春を待つ

2014-02-22 15:07:14 | Weblog
夕刻5時、今日も冷え込んでいる。 昼間の陽ざしは何とも有難かったがまだまだ
本物の暖かさには程遠く風邪などの油断は禁物。 日本フイルは今日が最終日。 
昨日の大分から今日は宮崎だがどちらも夜の公演。 冷え込みで足に影響が出て
いるのでは・・と気にかかる。
ぽつぽつとお客様からコンサートの反応が聞こえ始めた。 多くの御客さまが
大変喜んでくださっているのはとても喜ばしいことである。 特に一般参加で歌った方は
喜びようが尋常ではなく一生の思い出になった・・とも。
アンケートでは圧倒的にヴァイオリニストの評価が高い。 今年のプログラムは
地味目で心配しながらスタートしたが 取り上げて本当に良かった。
一番聴きたかったシベリウスの交響曲が聴けなかったのは何とも残念。





九州も朝の薄氷・・・

2014-02-22 14:59:44 | Weblog
関東、東北、北海道では雪害が今日も続いている。 九州でも冷え込みは強い。
この気象状況はどうなっているのだろう。 日本フイルの楽団員も東京を経つのが
あと一日遅かったら九州公演に影響が出たという。
日本フイル今日は長崎。「フインランデイア」はオーケストラ版が4箇所、合唱付きが
鹿児島、大牟田、長崎の3箇所だった。 
大牟田のコンサートに長崎の担当者が聞きにきていた。 合唱の入り口が分かりにくくて心配だから・・と。
会場には福岡、唐津のスタッフも聞きに来てくれていて嬉しかった。 
矢張り九州会議で常に顔を合わせ、会議を重ねている仲間、のせいだろう。心強い。
各地事務局のコンサート状況はどうだっただろうか。
終了すれば早速残務整理。 今年は決算を早めなければならず、自分の申告も
まだ済んでいない。急がねば。



ご来場いただきました皆様方ありがとうございました

2014-02-15 08:30:22 | Weblog
2月11日、日本フイル九州公演大牟田コンサートが終了しました。
ご来場いただきました皆様方、お寒い中をありがとうございました。
大牟田合唱団との共演は9年ぶりとなりましたがいかがだったでしょうか。


 
出演は若き指揮者とヴァイオリニスト、聴く機会の少ないフインランドの
作曲家の作品など今年のプログラムは指揮者インキネン氏を中心にして内容を
検討し進めてまいりました。
インキネン氏も現在ハノーフアー在住の三浦文彰氏も九州は始めてなのでとても
楽しみだと申しておりました。
今回のプログラムの合唱付き「フインランデイア」は当初、指揮者から日本語の歌詞を
振ったことがない、といわれ困ってしまいましたがインキネン氏はこれを「フインランデイア」ではなく
「日本ランデイア」だね、とユーモアで応じてくれました。 
ずっと気にかけていたことが一気に解決し、ほっとして当日を迎えることが出来ましたが
いい思い出となりました。



来年は九州公演40周年記念。 大牟田は2月14日(土)午後2時からに決定しました。 
来年もどうぞ日本フイルに足をお運びください。
大牟田日本フイルの会一同お待ちしています。どうもありがとうございました。





十日市コンサート

2014-02-15 08:20:23 | Weblog
今日は十日市。 比較的気温が緩んでいるようだ。 予報に反してこの調子では
昼間はもっと暖かくなることだろう。
明日の日本フイルの準備のため雑用が多い。 チケットの回収、集金、当日券販売のため座席表作り。 
携帯禁止のプラカードやアンケート箱、筆記用具、つり銭、楽屋のコーヒー、持ち帰り用のダンボール箱などを
スタッフが交替しながら点検、手分けして車に積み込んだ。



 は今日の十日市コンサートピアノデュオ。 大牟田音楽家協会の境泰子先生と
松林美苗先生の出演。  春を予感させながらもまだまだ寒い日本の冬を歌う・・。
そんなプログラムが良かった。 待ちぼうけ、雪やこんこん、早春賦、さくらさくら、などなど。 
静かなゆったりとした心地良いひととき。 スタッフたちも
作業の手を休めてしばし楽しんだ。
日本フイルは今日は唐津公演。 明日、少しでも暖かいといいのだが。



フレッシュロビーコンサート

2014-02-10 19:54:11 | Weblog
合唱団の練習も午後からあり、ガーデンホテルのロビーコンサートも2時から。
オーケストラの大牟田公演を控えて今日、明日は各スタッフも気が休まらない。
今日の練習会場にも明日の合同を練習会場にもそれぞれスタッフは出席する。

今日の日本フイル公演は鹿児島。 インキネン氏は今日初めて九州で合唱付きの
フインランデイアを振る。 さすが県庁所在地、しかも合唱王国で鳴らした
鹿児島だけあってホームページの書き込みにも見事に出来上がっている・・と自信のある言葉があった。
関東や東北、北海道の雪害とは打って変わって南の気象らしく鹿児島は今日は一段と暖かいそうである。 
同じく大牟田と共にフインランデイアを歌う長崎日本フイルからゲネプロを聞かせてほしいと連絡があった。
ピアノ伴奏も担当をしている
スタッフからだがさすが熱心である。 





今日のロビーコンサートは最近にない多くのお客様が詰め掛けた。フレッシュ・
コンサートというタイトル通りのフレッシュなお若い方々ばかりの出演である。
友人やご両親、出身校の先生方や先輩、後輩たちなどもいよう。椅子が足りず
通路まで塞ぐほど人が多く、全体が見渡せる階段を薦めたのは正解だったようだ。
T氏からマイクをお借りしていたので今回は助かった。



日本フイル九州公演 11日大牟田へ

2014-02-09 12:34:44 | Weblog
日本フイル九州公演の初日が明日福岡から始まる。 この数日九州はぐっと冷え
込み、来週にかけてもまだまだこの状況は続きそうだ。 いよいよ大牟田も最終追い込み。
今日集まりをした。 役割分担をこまごまと決める。

男性軍は朝一番に文化会館の職員と合唱団の男性軍と一諸にひな壇作りを手伝う。
それが終わったら次は中学生と高校生も含め指導の先生と日本フイルのトラックから
楽器を運び降ろす。 他の女性スタッフと女史中学生はロビーの中央に机を置きチラシの
挟み込み作業をする。15件以上のチラシ入れの申し込みがあっているためかなり時間が
かかりそうである。例年引率の先生と手伝いにきてくれる中学生、高校生は「携帯禁止」の
プラカードを持って場内を巡回する役と終演後の落し物、チラシ類の拾得物を集める役と、
トラックに楽器を運びあげる役もしてくれる有難い存在である。





17名のスタッフのうち病欠2名、怪我1名、合唱団に参加して歌うスタッフ1名、
仕事の都合でお休み1名、合唱団のお世話担当1名。 計6名が現場にいないことになるため
実質スタッフとして動けるのは12名のみ。 もぎりはそれぞれ知り合いを頼んだ。 
新人が3人ほど増えたがそれでもこの人数である。
指揮者インキネン氏がCDのサイン会をしている間に手早く担当者は片付けを始める。 
終演後の交流会にひと足早く行く担当のスタッフ2名、司会者1名、最後の玄関ホールの
かたづけ3名、楽屋のかたづけ3名、車にチラシやポスターの残りを
乗せるもの数名など集中して人が必要、と実感。 
来年度に向けてスタッフ募集をする予定でいる。





バンドネオン協奏曲

2014-02-07 13:54:46 | Weblog
昨日の「題名の無い音楽会」は2週連続で日本フイルが出演していた。 
ピアソラのバンドネオン協奏曲が紹介されたが管楽器郡がないのを知った。
打楽器の使われ方がユニークで面白い。 ここでも打楽器奏者の福島氏が絶妙な
演奏を披露。 指揮者の佐渡豊氏はこの人の右に出るものはいない、といわれて
いる天才的な人だと紹介していた。
この番組の小松亮太氏の解説でこの楽器は故障したら後がない、という代物だと
知った。 そんな永続性のないものをプロが演奏しているという不思議。 
この現代、修理不能な楽器があるとは・・。 
そういえば筑前琵琶も製作者がいない、と聞いたことがある。驚きである。
日本の伝統芸、伝統楽器を残さねば、という機運があるかと思えば一方でこの
現実。 どう理解すればいいのだろう。

しかしそういう事情を知って聴くとどちらの楽器にも何やら悲鳴にも似た凄みを
感ずるのは回復不能な瞬間を迎えたときが究極の別れ、だからだろうか。
 このプログラムも日本フイルの九州公演で聴きたいと思った。
バンドネオンという楽器が現役でいてくれたら、の話だが。
先週の作曲家、伊福部昭氏といわず、今回の小松良太氏も演奏の指導をしてくれる先生と
いうものがおらず独学だというところが面白い。それもまた他の人には真似のできない究極の凄みである。 




フルートとオカリナで奏でる大正ロマンの調べ

2014-02-03 18:29:09 | Weblog
来月2月23日(日)、お話とコンサート、「フルートとオカリナで奏でる大正ロマンの調べ」の
お知らせが新聞に載った。フルートとピアノで出演するお二人が取材を受けたのだろう。 
早速チケットの問い合わせがある。
~セノウ楽譜が誘う夢二の世界~というタイトルになっているが夢二の「楽譜の表紙絵」という
連想をする人は余程古い世代だろう。 しかも夢二フアンか、さもなくば音楽フアンか。 
音楽の先生か。 いづれにしても極々少数だろう。




 
現在の楽譜は普通の教科書のようであり全くその当時の片鱗さえ感じ取れない。 
子供の頃、音楽の教科書はセノウ楽譜だった、と記憶し、大人たちが歌う「名歌集」も
セノウから出ていた。 当日安達氏の解説からどんな話が聞けるだろう。
明治初期には出版の技術が生まれ、大正時代に出版されることになった妹尾(セノウ)さんの楽譜は
東西の名曲、名歌の楽譜である。 夢二は斬新でモダンな感覚で一躍当時の売れっ子となり
300以上の表紙絵を手掛け、いくつかの作詞も残しているとか。
その感性は当時の庶民の間にあっという間に広がったことは悠に想像できる。

夢二の残したデザインはハンカチやはがき、便箋などの身近な小物にも作品化され商品なっているが
フアンは絶えないと言う。
師を持たず自らの感性を自由に生きた人らしく、その魅力は時代を超えて人の心をしっかりと
掴んでいるのだろう。
4年ほど前、夢二の生誕125年に合わせ、孫のみなみさんが「セノウ楽譜表紙絵大全集」を
改めて出版された。 分厚くて抱えるとどっしりと重い。
しかしそれ以上に本の中味の「表紙絵」は素晴らしく圧巻である。





安達氏は前後して~絵と音楽が奏でる愛のシンフオニー~「歌の絵本」という
本も見つけてこられた。 セノウ楽譜の表紙絵の元になった音楽をCDと共に組
み合わせて1冊になっており、まるで姉妹編のようである。 12,3年前の出版だが
懐かしい20曲ほどが入っている。 これも貴重な1冊である。 
ここの店内でも夢二デザインのグッズをいろいろと展示販売しているが世代を選
ばずいろいろな人に売れているようである。


  

吉兆

2014-02-01 17:09:44 | Weblog
来年度の日本フイルのため、ホールの予約をしに文化会館にゆく。 
例年2月1日の大ホールの予約申し込みは土・日が多く、重複するためくじ引きをして
決めることになる。 
この数年は大牟田高校の吹奏学部といつも同じ日になっていた。
このためお互いに事前に打ち合わせをすることにして今回も日程を調整。
おかげで今日は実にスムーズに済ませることができた。

来年は大牟田高校が2月8日(日)、日本フイルが2月14日(土)と決まった。
ホールの事情は大牟田市内だけ考慮すればいい、というわけではなくオーケストラの移動状況とも
関わっているため大牟田近辺の福岡、北九州、佐賀、熊本とも
すり合わせて決めてゆくがこれも見事にスムーズにいった。
一件落着である。