北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)
北京の毎日をつづります。

2年の修繕を経た妙応寺白塔へ!

2021-06-29 17:43:39 | 北京暮らし おでかけ編

 

白塔寺。

 

この2年ずっと修繕のため閉鎖されていたのですが、6月10日から正式に公開開始!と情報をゲットしたので行ってきました。

 

 

 

 

奥に見えるのが白塔。

 

 

 

 

このお寺の正式名称は、妙応寺白塔です。

 

 

 

もともと元の前の時代の塔があったところに、元代1271年から建造が始まったのがこの白塔。

その後、白塔や周りの建造物が何度も何度も修繕され、直近では2019.6-2021.6の2年間でした。

 

 

今回の修繕は白塔ではなく建築物。

 

 

 

 

修繕したてのピッカピカ!

 

 

 

 

どんな工程だったかの紹介。

 

 

 

じっくり読みたいのですが、この日は公開が再開されてからまだ2日目だったからか、ペンキのにおいが充満してる!!!

 

 

 

 

 

 

立派な仏像の隣りにはぞうさん。

 

 

 

 

天井の藻井も素晴らしい。

 

 

 

 

 

それでは、いよいよ白塔へ!

 

 

 

 

・・・と、門のすぐそばにいらっしゃるのは?

 

 

 

 

ネパールの工匠、アニゴさん。

 

白塔を建造するにあたり元の世祖フビライが招いた技術者で、完成した塔を見たフビライは大いに喜びアニゴに褒賞を与えたのだとか。

 

 

 

 

白塔の近くまで登ってきました。

これ以上近くへは行けません。

 

 

 

 

 

頂上には直径9.7メートルの華蓋。

その周りには36枚の銅製のかざり。

 

 

 

 

文字も透かし彫りで、一個一個に風鈴がついています。

 

 

中国国内で現存する最大最古のチベット式仏塔。

晴天の日に行けば、青空に白塔が美しく映えるでしょうね~!

 

 

 


北京でジブリ展! ネコバスの中へ!

2021-06-27 22:34:34 | 北京暮らし おでかけ編

 

 

 

 

現在、北京でジブリ展が開催中です。

 

開催場所に行ってみると。

 

 

なんとも不思議な豚さんが並んでいました。

 

 

 

 

 

 

ここは、「今日美術館」。

建物のみならず、周りには不思議なオブジェが並んでいます。

 

 

 

 

 

 

 

ジブリ映画のポスターがずらり。

 

 

そこで、取り出したるは。

 

 

 

 

じゃ~ん!

三鷹の森ジブリ美術館で購入したネコバス!

 

 

 

宮崎駿監督、高畑勲監督はじめジブリにまつわる人々、そして歴史など写真を添えて丁寧に説明されています。

また、写真撮影は禁止でしたが、アニメーションの貴重な資料も展示されていました。

 

 

 

こちらは、となりのトトロで登場する家を再現したもの。

 

 

 

 

部屋の中まで丁寧に再現。

・・・ですが、近づくことはできず写真だけパチリ。

 

 

 

 

 

 

トトロと一緒に写真を撮ろう!

のコーナーでは、親子の列が。

 

 

 

そして、私が何よりうれしかったのは。

 

 

 

 

ネコバス~!

 

 

 

よ~く見るとネコバスの目的地は。

 

 

 

北京だ!!!

(ここでもネコバスぬいぐるみと記念撮影)

 

 

 

更に嬉しいことに。

 

 

 

 

ネコバスの中に入ることができました!

 

私が行った頃の三鷹の森ジブリ美術館にあるネコバスはお子様のみ利用可だったので、それはそれは残念な思いだったのです。

 

 

 

 

 

ネコバスinネコバス!

 

 

 

いい年こいた大人が高々とぬいぐるみを掲げて写真を撮っているので当然聞かれますよね。

 

「それ、どこで買ったん?」

 

 

日本で買ったと答えましたが、三鷹の森ジブリ美術館のぬいぐるみは他とは違うところがあると以前友人から聞いたことがあります。

足の数だったかな?

忘れてしまいましたが、そんな特別のネコバスと一緒に、北京でジブリ展をめぐることができて本当に幸せでした。

 

 

 

 

さて、このポストは???

 

 

 

おそらくポストは写真撮影用か何かに置いてあるのだと思いますが、このカウンターに行くと。

 

 

 

 

 

ポストカードを一枚もらえて、更に好きなスタンプを押してもらえます。

 

 

 

その裏側に自由に絵をかいて。

 

 

 

こんな風にペタペタみなさん貼ってらっしゃる。

 

 

千と千尋の神隠しの「カオナシ」が多いのが印象的。

カオナシ。人気があるようです。

 

 

北京のジブリ展。

10月まで開催中です。

 

 

 


故宮 武英殿となりの丸い建物は?

2021-06-25 17:22:56 | 北京暮らし おでかけ編(故宮)

先日の故宮散策の続きです。

文華殿、文淵閣を後にして次に向かった先は。

 

 

武英殿。

 

 

 

先ほどの文華殿とは東と西で対象的。

“左文右武”という様式で配置されています。

 

 

 

その中で開催されていたのがこちらの陶磁器の展覧会。

時代やテーマに沿って並んでいるのですが、興味深いのはいかにも故宮の建物内での展示!といった見せ方。

 

 

 

 

「乾清宮」での宴席の様子を再現。

 

 

 

 

位によって使われる器の色が決められていて、例えば外も中も黄色の器を使用できるのは、皇帝、皇太后、皇后のみと定められていたとか。

 

 

 

 

こちらは、一見同じように見える陶器ですがそれぞれ作られた時代(どの皇帝の時代か)が異なります。

 

 

 

 

この真っ赤っ赤のおめでたさ満開! おわかりですね!

婚礼時の様子です。

 

 

 

 

 

さて。

またしてもここに来た目的がもう一つありまして。

 

 

 

 

浴徳堂。

 

 

その建物の奥に・・・。

 

 

 

 

 

なんか、丸っこいものがある~!!!

 

 

 

 

 

上にはなんか可愛いガラスのものまでついてるし。

 

 

 

一体ここは、何をする場所なんでしょう?

 

 

 

浴徳堂には、あの丸っこい建物の内側の写真が展示されていました。

 

 

 

 

なんと、内側はレンガづくり。

 

 

 

 

この建物については諸説ありまして。

 

 

 

 

一説には皇帝の「斎戒」、つまり祭祀の前に心身を清める場だったという説。

 

他にも、元代の浴室がそのまま残されていたのではないか、とか。

 

あるいは、この武英殿が書物の編纂場所として使われるようになった時に書籍の紙を蒸したりいぶしたりする場所として使われたのではないか、などなど・・・。

 

 

いずれにしても、故宮の他のエリアにはないこの建物。

この距離からしか見られませんが、故宮参観の際に立ち寄ってみては?

 

 

 


故宮の建物の“半分の間”とは!?

2021-06-23 21:00:41 | 北京暮らし おでかけ編(故宮)

 

お久しぶりの故宮です。

 

 

 

 

 

この日はメインの観光スポットである中軸線の建築はさくっとスルーして、向かうは。

 

 

 

 

こちら。

故宮の東側にある・・・。

 

 

 

文華殿。

この中で、故宮博物院に保管されている人物画展が開催されているんです。

 

 

 

 

 

中はこんな感じ。

フラッシュを使わなければ写真OKです。

 

 

 

 

 

 

昔のお話のワンシーンを描いたもの。

 

 

 

 

当時の様子が垣間見られるもの。

 

 

 

 

人物画も。

 

 

 

・・・と、もちろん展覧会そのものも素晴らしかったのですが、私の真の目的はこの建物の隣りにありました。

 

 

 

 

文淵閣。

 

 

 

実はここ、まだ未公開エリア。

なので。

 

 

 

 

 

こんな感じで遠くから眺めるしかありません。

 

とは言え先ほどの文華殿もコロナ期間からずっと閉鎖されていたので、ようやくここまで近づけた!って感じなのです。

 

 

ところでこの建築物。

故宮の他の建築と異なるのですが、おわかりでしょうか?

 

 

 

 

故宮内の建物の間口はこんな風に奇数となっています。(この場合は1階が11個の間口)

 

 

ところが。

 

 

 

文淵閣は、間口が6個。 つまり偶数なんです。

 

 

ここからは少し話が長くなります。

 

「故宮には9999個の“半分の間”がある」
そんな言い伝えをもとに2012年、5ヶ月の時間をかけて故宮すべての建築を調べ尽くした結果、ここ文淵閣のみ半分の間が存在することがわかりました。


そもそもなぜ“半分の間”が存在するのか?

故宮内の建築は全て、間口が奇数。なのにここは6間。つまり偶数というところがポイント。



この建物はかつて乾隆帝が

「江南地方の“天一閣”と全く同じ建築を造るように」

と言ったのが始まりだとか。

ところが天一閣の間口は6個。偶数の間口は故宮の建築のしきたりに合わない。








 

 

困った建築士たちの苦肉の策として、西側に広さ半分のいわゆる“半分の間”を作ることで完全な偶数ではない・・・ということにして、乾隆帝の希望に添いかつ故宮の建築様式にも合う(辻褄合わせ?)建物となったのです。

 

 

 

 

文淵閣には他にも興味深い点がありまして。

 

文淵閣は四庫全書を保管するための建物。

重要な書物を保管する建物の最大の敵はなんと言っても「火」、なので建築そのものも他とは異なります。

 

 

 

 

 

それは、瓦の色。黒色です。

故宮の大半は瓦が黄色なのになぜか?

 

 

それは、風水では黒は水を司るからなのです。

水を以て火をおさめる、そんな意味合いがあるんですね。

 

 

 

また、建物に描かれたものはほとんどが水に関わる植物だったとか。

今はかなり腐食が進んではっきり見えませんでしたが。

 

 

 

文淵閣は今も参観不可です。

ただ、隣接する文華殿で6月末まで展覧会が行われているのなら、もしかしたら覗き込むぐらいはできるかも⁉︎と足を運んでみたところ、立入禁止だったけど外から眺める事はできました!

めちゃくちゃ嬉しかった~~~!!!

 



瓦の上の神獣が欠けてたり、建築装飾がはげていたり。

 

 

 

これから時間をかけて修復していくんやろうなぁ。

 

 

 

 

注:展示会の期間は6月末までですが、故宮は6/26~7/1まで閉館なのでご注意を。

 

 


またまた北海公園アイス 今度は抹茶!

2021-06-21 17:43:50 | 北京暮らし おでかけ編

昨日。北京の気温は37度まで上がり。

 

 

そんな中、再び北海公園へ。

 

 

 

 

 

なんか不思議なオブジェが。

 

 

 

 

 

 

ここは蓮の名所でもあるので、蓮祭りが開催中です。

 

 

 

 

 

休日ということで、ボートを楽しむ人も多いのですが。

 

 

 

 

 

 

 

みんな、端へ端へと・・・。

さすがに直射日光の下でのボートはきついようです。

 

そして人が集まればカモも寄ってくる!

 

 

 

 

さてさて。

先日訪れた時に北海公園のご当地アイスを食べました。

 

 

 

 

バニラ味。

味は美味しかったのですが、北海公園のシンボル「白塔」がうすいピンク色。あまり目立ちません。

 

 

 

そこで今回は。

 

 

 

 

抹茶味を買ってみました。

グリーンがベースなら、きっと白塔が際立つに違いない!

 

 

 

・・・と思ったのですが、開けてみると。

 

 

 

 

 

まさかの濃いピンク!!!

(ちょっとかじった後の写真ですみません)

 

 

アイスで白塔を楽しむならチョコレート味を買わないといけないようです。

 

 

 


四合院の中の古書店には看板にゃんこがいた!

2021-06-19 21:05:03 | 北京暮らし おでかけ編

生活感あふれる賑やかな通りに突如現れたのは。

 

 

なんとも趣きのあるたたずまい。

 

 

 

 

正陽書局

(西四南大街43号)

古書店です。

 

 

もともとは前門の正陽門近くにあったのでこの名前なのだとか。

 

 

 

入口から入ってすぐ目にとまるのは。

 

 

 

 

なんと、800年もの歴史があるレンガの塔。

 

 

 

北京の伝統的な家屋建築である「四合院」の中。

 

 

 

古書店であると同時に、非営利性の公共の読書空間でもあるそうです。

 

 

 

 

 

北京の古い地図。

 

 

 

 

 

一枚一枚じっくり見てる人も多い。

 

 

 

 

外国人の私ですら興味深く見てしまうのだから、生まれも育ちも北京の方ならなおさらやろうなぁ。

 

 

 

 

 

敷地内の二か所にはこんな風にすだれがかかった建物があり、その中は。

 

 

 

 

 

北京に関する本がいっぱい!

 

 

 

 

もちろん故宮に関する本もありました。

 

 

 

 

 

地理、言語、辞書、歴史・・・などジャンルごとに分かれていて。

 

 

 

 

新しい本もあれば古書もあり。

 

 

実はここに来た目的はふたつありまして。

ひとつめは、胡同(古い町並み)についての本を探していたのでここでもチェックしてみたのですが、残念ながら見つからず。

 

 

 

そして、ふたつめの目的は!

 

 

 

 

 

おっ! こっ、これは!

 

 

 

 

 

カンターの上で、まったりしてるのは、もしや!!!

 

 

 

 

 

看板猫だ~!

 

 

 

 

ここには可愛い看板猫がいると聞いてやってきたのでした。

 

 

 

 

人に慣れているのか、なでても全く起きるそぶりはないのですが、お顔が見たかったので起きるまで本を読んだりしながら待っていたところ。

 

 

 

 

 

あ!おめざめ!

 

おはよう~!!!

 

 

 

 

 

ふわふわの毛。 かわいい看板猫でした。

 

 

秋が来て涼しくなったら、ここでゆっくりお茶を飲みながら読書してみたいなぁ。

 

 


北海公園 西側エリアの美しさ!そして圧巻の226尊の羅漢仏像

2021-06-17 18:46:24 | 北京暮らし おでかけ編

前回の続きです。

 

 

西側エリアの散策。

まずは「静心齋」。

 

 

 

 

 

何と素晴らしい庭園。

 

 

 

 

 

鏡清斎。

池の水に反射した光が。

 

 

 

 

 

建物にうつって、ゆらゆら、ゆらゆら。

 

 

 

 

 

更に奥に進むと、江南地方のような庭園が続きます。

 

 

 

 

乾隆帝はこの庭園でお勉強したり書をたしなんだりしたとのことで。

 

 

 

 

 

窓からのぞき込むと、建物内はこんな感じ。

 

 

 

 

 

今日はいなかったけれど、ここで猫に出会うこともあるそう。

 

 

 

 

猫が好きそうな感じ。

 

 

 

 

 

観光客はのんびり思い思いに過ごしています。

観光客だけでなく地元の人の憩いの場にもなっているようで、スイカまるごと一個持参してるグループも!

 

 

 

 

西側エリアの見どころはまだまだ続くので、そろそろ移動しましょう。

 

 

 

 

「西天梵境」。

 

 

 

 

こんな立派な建物があるとは!

 

 

 

 

 

人も少なくのんびり散策。

 

 

 

続いてこちらは、「快雪堂」。

 

 

 

それほど広くはないのですが、この光景!

 

 

 

 

そして、ぐるりと有名な書家の石刻が並んでいます。

 

 

 

 

西北の端まできました。

 

 

 

 

「五龍亭」。

 

 

 

そして、西側エリア最後の参観スポット。

 

 

 

 

「小西天」。

 

 

 

ここがもう、素晴らしかったのです!

内部は写真撮影禁止なので残念ながらお写真はないのですが、見上げるほどの大きな山のような所に226尊もの羅漢仏像が配されている様子は圧巻!!!

 

 

これまでなかなか西側をゆっくり散策できませんでしたが、いやぁ、じっくり歩いて良かったです!

 

 

 


北海公園 ぐるっと一周

2021-06-15 18:59:05 | 北京暮らし おでかけ編

先日。

とてもよいお天気だったので。

 

 

 

北海公園へ行ってきました。

 

 

 

 

 

つい半月ほど前にはな~んにもなかった湖面に。

 

 

 

 

 

ぎっしり蓮の葉。

 

 

 

 

 

 

この公園は蓮が美しいことでも有名。

 

 

 

 

 

気になったのはこちらの2羽のカモ。

まったり片足でうとうと・・・のカモの後ろで。

 

 

 

 

めっちゃ落ち着きないやつ。

人間でも動物でも、個性はさまざまです。

 

 

 

 

 

さて、この日のルートはこんな感じ。

だいたい一周4.5kmくらいだそうです。

 

 

 

 

 

 

南門から入って白塔を愛でて。

 

 

 

 

北門近くの売店でアイスを買って。

 

 

 

 

 

途中、キレッキレのおばちゃんのパフォーマンスを楽しんで。

 

 

 

西側エリアを散策します。

ここには有名な。

 

 

 

 

九龍壁!

 

 

 

 

 

生き生きとした龍。

美しい!

 

 

1756年に造られたこの九龍壁には、大きな9つの龍のほかに。

 

 

 

 

635もの小さな龍がいるのだとか!

 

 

 

中国には三大九龍壁があり、その中でもこの北海公園のものだけが。

 

 

 

 

表裏の二面あります。

 

 

 

 

裏側がこんな感じ。

 

 

 

三大九龍壁は、北京の故宮、北海公園、そして山西省の大同。

比較してみると・・・。

 

 

 

 

結構違いがありますね。

それぞれ見た時は同じように感じたけど、比べてみると色とかスタイルなど結構違いがあってびっくり。

 

 

 

 

北海公園の西側エリア。まだまだ見どころいっぱいです。

続きはまたこんど。

 


北海公園のご当地アイスを手にしたらつい口ずさんでしまう歌

2021-06-13 19:39:39 | 北京暮らし もぐもぐ編 いろいろ

先日、色々なご当地アイスをご紹介しましたが、先日訪れた北海公園のアイスは。

 

 

 

かなり複雑!

 

 

 

バニラ味を選んでしまったのですが、後から考えるとチョコレート味を選ぶべきでした。

 

 

というのは、このアイスの画の中には白塔が描かれていて、チョコレート味の土台に白いアイス部分がそれはそれは際立っていたはず。

(バニラ味だとほんのりピンク色でした。真っ白のミルク味もあったのだけど、その場合どうなってたんやろ?)

 

 

食べかけて裏側の数字に気づきました。

1166年というのは、金の世祖によって古典皇家庭園、今の北海を中心とした「太寧宮」が造られた年です。

 

 

 

ところで。

このアイスのパッケージをよ~く見ると。

 

 

 

 

 

あれ?

なんか楽譜(数字譜)が書いてある!

 

 

そして、この曲は・・・。

 

 

 

二胡で習ったことのある曲でした!

 

 

 

北海公園にゆかりのある曲やったんやなぁ。

北京の人なら誰もが口ずさめるそうです。

 

 

 

この日はとっても良いお天気でした。

北海公園散策についてはまたこんど。

 

 

 

 


大鐘寺 500以上もの鐘が並ぶ博物館

2021-06-11 18:32:48 | 北京暮らし おでかけ編

先日向かった先は。

 

大鐘寺。

今は古鐘博物館となっています。

 

 

 

 

こんな風に南北にまっすぐ並ぶ建物、そして両側の建物内に。

 

 

 

鐘がずら~っ!

500以上もの鐘が並びます。

 

 

これだけの数、どうやって見たらいいんやろ?と参観前は思っていたのですが。

 

 

 

 

 

例えばこちら。

夏(紀元前21世紀ー紀元前17世紀)の鐘に始まり、時代ごとに展示してあったり。

 

 

 

 

 

テーマ別に展示してあったりと、鐘に詳しくない私でもとっても楽しめる博物館です。

 

 

 

 

 

こちらはその名も「龍紋銅鐘」。どこを見ても龍だらけ。

明成化(1465-1487年)年代。

 

それにしても、これだけの重い鐘を上の龍でよく吊り下げてるなぁ。

 

 

 

 

 

こちらは「蔵文紋鐘」。清(1644-1911年)。

チベット文字が刻まれています。

 

 

 

 

「鶴紋鐘」。

鶴紋と雲は道教と深いかかわりがあるそうです。

 

 

 

 

 

 

エリア内には外国の鐘も展示されていて。

 

 

 

こちらは京都、妙心寺の鐘を模したものを日本から贈られたのだとか。

 

 

 

 

 

 

さて、エリア内一番奥にあるこの建物。

乾隆帝による文字が迎えてくれます。

 

 

この中にあるのが。

 

 

 

 

 

 

「永楽大鐘」

 

1406年とか1420年とか資料によって情報が異なるのですが、とにかく永楽帝の時代に造られた鐘です。

 

 

 

 

20万以上の経文が刻まれています。

 

 

素晴らしいのはこの姿かたちだけでなく、音!

なんと。

 

 

 

15km四方にまで音が伝わったのだとか。

今の北京の地図で考えるとものすごい距離です!

故宮とか頤和園にまで響いていたんですね~。

 

 

 

 

さて。

鐘の展示は屋内にとどまらず。

 

 

 

屋外にもずら~っと。

 

いやぁ、本当に見ごたえありました。

 

 

 

鐘だけでも楽しいのに、さらに嬉しかったのは。

 

 

 

 

にゃんこ!!!

 

目力はバリバリですが、小柄でまだおこちゃまっぽい。

 

このにゃんこ以外に、なかなか肉付きの良い茶トラ猫もいました。

北京のお寺、猫出没率高いです。

 

 

 

 

 

 

エリア外には鐘っぽく刈り込んだ木が。

これもまた可愛くてつい写真を撮ってしまいました。

 

 

事前予約が必要で、さらに中国の身分証明証が必要なところが多かったので諦めかけていたのですが、色々見た結果私はCtrip(携程旅行)で予約することができました!

(まぁ、実際現地でごねるという手もありますが・・・(笑))

 

 

2017年時点の情報では、大晦日にここでも108回の鐘がつかれるとか。しかも、参拝客も鐘をつけるとか!

今ももしこの習慣が続いているなら、ぜひ大晦日に訪れたいです。

 

 

 


北京の観光地。ご当地アイスめぐり。

2021-06-09 19:06:38 | 北京暮らし もぐもぐ編 いろいろ

少し前から中国では有名観光スポットで「ご当地アイス」が流行しています。

北京でも色んなご当地アイスが登場しているので、それを目当てにでかけることも。

 

 

まずは、大好きな故宮。

 

 

 

5種類くらい味があるのですが、この日販売してたのはチョコレート味のみ。

 

その後ご当地アイスめぐりを始めて気づいたのですが、種類はあっても全種類そろっていることはほぼナシ。せいぜい1~2種類程度。

やれやれ。

 

 

 

 

続いて、お気に入りの天壇公園。

 

 

 

天壇のフォルムを模したアイス。

 

 

 

 

 

天壇には他にこんなアイスも。 かわいい。

 

 

 

 

 

こちらは景山公園。

イチゴ味。

 

 

 

マンゴー味。

他にも牡丹味というのがあって気になったのですが、残念ながら売り切れで買えず。

 

 

 

 

円明園。

とにかく大きい!

 

 

 

 

ころんと丸いのは、古代文明の展示をイメージしたもの。

 

 

 

博物館つながりで。

 

 

 

首都博物館。

抹茶味。

 

 

 

いくつか食べた中で一番美味しいと思ったのは。

 

 

 

 

動物園のアイス!

イチゴ味。

 

 

 

 

 

キリンさんはヘーゼルナッツ味。

 

 

 

これから暑くなる季節。

ご当地アイスめぐりがますます楽しくなりそうです!


『ペルー アンデス文明展』@首都博物館

2021-06-07 18:47:13 | 北京暮らし おでかけ編

中国とペルーは今年国交50周年。

 

 

 

 

ペルー アンデス文明展。

首都博物館へ行ってきました。

 

 

 

常々、中国の展示は見せ方が上手だなあと思うのですが。

 

 

 

 

今回も格好いい!

(この奥に展示されているのはミイラ!)

 

 

 

 

これは!?

ナスカ文化にも触れているので、地上絵をイメージした展示。

 

 

 

さて、南米のアンデス文明と聞いて思い浮かぶのは。

 

 

 

 

黄金。

紀元前1200年から紀元前500年の間。 よ~く見ると人3人、人をイメージしたものがあり、一人は正面を向いて残りの二人は側面なのだけど人というよりは獣のよう。

専門家によると、これらは本来筒状のもので、宗教的な衣装の上につけられていたのではないかとのこと。

 

 

 

 

 

こちらは、男性貴族が身に着けていた髪飾り。

重そう・・・。

 

 

 

今回、このような金の展示は一部のみ。

その他の内容がこれまた私好みの実に興味深い展示物でした!

 

 

 

 

こちらのお目目ぱちくりさんは、ナスカ文化、ミイラをイメージした陶瓶。

 

 

 

 

フォルムが丸いのはミイラが布でまかれていたから。

 

 

 

 

 

こちらもナスカ文化。

ある生き物をイメージしているのですが、わかりますか?

 

 

 

答えは。

 

 

 

シャチをイメージした神。

これはナスカの地上絵にもみられるそうです。

 

 

 

 

 

 

 

ナスカ文化。水神のイメージ。

口からべろ~っと出ているのは、オタマジャクシからカエルへの3匹。

 

そのすぐそばの画はナスカ人にとって水と深い関わりがあるとされるツバメ。

 

 

 

 

反対側はこんな感じ。

 

 

 

 

 

 

ナスカ文化。陶鼓。

下2段には女性、一番上には魚の体を持つ人化生物。

 

 

 

 

モチェ文化。トカゲをイメージ。

モチェの神話ではトカゲは特殊な能力を持つとされ、太陽神や死神と一緒に登場することが多いそう。

 

 

 

 

レクアイ文化。紀元400-600年ごろ。

儀式を描いたもので、中心の人に向かって周りの者もみな杯を手に乾杯しているのだとか。

 

 

 

 

 

チムー文化。陶瓶。

9人の人物が配置され、一番右側、月のような被り物をしている最も敬われていると思われる人物とともに何かお祝いのシーンを描いているそう。

 

 

 

 

ワリ文化。男女の神が描かれた陶器。

発見時は100個以上のカケラだったことから、祭に使用された後は粉々にして埋める習慣だったことがわかります。

 

 

 

特に気になった展示物をざっとご紹介しましたが、本当にどれもこれも

「ほんまにこの時代にこれが!?」

と信じられないようなデザイン性の高さ。

 

 

 

国家博物館で目にした中国古代の文明もすごかったけど、南米の文明もまた圧倒的な存在感を放つ素晴らしいものでした。

 

 

 

 

首都博物館でも、最近人気のご当地アイスを。

 

 

8月22日まで開催中なので、時間を見つけてまた是非じっくり参観したい展覧です。

 


時を告げる太鼓を聞こう! 鼓楼へ登ってみた!

2021-06-05 22:24:48 | 北京暮らし おでかけ編

北京の鼓楼。

それは、1272年に創建された木造の時計台。

 

 

元から清の時代まで、ここで太鼓を鳴らして人々に時を知らせていたのだとか。

 

 

 

 

 

 

 

コロナ期間は参観不可だったのですが、今は予約なしで参観OK!

とのことで、行ってきました。

 

 

この写真の上の方、柵のようなものがある階に太鼓が保存されています。

・・・ということは。

 

 

 

 

 

こんな急な階段を登らないといけないんですね。

 

 

 

これを登った先には。

 

 

 

南へまっすぐ伸びる道路、そしてその先の景山公園。

 

この鼓楼は、南北に延びる北京の「中軸線」上にある重要な建築物。

故宮や景山公園もその延長上にあり、左右対称の美しい建築物であります。

 

 

 

その鼓楼の中には。

 

 

 

 

太鼓がずらり!

 

もちろんこれらはレプリカですが、このような感じで太鼓が並んでいたのですね。

 

 

 

 

 

このうちの3つを使って、なんと当時をイメージした太鼓の演奏が行われます。

 

 

 

それでは! お願いします!!!

 

 

 

 

どんどこどん! どんどこどん!

 

 

 

5分の演奏。

 

 

 

 

 

あっという間でした。

 

 

演奏はもちろん、それ以上に気になったのがお衣装。

トランプのハートとスペード???

不思議の国のアリスっぽいな・・・。

 

 

 

このスペースにはレプリカの太鼓のほかに。

 

 

 

 

当時の太鼓も保存されています。

 

 

 

 

 

そして、水時計も。

 

 

 

それでは参観も終えたので。

 

 

 

 

再び急な階段を下りていきましょう。

 

 

 

 

 

 

鼓楼の向かい側には鍾楼という大きな銅製の鐘が設置されている建築物がありますが。

 

 

 

 

現在修繕中。

 

 

 

修繕が終われば、ぜひとも間近で見てみたいと思います。

 

 

 

 

 

 


またまた北京動物園 この日のパンダは元気だぞー!

2021-06-03 18:55:24 | 北京暮らし おでかけ編

前回の記事に続いてまたまた北京動物園のお話を。

 

 

 

この日の目的地は別の場所だったのですが、動物園がすぐ近くにあったのでついでに立ち寄ってみました。

(この門は旧農事試験場の正門。動物園内では歴史的建築もあちこちで目にします。ちなみに下の赤い垂れ幕は、マスクをしよう、列に並ぼう、密になるな・・・などの注意書きです)

 

 

 

 

 

パンダは相変わらずおねむ・・・。

 

 

 

かと思いきや、この日はお天気が良かったからか、別のパンダは。

 

 

 

「むしゃむしゃ むしゃむしゃ」

 

 

 

 

「・・・うまいわ」

 

 

 

 

食欲旺盛。

がっつり笹食べてました。

 

 

 

そして、ひとしきり笹を食べたその直後!

なんと、入園者がべったり張り付いて見てるガラスの方へやってきて。

 

 

 

こんな間近でまったり。

 

 

いやぁ、かわいかった!

 

 

 

可愛いといえば。

 

 

動物園内を自由に飛び回る鳥のおなか。 ふわっふわ!

 

 

 

 

鳥つながりで。

今回も鷹を見に行きました。

 

 

 

カメラ目線!

 

 

 

 

 

かっこいい~!

 

 

 

 

中国の動物園なので、園内の建築物も中国っぽい。

 

 

 

 

家から持ってきた、枝豆入り柚子胡椒風味のおにぎり。

 

 

例年ならこの時期かなり暑いのに、朝晩は過ごしやすいし日中もまだ快適。

こんな風に晴れている時は良いのですが、いきなり雷雨になったりと何だか今年の気候はいつもと違う感じです。

 

 

 

 


北京動物園へ ご当地アイス&迫力の鷹!

2021-06-01 18:16:19 | 北京暮らし いろいろ

中国の動物園と言えば、もちろん。

 

 

パンダ!

 

・・・ですが、この日はだら~んと液体のようになっているパンダしかいませんでした。

 

 

 

 

なんだか色んなお猿さんの像があるエリアはもちろん。

 

 

 

 

モンキーエリア。

おこちゃまのお猿さんなのに、手足はがっしりしてるんですね~。

 

 

 

 

 

ネコ科エリア。

どこも小さいスペースでがっかり。

京都市動物園のネコ科エリアの方がよっぽど臨場感あふれる造りでした。

 

 

 

さて。

 

なんだかよくわからんイキモノがいましたよ。

 

 

 

 

・・・コアラ、さん?

 

 

あの、全世界のアイドルのコアラさんとは思えない偉そうな上から目線。

 

なんなんだ?

 

 

 

 

 

・・・どうやらここは、オーストラリアエリア。

さすがにコアラはいませんでしたが。

 

 

 

 

カンガルーだ!

袋に何か入ってる???

 

確かめたかったのですが、ず~っと見てても一向にこちらに向いてくれなくて断念。

 

 

 

 

その向こうでは。

 

 

 

 

 

 

 

 

おっさん!!!!!

 

 

 

カンガルーよ。

お前はなぜいつもそう、おっさんくさいんだ。

 

 

 

 

この日印象的だったのがこちら。

 

 

 

 

正面から見るとお猿さんのようなお顔ですが。

 

 

 

 

 

 

鷹です。

 

 

 

 

 

想像以上に大きくてびっくり!

 

 

 

 

 

翼を広げた姿はこの通り。

 

 

 

 

・・・と、そんな最強の鷹に挑んだのが、まさかの。

 

 

 

 

 

オナガ。

写真下のオナガが、鷹めがけて体当たりしたんです!

 

 

最初はうっかり当たってしまったのかなと思っていたのですが、見ていると何度もアタック!アタック!!!

なんちゅ~大胆な!!!!!

 

 

 

・・・ちなみに鷹は

 

 

 

「ん? 今なんか当たった???」

 

 

 

くらいの反応でしたが。

 

 

 

 

そんなこんなで楽しく動物園散策終了。

実はこの日、もう一つ目的がありまして。

 

 

 

 

それは。

 

 

 

 

 

ご当地アイス!

 

キリンさんはヘーゼルナッツ味。

 

 

 

 

鳥さんはイチゴ味。

 

 

どちらも、他のご当地アイスに比べて美味でした!

 

 

 

 

こんなパンダシュークリームも。

 

 

 

広くてなかなか全部のエリアを周れないのですが、何度も訪れたい動物園です。