通でがんす

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今も残る石垣 江波

2016年05月16日 | 見て歩き
江波(えば)ぶらり(その2)

江波港散策コース

今も残る石垣






↓前回記事は、こちら↓

かきうち通り 江波







前回は、江波の東側、本川沿いを通るかきうち通りと

運河のあった横堀あたりをぶらぶら歩いてみました。





今回からは、江波港散策コースで

かつての海岸線に残るむかしの石垣を見ながら

ぶらぶらしてみようと思います。







広電江波営業所から、

江波の中央を南北に縦断する

「おさん通り」を南へ進む。







広島高速3号線に突き当たったところ、

江波本町交差点を左へ曲がると

江波本町第一公園があって、そこに看板があるんじゃ。







江波のまちに残る石垣



江波のまちは、太田川の下流部から数キロメートル南に位置し、

かつては広島湾に浮かぶ江波山(下山)、皿山(上山)、

丸子山、聖山、桜山が連なって形成された「江波島」という島でした。



江波島は、これまで数度にわたって埋め立てが行われており、

海岸線に石垣を築き新開を形成していきながら、

明治時代に広島城下と陸続きになりました。



そして、平成26年3月の広島南道路の開通によって、

江波のまちの風景は大きく様変わりしました。



石垣は、現在も江波東、江波本町、江波南に残っており、

街中を歩くと、高さ2メートルの石垣を発見することができます。



この公園の北側に築いてある石垣は、

広島南道路高架下の「かき打ち通り」交差点付近に

築かれていた石垣をこの公園に移築したもので、

変色した花崗岩や皿山の麓でよく見られる緑色がかった緑泥石で

築かれています。



江波の石垣は、地形変化の推移や高低差が確認できる、

江波に残る貴重な歴史遺産です。



平成28年2月 広島市

(説明板より)












説明板にあるとおり、

この石垣は「かき打ち通り」交差点付近にあったものを

移築したものじゃそうな。







「かき打ち通り」交差点を左へ入ると、

そこはかつての海岸線。





埋め立てたところに道を造ると、

たいていは縦横にまっすぐな道を通す。





この道が緩やかなカーブを描いとるいうことは、

このあたりが海岸線じゃった名残じゃ。











このあたりにも、

むかしの石垣が残っとるんじゃろうの。





訪問日:2016年5月5日





今日は、江波のまちに今も残る石垣

について話をさせてもらいました。



次回は、元料亭・山文(やまぶん)あたりを

ぶらぶらする予定じゃ。





ほいじゃあ、またの。


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