老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

鏡の中のもうひとりの「わたし」

2022-02-18 05:06:22 | 阿呆者

青空デイサービスの庭に 福寿草が咲いていた
春を呼ぶ花であり 幸せを運ぶ花


1811 自分も同じか・・・・

自分とそんなに年齢が違わない他人(ひと)を見て
「随分老けたな〜」、と胸の内で思うことがある

鏡を見ない限りは
自分はどんな顔をしているかわからないせいか
自分は老けた人に比べたら
自分はまだ「若い」、と独断的にそう思い込んでいる

しかし、鏡に映った自分の顔
しみじみ見たら
他人は「(自分のことを見て)随分ふけたな」、と
同じく思っているだろう

積み重ねられた齢には勝てない

老けたな、と思い込むと
余計に老け込むような気がするから
「まだ、ふけこんではいられない」
「自分はまだ若いのだ」、と暗示をかけ
何かに熱中していきたいものだ

気持ちも行動も外に向け
他人(ひと)と交わり話したり
自然に触れることだ

死に向かって生きている自分
人生、endになるまで
やりたいこと100 並べてみるか
小さなこと、くだらないようなことでも並べてみるか