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ギタリスト身体論 ー達人に学ぶ脱力奏法ーを読む

2012年01月13日 21時35分32秒 | レバレッジリーディング
ギタリスト身体論 ー達人に学ぶ脱力奏法ー
八幡 謙介
中央アート出版社

 

今年はギターをしっかり弾こうという決意をもってだな、

この本を読んでみた。

まださらりと電車の中で飛ばし読みしただけなので

レビューするのは申し訳ないんだが、あまりにビックリしたので書いておく。

 

いや、こんな本は見たことなかった。

譜面やら何やらはなく、ギターの構え方、ネックの握り方、弦の弾き方において

いかに「脱力できるか」について、書かれている。

弦飛びにいたっては、指でもなく手首でもなく、肘ですらなく、肩関節の柔らかさである、と力説している。

だいたいネックは親指を出して握るべし、しかも小指は極力使わず

3本でギターを弾くことをここまで推奨している本は珍しい。

また日本人ギタリストは総じてハードピッカーであり、

もっと弱いピッキングで弾かないと力は抜けないし、フォルテの時の音量さがでない、とも。

これはたしかにもっとも、な話だ。

 

それに限らず、一見するとギターのカルトに思えるが、

よくよく考えてみればいちいち納得いく部分もあって、

ギターに限らず「力を抜く」ことを最も大事だというミュージシャンは多く、

僕が直接聞いただけでも、原朋直(トランペット)、神保彰(ドラム)などは力説していた。

 

いい音楽を作るにはリラックスしていることは必須だが

フィジカルが力んでいて、マインドがリラックスするということはありえない。

やはりフィジカルなリラックスが必須といえるだろうな。

 

というわけで、しばらく指3本で、ダウンストロークも重力に任せて弾き、

弦飛びの時には肩関節が柔らかく動くことを意識しようと思う。

2もあるのね。

しかもCD付き。こちらは未読。そのうち挑戦予定。

ギタリスト身体論 2-脱力奏法の実践と応用 - CD付
八幡謙介
中央アート出版社

おお、DVDもあるのかー。

ギタリスト 身体論 DVD 脱力奏法の解明
八幡謙介
中央アート

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