どう言う事なんだよ!
『正職員ならね、お風呂も介助も全部やってもらわないと。』
私にはそう言って、話を覆したくせに。で、今の三人組には何もさせてないわけ?
『重度さんを看てたら、疲れるからね。』
正職員の条件は体力があること、って言ってなかったっけ?無茶苦茶だ。あまりにも酷過ぎる!そういう使い方がありなら、私だって正職員に出来たわけじゃない!
こうして見渡してたら、イマサトさんは朝からでーんと座ってケータイばっかりいじってるし、ナカヤマさんは事務長してたなんて肩書きだけ、パソコンもロクにできない。そして、モトイさんは
「おいこら!」
利用者さんにきつい言葉を、
「あの所長、馬鹿だね!ハハハハ!」
所長の悪口を平気で吐いてる。働かない人がいい思いして、一生懸命尽くしてきた人間は飯炊き当番に陥れられ侮辱されるのか。
『所長はね、調理担当者を全員一掃するつもりなのよ。』
ヒロノさん・・・
うう!顔の肌が引きつる!これ、完全にここの仕事のせいだ。
『正職員で来ないか?』
散々たぶらかしておいて!所長、あんたって人は!・・・顔を水で冷やしてこよう。バシャ!バシャ!私が調理のボランティアで顔が腫れる事故に遭ったの、知ってるくせに!知っててやったら犯罪だぞ!
利用者さんの食事が始まった。ふぅ。疲れたというより、アレルギーで目の前が真っ暗になってしゃがみこむ。他の曜日の担当者さんは、普通に洗剤使ってるから。多分、それが残留していて・・・
「あ!やめてください!」
お皿洗いをしてくれているタカモリさんを止める。だって、普通の洗剤でやってるから。
「え?あ、ごめん!」
気を利かせてくれてるんだってのはよくわかってる。でも、私の場合は・・・
「洗剤で具合が悪くなるんです。だから、全部私がやります。」
その方がいい。いや、そうするしかない。自分の身を守るためには。本当は、辞めるのが一番良い方法。でも、無職になるデメリットが。
お皿を一人、黙々と洗いながら・・・この頃は二時半まで体が持たなくなってきた。今日もこれをすべて洗い遂げられるかどうか。辞めたい。こんなところ早く辞めたい。時給を下げられ、勤務日を減らされ、病気にまでされて。もう、私は持たない。
『正職員ならね、お風呂も介助も全部やってもらわないと。』
私にはそう言って、話を覆したくせに。で、今の三人組には何もさせてないわけ?
『重度さんを看てたら、疲れるからね。』
正職員の条件は体力があること、って言ってなかったっけ?無茶苦茶だ。あまりにも酷過ぎる!そういう使い方がありなら、私だって正職員に出来たわけじゃない!
こうして見渡してたら、イマサトさんは朝からでーんと座ってケータイばっかりいじってるし、ナカヤマさんは事務長してたなんて肩書きだけ、パソコンもロクにできない。そして、モトイさんは
「おいこら!」
利用者さんにきつい言葉を、
「あの所長、馬鹿だね!ハハハハ!」
所長の悪口を平気で吐いてる。働かない人がいい思いして、一生懸命尽くしてきた人間は飯炊き当番に陥れられ侮辱されるのか。
『所長はね、調理担当者を全員一掃するつもりなのよ。』
ヒロノさん・・・
うう!顔の肌が引きつる!これ、完全にここの仕事のせいだ。
『正職員で来ないか?』
散々たぶらかしておいて!所長、あんたって人は!・・・顔を水で冷やしてこよう。バシャ!バシャ!私が調理のボランティアで顔が腫れる事故に遭ったの、知ってるくせに!知っててやったら犯罪だぞ!
利用者さんの食事が始まった。ふぅ。疲れたというより、アレルギーで目の前が真っ暗になってしゃがみこむ。他の曜日の担当者さんは、普通に洗剤使ってるから。多分、それが残留していて・・・
「あ!やめてください!」
お皿洗いをしてくれているタカモリさんを止める。だって、普通の洗剤でやってるから。
「え?あ、ごめん!」
気を利かせてくれてるんだってのはよくわかってる。でも、私の場合は・・・
「洗剤で具合が悪くなるんです。だから、全部私がやります。」
その方がいい。いや、そうするしかない。自分の身を守るためには。本当は、辞めるのが一番良い方法。でも、無職になるデメリットが。
お皿を一人、黙々と洗いながら・・・この頃は二時半まで体が持たなくなってきた。今日もこれをすべて洗い遂げられるかどうか。辞めたい。こんなところ早く辞めたい。時給を下げられ、勤務日を減らされ、病気にまでされて。もう、私は持たない。