故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

面白き人たち

2018-01-11 07:38:08 | よもやま話

今日の似顔絵は、この人です。
悠然として、ものに動じない感じです。
大物になるかもね。


いつものように、早朝に起きました。
洗い物をして、ご飯を炊いてコーヒーを淹れる。
どうしても書けない。何か書くと、嘘が混じる。
こんなことがありました的な記事は書きたくない。
タイトルを決めて、自分はどう考えるか挑戦したいと思っています。
何時間もかかって、やっと描きたいことが決まりました。

今日のタイトルは、「面白き人たち」です。
カフェには、いろんな方が来られます。

笑う名人は、実は笑わせる名人でした。
コーヒーを立ったまま飲みながら、私達に冗談を言います。
話題が豊富です。これは、多くの人と話しているからでしょう。
飽きさせないのは、笑いのツボを心得ているからです。

気性のさっぱりした種付師がおられます。
ここは、全国でも有名な種牛の産地です。
一才未満まで育て、全国にブランド牛の担い手として出荷されます。
着いた先で、大事に育てられ後に種牛になります。
彼は、通常の半分の精子の量で牛を妊娠させることができます。
雌牛が彼を見ると鼻を広げると言われるほど、雌牛をその気にさせるのでしょう。

魔法使いと思えるほど、どうしようもないポンコツの名車を復活させる人がいます。
遠くから評判を聞いて、昔の名車が彼の工場に持ち込まれます。
車の板金の良し悪しは、三年後にわかる。
どれだけ妥協しない仕事をしたかにかかっています。
雪が降るようになると、接触事故が多くなるそうです。
この時期、彼の工場は事故車で溢れています。
急ぎの仕事の合間に、名車復活の板金仕事をしています。
彼の口数は極めて少なく、気の利いた奥さんが先取りをして代弁します。
その姿は、大助花子のようです。

この地域の女性は、至って元気で男前です。
嫁に来たとしても、婿取りをしたような風情です。
とにかく良く働き、快活です。

面白き人たちに出会えたのも、ここへ来たから、
懐に入るように正直に接したからです。
これからも多くの「面白き人たち」を私なりの視点で紹介します。

奥山に 汗して入りて 面白き

2018年1月11日
コメント
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