妄想を少しと、好きな物、好きな事を備忘録のように、
いくつかの叶った夢、
数え切れないほどの忘れ去った夢、
平凡だけど、悪くはなかったと思う日々。
変わりのないことを嘆くのでなく、
変わらないことに安堵する、
でも、目を開ければ、小さな様々なことが変わっていく、
そんな小さな変化を言葉に綴り、
週末には酒を飲み、
日々、恥ずかしい妄想を、写真とともに、更新する。
そんなブログなのです。
町内会の寄り合い、紹興酒と中華料理を、
山椒で辛味をつけた麻婆豆腐をチャーハンの上にトッピング、
帰宅して、一眠り、
気がつけば、白ワインを、一本。
大寝坊して、怠惰な一日、
気持ちも、体力も、いい状態ではないのに、
出かけたのは、原宿。太田美術館へ
原宿の喧騒から離れ、静かな美術館だったのだけれど、
最近は、訪れる人も多くなった、
月岡芳年の名前を知ったのは、この夏。
妖怪百物語とこの月百姿の企画展から
芳年は、浮世絵の最後の絵師といってもいいかもしれません
集大成として、あらゆる技巧を駆使しています。
広重の、北斎の、他の絵師の名残が、そこここに、感じられ、
それでいて、彼の独自の世界が広がっています。
もちろん、その中には、春画の影響も、
いえいえ、男女の営み、そのものではなく、
そこに描かれた着物の柄の細かさです。
さて、芳年の絵を思い浮かべながら、今宵のお供は、、
昼間は、念願のお芋さんをと楽しみにしていたのだけれど、
夜が深まり、虫の音が聞こえてくるにつれて、、、
なんとなく、気持ちが、、、
かといって、素面で眠るのも、寂しいから、、
常温で赤ワインを、、
チリ産のピノノワールを、少しだけ、飲んでいるのです。