大牟田では聴く機会が少ない珍しい楽器とユニークなデュオ・・・

2012-11-26 11:09:59 | Weblog
昨日はロビーコンサートだった。ヴァイオリン2本、チエロ1本の弦楽三重奏団。
司会者用のマイクだけだったが意外と音は通る。
ロビーコンサートはクラシックを中心に毎月平均2回続けてきたがひょんなことから
異色のジャンルが新たに参加して来ることになった。一般市民にとってこんな新しい
変化は嬉しい。
12月1日(土)午後2時~3時「小松崎 健&浜田 隆史のユニットコンサート」

{ハンマーダルシマー・打楽器}=小松崎 健(札幌出身)
台形の箱に張られた弦を2本のばちで叩き演奏する。ピアノの原型と言われルーツは
ペルシャ。イギリス・アイルランドに伝わってこの名前になった。 語源はラテン語で
「美しい音色」と言う意味。

{アコーステイック・ギター}=浜田 隆史(小樽出身)
2007年にユニットを結成。日本全国でのライブツアーが大好評。
大牟田では聴く機会が少ない珍しい楽器とユニークなデュオをお楽しみください。



心が暖かくなる・・・

2012-11-26 11:06:21 | Weblog

12月1日アクロスで行われる日本フイル会議の準備をしなくてはならない。
閉店後今から、という時に小学校の時の恩師から電話がかかってきた。
11時近い時間を選んだのは私の仕事の邪魔にならないようにとの配慮からである。
先生は90歳をいくつか超えた年齢のはずだが耳も遠くないし声もお若いのは今まで通り。
北九州にお住まいだが水害に悩まされ続けたこの地の歴史を編纂する市史を手がけている。
水曜日はパソコン教室に通っているといいその若さには驚かされる。

そういえば年賀状などは数年も前から見事な成果を見せていたがまだ他にもお勉強が必要
なのだろうか。先生の近隣に住む当時のクラスメートたちは今でも交流があるらしく時たま
訪問して足の弱った先生を車椅子に乗せて美術展や書画展などに連れて行ってくれているらしい。
オーケストラの準備で今が一番忙しいときだろうといたわりながら小一時間もあれこれと
おしゃべりをしたが最後に同級生の中で君の声が一番若いよ、と言ってくれた。
深夜まで会議の準備を続けながら先生の言葉を繰り返し思い出し暖かい気持ちになった。






猫に頼めないかなしさ・・・

2012-11-26 10:57:33 | Weblog
この数日の忙しいこと。 その割には目だって効果は感じ取れないのだが。
合唱際に日本フイルのチラシと12月2日、コーヒーサロンはらで行われるトリオコンサ
ートのチラシを入れさせていただくための手配をする。
十日市コンサートや「歌のサロン」やロビーコンサートには12月5日の「レストラン
だいふく」における日本フイル弦楽四重奏団のランチタイムコンサートと同日夕方からの
「ありあけジュニアピアノコンクール受賞者との共演」のチラシの手配をする。
事務局会議当日は昼の部のランチタイムコンサートと夕方からの文化会館コンサートの
役割分担を決め、終演後の楽団員とスタッフとの交流会・食事会の場所を決める。
来年2月の本番まで荒尾市や、みやま市、柳川市、或いは近辺で行われるコンサートへ
日本フイルの宣伝もしなければならない。人手がたりないため相当工夫が必要である。





11月・12月のコンサート予定

2012-11-21 10:04:29 | Weblog
11月・12月のコンサート予定

 ロビーコンサート   11月23日(金・祝) 午後2時~ 
    ~音楽のお似合いなあなたにピュアなひとときを~ 
       グループ弦楽三重奏団 「T・E・D」
  出演  チエロ:津田一彦、 ヴァイオリン:江見政信・ドロシーみきこ
  曲目  バッハ=G線上のアリア、パッヘルベル=カノン、モーツアルト
      アイネ・クライネ・ナハトムジーク 他

   ロビーコンサート 12月15日(土) 「クリスマス特集」  2回公演
①  明光学園高校生徒による 「クワイヤチャイムコンサート」 午後2時~
   3オクターブを11人で演奏します。明光学園高校自慢の楽器演奏です。
ハンドベルよりも澄んだ綺麗な音色が魅力的です。 どうぞ聴きにお出でください。
      曲目: ベツレヘムのひかり、クリスマスメドレー  他

②   ~本当のクリスマスをご一緒に~  午後4時~
   ピアノ:有明キリスト教会 田中 文人牧師、 声楽:江見 佳代
   奏楽ヴァイオリン:江見 政信   プロジェクタ:田中 輝美 
   曲目:諸人こぞりて、きよしこの夜、マリアより生まれたもう、暗き世に、
      救い主イエスに、ホワイトクリスマス、いと高きところに栄光が

 コーヒーサロン・コンサート 
      「ピアノ・フルート・チエロによるトリオ・コンサート」
   12月2日(日) 午後2時~・7時~ 2回公演
    ピアノ:中尾 紗知、 フルート:北崎 ひろみ、 チエロ:宮下 荘介
  曲目:モーツアルト:トリオ KV564、 ベートーヴェン:「街の歌」、
    アベル:アベマリア、ヘンデル;水上の音楽より「アッラ・ホーンパイプ」 他
               前売り券:¥1500(コーヒーつき)

   12月10日(月) 十日市コンサート ~耳にも美味しいテイタイム~
         午後2時~ 出演:大牟田音楽家協会員

   12月17日(月) 歌のサロン ~みんなで歌いましょう~
        一時30分~3時  参加費¥800  コーヒーつき

   12月5日(水) 日本フイル弦楽四重奏団「ランチタイムコンサート」
      レストラン だいふく  午後12時スタート  ¥2000

   12月5日(水) 日本フイルピアノ五重奏コンサート  
          ありあけジュニアピアノコンクール・グランプリ受賞者
          田尻 乙花(小5)さんとともに   7時より  無料
        モーツアルト  ピアノ協奏曲第12番第3楽章
         ハイドン   弦楽四重奏曲  「ひばり」  他
   いろいろと続来ます。どうぞお出かけください。お待ちしております。


人を育て、地元で歩んでゆくこと・・・

2012-11-15 16:35:19 | Weblog
昨日大牟田在住の音楽家グループがコンサートを開催した。是非聴きたいコンサートだった
ので開演時間を気にしながらもとうとう行けなかったのは残念でならない。せめて後半の
ピアノトリオだけでも聴きたかった。
ゲストに中央から著名な演奏家をお招きしての華やかなコンサートである。回数も10回以上を重ねるこのグループの記念のコンサートとあって相当早くから準備に取り掛かっていた。
ポスターもあちこちで見かけ精力的にご挨拶にも回っていたようだ。
代表のNさんにはその時点から今まで以上に勢いと熱気を感じていたが大胆にも大ホール
を使用すると聞いた時には驚いた。ピアノという楽器の事情にもよるのだろうが今回の企画
が単に勢いと熱気だけではなくグループのリーダーとしてふさわしい大いなる決意と新たな
る挑戦を意味しているのだと感じた。

本人に聞いたことはないのだが音楽学校を卒業以来、地元に住み基軸を置いて堅実に歩んで
きた経験と自信が今回の偉大なチャレンジにつながったに違いない。それにしても素晴らしい、の一言に尽きる。コンサートに行った人々から感動の様子が伝わってくる。
この地元で優秀な生徒や後輩を育てて行こうという信念が自ずとグループの道筋を作ってきたのだろう。明日からは街全体を牽引していく大牟田の音楽界の立派な代表である。
本当に素晴らしい。心からお目でとうを言いたい。




特別会員の皆様にささえられて・・・

2012-11-15 16:31:56 | Weblog
11月8日朝10時東京日本フイルのK女史が来牟。、日本フイル九州公演を支えて下さる
特別会員宅を大牟田のスタッフと挨拶まわりをするために出発。
昨日は田川地区だったのだが大牟田は範囲が広いため早めに大牟田入りをお願いしていた。
一番遠い大川市からスタートして大川市、柳川市、みやま市、大牟田市と回り戻ってきた
のは夕刻6時。もうすでに暗くなっていた。
自宅や会社、病院など所在地を確認しながらの訪問なので時間がかかる。、特別会員の継続
お願いやオーケストラの屋台骨、公益財団法人の認定の件など説明やご挨拶をしながら回ってきたという。
相当疲れたと思うが何処からもこのご時世なのに辞退の声を聞かなかったのは何よりだ
った。本当にお疲れさま。 そして特別会員の皆様本当にありがとうございました。





秋晴れのロビーコンサート

2012-11-09 14:27:02 | Weblog
11月3日は明光学園高校の先生お二人によるロビーコンサートだった。
土曜日で祝日、しかも汗ばむほどの見事な秋晴れ。街のあちこちで文化の日の催しものが
行われている。こんな日はロビーにあまり人は多くないだろうと予想していたが思いがけず
多かった。
お二人の先生の知名度によるのだろう。ソプラノの飯田先生はどなたとも如才なく接する。
学校以外にも地域のコーラス団体を指導しているそうだがさぞユニークで楽しい会なのだ
ろう。前列に満面の笑顔のそれらしきグループの姿がある。
秋にちなんだプログラムの他にヘンデルやシューマンの歌曲、武満徹や久石譲など日本人
作曲の作品もあり堪能した。
終演後、先生方とグループの皆さん方と一緒にコーヒータイムを持ったのだが先生の歌を
間近で聴けたことがとても嬉しい、と感謝され皆さん方にコーヒーをご馳走になってしまった。



日本フイル 新公益法人へ!

2012-11-05 21:25:46 | Weblog
横浜のY氏から今年も大牟田を含め数箇所の日本フイル九州公演を聞きに来ます
とチケットの申し込みがあった。それと同時に日本フイルは将来どうなるのだろうか
そして今現在どうなっているのだろうか、と聞かれた。
長年の日本フイルファンであるY氏はこのオーケストラに友人知人も多いはずだがと
思いながら先般の九州会議の模様をかいつまんで報告した。
その矢先東京日本フイルからメールが来た。11月1日付で「公益財団法人認定への申請」
を国会に提出した、と。 ついては寄付をいただいた方々にとり急ぎ報告のはがきを発送
したとも。
債務超過があれば申請さえ出来ないルールがあり厳しい査定が待っているというが各方面
のご支援を経て申請提出にいたった旨の報告だった。
今後も引き続き多くのフアンの支援や理解を必要としていることに変わりはないが「前途
は厳しいが一条の光が見えて来ましたね」、とお互いに喜びあったことだった。

今年2月公演のステージ上で運営委員長の「来年秋までに今日本フイルが抱える2億円の
債務超過を解消しなければならない」、と聞いたときには先ず諦めが先に来た。とことん庶民派の
立場では気が遠くなるような巨額の数字である。別の場所で期限までに実現不可能な場合
申請書は無効、それまであつめた募金は国により没収とも聞いていたので怖気づいた。
しかし、はがきの文面によれば当初2億円あった債務超過は2012年度末には残金がおよ
そ5000万円の見込みとなるとか。スピード感のある達成率にはただ驚きである。そういえ
ば楽団員も役員、裏方にいたるまで給与、ボーナスカット他、あらゆる厳しい制約、節約も
あたりまえという話を縷々聞いてきた。相当な無理を強いてきたとはゆうに想像できる。
文面の最後には2013年3月までの5ヶ月間に「新公益法人」としてスタートし、感動の
世界を音楽にのせて感謝の旋律を奏でて行きたい、と決意と喜びの言葉で締めくくってあり
胸が熱くなって涙が出てきた。