秋、隣の国は国慶節だそうで、、静かな週。
お休みまで国家が指導するなんて、、、、何処かの国に似ているなって、
その割に彼の国からの旅行者が少ない気がするのは、気のせいなのかな、
それとも、日常の風景に馴染んでしまったからなのか、
彼らの休み明け、それを逃げるように我が方は三連休。
理由はともかく、先週の土曜日十月一日は日本酒の日だったそう。
それにちなんで、いくつかの酒蔵さんは、秋のお酒の解禁だと、、
それは、それで準備をしているけど、
今宵は、、、
島根県東出雲市 王禄酒造有限会社
2014 超 王禄 無濾過本生
原材料名 : 米/富山県産五百万石 100%
米麹/富山県産五百万石 100%
精米歩合 : 60%
アルコール分 : 15.5%
日本酒度 : +7.6/酸度:2.3
H26BY
製造年月日 H28.9
優しい、まろやかな味が、一年の時を経てさらに優しくなった、
普通秋のお酒は、ひと夏を越すだけ、
でも、この子は、夏を二回、越している、それゆえの優しさ。
冷蔵庫から出して、すこし部屋の温度に馴染ませてから、
それでも、優しすぎて、お水のようにサラサラと喉を通り過ぎてしまう。
水っぽいお酒なんかじゃなく、しっかりと味は口の中に残り、
残り香ならぬ、残り味を楽しめる。
口に含み、温めてあげると、鼻孔に甘い日本酒の香りが広がる。
美味しいモノって本当に五感で楽しむことが出来る。
追記
冷蔵庫から出して、ほぼ二時間、
室温よりも、ちょっと低い温度に、
甘さが舞台のソデへ引き、スポットライトを受けているのは、酸味っていうか、旨味。
美味しい料理ならば、熱いモノは温かいうちに、冷えたモノは、そのままにって言うけれど、
お酒は、ワインもそうだけど、時間という四次元の世界を楽しめる、
最後の一杯は、もう少し時間をおいて、