さんぽで出会う花鳥風月

ひでじいの四季の写真

ドウダンツツジ(冬)

2021-02-20 21:46:45 | 樹木

*2021年2月20日撮影

 2月になって、もう後半。
 今年は、よく雪が降ります。数日続けて降っては、ぱっと晴れる日がやってきます。
 ようやく雪が減ってきたなあと思う頃、また数日続けてどっと雪が降ります。
 今日はその、ぱっと晴れた1日でした。

 雪の少ない冬を2年過ごして、3年目の今年は当たり前に雪の冬です。
 それでも少ない方かなあ、とも思います。

 今日の朝は冷えたので、樹木の枝先が凍りました。
 写真は、積もった雪の中で凍ったドウダンツツジです。
 赤い芽がきれいです。





*2021年2月20日撮影

 ドウダンツツジはびっしりとさく白い花が見事で「満点星」という漢字があてられたりします。
 秋の紅葉も美しい樹木です。

 本来は「灯台躑躅」というふうに書くようです。
 この場合の「灯台」は、油を入れた皿に芯を入れて火をつけ、明かりとしたものをさします。
 3本の棒を中程で紐で縛って油皿の台にしたものを「結び灯台」といい、ドウダンツツジの枝が3つに分かれる姿を「結び灯台」に見立てたことが「ドウダン」の語源とされています。
 トウダイがドウダンに変化したのだそうです。





*2021年2月20日撮影

 積もった雪の中で、凍っている赤い冬芽。
 なかなか出会えない、美しい景色です。





*2021年1月26日撮影

 さて、これも凍りついている赤い冬芽です。
 1月末の頃の寒い朝に撮影しました。
 ドウダンツツジはこんな冬にも、その美しさをアピールしています。
 やがて咲く満開の白い花「満点星」を楽しみに待ちたいと思います。