きっかけは、なんだったのか、忘れてしまったけれど、
町内会の盆踊り、記念に配り始めたメダカ、
その残りを分けてもらったのが最初だと思うのです。
以来、家の中には、吹奏が、玄関先には、りんご箱の発泡スチロールが
その時々の同居人は、アメリカザリガニ、金魚、ドゼウと変わったけれど、
脈々と命を伝えてくれている、
ぼんやりと眺めていると、少し心が落ち着き、洗われるような、
毎朝、餌を求めて、近寄ってくる姿に心癒されるのです。
そんなメダカくん達のおかげ、会社のメダカ博士?(おじさん)と呼ばれ、
少し分けてあげたお返しに頂いたのが、
三重県 四日市市 株式会社タカハシ酒造
伊勢の白酒(しろき) 古式二段仕込み
原材料名:米・米こうじ 国産米100%使用
精米歩合:65%
アルコール分:12度以上13度未満
自分ではあまり手を出さないタイプのお酒、
「ふき出し注意」のラベルが、このお酒の活きの良さを示している。
濁り酒、酸味の代わりに、シュワシュワ感が味蕾を刺激して、
甘さに敏感にしてくれる。
きっと、冷たくなかったら、ちょっとくどい甘さかもしれないけど、
冷えたまま呑むにはちょうどいいかも、
でも、生酒だけに、酵母くん達が目覚めた後の味も楽しみたいから、
ちょっと呑むペースをスローダウン。
追記、
お猪口に注ぐ時のシュワシュワした音が心地いい、
冷たさが、なくなり、それに比例して甘さが目覚めてくる、
甘みに深みが増したのは、酵母くん達が元気な証拠。
お酒らしくない香りに、ついつい杯が進んでしまう。
目覚めた酵母くん達は、お腹の中で活躍してくれるはず。