故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

面白いこと

2017-09-05 04:49:49 | プロジェクトエンジニアー

カフェにあった独楽が気に入りました。
最初は回せなかったけど、上手に回せるようになりました。
次は何が面白いかなと、探検しています。


今日は、「面白いこと」に挑戦してみます。

面白いとは、
興味をそそられて、心が引かれるさま。興味深い。
つい笑いたくなるさま。こっけいだ。
心が晴れ晴れするさま。快く楽しい。
一風変わっている。普通と違っていてめずらしい。
思ったとおりである。好ましい。
風流だ。趣が深い。
(国語辞典より)

面白いとは、気持ちが向くさまであり、ポジティブな気持ちの表れのようです。
私達は二人だけの生活です。
出来るだけテレビを消して、話します。
妻が、面白かったことを話します。
どうして面白かったのか、自分の感想はありません。
何が言いたいのかな、私に何か期待しているのかな。
よく聞いてみると、どうして面白いと思ったのかわかってきます。
ここまで到達するのに時間がかかります。
共有した時間が短い分だけ、言葉で伝えることになります。
使う言葉も、自分が持っている語彙の範囲であり、解釈はことなります。

ところが、今は言葉より、映像で伝えようとします。
ツイッターやフェイスブックの言葉より、インスタグラムの映像です。
特に若者には伝わりやすい。

こんな経験があります。
外資系に勤めている頃、日本人がやたらとカタカナの英語を使いました。
英語で意思疎通ができるようになったら、
日本語で考えるより、英語で考えるようになります。
英語を聞いて日本語で理解する。日本語で考えて、英語で話す。
間に合いません。
よって、英語で考え英語で話すようになります。
だから、日本語で話す時にも、
その癖が抜けなくてカタカナ英語が増えてくるのです。
外国にかぶれたからではありません。
英語でぴったりくる意味を日本語にしにくいのです。
それだけ日本語に優れていないとも言えます。

歳をとると、経験が邪魔をします。
若い時には、すんなり入ってきた情報が入りにくくなります。
年代が違えば、経験が違うように面白いことのベースが異なります。
私達には、昭和歌謡はすんなり入ってきますが、
昭和初期や大正の詩やリズムは入りにくい。
平成ソングの字あまり、テンポに違和感を感じます。

理屈は抜き、経験もいらない。
まっさらな気持ちで毎日起きだします。
今日は、昨日の延長ではない。
全く違う一日である。
外国に来たり、宇宙にいるような気分で過ごせれば、
面白きことも変わるはずです。
つまり、ごちゃごちゃ考えない。

そうなの。とまず肯定する。
それで。と先に進む。
それから。と共有する。

そうでもしないと、過去を引きずって小言こうべいになって、
周りが引くような人間になりそうな気がします。
怖い。
もう、そんな人になっているんじゃないだろうか。
自分が気付かないだけです。

話す時は、「前にも言ったかもしれないが」を付けるようにしています。
人の話も、「そのことは前にも聞いたよ」と言わないようにしています。

「面白いこと」に挑戦してみました。

古き杉 中は空洞 雨宿り 

2017年9月5日




コメント
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