故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

ちょっとずつの不安

2016-05-19 06:41:33 | よもやま話

最終日の松山は、「ちょっとずつの不安があった」とコメントを残した。
それでも大きく崩れることなく頑張ったように思う。
踏ん張っていた。

日本ハム大谷も自己最速162Km/Hを出しながら敗戦続きです。
しかし、頑張っている。

二人とも若い。
ダルビッシュが言うように、大谷は引き出しを増やして大物になっていくことでしょう。
松山は、デイの家族をハグ(祝福)できるほど精神的に強くなろうとしている。

末娘から、何もかも嫌になった。と電話があった。
それは、良く見えるようになったということ。
こっち(年寄り側)に近くなったということ。
これからは、自分だけに向き合い自分の感性を大事にしなさい。
そうすれば、人に振り回されなくなるんじゃないの。とアドバイスをする。

若い人が、成長するのを見るのはとても気持ちが良いことです。

今日のテーマは、「ちょっとずつの不安」です。
生きている限り、緊張する場面を経験するほど感じるものです。
それに耐え、慣れることで一まわりずつ大きくなっていきます。
不安を自分自身への疑いにさせないように、逃げないことです。
逃げても、また同じ場面に出くわします。そして堂々巡りです。
それだったら、不安と向き合うしかありません。

昨日は、商工会青年部の会合に出てきました。
不安は一つずつ解消されて行きました。
偉いと思ったのは、確認作業を最後にされたことです。
たいしたもんです。

停年を迎える頃、ほとんどの人が不安になります。
今まで通りの人生を送れるだろうか。と思われます。
現実は、そうでもありません。
過去の実績なんか、なんの役にも立たないことを思い知らされます。
家庭に入れば、妻が君臨しているのを実感するばかりです。

何歳になっても同じです。
明日はわかりません。
予期せぬことが常に起こります。
違うのは、一挙に悪くなることはないと経験から知っていることです。
あれこれと引き出しから対処法が出てきます。
ドラマ「まれ」で、田中裕子さんが言われていました。
「若い時のどろどろは、歳をとれば笑い話」とうそぶけるほど強くなっています。

若い人になんの不安も不満もありません。
私達は、歳の差こそあれ同じような気持ちです。

椿花 落ちる時まで あでやかに

2016年5月19日

2015年6月27日投稿記事「60過ぎの笑い話」を参照してください。
2015年11月21日投稿記事「この凝りはいつのもの」を参照してください。

どちらの投稿記事でも、田中裕子さんの台詞を引用しています。
テーマはそれぞれ違います。きっと、私の中で不安があったものと思います。
若い人もこれからいっぱい経験するドロドロや不安です。
どう立ち向かい、やるせない気持ちをなだめて来たか
なんども同じ気持ちになっているということでしょう。

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