【 LWH003 立川の家 外観 】
一番最初のホームページを作ったのが2003年。
当時は、ネットにつながる回線の速度が遅く、
サイトのデーター量をできるだけ軽くする事が必要でした。
データー量=画像 みたいなものでしたから、
ホームページに掲載する写真はそこそこの大きさで
できるだけ処理して 軽いものにする事ばかり考えていました。
写真としての良し悪しは 二の次 でした。
とりあえず写して、ソフトで写真をつなげて広角にしあげたり・・・
今だったら絶対にやらない事です。
というより、そんな程度にしか写真を考えていなかったんです。
ある時、自分の撮る写真のひどさに気づき愕然としました。
その写真を使ったホームページもまた、ひどいものでした。
初期の仕事の写真はひど過ぎて、
見返しても恥ずかしいばかりです。
なによりも、、、何も伝わらない。
本当にショックでした。
それから数年後にデジタル一眼レフカメラを買い
そして1年以上経って、広角レンズを買いました。
写真を真剣に撮り出したのはそこからです。
画像の修正についても真剣に考えるようになりました。
写真はいくらでも修正できます。
でも、撮ったそのものが、よくなければ 修正もよくなりません。
写真の枚数は結構撮りますが、使えるもの・・・
納得するものは、わずかです。
フィルムとは違いデジタルですから、1枚撮る事の重みはぜんぜん違いますが
それでも、1枚1枚を考えて撮っています。
その時に考えている事は、
「 その家の良いところを切り取りたい 」
「 その家の事が見る人に伝わる写真を撮りたい 」
「 できるなら、その場の空気を記録したい 」
という事です。
でも、難しいです。思い通りのものはなかなかできません。
ほんのわずかの修正で使える写真を撮る事が目標です。
修正にはかなり時間を使います。
写真に手を加える事は悪い事ではないと思っています。
そもそもデジタルですから、撮った瞬間に加工されているのですから。
写したそのままが真実ではないと思っています。
同じものを見ても人それぞれ感じ方が違いますし。。
見る人が、写真の腕の未熟さに気を取られず
そのものをまっすぐ見てもらえる写真を作りたいと思っています。
でも・・・
写真を撮る事・・・
加工する事・・・
私は好きです。
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LWH003 立川の家
小さな家ですが、写真で伝えたい場所はたくさんあります。
それだけ加工する枚数があります。
上の写真、、、外観の写真ですが、、、
やりだしてから後悔した修正をしています。
手間が掛かる という意味で。。
だれも、何をやったか気が付きません。
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