ひろの東本西走!?

読書、音楽、映画、建築、まち歩き、ランニング、山歩き、サッカー、グルメ? など好きなことがいっぱい!

樺沢紫苑さんの「学びを結果に変える アウトプット大全」を読んで(0831)

2018-08-31 22:32:41 | 本と雑誌

樺沢紫苑さんの新刊「学びを結果に変える アウトプット大全」(サンクチュアリ出版)を読んだ感想を先日アップしました。そこでは本書に書かれていたことを少し意識して、<Before><気付き><ToDo>に分けて感想を書いたり自分を振り返ったりし、更にはこれまで曖昧だった「ビジョン」や「目標」を再度考えて書きました。が、今日はまたちょっと違ったまとめ方をしてみます。

 

この本の第5章「アウトプット力を高める7つのトレーニング法」の中には”ブログを書く”もありました。私はブログを2つやっており、そのうちの”趣味系”ブログは約14年続けています。更新は時たまとなってしまっていますが、さすがに14年続けると内容も千差万別と言うかバラエティーに富んでおり、久々に自分で振り返ってみるととても興味深いです。ブログは多様で膨大なセルフデータベースになっており、考えようによっては新たなアウトプットのためのコンテンツ素材集とも言えそうです。

私の場合、ブログ記事は写真や図と文章の組み合わせが殆どであり、記事をアップするということは不十分とは言え(たとえ30点レベルでも)多少はまとめたり、内容を吟味したり修正したりもあるので、アウトプットそのものであると共にその練習にもなっていますね。そして、いったんブログ記事としてデジタルデータでオープンにアウトプットしておくと、後から探しやすい、検索してひっかかりやすいといったメリットもあります。また、本書にも書かれていましたが、いったんアウトプットすると、

・忘れることができる/忘れても構わない
・次のインプットのための頭の中の空きメモリ(エリア)が大きくなる

ことがもちろんあると思います。ブログなどの<重要ポイント>を自分でも少し考えてみると、

・データのデジタル化
  ---- 検索のしやすさ、再利用のしやすさ
・できる限り写真や図などを使用
  ----目をひきやすいのはもちろんですが、本人であれば、パッと見て大体の
    内容が分かる/思い出すことが可能
・アウトプット化(多少不完全であっても問題なし。アウトプットに意義あり)
・リスト化・メタ情報化というのでしょうか
  ----詳しい内容は現物(ファイル本体)を見れば分かるが、逆に現物
   (ファイル本体)を見ないと分からない
    しかし、タイトルや見出し、概要メモなどを工夫すれば、本人であれば
    大体内容が分かる、短時間でそれを思い出すことが可能

また、デジタルでもアナログでも同じなのですが、保存・保管場所などのリストやメモ(アナログ資料・ファイル、現物、デジタルファイルの在りかを示すもの)なども重要になってきます。全てが検索で確実に引っかかってくる訳ではないので。

まとまりが無くなってきました。

1つのアウトプットを用いて新たなアウトプット(新しい記事とか)にしたりも可能で、私の最近のブログやfacebookの記事でもそのようなものが増えてきています。関連記事にリンクを張り、感想やミニコメント、説明文を付すだけでも内容が伴っていれば新たなアウトプットになりますしね。

◎色んなアウトプットのパターン
関連、参考、想像、便乗、紹介、インスパイア、感動、思い出し、思い出、モディファイ etc.


<最後に>
「アウトプット大全」を読んで色んなことを考え、確かめ、ミニ試行し、感想のためのメモ書きをしたことも自分の中ではアウトプットであり、これが本書を読んで最も良かったこと/役に立ったことかもしれません。樺沢先生、素晴らしい本を読ませて頂き、ありがとうございました。


「学びを結果に変える アウトプット大全」(樺沢紫苑)を読んで

2018-08-21 22:00:34 | 本と雑誌

「学びを結果に変える アウトプット大全」(樺沢紫苑、サンクチュアリ出版)を読んで

樺沢紫苑さんの著書を読んだのはこれが3冊目でした(これまでは「読んだら忘れない読書術」、「神・時間術」)。

<全体的な感想>

本書の1つ1つの項目・内容は樺沢さんのこれまでの著書にほぼ同様のことが書かれていましたし、他の人が既にある程度似通ったことを書かれていたようにも思います。従って、全く新しい知識や情報の提供(医学や心理学的なことを除く)、指摘・提案などはそう多くなかったかもしれません。しかし、アウトプットに関係する膨大な内容を体系的に整理し、まとめて提示されたことはとても素晴らしいです。図(イラスト)・表もパッとポイントが分かり、目をひきやすくてgood! 
3章・4章が核心であり、私はここを中心とした読み方をしましたが、それは正解だったと思います。以下、本書に書かれていたことを少し意識して、感想を書いたり自分を振り返ってみたりしました。

なお、私は昨年9月に60歳の定年を迎え、今はシニアエキスパートとしてフルタイムで勤務しています。実は、2014年11月に"晴天の霹靂"で脳出血を発症して3ヶ月半入院。退院・職場復帰以降はまずまず元気にしているものの、取り巻く環境や考え方、ワークライフバランスなどは大きく変化しています。

<Before>

アウトプットが重要、アウトプットしないと新たなインプットができないということは何となく分かって/感じていて、自分のブログなどでも多少書いていましたアウトプットなしには逆にインプットも続かないとも感じています。そして、読書力(by斎藤孝)・発信力(by樋口裕一)・人間力にもっと磨きをかけねば!)。ですが、本書を読んで、自分が感じている、感じていた/考えていたこと、やってきたことに大きな間違いはない/なかったと確信でき、これは今後に向けても大いに自信になり、大感謝です。

まずまずできている/できていたこと(〇)

「書く」「続ける」

例えば、本や映画などの感想をノートを書いて(まずは手書きです)、簡単な点数付け(の数で評価)。年末にはその年のMy best moviesやMy best booksを決めてブログにアップしていました。
ブログは2つやっており、趣味系は14年、リハビリ系は2年強続けています。

「やってみる、チャレンジする」

特にリハビリ系に関しては、左足に片麻痺が残っているものの、あちこち歩き回って/動き回っており、それらを”アクティブリハビリ”としてブログに書いたり、時々動画をYoutubeにアップしたりしています。

「楽しむ」

私はどんなときでも楽しんだり、楽しみを見つけるのは比較的得意なようで、「やってみる、チャレンジする」も楽しみながらですね。

<気付き>

色々弱い、不足している/不十分なところ(△)があることを再認識しました。

例えば、本にラインを引き過ぎなどはご指摘通り。つまり重点化思考(志向)不足であり、自分の中で優先順位付けがきちんとできていないということでしょうか。もう少し大きな見方をすると、やりたいこと/やってみたいことは山ほどありますし次から次へ浮かんでくるものの、それらが具体的なビジョンや目標に結び付いていないと言えます。大きな方向性に共通点はあるものの、何となく全部バラバラ感が。とりあえず自ブログにアップしてそこでいったん満足してしまっており、そこから発展させたいと漠然とは思っていますが、具体性がありません。

<ToDo>

ということで、まずはこの機会に「ビジョン」を再度考えて書いてみました。

考えて、工夫して、歩いて・動いて、書いて、「脳卒中の患者さんや経験者の方に勇気と希望を感じてもらう」

サブビジョン(とでも言うのでしょうか?)

自分らしさを出し、盛り込み(文系センスを持った理系人間、どんなときでも楽しみを見つける、楽しもうとするのが得意)、患者・経験者目線で脳卒中経験者にしか書けない実践事例集などを作成し、本にする。色んなところでそれを語る(語り部になる)。ブログをそのためのデータベース、準備ツールにする。

後半はビジョンというよりも目標や具体化案に近いでしょうか。

なお、趣味とからめたリハビリ関係の現時点での最終目標は下記です。全て過去にやったことの復活が目標ですけれど。

3,000m級の山に登る
フルマラソン完走
テニス復活

もう少しレベルを落とした今年度中の目標(当面の課題であるリハビリ関係)は、

低山歩き復活
10kmランニング復活
家族テニス復活(前後左右に動けるようになり、ラリーをする)  など

なかなかまとまりきりませんが、そこが私の弱い、不足・不十分な点ですので、まず一旦ブログにアップしてみて(30点レベルでもアウトプットしてみて)、少しずつ見直し、ビジョンらしいものに/自分で納得できるビジョンに仕上げよう。

<確か40年前の夏山写真です(後ろは槍ヶ岳)。ヒエーッ!山男に見えているかも(笑)>


ケルフィリー氏のシルクスクリーン

2018-08-14 22:17:17 | アート・文化

我が家のリビングの壁に飾っているケルフィリー氏のシルクスクリーン作品です。海、ヨット、白壁の建物、樹木や遠景の山、陽光 etc. 美しさと爽やかさ。青を基調とした色使いが「鈴木英人」さん「ヒロ・ヤマガタ」さんとの共通性も感じさせますね。つまり、私好みなのです(笑)。

この作品は、現在住んでいるマンションの一室を中古で購入・リフォームした後に高島屋のギャラリーで見つけて買ったものです。4~5万円くらいでしたかね?なかなかきれいでリビングの白壁にマッチしていますが、直射日光こそ当たらないものの、やはりかなり日焼けで褪色しています(涙)。

ケルフィリー, KERFILY. 1948年 フランス出身・在住. 本名:ベルナール・ケルフィリー 美術写真とグラフィックアート、銅版画を本格的に学び、油彩の制作も始める。


我が家の「わたせせいぞう」アート

2018-08-14 00:09:54 | アート・文化

今年の夏、当ブログ(ひろの東本西走!?)では「アート・文化特集」を組んでいるみたいになっています。最初からそのように意識していた訳ではなく、自然にそうなっただけですが、もうちょっと続けると…、

私は「わたせせいぞう」さんの作品も好きで、下記は我が家(正確には実家)にある「わたせせいぞう」アートです。「鈴木英人」さんや「ヒロ・ヤマガタ」さんとはまた全然違ったタッチ・味わいで、こちらもいいなあ。

ただ、うちにあるのはシルクスクリーンではなくポスターでもなく、ジグソーパズルなのです(汗)。しかし、デザイン的には上の2つで、どちらも1000ピースくらいだったでしょうか。買ったのは20年以上?(30年くらい?)前だったと思います。結構時間はかかりましたが、きちんと完成させて糊付けしてフレームに入れ、今も実家の応接間に飾ってあります。デザイン・カラフルな色合い共に良かったです。


「鈴木英人博覧会」に行ってきました。良かったです!

2018-08-12 18:14:59 | アート・文化

数日前に「鈴木英人博覧会2018夏in 大阪・天保山」という記事をアップしていましたが、まあ地元・近場ということもあって、昨日の午前中、 「天保山ギャラリー」さんで開催されている「鈴木英人博覧会」に行ってきました。

下の写真は天保山ギャラリーさんのHPにあったもので、昨夏の博覧会/展示会のものだと思います。

私は鈴木英人さんの作品では古いシルクスクリーン作品が好みで、ギャラリーで展示されていた作品の中では下記の「マイアミの碧い運河(1993年)」などに大いに惹かれました。ヨット・車・建物・花や樹木などの素材、カラフルな色合い(赤・黄・青・緑・白)、光と影、木洩れ日など鈴木英人さんらしさが全部入っていますね。

画像は、鈴木英人ホームページより

興味深げに何度も同じあたりの作品を観ていた私に、ギャラリーの方が色々丁寧に説明してくださいました(初期の頃と最近の作風・製作方法の違い、人気のある作品 など)。ありがとうございました。色、ちなみにこのシルクスクリーン作品のお値段を調べて頂くと、大きな作品なので(SIZE: 518×998mm)、70数万円とのことでした(これは定価?ベースなんですかね)。もちろん自宅に飾りたいですが、やはりそれなりのお値段になってしまいますね(汗)。