尼崎市庁舎を見た後、やはり村野藤吾が設計した宝塚市庁舎(1980年)を目指しました。地元の方であれば市役所にはよく行かれると思いますが、こちらも私が訪れるのは初めてです。
1962年に建てられた尼崎市庁舎(尼崎市役所)に比べると、こちらは落ち着いた感じです。外観的には尼崎の方がはじけた面白さがありますね。円筒部分は議場です。
1階はピロティやバルコニーが巡らされ、クラシカルです。
内部で特徴的なのは市民ホールで、ここだけは独特の雰囲気です。
照明のデザインが素晴らしいです。
アルミ箔仕上げという天井との組み合わせも絶妙。
村野建築ではよく見られる螺旋階段です。
手すりのカーブは優美ですが、遊び心などはあまりないようです。
下階の眺めの方が良いです。
再び外へ。
マンタのようなキャノピーがユニークです。これは面白い!
この眺めは日本離れしている気も。
川の向こう側に渡ってみました。
実に不思議な、しかし印象に残る眺めです。
やはり村野藤吾は只者ではないですね。