通でがんす

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(旧ブログタイトル:通じゃのう)

弘住神社 ぶらり中郡道(その4)

2015年05月10日 | 見て歩き
中郡道

弘住神社

狛犬





戦国時代末期、毛利輝元は天正17年(1589)広島城築城にあたり、吉田郡山城から広島まで、人の往来や資材の運搬に適した平坦で最短距離の路を在地領主に命じて普請しました。

この路が中郡道(なかごおりどう)です。

(『中郡古道散策地図』より)






前回 は、その中郡道の小田定用水と大歳神社を紹介したんじゃけど…」

「今回は、弘住神社(こうすみじんじゃ)を紹介してみようかの」







「大歳神社を出て芸備線に沿って北へ向かうと…」









「弘住神社がある。この神社はもともと「小田之庄八幡宮(おだのしょうはちまんぐう)」と呼ばれとったのが、「弘住八幡宮(こうすみはちまんぐう)」と改められて、1773年(明治6年)に現在の「弘住神社」になったそうじゃ」







「神社の西側は太田川に面しとって、そのむかし、このあたりには弘住の渡しがあったということじゃ」







「これは?」

「渡しのところにあった「石づくりの灯台」が、境内に移されてきたそうじゃ」









「この神社で珍しいのは、狛犬(こまいぬ)。境内入り口の狛犬は、手の甲の上に玉を乗せとるんじゃ」

「手の下に玉があるのは見たことがあるけど」

「わしも、こういうタイプは見たことがないのう」

「そういや、ふつうは、向かって右側が口を開いた阿形よね」

「ほいで、向かって左側が口を閉じた吽形という並びが多いよの」







「これは、子連れの狛犬になっとるんじゃね」

「これも珍しい狛犬じゃの。子どもを連れとるせいか、「安産の神様」としてお参りする人も多いそうじゃ」







「本殿前にも狛犬がおる」







「これは向かって右側が阿形(口を開いた)の狛犬になっとって…」







「左側が吽形(口を閉じた)いう並びになっとるね」

「この狛犬も子連れになっとるんじゃ」






「摂末社(せつまつしゃ)に金毘羅神社(こんぴらじんじゃ)がある」











↓中郡道については、こちら↓

てくてく中郡古道/フォトコンテスト/写真展





【参考HP】

「ふるさと口田(口田の神社・仏閣・お地蔵さん)」広島市立口田小学校





訪問日:2015年4月29日





「今日は、中郡道にある弘住神社を紹介させてもらいました」

「ほいじゃあ、またの」
コメント
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