チケットの準備をしながらおもう、いろいろな人とのご縁・・・

2013-01-28 20:36:54 | Weblog
東北、北海道のみならず日本列島各地で近年にない冷え込みが続いているという。
大牟田でもこの数日は冷たさが違う。予報では雪になるというが冷え込みが強いと雪にはな
らない。それほど冷たい。病院の薬局で声を掛けられた。はらさんではないかと。
昨日新聞に載った日本フイルの記事を見たという。朝から患者でひっきりなしの窓口で
よく気が付いたものだと思ったら珍しい名前に見覚えがあったからとクスリ袋を指さした。
顔写真も載っていたので目の前の当人を見て咄嗟に声をかけたのだろう。日曜日だから
行ってみようかな、初めてのコンサートですが、と聞いたときは嬉しくなった。
1年に1度のチャンスだから是非どうぞ、とすすめた。ガーデンホテルのロビーコンサートでも
毎回チラシ配りをするのだが今日はロビーコンサートの会場までチケットを持ってきて
いただけるかどうか、と問合せがあった。これも新聞効果かと思うと嬉しい。あり難いことだ。
昨年クリスマス、明光学園中学・高校の生徒さんにこのロビーコンサートに出演していただいた。
初めてクワイヤチャイムの美しい音色を聴くことができ、珍しいスタイルの楽器を見ることが
できて嬉しかった。会場の多くのお客様も同じだったに違いない。その生徒さんたちから
日本フイルチケットの注文があった。中高生50人分くらいの座席があるかと電話がかかって
きたときは驚いて思わず大きな声で聞き直した。間違いではないかと思ったのである。
今チケットの準備をしながらいろいろな人とのご縁を不思議な思いで感じている。



コンサートのホール予約

2013-01-28 20:23:34 | Weblog
昨日、北海道発「歌旅座」の公演を聴いて来た。夕張からスタートし、北海道内180箇所
の市町村全てに感動とパワーを広げてきたという。男性3人女性4人のグループが今度は
日本全国に打って出ようというのだが噂にたがわずそのパワーには圧倒された。
オリジナル曲も詩も編曲も独特の魅力で聞かせる。ヴォーカルも器楽演奏も自信に満ちていて
わずか7人の楽団?とは思えない音楽を作り出していた。寒い北国が生み出した底力だろう。

数日前読売新聞社から日本フイルの取材を受けた。九州会議の席上でも福岡や唐津の実行委員
が毎日新聞や朝日新聞の取材を受けたと話が出ていたが2月の本番が近づいているからだろう。


読売新聞記事はこちら

会議では前回選出した39回目と40回目の指揮者とソリストの絞込みをする。予定を立てないと
2月1日に予約を開始する来年度の文化会館のホール取りが出来ない。
その他今回からこの厳しい状況に対応するため集客に重点を置く戦略も議題になった。
そのため地方都市の大牟田は今後土、日、祝日の公演は望めなくなった。
しかし県庁所在地の大都市に土曜、日曜日、祝日を当てる戦術はこの時期、意外と難しいことが分かった。

大々的な改修工事をする大分のグランシアーターホールは大幅に日程をずらさなければならず
熊本1万人マラソンでは日本フイルの実行委員がRKKテレビ放送の部署を担当しているため土
日は全く駄目。また近県からの参加も多く交通事情もホテル事情も最悪が予想されるとか。
最近スタートした北九州シテイマラソンも土、日の予定なので日本フイルコンサートへの集客は
難しいだろうと言いバッテイングは避けたいと報告があった。
東京では九州各地のコンサートホールの事情と各地事務局の事情と移動コースの経費などを
配慮しながらシュミレーションをする。この諸事情のあおりで大牟田には来年のホール取りの
予定を月曜日夕刻7時から、を土曜日午後に変更、予約をして欲しいと通達があった。
なんとラッキーなと喜んだが土曜日の申し込みの倍率は高い。
くじ引きをすることになるのだが負ければ・・。
2月1日文化会館に行ってみなければ運命は分からない。



明日に続く この道・・・

2013-01-25 11:32:05 | Weblog
久しぶりに暖かいこと。暖かいと人の動きが違う。久しぶりに訪ねて下さった方もいていろ
いろと話が弾んだ。徐々に痩せ始め顔色も悪く病気ではないかと心配していた方がいたが体
力をつけられ元気なお顔を見せてくれたのも嬉しかった。心配は矢張り的中して初期のがん
だったそうだが85歳をすぎても尚、抗がん剤を使い前向きに生きていこうとするその方の
お話には圧倒された。

日曜日の日本フイル九州会議は朝日新聞社でおこなわれた。極端な寒がりのため夕刻からの
冷え込みを心配したが風もなく助かった。九州会議という名にふさわしく人口の規模も運営
方法もさまざまに違う九州各地の事務局が結束して九州公演が続いてきたが今回、1箇所が
休演することになった。厳しい社会状況を反映して組織の一角がゆるんできたことを懸念する。
しかし現状報告では厳しい数字のところもあったが昨年より好調のところもありこれを毎年
繰り替えしながら続いてきたことである。明日を信じよう。



「かぞくのくに」を観て

2013-01-21 19:00:12 | Weblog
すとれんじらぶ上映会に日本フイルと明日の佐々木洋子ピアノデュオのチラシを入れさせて
いただくために挟み込みに行った。他にも沢山のチラシが来ている。1日4回の上映会に
挟み込むために10数人で作業をする。コンサート、映画、創作衣類、落語、お芝居などなど。
それらをまとめてアンケート用の鉛筆で止め入場者全員に渡すのである。
終了後今回の映画を観て帰る。日本と北朝鮮に分かれて住む兄妹と家族の話だが1970年
代からこの国は何一つ変わっていないのではないか。この異様な北朝鮮という国のこと、
この北朝鮮に住む日本人のこと、そして平和すぎる日本という国と日本人のことなど改めて
考えさせられる。しかし一番肝心なのは実際アノ国が何も変わっていないといえるほど何か知っているのか。
滅多に買うことのない映画のパンフを買ってきた。

坂田黎一氏の絵画展が 始まる

2013-01-21 18:18:06 | Weblog
玉名市高瀬のカフエギャラリー「モカ」で荒尾美術協会長の坂田黎一氏(80歳)の絵画展が
始まった。昨年暮れ今回の絵画展のポスターとチラシを持ってこられたがポスター正面中央に
そびえる存在感あふれる「城」の絵がいい。兄弟家族で海外旅行をした時のスケッチだそうで
かの有名なドイツの「ノイ・シュヴァン・シュタイン城」である。正面から見た城の形といい
高台から見下ろすアングルといい、本当に素晴らしい。
ほぼ半月に渡る絵画展はさぞお疲れになることだろう。今まで先生の作品を見る機会がなかったので
絶好のチャンスだったが時期的に多忙でとてもギャラリーには行けそうにない。
残念である。お疲れのお二人を思ってお菓子を届けた。



ところが今日、お休みの日だったからお礼を言いに来たと一枚の絵をくださった。
黒をバックに赤や白、濃淡のピンク、濃淡の紫などのスイトピーが和風の花瓶に活けてある。
花の色ははカラフルだが落ち着いた色合いで統一されどっしりとした存在感がなかなかである。
最も身近でポピュラーな花、しかもか細い風情のスイトピーを水彩でこれほど力強く描写
できるとは。感動している。




音楽の力

2013-01-21 18:12:27 | Weblog
長く日本フイルを応援してくださっているドクターがパンフレットを持って訪ねてみえた。
ここ1,2年ほどお見かけしなかったがと思っていたら大手術をしたという。
完全回復はしていないが午前中の診療は続けていますと言いながら
東京・日本フイルの「公益法人寄付」の手続きをしたいこと
「大牟田のために文化活動を続けている貴方に応援をしたい」こと
この二つのために来ましたと仰る。
今年80歳になられご自身も病後だというのにと胸が一杯になってしまった。
後日お礼に伺うと日当たりのいい部屋に通された。木々の葉っぱに陽が当たり
金色に見える庭の縁側を勧めながら昔は・・と話を始められた。
診察に疲れた夕刻、この縁側に座ると少し高台にある三井の会社の独身寮から
練習をしているらしいトランペットが毎日聞こえてきた。この縁側に座ってその音色を
聴くことがどれほど癒しになったか分からない、と。
それまで音楽とは縁がなかったがこのことがきっかけで娘二人にはピアノを
習わせ自分はコーラスを始めたとおっしゃる。
現在娘さんの一人はドクターに、もう一人はピアノの先生をされている。
音楽はいいですね。自分はあまり先がないが元気な間はあなた方を応援したい
と優しく言って下さったのにはただただ頭がさがるばかりだった。
ドクターをしている娘さんからはお茶とお菓子をもてなされこのことにも大変恐縮してしま
ったが病院を辞してタクシーを呼び前の道路に待っていると奥から呼ぶ声が聞こえる。
寒いから中で待つように何故言わないのかと夫人から叱られたとドクター自ら追っかけて
来られたのにはますます恐縮してしまった。
当日全曲聴けるほど体力があるかどうか分からないが楽しみにしていますよと言われたときに
は思わず涙が出てしまった。どんなことがあってもいつまでもお元気でいて欲しい。
そして毎年オーケストラを聴いてほしい。
こんな優しい方々のためにこそ日本フイルは絶やさないようにしなければ。



うれしい誤算・・・ シャンソン ロビーコンサート

2013-01-21 18:05:31 | Weblog
昨日のロビーコンサートはシャンソンの女性3人グループが出演。
連休だからとチラシを少なめに用意していたら大きな誤算だった。
多くの方に迷惑をかけてしまった。女性3人はロビーコンサート出演を
年賀状にひとことメッセージで添えていたらしく
遠方から訪ねてみえた方もいた。せっかくならば沢山の方に聞いて欲しいという
気配りのおかげで大勢の方々が来て下さったようである。
最近のシャンソンブームもあるのだろうか。
始めてこのグループのシャンソンを聴いたのだが先生の伴奏で伸びやかに歌う熟女たちの
魅力はなかなかのものだった。お客様もしっかり集中して聞いている様子である。
一人ひとり順番が変わるたびに素敵なドレスに着変えるため、座席のあちこちで小さく感嘆
の声も聞こてきた。象徴的だったのは終了後、お客様がすぐに立ち上って帰らないことだった。
こんなことは始めてである。後方からアンコール!の声が上がると大きな拍手が沸く。
こんなことも始めてである。素敵な音楽と出会った瞬間の素晴らしい雰囲気である。
福岡からみえた友人のシャンソン歌手はこの様子に驚いたようだ。 福岡ではあり得ない
風景らしい。翌日も翌々日もシャンソンを聴いた人たちからよかったですねという声が届い
ている。

身を刺す寒さ

2013-01-12 20:55:26 | Weblog
昨日と今日の寒くて冷たいこと。十日市コンサートに出演される三宅先生はあまりの寒さに
十日市は中止ではないかと思ったと話す。確かに出店数も少ないし、早めに店じまいをして
いる人もいるようだ。デパートがなくなって十日市の来客数が減ったのは確かでいつの間に
か朝7時頃開店準備、2時から3時までに閉店というパターンになってしまった。
特にこんなに寒ければ閉店時間が早まるのも止む終えないか。
十日市コンサートも「2時から」というのを見直したほうがいいのではないか。
音楽家協会の先生方とも話題にしたことはあったのだが2時から、というのが定着している
のでは・・、とうやむやになってしまった形跡がある。
3月の十日市コンサートは昨年に続いて東日本震災のチャリテイを計画しているためこの
さい「1時から」と変更したらどうかと提案してみよう。


多事多忙

2013-01-12 20:51:33 | Weblog
昨年12月始めに受診していた特定検診の結果を聞きに行きそびれていたがやっと時間を作
り行ってきた。この数年異常らしきものはなにもなく今年も全て良好だった。
この年齢にしては社会環境など含めストレスを溜めていないのは上出来だと思う。
あらゆる病気の大きな要因の一つがストレスであることを考えれば実に素晴らしいことだ。
時々襲う死ぬほどの頭痛は病気には入らないらしいので助かっているが。

今週はまた忙しくなるがこの忙しさこそ健康の秘訣だろう。
営業開始の10時までに全ての用事を済ませなくてはならないために連日細切れであちこち
と走り回ることになる。
月曜・午前市役所に十日市の道路使用許可を受け取りに。続いて「歌のサロン」の音あわせ。
火曜・特定検診の結果を聞きに病院へ。水曜・日本フイル事務局会議。木・十日市コンサート。金曜・ロビーコンサートの準備チラシ作り。土曜・ロビーコンサート。
夜は閉店後、年賀状の返事書きや日本フイル申し込みのチケットを送る準備もせねばならず
来週の日本フイル九州会議の準備もそろそろ始めなければならない。
周囲の人たちに風邪引きさんが増えたようだ。今は体力で凌ぐしかないのでただ用心のみ。



今村信吾さんのライブコンサート

2013-01-10 19:30:25 | Weblog
昨日は日本列島のいずこもしっかり冷え込みが強かったようである。 北海道で一番気温が
低いところでは-35度とか。どんな寒さなのか想像もつかない。
大牟田でも市の中心から離れた地域に住む人は霜が雪のように真っ白だったと言っていたが
街の中心にいるとそんな風景にも縁がない。せいぜい寒さ対策に植木鉢を部屋に入れること
くらいである。
年末から日本フイルチケットの問合せや注文がストップしていた。クリスマスや忘年会や
新年の準備で世事に追われそれどころではないのだろう。しかし年が明けるとぽつぽつとだ
が電話がかかり始めた。勢いは感じないがこの寒い時期にチケットを買い求めようと思って
くださるだけでも嬉しいことである。全国的に相当不況感があるようだが1年に1回しか
聴くチャンスのないオーケストラを期待して欲しいと思う。

四国・愛媛県の今村信吾さんという方から電話がかかってきた。全国津々浦々ライブツアー
をしているギタリストだと名乗り大牟田のコーヒーサロン はらでコンサートをさせていた
だけないかという。インターネットで調べたというがジャンルがてっきりジャズだと勘違
いしてライブハウスを紹介しよう、というとジャズではないので・・と言い重ねてお願いを
されてしまった。
オーケストラの本番を前にしているので迷ったがこれも一つの出会いだろうと引き受ける
ことにした。よく知られたポピュラーな曲や自ら作曲したオリジナル曲など沢山用意して
いるようである。ニューヨークの地下鉄のホームでミュージシャンを続け来たというが相
当幅広くいろいろな人と出会い刺激を受けたことだろう。
日本に帰り勉強しながら一人旅を続けて今日まで来たという。そんな若いミュージシャン
の人生、話と音楽を聴いてみませんか。 2月4日(月)午後2時から。¥1500。