さんぽで出会う花鳥風月

ひでじいの四季の写真

マミジロハエトリ(蜘蛛)

2016-09-22 22:03:53 | 蜘蛛

*2016年9月22日撮影

 早朝には曇りとはいえ青空も少しは見えて、ひょっとしたら晴れるかなと期待してしまいました。
 ところが昼前から雨が降ってきて、また雨の日々に戻りそうです。
 急に寒くなりました。

 さて、今日は変わった生き物をごらんいただきます。
 クモはあまり好きではないのですが、例外的にハエトリグモはとても可愛いクモです。
 写真のクモはハエトリグモの一種で、たぶんマミジロハエトリではないかと思っています。
 これは雌です。





*2016年9月16日撮影

 ハエトリグモというのは体長7~8mmくらいのごく小さな蜘蛛です。
 ハエなどの昆虫をとらえて食べます。
 クモだけれど糸を吐くことはなく、糸の巣もつくりません。
 植物の葉の上を滑るように歩き、ときにぴょんと飛びます。
 つぶらな瞳とふさふさした毛が、妙に可愛いクモです。





*2016年9月16日撮影

 ハエトリグモはたいへん種類が多く、世界中で5000種を数えると言われています。
 当然のように種を見分けるのもきわめて困難とされています。
 だから、これがマミジロハエトリの雌だといっても、違う可能性はたいへん高いのです。





*2016年9月16日撮影

 最後に、マミジロハエトリの雄です。
 腹部が赤みをおびた褐色で、体は黒っぽく、頭の先の額のところが白いのがマミジロハエトリの雄の特徴です。
 雄は目立った姿をしているので、たぶん間違いないと思います。
 小さなアブのような虫を捕らえて食べているようです。
 





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