して、クリスマスをお祝い?するのが「当たり前」になっています。
 
 真宗門徒さんならば、どうぞ、「クリスマス」ではなく、
「お寺の子どもの集い」に楽しく参加くださいますよう、オススメいたします。
 

 


 
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グランドゴルフ大会 

2012年11月04日 | 行事・案内
 快晴の昨日は、唐津くんち(佐賀県唐津市のお祭り)と佐賀バルーンフェスタ共に、合わせて60万人の人出だったそうです。

 午前7時からのバルーン離陸を観るために、早朝5時に家を出た若家族でしたが、渋滞と、駐車場からシャトルバスに乗って、会場に着くまで2時間。
ちょうど、離陸には間に合ったそうですが、河川敷は、すでに、いっぱいの人、人、人だったそうです。


 さて、きょうは、法専寺の仏教壮年会主催の「グランドゴルフ大会」
17名の参加。広々した近くの公園で、楽しくプレーしていただきました。

 昨年は強風で寒かったのですが、今年は、それほど冷え込みもなく、薄日もさして、よい天候に恵まれました。

 終了後は、法専寺に戻って表彰。お弁当を食べて、しばし歓談。

 皆さんが帰路につかれた午後から雨が降り出しました。

 
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山門掲示板の言葉 

2012年11月02日 | 仏教
 今年も早11月。
真宗連合カレンダーの11月の言葉は

 親鸞聖人の言葉

 弥陀の誓願は 無明長夜の
 おおきなる ともしびなり


 法専寺では、山門工事で、掲示板がおおわれていましたので、
10月の言葉は掲示しないままでした。

 11月の言葉は

 一人ひとり つながって
 つながりの中に
 今、生きている
 誰も1人ぼっちではない

と、掲示しました。

 
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被災地からのバルーンも

2012年11月01日 | 佐賀ネタ
 今年の佐賀インターナショナル・バルーン・フェスタには

 宮城県名取市(仙台空港近く)から初参加の「いろは号」が、佐賀の空を飛んでいます。

 「いろは号」は、昨年の震災で、保管倉庫ごと津波に流され、後日、ガレキの中から引っ張りだされ、修復されたバルーンです。
 
 9月に訪問させていただいたばかりですので、「名取」から参加くださっていると聞くと、何だかうれしくなりました。

 2日目のきょうは、かなりの強風ですから、飛行は、無理のようです。

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