今日の似顔絵は、この人です。
悠然として、ものに動じない感じです。
大物になるかもね。
いつものように、早朝に起きました。
洗い物をして、ご飯を炊いてコーヒーを淹れる。
どうしても書けない。何か書くと、嘘が混じる。
こんなことがありました的な記事は書きたくない。
タイトルを決めて、自分はどう考えるか挑戦したいと思っています。
何時間もかかって、やっと描きたいことが決まりました。
今日のタイトルは、「面白き人たち」です。
カフェには、いろんな方が来られます。
笑う名人は、実は笑わせる名人でした。
コーヒーを立ったまま飲みながら、私達に冗談を言います。
話題が豊富です。これは、多くの人と話しているからでしょう。
飽きさせないのは、笑いのツボを心得ているからです。
気性のさっぱりした種付師がおられます。
ここは、全国でも有名な種牛の産地です。
一才未満まで育て、全国にブランド牛の担い手として出荷されます。
着いた先で、大事に育てられ後に種牛になります。
彼は、通常の半分の精子の量で牛を妊娠させることができます。
雌牛が彼を見ると鼻を広げると言われるほど、雌牛をその気にさせるのでしょう。
魔法使いと思えるほど、どうしようもないポンコツの名車を復活させる人がいます。
遠くから評判を聞いて、昔の名車が彼の工場に持ち込まれます。
車の板金の良し悪しは、三年後にわかる。
どれだけ妥協しない仕事をしたかにかかっています。
雪が降るようになると、接触事故が多くなるそうです。
この時期、彼の工場は事故車で溢れています。
急ぎの仕事の合間に、名車復活の板金仕事をしています。
彼の口数は極めて少なく、気の利いた奥さんが先取りをして代弁します。
その姿は、大助花子のようです。
この地域の女性は、至って元気で男前です。
嫁に来たとしても、婿取りをしたような風情です。
とにかく良く働き、快活です。
面白き人たちに出会えたのも、ここへ来たから、
懐に入るように正直に接したからです。
これからも多くの「面白き人たち」を私なりの視点で紹介します。
奥山に 汗して入りて 面白き
2018年1月11日