はらサロンコンサート2月予定決定

2009-12-30 12:58:42 | Weblog
27日 日曜日の朝、毎月恒例の商店街周辺の掃除をした。年末ともあって
出席者は通常の半分くらいだった。7時半集合。 
道路の中央分離帯の植え込みの中にコーヒーやビールの空き缶が随所に突っ込んで
あるのを拾う。植え込みの枯れ枝を集めて紐でくくる。
排気ガスに強い低潅木のこの枯れ枝はすぐ折れるため集めやすい。
いつもこの通りを歩くたびに気になっているのだが近くに夜の飲食街をひかえて
いるためごみが特に多い地域で一夜明けると元の状態になる。 そのため
この場所は掃除をしてもいっしょ、と諦めの声があるのも無理はないと思う。
だから月1回でもしなければと続けているのだが今回は枯れ枝が異常に多かった
ため指定のごみ置き場が山のようになってしまった。 市役所のごみ収集の
職員の今年最後の仕事をより一層増やしてしまったようだ。
おかげで道路植え込みの中の枯れ枝の茶色がなくなり緑色が生き返った。

はらサロンコンサートの次の予定は 平成22年2月13日(土)。
大牟田音楽家協会のお二人の出演による「ソプラノとピアノ」のコンサート。
一日二回公演の予定だがそれぞれ出し物が違うのが特徴である。

   ~~~ 冬の日の昼下がりによせて ~~~
1回目午後2時から
           ・早春賦  ・ペチカ  ・私の名は耳・
           ・エーデルワイス  ・一人ぼっちの羊飼い  ほか

  ~~~ バレンタイン・イヴによせて ~~~ 
2回目午後7時から 
           ・すみれ  ・私のいとしいお父様  ・踊り明かそう
           ・慕情   ・アメージング・グレイス  など

     出演  ソプラノ  松岡一恵   ピアノ  三宅かずみ
   前売り券 ¥1500   当日券 ¥2000  (コーヒー付)

故郷へのクリスマスプレゼント

2009-12-26 15:01:41 | Weblog
日本フイルスタッフのiさんがアメリカに行っている。
クリスマスにあわせてお孫さんに会いに。今こちらは夜8時。あちらは今、何時
頃だろう。ファミリーでクリスマスイブにプレゼントなど愉しんでいるだろうか。 
北九州在住のYさんが休日を利用して法事に帰って来たからと立ち寄られた。
今回も手土産は数々のクラシックのCD。バッハの150枚になんなんとする
全集。 幅が40センチを超えるような厚みがあり抱えるとどっしりと重い。
他にブルックナーの交響曲全集。ブラームスの交響曲全集。 管楽器による名曲
名演集。 ピアノ名曲集などなど。これは私へのクリスマスプレゼントだろうか。
今までも帰省のたびにCDのお土産をいただいてきたがそれだけでも相当な
数である。 ラヴェル全集。ベートーヴェンの交響曲全集。グリーグピアノ曲
全集。 ワーグナー全集。ショスタコヴィチの交響曲全集など。 その他にも
ある小品の数は数え切れない。 若い頃をこの地で過ごし、クラシックになじんだ
Yさんにとって大牟田は懐かしい故郷だけではなくそれ以上の大事な心の故郷
なのだ。この大量のCDはYさんの心の中の故郷へのクリスマスプレゼント
だと思う。 私も大いに愉しませていただこう。  

寒波始まる! 気が抜けない公演の問合せ

2009-12-21 19:56:28 | Weblog
今日はピアノの発表会がある。あいにくと冷え込みが強い。
お昼にあわせてサンドイッチの注文を受けていたので昨夜から準備をしていたが
遅い時間になって雪と強風の荒れ模様になってしまった。
手伝いに来てくれたTさんとは明日早朝からを予定していたが天候を懸念して
少しでも今夜のうちにと来てくれたのだが正解だった。
大まかな準備が済んだところで帰ってもらったがもう路面は
雪で真っ白になっている。
九州はこれくらいだが日本列島はいたるところがかなりの寒気で例年のように
雪による被害も出ているようだ。
明日は午前中CDコンサート、午後は掛橋さんの「音楽講座」がある。
この数日忙しい日が続いていて体力がちょっと心配。
まだまだこまごまとした作業や準備が残っているのも気にかかる。
残り少ない日数なので何とか区切りを付けなければ。
チケットの追加を注文したい、 チケットの受け取りに行く予定だったが行けそうに
ないので送ってほしい、すでに買っているチケットの続きの座席はあいていないか、
子供は何歳からか、座席中央のいい席がほしい、場所を変更したい、などなど
午前中だけでもこれだけの電話や問い合わせがあった。なかなか気が抜けない。

土曜日の午後というタイムリー な大牟田公演日

2009-12-21 19:54:20 | Weblog
今年も残り半月になった。オーケストラのチケットはぽつぽつ売れている。  
中には「週末はヴァイオリン協奏曲でひと時を」と土曜日の午後というタイムリー
な時間帯を喜んでいる人もいるだろう。 もちろんヴァイオリニストの人気も
大きいが。熊本からが多いというのはやはり大牟田が近くて便利という地の利が
大きいいと思う。
当日用のパンフレット広告も集まり印刷所に送らねばならない。
今年は日本フイル九州公演第35周年を記念して各地の事務局の歴史をパンフ
レットに掲載するそうである。 
思い返してみれば小学生のころ親と一緒に始めてオーケストラを聴いた子供が
今はすでに中年となり親になっている年齢のわけだ。 各地さぞやさまざまな
ドラマがあるに違いない。各事務局の後を継ぐ後継者に先輩たちの経験を
知ってもらいたいという思いからだそうだ。

古き友と会って

2009-12-14 12:11:14 | Weblog
年末を控え店内の一部手直しをした。入社1年目の新人営業マンが懸命に
説明をしてくれる。
説明は決してうまくはないが爽やかな印象に好感がもてた。
2,3度訪問が続いたころ決して若者が好む仕事とは思えないこんな地味な
職業を何故選んだのか聞いてみた。
大学時代スポーツをやっていたがその時のキャプテンが素晴らしい人で憧れを
持っていたという。後輩を分け隔てなくかわいがり周囲の人間関係も実に
立派な人だったと。その先輩が就職した会社がここだった。
自分も迷わずこの会社に入社したがそのキャプテンは大学時代と少しも変わらず
何事も一所懸命で誰からも信頼を置かれている人だという。
いつの日か自分も先輩と同じ土俵で仕事の話をしたい、というのが夢ですとこの
新人社員は言った。その謙虚さがとても爽やかである。
一日中暖かい気持ちが続いた。

翌日12日の土曜日はクリスマスのサロン・コンサートだったがその準備中に
珍しいお客様が見えた。
アメリカ人だがお顔を見なければ日本人と見まがうほどの素晴らしい日本語を話す。
古い常連の友人なのだが初対面の時からすんなりとここの雰囲気にも溶け込んで
一度も違和感を感じたことがない。
日本が好きで日本人が好きで奥さんも日本人で大牟田の出身だったが数年前に
病気で亡くなった。
毎年奥さんの命日にアメリカからやってきてお参りをしていた。
ご両親は一人娘を亡くして引きこもりがちな生活になってしまったが自分が
日本に来たときくらいは外に連れ出そうといろいろ工夫もしていた。
それから数年後、仕事の上で知り合った素敵な女性と再婚した。
いつもニコニコと笑顔を絶やさずご主人を立てるやさしい女性である。
仕事の関係でアメリカと日本を往復する生活だが結婚後はご夫婦で前夫人の
命日に欠かさずお参りに来る。
こちらで友人とも会い滞在中一度は必ずコーヒーを飲みに顔を出してくれるのだが
今年はあいにくとコンサート当日とぶつかってしまった。
明日は帰ってしまうという。お互いに元気そうな顔を確認しただけだったが
古きよき友人の顔は見ればホッとする。いい日だった。

日本フイル弦楽四重奏団へ感謝!!素晴らしい演奏をありがとう。

2009-12-10 08:44:37 | Weblog
日本フイル弦楽四重奏団のミニ・コンサートは7日(月)に3つの会場を
回った。朝は大牟田特別支援学校の授業として訪問演奏。
午後は12月3日の「国際障害者デー」にちなんで大牟田市総合福祉センターで
障害者や施設の関係者、家族や一般の方々を対象に演奏会をした。 
夜は大牟田市文化会館小ホールで第6回「ありあけジュニア・ピアノコンクール」
のグランプリ受賞者、園田千沙乃さんと共演。
過密スケジュールをこなし、盛りだくさんの魅力あふれるプログラムを披露して
くれた4人の演奏者たちに深く感謝したい。

日本フイルオーケストラは毎年この時期、2月のオーケストラ公演を控え前宣伝の
ために九州に来て各地で小さなコンサートを演奏してまわるのだが今回の
カルテットは準備が素晴らしかった。
事前に大牟田から受けた報告はしっかりとこなされていて意気込みがよく分った。 
オーケストラにとっては大編成の演奏会も大事だがもっとも身近に音楽を
楽しんでもらえる室内楽コンサートはお客様と触れ合う最高の場でもある。
今回、前日のデイナーコンサートと7日の3つの会場ではそれぞれ対象者を
考慮して用意されたプログラムがその素晴らしい演奏とともにどれほど多くの
人々の心をひきつけたことだろう。
オーケストラの基本形である四重奏を魅力的な解説でさりげなく紹介したのも
素晴らしかった。文化会館では終了後、会場で呼びかけた2月公演の
チケットがよく売れていた。

素晴らしかったデイナーコンサート

2009-12-09 07:31:19 | Weblog
セキアヒルズのデイナーコンサートはなかなか評判がよかった。
翌日からどのスタッフにも喜びの声が届いたといい、それまでの疲労が
吹っ飛んでしまったようだ。全員が今日まで神経を張りつめてきた。
2月の公演に向けて一連の作業や準備を進めながら同時進行でこの
イヴェントを進めてきたわけだが中でも担当スタッフの疲労はこの日
特にピークに達していたことだろう。
窓外のクリスマスイルミネーションは落ち着いていてホテルの雰囲気とよく
マッチしていた。日本フイルの楽団員も雰囲気を気に入ってくれたようで
演奏はことのほか素晴らしかった。
室内楽はデイナーコンサートによく似合う。今夜の解説担当はヴィオラの
中川さんだったが明るいトーンで弦楽四重奏を実にうまく料理してくれた。
ハイドン:№77「皇帝」モーツアルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク
ピアソラのリベルタンゴ、アルゼンチンタンゴ、クリスマスメドレーほか。
初めてのデイナーを程よく切り分けすすめてくれたおかげで未知の美味に
出会った方も多かったに違いない。
終演の後、出口に向かう人々の顔は満足感にあふれているように見えた。

「ホテルセキア」のデイナーコンサート 準備完了

2009-12-04 11:16:30 | Weblog
今日は日本列島全体が相当冷え込む、という予想だったが日中の暖かいこと。
週末は雨、という予報だが「ホテルセキア」のデイナーコンサート当日の
日曜日、及び文化会館の室内楽コンサートの月曜日は晴れてくれるといいが。

デイナーコンサートは予定の100席を完売し、10人掛けのテーブルを
1つ増やしたが次々と追加や申し込みがあり、スタッフは対応に頭を痛めている。
今日は最後の詰めをする。
当日の駅までのお迎えスタッフも決め、移動に車3台を予定。
ホテルでの受付や注文メニューのキャッシングコーナー担当、司会者も決定。
花束担当も決めた。チケットを販売する担当もいる。
6日と7日のコンサートは2月のオーケストラ公演の前宣伝が最大の目的のため
ホテルではチケットの宣伝、販売も予定。つり銭も用意して準備万端。

こんな準備をしながら一方ではチケット到着後を注意しなくてはならない。
間違いやその他の苦情はないか。電話がかかるたびに緊張をする。
予約チケットを郵送したところの早い人からはもう着いたと連絡があったが
希望通りの座席となっていない人もいるだろう。
12月1日からの発売に合わせて座席票を作り直して改めて思ったが
座席の中央だけがぽっかりと空白になっている。予約で埋まってしまった跡である。
発売開始になって今からチケットを買いに来る方には本当に気の毒な座席表である。
今年から久留米市内も大牟田がフォローすることになった。
プレイガイドは石橋文化センター。また大牟田市内でも買い物客が最多の
「ゆめタウン」チケットサービスセンターがプレイガイドに加わった。
ヴァイオリニストの神尾さんを見たいという人や、オーケストラ全体を聞きたい
という人などさまざまなので各プレイガイドに預けるチケットはバランスを
とって配券している。今からチケットを購入される方は少しでもいい場所を
プレイガイドで探してほしい。

吉村さん またお話を聞かせて下さい

2009-12-01 09:51:16 | Weblog
11月後半にしては暖かい日が続いている。
毎月最後の日曜日はグループで地域のお掃除をしている。昨日の日曜日も朝8時
集合。駅周辺や商店街近くの道路の掃き掃除、道路わきの草取り、枯れ枝集め
などをした。商店街は普段は自分たちでするし、イベントのあるときは
シルバー人材センターにお願いしている。人々が歩かなくなるとてきめん
コンクリートの割れ目やちょっとした隙間から雑草が生えてくるので
そんな場所をきれいにしてゆく。

それでなくても空洞化している街の中心に雑草がある風景は一段とさびしい
ものである。  雨上がりの今日は草取りには絶好の日である。

午後2時からは吉村一夫さんのお話会をしたが夫人の話によると緊張で朝から
血圧が高かったという。 持病の心臓病のためニトロを常用している身体を
本人とともに支えてきた夫人が明るく振舞っている姿が印象的だった。
この夫人の明るさが何よりの安定剤だろう。
吉村さんは前日まで推敲していたという原稿を見ながらお話をされたがぎっしりと
詰まった思い出を語るにはあまりにも時間が少なすぎたことだろう。
大量の写真やプログラムなども用意されていたがその見事な整理のされ方は
本人の几帳面な性格をよく現していて、当時を知っている人にとっては相当
貴重なものもあるに違いない。 記憶もしっかりとしているのには驚いた。
  
身体をいたわりながらのお話だったが終演後、今夜は血圧も下がってゆっくり
休めますよと横で夫人が優しくいう声が聞こえた。
今朝、お礼の電話をしてお加減はいかがですかと問うと昨日は家に帰って血圧を
計ると低すぎるほど下がっていましたよと明るい声が聞こえてきた。
時間も足りなかったことと思うと言うとまだまだ言い足りないことがいっぱい
あったという。 疲労で寝付いていないかと心配したのは杞憂にすぎなかったが
 そのエネルギーには感動してしまった。 ではまたいつの日か
小さな集まりをしましょうというとええと小さく返事が返ってきたがその声は
嬉しそうに聞こえた。