ロビーコンサート

2013-08-29 12:48:25 | Weblog
大雨の被害が続いている。 この大牟田にも注意報が出ているくらいだから広範に
被害が予想される。 そんな中、昨日の日曜日はガーデンホテルのロビーコンサートだったが
思いのほかお客様が多い。 一安心。 市内ではいろいろな催しものが重なっていたが
雨天中止のところもあったとか。





ヴァイオリン、チエロ、ピアノのトリオコンサート。 
サン・サーンス= 白鳥、 ベートーヴェン=悲愴ソナタより、マスカー二=カバ
レリア・ルステイかーナ、 シュトラウス=美しく青きドナウ、などポピュラーな
プログラムが楽しい。



竹久夢二美術展

2013-08-29 12:38:03 | Weblog
土砂降りの中を宮部の森美術館に行く。  竹久夢二美術展。
この雨では来館者も少なかろうとおもっていたが1階も2階も大勢のお客様で
驚いた。 平日は知らないが中西氏の人気が確実に人の足を運ばせている。








「日本新劇俳優協会会員・中西美紗子」氏出演の朗読第4回目。 
さすがに素晴らしい。 サプライズで夢二にちなんだ話を地元の数人の出演者がコメントしたが
親しみこめたこんな企画も楽しい。



5回シリーズだがこの4回目しか聞けないのは残念。






アフリカ友の会

2013-08-29 12:25:15 | Weblog
今週いっぱいはこの異常な暑さが続き来週からは朝・晩、少ししのぎ易くなるとか。
この予報の待ち遠しかったこと。 少しほっとする。
1ヶ月おきに発行されるアフリカ友の会から会報が届いた。 20年前にこの会を
発足させ代表を務めてきた徳永瑞子氏の記事にはますます苦悩の色が濃くなってきた。 
彼女が戦ってきたエイズは貧困という人災が原因だが近年エイズ薬のおかげで死亡率は
減少してきていたという。



しかし今、中央アフリカ共和国では内乱という人災で多くの人が殺され、貧しい
人々は餓えやマラリヤや感染症のためますます苦難にさらされている、と。
現地では内乱の政治情報が公開されることがないため状況が把握できない。
また日本のメデイアでも中央アフリカのことを知ることはできないという。
最近では日本人が大きな犠牲を払ったアルジェリアの人質拘束事件でもなかなか
ニュースが入らず惨事となってしまったことが思い出される。



唯一のニュース源であるフランスのメデイアは「人道的危機状況」と伝えているが
国際社会は無視を決めているようだとも。 世界の各地で紛争が続き拡大している状況を
毎日ニュースで見ない日はないが人々はあきらめきっているのだろう。
こんな状況の中で一番必要なものは矢張りお金である。 物価が高騰しているが
日本円は現地では5倍以上の価値があるという。
1000円あれば5人家族で一週間は食べることが出来るという記事には胸が痛む。
この記事を読まれた方にお願いしたい。 彼女の孤独な戦いに出来る範囲でご支援を。 
そして優しい目を注ぎ続けてほしい。



夏座敷

2013-08-22 15:25:56 | Weblog
日中の暑いこと。 一歩外に出るとまるでサウナの中に出て行くような感じである。
仕事柄冷房の中を頻繁に出入りする人は健康な人でも体調のバランスを崩しそうだ。
山櫻閣に行った。 倉永駅から歩いて5~6分くらいか。 かろうじて基礎部分
だけが残っていたという場所に柳川藩立花家旧別邸を再構築された建物は手を入れ始めて
17年になるという。



期待がもたれている能楽堂は木曽の山をまるごと買い、建てられたといい職人は
京都からつれて来たとか。
この秋からはお茶会や観月会に多いに利用されることだろう。
その他ピアノを置いて野外ステージコンサートも予定しているとか。響きを考慮して作られたという
独特な天井の作りの部屋では欄間に鼓と扇の彫り物があり
いかにも謡曲の部屋にふさわしい。 畳敷きの廊下を隔てる障子をはずすと大広間にもなるといい
いろいろと催しもののイメージが膨らむ。 今日はみやま市に
住む筑前琵琶奏者、石橋旭姫氏をお誘いした。いずれここ山櫻閣の出演者プログラムにもご紹介
したいと思ったからだ。



一曲披露していただいたがこの謡曲の部屋ともいうべき場所はとてもよく響き、
また弾き易いということだった。 今後のコンサートの予定に期待したい。



アフリカの子供たち

2013-08-20 17:50:48 | Weblog
今日も使用済み切手を届けてくれた方がいる。 最初は個人的に始めたことだった
が少しずつ協力者が増え始めたことは嬉しい。


  
「特定非営利活動法人 NGOアフリカ友の会」に自分に出来るお手伝いをと
使用済み切手を集め始めてもう何年になるだろう。 たまたま帰国中の徳永氏から
息の長い応援をと薦められたのがきっかけだったが日本の切手はデザインも色使いも
美しく世界のマニアの間では評判がよく高値で取引されており大変助かっている
とのことだった。 



三池高校出身の徳永瑞子氏は看護婦・助産婦としてアフリカに渡られてエチオピアの
旱魃被災民救援活動、アフリカでのエイズ患者や栄養失調児の治療、救済活動
などをされている。ちょうどエイズが国際問題になり始めたころでエイズ患者の
両親から生まれた子供はエイズで死ぬためだけに生まれてくる、という厳しい言葉と
現実を知ったのも 彼女を通してだった。 栄養不足の子供のためのミルクや治療薬など
「日赤」などの援助だけではではまかないきれないため自らも講演や執筆などを行いそれに
充てることもしているという。 学校や病院建設など大きな事業もエイズの原因である
無知と貧困をなくすために絶対必要なものとして戦っている のだが問題は尽きない。
彼女の一連の仕事ぶりは1990年、読売新聞主催の第11回読売
「女性ヒューマン・ドキュメンタリー」大賞を受賞し、これはテレビドラマ化もされたので
見た方もいるかも知れない。



東日本大被災であらゆるボランテイアの存在の印象が薄くなりがちだがもうひとつの支援活動
「1口1円・円ブリオ基金」もなんとか支援が続いている。
望まれずに死ななければならない赤ん坊、また望まれずに生まれ来た子供を育てる
ための基金となる。



1億の人が毎年1円を寄付してくれると、この望まれない
赤ん坊を死なせずに救い、育てることが出来るという。こちらも重いテーマを
持っている。



夏野菜

2013-08-20 17:43:41 | Weblog
昨日の夕立は何日ぶりの雨だったのだろう。 
水分の必要な生物にとって最高の恵みの雨である。 いつも自宅で栽培した
野菜を届けてくださるM氏が今日も大量のカボチャ、ナス、きゅうり、苦瓜、
スイカなどを持ってきてくださった。 
生育がよく全ての野菜のサイズがM氏に似て大ぶりなのはいつもなのだが今回は
特にカボチャのあまりの大きさにびっくり。 早速カットしてご近所にもおすそ分け
しなければ、と思って準備した。 ところが大半の人に拒否されてしまった。
カボチャは今がシーズン真っ盛りのため 殆どの人が買ったり頂いたりしている
ようすである。 これには困ってしまった。 
ただ炊いてみると見た目以上に柔らかくなかなかの美味である。
ひとり住まいの女性や独身男性などに差し上げると以外に好評で持ち帰って
頂くことにした。 幾度かに分けて調理をし、それぞれに持ち帰っていただいた
ので巨大カボチャの問題は一件落着。 ほっとした。

連休中に、この夏も幾組かの懐かしいお顔の帰省客が顔を見せてくれた。
折角お出でいただいてもどなたとも多くを語り近況を知る時間は取れないのが残念だが
お顔を見せてくれるだけで嬉しい。 つい数年前までは親娘で、近年はお孫
さんも同伴でと家族の中にも変化があり家庭の歴史が伺える。
それは長いお付き合いから生まれた言葉以上のご挨拶だろう。



命の紙芝居

2013-08-13 17:26:59 | Weblog
昨日は 「命の紙芝居&ヴァイオリンの嘆きコンサート」をサロン未来塾で主催
した。 8月の終戦記念日を控えたこの日、素晴らしい催しものを市民の皆様に
提供できたと思っている。 特に勉強をしたわけではないという松井さんの朗読
からは戦争を知らない第2世代の「戦争の語り部」としてしっかりと伝えていか
なければという信念が感じられた。 その経験から次の第3世代まで視野に入れた
運動として中学生にも参加を呼びかけ今回は白光中の生徒3人が参加したことは素晴らしかった。 
願わくば他の中学校にもこの運動が広がって行きますように。



松井さんと打ち合わせで初めてお会いした時、穏やかな話しぶりと静かな澄んだ
声が印象的だった。 作品に込めた強い意志はどんな経験から生まれたのだろうと
想像したがやはり辛い経験をお持ちのようだった。
「大牟田空襲からの聞き取り作品」は地元の人ならば誰でも他人ごととは思えない
身近な人の苦しい体験談を集めたものだったが聞いていて胸が詰まった。
涙を拭いている人もいる。



松井さんは素人の「語り・朗読」だと謙遜されるが地元大牟田の空襲の経験は
地元の方こそがもっともふさわしい最高の語り部であろう。


8月の十日市コンサート

2013-08-13 17:24:38 | Weblog
暑さのせいか十日市の出店数が少ない。 この暑さは買い物客にも影響が出たの
ではないかと思う。 出店者は午後3時まで営業することになっているそうだが
今日はあまりの暑さに1時間閉店を早めるよう指示が出たという。

8月の十日市コンサート、今日の出演者は大牟田音楽家協会の上田先生。 
気さくな性格なのだろう、親しみ易いプログラム「昭和歌謡」を披露した。
プログラムのせいか矢張り高齢者が多い。



楽器は「ピアノ」と「エレクトーン」の2種類を使いわけて、昭和時代の誰にも
懐かしい曲を演奏した。
ひとつひとつを曲を解説し笑いを誘いながら演奏を進めるためお客様は大きく
頷き楽しそうに聞いている。 うだるような外気とはうらはらに冷房の効いた
店内のゆったりとした午後のコンサート風景である。


1枚の絵

2013-08-11 21:31:32 | Weblog
今日も日差しが一段と強い。この暑さが今週はずっと続くという。
そんなとき偶然1枚の絵に出会った。亡くなられたご主人の絵だと抱えてこられた方がいたのだ。 
自宅に置いておくよりも沢山の方の目に触れるのを本人も喜ぶのではないかと。
全体にグリーンのうすい色調でいかにも初夏の雰囲気である。 
三池山と物静かな山裾の民家と涼しげな木立が今の季節にぴったりである。
連日の暑さを思って夫人が選んでくださったのだろう。 
掛ける場所はカウンターの横の壁が良く似合いそうだ



作者は元,学校の教師で青々水彩画協会会員の平島世史氏である。 
ここにもご夫婦で来られたりグループでよく来られたが作品にお目にかかるのは
初めてである。 物静かで丁寧な色使いがお人柄そのままである。


南京 はぜ

2013-08-08 15:57:50 | Weblog
朝から曇り空。文化会館に打ち合わせに行った帰り道 腰痛に悩みながらも南京
はぜの落ち葉を拾いながら戻ってきた。 まだ色はグリーン一色だがついつい
大小さまざまな丸みを帯びた形の葉に目がゆく。


 
一晩本にはさんでいたら無残な色に変わってしまった。 いつものことだが
このままにしておく。 ときたま忘れて本を開くとパラリと落ちてくるそれがいい。
冷房で汗が引いたころどっと睡魔が襲う。 そのまま眠ってしまえば疲労も
取れそうなものを。 
日本フイルの後援依頼の申し込み書が届き始めた。 そろそろ準備に入らねば。

日本フイル恒例の夏休みコンサートは今までに無い大盛況だったそうである。
今年のメーンはチャイコフスキーの「くるみ割り人形」。 他には
ジュピターの「惑星」、オッフエンバックの「天国と地獄」、ジョン・ウイリアムズの
「スター・ウオーズ」などなど。


 
指揮・川瀬賢太郎、バレー・スターダンサーズ・バレー団。
この夏休みコンサートはもう39年も続く最長コンサートである。 
大都会の中でしっかりと子供たちのハートにキャッチされているとはコンサートとは
それだけでもすごいことである。 素晴らしい!