ひろの東本西走!?

読書、音楽、映画、建築、まち歩き、ランニング、山歩き、サッカー、グルメ? など好きなことがいっぱい!

2017年マイベストBOOKS

2017-12-29 08:26:47 | ベストもの

2017年に読んだ本の(ほぼ)一覧です(例年通り新刊本と旧作が混在)。一部は昨年のリストに含めたものもありますが、今年になってから読んだものは改めて2017年の一覧に含めました。同じ本でも両リストで評価が異なったりしていますが、私自身はそれらにあまりこだわっておりません(汗)。

自己採点の目安は★:20点 ☆:10点で、****以下に★★★☆(70点)以上の(一応の)オススメ作のみ挙げてみました。私の場合、面白ければジャンルは何でもOKですし、基本的に少しでも面白い部分があれば70点をつけるので、採点は甘めでしょう。同じ本でも別の日に採点したら、1ランク上がったり下がったりすることはあると思いますが、2ランクの変化は恐らく無いと思います。また、実際にはもう少し細かくランク分けをしており、このリストでは同一ランク内でも差がありますが、細かいことは無視しています。

さて、2014年11月末の脳出血発症から約3年、元の職場に復職してからも2年9ケ月が経ちました。
仕事の関係では、この間の9月末でいったんの定年を迎えましたが、引き続きシニアとして毎日フルタイムで勤務していますし出張なども多いですね(北海道~鹿児島へ飛び回っていました)。また、私的な面ではフィットネスクラブでのトレーニングやプライベートリハビリ(こちらの記事こちらの記事など)、建築めぐり映画クラシックコンサート通いに2回の台湾旅行。その他、自宅や実家などでやるべき・考えるべきこともてんこ盛りです。
などなどで、2017年の読了本は前年度に続いて約20冊でした。かつての1/3くらいですが、読書の時間がとれないのでまあ致し方なしです。図書館から借りた本で期限内に読み切れずに返却したものも10冊くらいあったでしょうか。無印は小説で、*印はノンフィクションや実用書的なものです。建築関係の写真集などは除いています。読書メモノートを見ながら作成したのですが、どうも大きな抜け落ちがあるような気も(笑)。

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★★★★☆(◎印:ベスト5)

 ◎蜜蜂と遠雷:恩田陸  文句なしのベスト1!

   

俺はまだ、神に愛されているだろうか?

ピアノコンクールを舞台に、人間の才能と運命、そして音楽を描き切った青春群像小説。

著者渾身、文句なしの最高傑作!

3年ごとに開催される芳ヶ江国際ピアノコンクール。「ここを制した者は世界最高峰のS国際ピアノコンクールで優勝する」ジンクスがあり近年、覇者である新たな才能の出現は音楽界の事件となっていた。養蜂家の父とともに各地を転々とし自宅にピアノを持たない少年・風間塵15歳。かつて天才少女として国内外のジュニアコンクールを制覇しCDデビューもしながら13歳のときの母の突然の死去以来、長らくピアノが弾けなかった栄伝亜夜20歳。音大出身だが今は楽器店勤務のサラリーマンでコンクール年齢制限ギリギリの高島明石28歳。完璧な演奏技術と音楽性で優勝候補と目される名門ジュリアード音楽院のマサル・C・レヴィ=アナトール19歳。彼ら以外にも数多の天才たちが繰り広げる競争という名の自らとの闘い。第1次から3次予選そして本選を勝ち抜き優勝するのは誰なのか?

 ◎*レジリエンス入門 折れない心のつくり方:内田和俊
   ◎*死ぬほど読書:丹羽宇一郎 

★★★★

 ◎羊と鋼の森:宮下奈都 

 ◎*定年後 50歳からの生き方、終り方:楠木新 
  *すぐ動くのはやめなさい:佐々木常夫 
  *争わない「生き方」 自分は自分人は人:和田秀樹 
  *知的人生を楽しむコツ:斎藤孝 

★★★☆

  サバイバルファミリー:矢口史靖 
  タイムマシンでは行けない明日:畑野智美
  えんとつ町のプペル:にしのあきひろ 
  山女日記:湊かなえ 

 *「プレゼン力」~未来を変える「伝える技術」~:山中伸弥、伊藤穣一 
 *好きなことだけで生きていく:堀江貴文 
 *遊ぶ力は生きる力 斎藤式「感育」おもちゃカタログ:斎藤孝 
 *正しい本の読み方 :橋爪大三郎 
 *友情 平尾誠二と山中伸弥「最後の一年」:山中伸弥、平尾誠二・惠子 

 


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2 コメント

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こんばんは。 (苗坊)
2018-01-03 21:47:45
あけましておめでとうございます!
毎年ブログに来てくださりありがとうございます^^
「蜜蜂と遠雷」は本当に素晴らしい作品でした。
あんなに分厚い本だったのに、あっという間に読んでしまいました。この作品に出合えてよかったです^^
そして「羊と鋼の森」も大好きな作品なので入っていて良かったです。そういえばこちらも音楽の本ですね。
「死ぬほど読書」は今年読む予定です^^ひろさんの評価が高いので読むのが楽しみです。

定年を迎えられたということで、お疲れ様でした。
でも、とてもお忙しそうですね。
どうかどうかお身体ご自愛くださいね。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
「蜜蜂と遠雷」「羊と鋼の森」 (ひろ009)
2018-01-05 22:32:17
☆苗坊さんへ

あけましておめでとうございます!
苗坊さんの約200冊読了は凄いです。

私は2017年は「蜜蜂と遠雷」「羊と鋼の森」という音楽関連の2作を読むことができて良かったです。
音楽好きの友人に絶賛紹介しましたしね。
あと、映画では「ラ・ラ・ランド」というとびっきりの作品に出会えてこの1本だけでも大満足でした。

「死ぬほど読書」の丹羽宇一郎さん。この人の言われることは、豊富な経験に裏打ちされていることもあって信頼できますし、人を見る/見つめる目も確かな気がします。 

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