通でがんす

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(旧ブログタイトル:通じゃのう)

丸子山不動院境内 江波

2017年02月16日 | 見て歩き
江波(えば)ぶらり(その5)

江波港散策コース

丸子山不動院(まるこやまふどういん)境内






「映画『この世界の片隅に』の主人公・すずが生まれ育った江波の、江波港散策コースをぶらぶら歩くこのシリーズ。前回は、丸子山不動院松下商店あたりをぶらぶら歩いてみました」

「今日は、丸子山不動院の境内をぶらぶらしてみたいと思うとります」





↓前回記事は、こちら↓

丸子山不動院 江波





↓映画『この世界の片隅に』については、こちら↓

全国拡大上映中! 劇場用長編アニメ「この世界の片隅に」公式サイト







「境内に入ると、狛犬がお出迎えじゃ」







「阿形(あぎょう)と…」







「吽形(うんぎょう)」







「狛犬の後ろには御神木がそびえとりました」









「本堂」







「庭に並んでいる仏像の中に…」







「ご本尊の不動明王(ふどうみょうおう)がありました」

「永井 豪(ながい ごう)さんが描かれた漫画『デビルマン』の主人公・不動 明(ふどう あきら)の名前は、この不動明王に由来するんじゃ」







「これは?」

「修行大師像いうて、真言宗の開祖である空海(くうかい、弘法大師(こうぼうだいし))の修行時代の像じゃそうな」









「このあたりは原爆の爆心地から3キロメートルくらい離れとるけぇ、即死された方はおられんが、市内の方に出かけとって被爆・犠牲になった方がおられたんじゃろう」

「そういや、中沢啓治(なかざわ けいじ)さんが描かれた漫画『はだしのゲン』にも江波が出てきたね」

「広島に原爆が投下されたとき、父親の大吉、姉の英子、そして弟の進次は家の下敷きになって、家とともに焼け死んだ。そのときのショックで生まれた友子とともに、母親の君江の友人宅に身を寄せて、3人で新たな生活を始めたのが江波じゃったの」





↓はだしのゲン・原爆投下については、こちら↓

「こどもたちの見た戦争 はだしのゲンとともに/原子爆弾投下1」広島平和記念資料館





訪問日:2016年5月5日・8月16日





「今日は、江波にある丸子山不動院の境内について話をさせてもらいました」

「次回は、江波港の近くにある海神宮(かいじんぐう)あたりをぶらぶらする予定じゃ。ほいじゃあ、またの」
コメント
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