新型コロナ肺炎が始まったころ世間は大阪、東京、北海道の知事を誉めそやしていた。信号機や虹色で危険度を表した色遊びが誉めそやされていた（今から考えると何の意味があったのか笑ってしまいます）。大阪は重傷者の人数は日本一で、東京は累積感染者数は断トツの首位で、北海道も威張れるような実績は残していない。台湾のような実績を残しているのなら褒められて当然のことですが、さしたる実績も残していないのに評価される風潮は日本人の劣化の結果ではないのか？国、地方の首長は言葉遊びに興じるだけで時間だけが過ぎてゆくのが現在のこの国の現状です。アジアの中では落ちこぼれ国です。
１８６８年欧米の圧力で開国。殖産興業、富国強兵を国是に欧米に対抗する。日清、日露、第一次大戦を経て５強国に上り詰め大正デモクラシーを謳歌し戦前の頂点を極めたが日中戦争の泥沼にはまり込み抜け出せない中で太平洋戦争に突入し１９４５年敗戦を迎え軍事大国は崩壊し明治維新から７７年が過ぎていた。１９４５年、新生日本は軍隊を放棄し（させられたと主張される人が増加）経済に特化して世界第２位の経済大国として復活するもバブル崩壊で経済混迷もがきマイナス金利でも復活の兆しがない中、新型コロナとの戦争に突入、政府は右往左往するだけで策もなく国民に丸投げし国民も百科総覧で諦めムード、敗戦から７５年、第二の敗戦の日が近いのかもしれません。敵基地攻撃が話題に上っていますが次の時代は軍事大国への回帰を目指すのだろうか？
