故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

読者の重み

2019-07-06 06:32:32 | よもやま話

立川駅前で見た「跳べよ未来へ」です。
戦争中、立川周辺は飛行機野郎の棲み処でした。


今日のテーマは、「読者の重み」です。
書かないと読者数は減ります。
考え抜いたものでないと、飽きられます。
自分だけの世界ではなく、普遍性に高めないと、読者の共感は得られません。
自分が面白いと思うことを、今の力で表現します。
書き手でありながら、第三者になって表現する。
甘えたい自分を突き放しながら書いています。

過去に書いたものが読まれます。
嘘を本当のように、真実を嘘に仕立て上げます。
そこにあるのは、それでよいのかという向き合う心です。
終わりがない綴りのようなものです。

誰を助けるでもなく、ひたすら具象に向き合う毎日です。
大事にしているのは、「必然的なユーモア」です。
一生懸命になればなるほど、我を忘れた愚行です。
醜い部分でありながら、愛さざるを得ない営みです。

せこい生き方だけはしたくない。
一やって、十は得られない。
一の次には二があります。
積み重ねは、経験とは違う。
弾けるものがあって、飛躍的に伸びていく。
それは何かを探しています。
一から十に飛びたいのではない。
続ける原動力のことです。
生きること、そのものです。

私は、ものが書きたくて仕方がなかった。
ゴマ化して生きてきたようにも思う。
本当の自分を知りたかった。
よく伝わるよう絵も描くようになった。
音楽のような詩も書きたい。
自分すべてであるようで、そうではない。
何度書いても、なんか違うなと都度思う。

一人では生きていけない。
一人でも生きていく気概がないと生きていけない。
読者に対峙するのではなく、フェイドダウンするように溶け込みたい。
沁みることなど書けない。
面白いを伝えるだけの文章です。
感動なんて程遠い。それでも書く。
一歩でも近づきたいから。
それが何なのか知りたくて書いている。
不調でも、好調でも書きたい。
それが責任ある自分だから。

貴重な時間を、私のブログに割いてくれる皆さんに感謝しています。
ほとんどの読者が身内のようなもの。
あいつ、いまだに馬鹿だね。
まあ、なんとか生きているみたいだな。
俺に心配ばかりかけやがって、一丁前のことを言ってるよな。
ありがとう。生きています。
あなたの分まで生きています。
だから、一生懸命です。

あの人に 会いたし会えぬ 文を書く

2019年7月6日
コメント
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