平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い566  複雑な二つの国民投票結果、でも日本では「9条」改悪阻止を

2016-10-04 09:43:59 | 日記
    平和への希い566  戦後71年  
複雑な二つの国民投票結果、でも日本では「9条」改悪阻止を   2016.10.4.

中南米、コロンビアで、政府と左翼ゲリラ「コロンビア革命軍」(FARC)が先月、和平の合意文書
に正式に署名し、52年に及ぶ戦闘に終止符を打つことになったが、合意内容が法制化されるため
に、10月2日に実施された国民投票で承認される必要があったのですが、「和平は否決」。
和平反対が50.2%、賛成が49.8%の僅差。
「誘拐や殺人といった罪を犯したゲリラが十分に処罰されない」という国民の反発感情があるようだ。
半世紀以上続き、約22万人の犠牲者を出して来た紛争の終結はひとまず遠のくが、サントス大統領
は、「任期の最後の日まで和平を希求する」と述べ、左翼ゲリラ「コロンビア革命軍」(FARC)も
「和平に向けた歩みを続ける」と表明している。

これ以上無駄な抗争は止める良識を信じたい。

ハンガリーでは、10月2日、難民で揺れる「EUの難民政策」について、
「加盟国で難民を分担して引き受けるという欧州連合(EU)の政策」の是非を問う国民投票でした。
投票率が50%に満たなかったため不成立。40%の低投票率ながら、反対票は98%あった。
与党や極右政党支持者は投票したが、野党は「棄権」を呼びかけていたらしい。
国民投票は不成立だが、オルバン首相は「反対票が多数を占めたので『反難民』を訴え続ける」らしい。
「反難民」に賛同する中・東欧諸国が多いだけに、EU域内での混乱は続きそう。

難民問題は、空爆など武力行使を止め、和平交渉で決着を付けない限り、無くならない。

衆参両議院で憲法改正を発議できる与党勢力を背景に、強行路線を続ける安倍政権。
憲法9条違反の「集団的自衛権」を含む新安保法を、思うがままに実施するためには、「9条」を改悪したいのです。
国民投票では、平和日本を守るために、「9条」だけは絶対に改悪させてはいけないのです。
ウォーキング中に出会った花。

10月4日「今日は何の日カレンダー」より
里親デー
▲薬師寺が完成(698)▲宝永の大地震(1707)▲富岡製糸工場開業(1872)
▲世界初の人工衛星の打ち上げに旧ソ連が成功。スプートニク1号(1957)
▲旧ソ連の月探査機ルナー3号、月の裏側を写真撮影初成功(1959)▲筑波大学発足(1973)
▲ベトちゃん、ドクちゃんの分離手術成功(1988)▲北海道東方沖地震。北方四島に大被害(1994)