さんぽで出会う花鳥風月

ひでじいの四季の写真

チシマタンポポ

2017-05-22 22:17:20 | 草花

*2017年5月22日撮影

 まだ5月なのに真夏のような天気が続いています。

 今日はタンポポによく似た花に出会いました。
 背の高さ20cmくらいの小さな花で、タンポポより茎が細く、白い毛がびっしり生えています。
 何よりも葉の形がタンポポとは違います。切れ込みのない楕円形の葉でここにも白い毛がびっしり。
 これはチシマタンポポというそうです。





*2017年5月22日撮影
 
 ヨーロッパ原産で、アルプス山脈などの高山に自生する花だとか。
 高山植物なのに低地でも栽培が容易だということで、園芸植物として売られています。
 チシマタンポポという名は、販売用の商品名なのでしょうか。
 千島列島とは何の関係もないそうです。
 植物名としての標準和名はまだ決められていないようです。





*2017年5月22日撮影

 栽培が容易ということは、生命力が強くどんな環境でも生き抜く力があるということ。
 それなので、もう花壇を脱出して、各地に野生化し始めているのだと思います。
 名前も決められていないほどの新顔なのに、会津の鶴ヶ城公園にさえ群れをなして生えています。
 外来の花を忌避するわけではありませんが、在来のタンポポが生息する貴重な環境の中に新たな敵の出現です。
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クロハネシロヒゲナガ(蛾)

2017-05-17 22:16:20 | 昆虫

*2017年5月17日撮影

 草むらをふわふわと飛んでいる不思議な虫がいます。
 白い長いヒゲを震わせながら、そのまんなかに小さな本体がぶらさがっているようです。
 草むらを飛ぶには長すぎるヒゲが周りの葉や花にぶつかりながら、それでも草むらのなかを飛んでいます。

 この虫はチョウ目ヒゲナガガ科という分類に属する、蛾の一種です。
 クロハネシロヒゲナガといいます。翅が黒く、白いヒゲが長いという意味でしょうか。最後の蛾は省略されてしまいました。





*2017年5月17日撮影

 体の大きさは見たところ7〜8mmというところでしょうか。
 ヒゲは明らかに異常に長くて、本体の3〜4倍はありそうです。一本が3cmくらい?
 ヒゲがこのように長いのは雄で、雌の場合はもう少し短いようです。





*2017年5月12日撮影

 体の色はよく見ると、クロハネという名前とは違って、茶色系や紫系の色をしているようです。
 光のあたり方で色が違って見えるのかもしれません。
 ときには黒く見えることもありそうです。

 この小さな、ヒゲだけが目立つ虫が蛾の一種だというのは少し驚きです。
 そして、この虫の飛んでいる姿の面白さは、たとえようもありません。
 ぜひ見ていただきたいと、願うばかりです。

 
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フジ

2017-05-16 22:31:35 | 樹木

*2017年5月16日撮影

 今日は午前中は雨模様でしたが、午後からは良い天気になりました。

 さて、会津の鶴ヶ城公園の木が茂っているようなところに、フジの花が咲いています。
 天守閣の下、本丸には藤棚が作られていて、休憩所のようになっていますが、そこのフジの花はもう終わりです。
 一方、ケヤキの大木などにからみついているフジは、これもかなりの大木ですが、まだ花は盛りです。





*2017年5月16日撮影

 こういうのは野生のフジに見えますが、もともとは栽培されていたものが、勢力を広げたのだと思われます。
 野生化しているので、栽培されている藤棚のフジのようには整っていませんが、それでもみごとな花です。





*2017年5月15日撮影

 フジの花はフジの実になります。
 フジの実はご存知のように大きなさや豆です。花一個がさや豆一個になります。
 そうしたら、こんなにたくさん咲いている花のふさからは、ものすごい数のさや豆ができて垂れ下がるのかと思ってしまいますが、ご存知のようにフジの実はそんなにたくさんはできません。
 つまり結実する花はきわめて少ないのです。
 たくさんの花を咲かせて私たちの目を楽しませてくれるのは、フジにとってどんな理由があるのでしょうか。
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ナガミヒナゲシ

2017-05-15 22:21:14 | 草花

*2017年5月15日撮影

 ナガミヒナゲシがまだ咲いていました。
 5月初めに咲き出してもうほとんど花は終わっていますが、日当たりの悪い場所などにはまだ咲いています。
 ヨーロッパから来た外来種で1961年に東京で発見され、以後急速に全国に広がりました。
 ヒナゲシといえば日本ではほとんど観賞用の栽培種ですが、ナガミヒナゲシはれっきとした野草です。
 ナガミヒナゲシは実の形が長い円筒形をしているので、「長実雛罌粟」というわけです。
 オレンジ色のかわいい花を咲かせますが、その繁殖力の旺盛さから、駆除すべき植物として憎まれてもいるのです。





*2017年5月10日撮影

 少し前に撮った、花盛りの頃のナガミヒナゲシです。

 ヒナゲシ類はケシの仲間ですが、アルカロイドを含まないため阿片の原料にはならず、栽培の規制もありません。
 ヨーロッパでは各種のヒナゲシ類が畑の雑草として、見渡す限り咲いている光景が見られるのだとか。
 かつて与謝野晶子がフランスを旅した時の歌、「ああ皐月(さつき) 仏蘭西(フランス)の野は 火の色す 君も雛罌粟(コクリコ) 我も雛罌粟(コクリコ)」は有名です。
 ここでいう「コクリコ」とはフランス語でいうヒナゲシのことで、雛罌粟と書いてコクリコと読ませる、言葉の響きが斬新な歌だと思います。





*2017年5月10日撮影

 花と一緒に実が写っています。
 この実の中には、ごく細かな種がぎっしりつまっています。いわゆる芥子粒というわけです。
 1つの実に約1600個の種子が入っていて、梅雨明け頃には熟して撒き散らされるのだとか。
 その頃には本体は茎も葉も枯れてしまって、実だけが割れて種子をはきだします。
 この細かな種子がトラックのタイヤに付着して運ばれたことが、急速に全国に広がった原因ではないかという説があって、なるほどと思う説得力があります。
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アゲハチョウ

2017-05-12 22:27:21 | 昆虫

*2017年5月12日撮影

 グミの花の周りを飛び回っているアゲハチョウを撮影しました。
 アゲハチョウは日本で最も知られている蝶です。
 アゲハチョウとモンシロチョウを知らない人はいないと思います。
 ただ、アゲハチョウというと黄色や黒のアゲハチョウ類をみな含むこともあるので、区別する意味でナミアゲハという言い方をする人もいます。
 蝶類の図鑑などでは、ただのアゲハと表記することも多いようです。





*2017年5月12日撮影

 蝶類の幼虫は食べる植物が決まっていて、これを食草といいます。
 したがって蝶類は、食草となる植物に卵を産みます。
 アゲハチョウの場合は柑橘類の樹木の葉が食草となるようです。
 柑橘類を植えておくと、アゲハチョウの雌がやってきて産卵をするそうです。
 とくに日当たりのよい場所にある木が好きなのだとか。

 先日とりあげたカラタチも柑橘類なので、アゲハチョウが卵を産むかもしれません。





*2017年5月12日撮影

 アゲハチョウの幼虫は何回か姿を変えますが、最後は大きな青虫になります。
 会津の鶴ヶ城のカラタチの生垣に、大きな青虫が出現するかどうか、時々見てみることにします。

 今日アゲハチョウがいたグミの木は食草とは関わりがなさそうなので、吸蜜つまりお食事だったようです。
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