北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)
北京の毎日をつづります。

大同旅その6 大同城壁内を見て、もやもやする

2018-07-31 17:19:43 | 中国国内旅行 2018.7 大同

大同旅3日目。

 

 

今日こそリベンジの"鼓楼"だ!

前日は玉砕いたしました

 

 

 

 

この日はちゃ~んと、ここでチケットゲットできました!

 

 

朝イチで出かけたので、私たちが一番乗り。

慌てて電気をつけるスタッフ。

 

 

 

 

・・・にしても、急な階段やな。

スタッフが後ろから「気を付けや~!!!めっちゃ急やから、気をつけや~!!!!!」とやたら声をかけてくれる。(そんなに危なっかしく見えたんか?)

 

 

 

 

鼓楼なので当然、太鼓!!!

 

 

 

 

大同の街を見渡すことができますが。

 

 

 

 

なんか・・・おんなじ屋根ばっかりやな。

これについては、後ほど。

 

 

 

さて、続いて向かったのは『五龍壁』。

なんだけど。

 

 

 

 

見学できひんやんけ。

 

 

 

 

この五龍壁は工事現場内にあったので勝手に入ってみたのですが、残念ながらこんな状態。

 

 

 

仕方なくそのままシェア自転車に乗って向かった先は。

 

 

 

 

法華寺。

 

 

 

 

 

学校の行事なのか、写生するちびっこ達がいっぱい。

 

 

 

 

奥からはお経を読むたくさんのお坊さんの声。

ぼ~っとそれを聞きながら、日陰で一休み。

 

 

 

そんな大同の街は今、再開発の真っただ中。

 

 

大同到着日。

ホテルの窓の外に広がる景色を見て、私、絶句・・・。

 

 

 

 

なに? これ・・・?

 

 

 

 

めっちゃ荒れ果ててるやん。

 

 

 

 

 

その奥にはずらっと高層マンションが。

 

 

 

 

 

そうなんです。

大同はぐるっと城壁に囲まれた街があり、その外側では高層マンションの建築ラッシュ。

 

 

 

 

 

一方城壁内の古い建物は片っ端から取り壊している様子。

華厳寺から見た景色もこの通り。

 

 

 

 

そして、取り壊した後はどんどん再開発。

 

 

 

 

 

最初にご紹介した同じような屋根の、一見歴史のありそうな屋根に造り替えるんですな。

 

 

 

 

 

夕方。

ライトアップされる観光地化されたエリア、そしてすぐ横には取り壊される荒れ果てた家屋。

 

 

う~ん・・・。 なんか複雑な気持ち。 もやもやする。

 

 

 

 

街中にはまだ・・・。

 

 

 

 

アルマーニっぽいお店とか。

 

 

 

 

ヒルトンになり切れない洋服屋さんとか。

 

 

 

 

矢印に沿って入ったら最後、出てこれへんのちゃうん?とびびりそうなスーパーの案内とか。

 

 

北京ではどんどん少なくなってる風景を見てちょっとなごんだけど。

 

 

 

 

なんでこの国は、古いものを壊して画一的な全く面白みのない物に変えちゃうんやろなぁ。

もったいない・・・。

 

 

 

 

ほっこりする人々の暮らしはこれからも残ってほしいな・・・と思ったのでした。


大同旅その5 大同城壁の上を自転車でぐるっと一周!

2018-07-29 14:37:58 | 中国国内旅行 2018.7 大同

大同旅の続きです。

夕方とは言え30度を超えているこの暑い中。

 

 

 

 

やって来たのは、大同の城壁。

今は無料で参観できます。

 

 

 

 

 

おっ! 自動販売機だ! 喉かわいてたから丁度良かった!

え~っと、何にしようかな? 

下段左から3ばんめ。 レモン味ですっきりしようかな?

ぽちっと!

 

 

 

 

ゴロゴロゴロンっ!

 

 

 

 

と、出てきたのは。

 

 

 

 

オレンジ。 なんでや。

私のレモン味はどこ行った?

 

 

 

 

 

気を取り直して、城壁の上へ。

 

 

 

 

 

 

あらま! 自転車がずら~っと。

 

このくっそ暑いなか日陰のない城壁で、誰が自転車なんか乗るねん?

 

 

 

 

 

・・・私たちですわ。

 

 

城壁好きの夫の希望で、城壁を一周することに。

屋根付きの二人乗り自転車。 最初はこの暑さの中どうなることかと思ったのですが、いざスタートすると結構面白い!

中国人ファミリーの自転車をすいすい~っと追い抜き・・・。

 

 

 

 

・・・と、その次の瞬間。

 

 

 

 

 

「イーアル!イーアル!(いちに、いちに!の意)」

 

 

 

 

中国人ファミリーに抜かれるの図。

 

 

家族全員でイチニ!イチニ!と声をかけて私たちを抜いていったのでした。

(が、その後再び私たちが追い抜き・・・と、互いに楽しみながらの城壁めぐり)

 

 

 

 

一方、反対方向からやって来た中国人の女の子たち。

私たちに手を振って、

 

 

 

「加油~!(頑張って~!!!)」

 

 

 

 

可愛い(#^.^#)

 

 

 

 

 

ちなみに、このような電動カーでの城壁巡りもあります。

というか、圧倒的にこれを利用している人の方が多かったし、この暑い中ではそちらをおススメします。

 

 

 

 

 

 

 

城壁から見る街の様子。

 

 

 

 

 

 

それにしても、やっぱり長いな・・・。 城壁。

 

 

 

 

 

 

一周7.2km。 

東西南北それぞれに門があり、そこで自転車を返却することも可能です。(最初に支払ったデポジットも返ってきます)

 

 

 

 

 

さて、城壁の上にはこのような飲食店や。

 

 

 

 

 

本屋さん。

城壁の参観が無料なので、ちょっと登ってお店で食事して・・・という楽しみ方もできるんですね。

 

 

 

さらに。

 

 

 

 

なんか、足場組んでるんですけど。

 

城壁を利用したイベントもあるみたい。

 

 

 

 

 

 

昔はこんなボロボロの状態だった城壁も、数年前に修繕されて現在の姿に。(この写真は鼓楼で目にしたもの)

 

 

 

 

 

しかしたった数年しか経っていないのに、もう修繕が必要なんか? 

 

 

 

 

 

 

 

そんなこんなで、まぶしい夕日に向かって、もうすぐ一周!

目の前に見える塔は???

 

 

 

 

文峰塔(俗名:雁塔)。

ちなみに登れません。

 

 

 

 

 

というわけで、1時間ほどかけて無事城壁を一周。

城壁好きなら、是非。


暑い日本 しばしの滞在

2018-07-26 22:56:21 | 日本一時帰国

 今週月曜日から。

 

 京都の実家へ。

 

 

 

 ニュースで聞いてはいましたが。

 

 

 

 

暑いっつ!!!!!

 

北京→羽田→伊丹と移動したのですが、羽田に着いた時はまるで東南アジアリゾートの空港に来たみたいなモワッと感…。

 

 

家に着いた頃には結構グッタリ。

暑さで疲労か?

 

 

 

 …いや、単なる飲み過ぎか。

 

 

 

 

京都の観光客も、祇園祭が終わったからか或いはこの暑さのせいか、いつもより少ないような…。

 

 

 

 

 

鴨川の床もこの暑さでは厳しそう。

 

 

 

 

 

 四条通にはミストもあったけど、いやぁ…ほんまに暑かった!!!

みなさま、どうぞ熱中症にはくれぐれもお気をつけくださいませ。

 

 

明日北京に戻りますが、もしかしたら若干涼しく感じるんやろか?


大同旅その4 大同市内は無料の見どころいっぱい!

2018-07-25 08:55:18 | 中国国内旅行 2018.7 大同

懸空寺から車で1時間半ほどかけて市内に戻ってきました。

午後は再び市内観光です。

 

 

 

まずは『鼓楼』。

チケット売り場はあるんかな? と入り口から入ってみたら。

 

 

 

「チケットは無料だ。だがまずは、チケットをゲットして来るべし」

 

と、ロールプレイングゲームのようなことを言う受付係員。

 

 

 

どうやら、鼓楼から少し西の。

 

 

 

 

この窓口で、先にチケットを受け取らなければならないらしい。

(ここでも、映画ウィークを控えたジャッキーのドヤ顔に遭遇)

 

 

 

身分証(私たちはパスポート)を手に、いざ! チケットを手に入れよう!

 

 

 

・・・と窓口に近づくと。

 

 

 

 

 

『この時間帯の鼓楼チケットは配布終了いたしました』

 

 

 

・・・おい、こら。

さっき見たら鼓楼はガラガラやったぞ。

配布終了ってどういうこっちゃいっ!!!

 

 

 

・・・と怒っても、仕方ない。 チケットをくれる人がいないならどうしようもないので。

 

 

 

 

 

そのすぐ隣の≪純陽宮≫を観光することに。

こちらの参観も無料です。

 

 

 

 

 

人が少なく、なんとも静かで落ち着くスポット。

 

 

 

見ると。

 

 

 

 

あらま。 うさぎさん。

ここのスタッフらしき人がご飯を挙げている様子を目にし、あらあら可愛がってもらってるのねとほっこりしたのもつかの間。

 

 

 

 

 

厨房・・・?

 

 

 

まさかっ!

あのウサギをっ!!!

 

肥やしてから食おうって魂胆か!?

 

 

 

 

気を取り直して、観光再開。

イスラム寺院。 こちらも無料で参観OK。

 

 

 

 

 

中国風の建築にイスラム文字。

 

 

 

 

 

こちらは礼拝堂。 非常に神聖な雰囲気です。

 

 

 

 

 

お祈りの時間が記されいました。

ちなみに参観できる範囲はここまでです。

 

 

 

 

 

続いてやって来たのは、バス停。

夏場は一律2元なのでチケット買いやすい。

 

 

 

 

 

大同で見るバスとか自転車には青が多い気がする。

 

 

 

ローカルバスで向かった先は。

 

 

 

 

これまたバス停。

大同汽車駅。遠方への長距離バスターミナル。

 

 

翌日は長距離バスで北京まで帰るので、この日にバスチケットを購入しておきました。

(詳細はまた別途書く予定です)

 

 

 

 

バスターミナルからはシェア自転車で。

北京でよく目にするMobikeとかofoは少なく、探すのに一苦労。

 

 

 

炎天下、自転車で向かった先は。

 

 

 

 

あら? こちらにも龍壁が!?

五龍壁です。

 

 

 

 

 

その前で大いに歌ったり踊ったりゲームに興じたりする人々。

こういう雰囲気は北京と同じ。

 

 

 

 

 

では、本来の目的であった≪善化寺≫へ。

パスポート提示で無料です。

 

 

 

 

 

中は写真禁止ですが、こちらの仏像や彫刻も素晴らしいものでした。 

 

 

 

 

大同でよく目にした、牙が3つ貼りついてる象さん。

 

 

 

 

 

昨日の華厳寺同様、こちらもしゃちほこ。 彩色は施されていないけど、立派!

 

 

 

こちらのお寺で猫をたくさん見た!という口コミを見たので大いに期待していたのですが。

 

 

 

 

一匹もい~ひんかった。 しょぼん・・・。

 

 

 

 

あちこち観光して、そろそろ夕刻。

・・・ですが、まだまだ暑い。 

 

 

 

そんな中。

 

 

 

 

やって来たのは、永泰門。

近年修復が完成した城壁の南門。

 

これから城壁の上を観光します。 続きはまた今度。


大同旅もぐもぐ編 麺!麺!!麺!!! ロボットも働くよ!の巻

2018-07-22 21:40:28 | 中国国内旅行 2018.7 大同

山西省・大同の旅。今回はもぐもぐ編。 

時系列に2泊3日で食べたものをご紹介いたします。

 

 

一日目のランチは、雲崗石窟で。

 

 

 

 

 

麺の種類がとにかく豊富なことで有名な山西省。 中でもまずは刀削麺でしょ!と、にぎわっていたこのお店へ。

 

 

 

 

 

観光客で満席。

 

・・・ん? 右奥の方に、なんとも姿勢の良い方がいらっしゃるようですが。

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・無表情で麺を削っていた。

 

 

 

刀削麺ロボット。

話には聞いたことがあったけど、ここでお目にかかれるとは!

 

 

 

お肉バージョンとトマト&卵バージョン。観光地価格で15元(約250円)。

うん。 こういう観光地にしてはまあまあのお味でした。

 

 

 

 

 

もくもくとひたすら麺を削る刀削麺ロボットさん。

なんでこんなマネキン的な顔なのかわからないけど、ご苦労様です。ごちそうさまでした。

 

 

 

 

一日目の夜ご飯はこちら。

鳳臨閣。

 

 

ものすご~い人気店と聞いていたので、先に整理券をゲットして、指定された集合時間17:25にお店へGO!

 

 

 

 

 

この日はいつもより混雑具合がマシだったそうですが、それでもあっという間に満席。

(にしても、地下も含めて一体何階建て!?)

 

 

 

 

このようなシートに自分で記入するスタイル。 料理名でわからない場合は、写真付きのメニューを見せてくれるようです。

 

 

 

 

 

こちらがビール。

めっちゃ暑かったので「つべたいビール! とりあえず2本!」とお願いしたら、申し訳程度に冷えた青島ビールがやってきた。

 

 

違う!求めてるのはこれちゃうっ!

 

と、やっつけ仕事的に2本飲み干し、今度は別の雪花ビールを注文したところ、冷えっひえ!大満足のビールがやって参りました。

 

 

 

 

口コミサイト"大衆点評"で人気のお料理を注文。

左下のペポカボチャ?ズッキーニ?の細切りの涼菜。 これが美味!!! ちょっと辛めのさっぱりタレとビールが良く合う!

 

 

 

 

そして、やっぱりここでも麺。

上は"莜面"というもので、味はそば粉のような感じ。しっかりした食感で、タレにつけて食べます。

下はお昼も食べた刀削麺。

 

 

 

 

 

二日目のお昼はこちら。

紫泥369粗糧季。

 

このお店も大人気で、13:30くらいに行ったにもかかわらず番号札を取ってテーブルが空くのを待ちます。

 

 

 

 

お昼からビール。 

グラスは何でこの形?と疑問は残りますが、キリっと冷えていたので合格!

 

 

 

 

 

梨のコンポートのような優しいスイーツとお店特製ヨーグルト。なぜかデザートが一番に運ばれて来た。

下はオクラの天ぷら。 サックサク!!! 歯ごたえがないくらい、すかすか!?とびっくりするくらいの軽さ! スナック菓子のようでめちゃめちゃビールに合う!

お肉とピーマンの炒め物。これも美味。

 

 

・・・ですが、このお店はとにかく量が多い!!!

ここでも麺を食べようと、敢えて"小さいサイズ"を注文したのですが。

 

 

 

 

なんでこれが"小"やねんっ!? (ほな、大はどんだけデカいんや?)

 

・・・と文句言いながらも美味しくて、ところてんのような食感の涼粉をツルツルいただきました。

 

 

 

 

お昼たっぷり食べたので、夜は軽めに・・・と。

 

 

 

 

宿泊したホテル(花園大飯店)内のレストランへ。

 

 

 

 

 

うん。 ここもビールは冷えてて合格。

 

 

 

 

 

昨日美味しかったペポカボチャ?の千切りを含め、ビールに合うサックサクのネギ餅(薄いお好み焼きみたいな感じ)と優しい味の肉団子入りスープ。

 

 

 

 

 

で、やっぱり、麺。

麺の材料が違うので、噛んだ時の食感やコクが違って面白い。

 

 

 

 

 

そしていよいよ最終日のお昼は。

 

 

 

またまた、紫泥369。

 

 

 

 

口コミで一番人気のこちら"黄米涼糕"は、もち米の優しいおやつのような甘さ。

 

 

 

 

 

一方こちらは。

揚げナス・・・をかる~く飴でコーティングしたもの。

 

茄子料理を注文したところ、揚げたのと冷たいのとどっちがいいかと聞かれたので揚げたのと答えたら、まさかのデザート的な一品が登場したのでした。

ご飯という感じではなかったけど、これがなかなか美味しくて、おナスってデザートにもなるんや・・・とびっくり。

 

 

 

ちなみにこの時注文したビールは全然冷えていませんでした。

昨日はばっちり冷えてたのに、なぜ?

 

 

 

そんなこんなで、麺を中心に食べまくった大同旅。

大同ではお酢も特産のひとつでして。

 

 

 

こんなのがあるお店。

 

 

 

 

味見もできて気に入ったのを量り売りしてくれるので、自宅用に購入。

 

 

 

 

家に帰って早速餃子といただきました!

 

 

大同のもぐもぐ。美味しいのはもちろん、安い!   

以上、大同もぐもぐレポでした。 


大同旅その3 断崖絶壁にお寺が! 足がすくむような懸空寺

2018-07-20 21:18:59 | 中国国内旅行 2018.7 大同

大同観光2日目。

今日は郊外へ行くので、ホテル(大同花園大飯店)のビジネスセンターでタクシーをチャーター。

向かうは。

 

 

懸空寺!

市内から1時間半ほどのドライブで到着です。

 

 

 

 

 

なんか、ものすご~いご先祖的な人がアピールしてる看板を横目に進み。

 

 

 

 

 

さらに、ユラユラ揺れ度合いが半端ないこの橋を渡ると。

 

 

 

 

 

右手の崖になんか貼りついてるっ!!!

 

 

 

 

 

おぉぉ~!

懸空寺です!

 

 

大きな岩に『壮観』とありますが、よ~く見ると『壮』の横にもうひとつ点がありますね。

 

唐代の詩人 李白がこのお寺を見て感激し『壮観』と書いたものの、いやいやちょっと待って!おれのこの感動、『壮観』の二文字では伝えきれへんわ!と、思わず点を一個増やしたのだった~。

 

 

・・・という言い伝えなのですが、いやいや、ほんまかいな?

(その辺は適当に流しておきましょう)

 

 

 

 

 

さて。

 

 

 

 

こんな崖に建つお寺なので、お寺に入る前にスタッフが人数制限しています。

 

北京では随分"並ぶ"という概念が一般化してきましたが、ちょっと地方へ行くとまだまだ。

少しの隙間でも入り込もう! あわよくばスタッフの目を盗んで進んじゃおうというおっちゃん、おばちゃん。

 

 

 

 

・・・あんたら。 いいから、落ち着け。

 

 

 

 

 

というわけで、ようやくお寺への参観が許されました。

細い入り口から入り、急な階段を上り。

 

 

 

 

 

人ひとり通れるくらいの細い通路を、ゆっくりゆっくり進みます。

 

 

 

 

 

なが~く伸びる細い木。

こんな細い木で、ほんまにお寺を支えられるんやろか?

 

 

 

ちなみに。

 

 

 

 

 

みんなの安全のために、揺らしたらあかんで!

 

 

 

 

そりゃ、そうや。 命にかかわるわ。

 

 

 

 

 

崖にはりついたお寺の通路を、私たちも壁にはりつくように進んでいきます。

 

 

 

 

 

というのも、欄干が結構低いから。

 

 

 

 

 

 

その欄干をがっしり握って、一歩一歩下っていきます。

 

 

 

 

 

最初こそ下を見たらドキドキしたものの私は特に高所が苦手ではないので、この辺に来ると意外とさくっと歩いていました。

 

 

 

 

全てこのような通路かと思いきや、突然。

 

 

 

 

 

洞窟!?

この出口はかなり細かったのですが、抜けられない大柄な人とかどうするんやろ?

(お寺の中はすべて一方通行)

 

 

 

 

 

そんなこんなで、観光終了!

 

 

 

 

 

改めて下から見ると、ほんまよう造ったな~と圧倒されます。

このお寺の興味深い点は、"寺"とついていますが仏教、道教そして儒教の3つの宗教が一体化されているということ。

 

写真NGなのでアップできませんが、同じ部屋に異なる宗教が祀られているのは不思議な感じでした。

 

 

 

 

 

もともとは道家の"玄"、仏家の"空"をとって"玄空閣"という名前だったのが、その姿から"懸空寺"(懸と玄の中国語発音は同じ)と名前が変わったのだとか。

 

 

 

雨が降ると入場できないとか聞いていたので、晴れて良かった~! 


大同旅その2 大同市内観光:華厳寺・九龍壁などなど

2018-07-18 19:27:29 | 中国国内旅行 2018.7 大同

大同旅1日目。

雲崗石窟から市内に戻った後。何よりもまず・・・。

 

 

 

こんな、北京の前門エリアのようにすっかり観光地化されちゃった道をてくてく。

 

 

 

 

 

 

鳳臨閣 大同の大人気店。

 

中国の口コミサイト"大衆点評"を見ると、予約は取らないけど整理券を配るらしい。 夜の営業の整理券は14:30から配布開始と書いてある。

なので、絶対にこの日の夜にこのお店で食べられるよう、14:30にはお店に到着し無事整理券をゲット。(詳しくは別途書く予定です)

 

 

 

では、再び大同観光を始めましょう!

てくてく歩いていると。

 

 

 

・・・? なんかイベント?

 

 

 

 

 

目だけ少女漫画的なクマがうろうろしてた。

 

 

 

 

 

どうやらこの旅行の翌週、ジャッキーチェンの映画ウィークとやらがあるらしい。

(なので、大同のどこもかしこもジャッキー、ジャッキー、ジャッキー・・・  おなかいっぱい)

 

 

 

 

 

ジャッキーは置いといて、観光であります。

『華厳寺』

 

 

 

 

 

・・・の狛犬が可愛すぎ。

 

 

 

 

敷地内には時代の異なるいくつもの建築物があるのだけど、こちらは圧巻でした。

 

 

 

 

 

屋根の上のしゃちほこがかわいい!

 

 

 

 

 

写真禁止だったので中の様子は想像していただくしかないのですが、正面の仏様、左右にずらりと並ぶ像、天井にびっしりと描かれた絵。

見上げるだけで心が落ち着く空間です。

 

 

 

 

それにしても、ツバメの多いこと!

このお寺に限らず、大同の名所旧跡はツバメ率が高い!

 

 

 

 

 

続いて向かったのは、こちらの塔。

 

 

 

 

 

・・・に入るには、靴の上からカバーを履かねばなりませぬ。

 

 

 

 

順路に従って進むと、まずはなぜか地下一階。

 

 

 

 

金キラキン。

意味不明。

 

 

 

さくっと通過し、細い階段を上っていくと。

 

 

 

 

 

大同の街が一望!

 

 

 

 

 

 

水草がお行儀よく並んでらっしゃる。

 

 

 

しばし大同の街並みを眺めて再び地上へ。

 

 

 

 

 

大同ねこ!

 

 

 

華厳寺を後にして、次に向かった先は。

 

 

 

 

 

??? ロータリーに4つの門!?

 

 

 

 

・・・を超えて更にてくてく。

 

 

 

 

 

『九龍壁』

写真奥にチケット売り場。

 

 

ちなみに、無料です。

身分証(私たちならパスポート)を提示したら無料と書いてありましたが、何も提示してないのにサクッとチケットをくれました。

 

 

 

あまりに目立たないのか、私たちが訪れた時は観光客も少なく、半分くらいは地元のおっちゃん、おばちゃん、ちびっこ達。

 

 

 

 

九龍壁、独り占め!

 

これまで見たことがある北京の故宮、北海公園と並び、中国三大九龍壁のひとつ。 しかも最も古く最も大きいらしい。

 

 

 

 

なんという躍動感!

 

 

 

 

観光を終えて再び街中へ。

なんやろ? このお祭り的な雰囲気は?

 

 

 

 

両手にこれでもか!と串肉を持ったおっちゃんは、めっちゃご機嫌で音楽に合わせてノリノリ!

 

 

 

大同の夕方。

楽しそうな人々の様子を目にしながら、のんびりホテルへ。

無事、大同旅一日目が終わりました。

 

 

 

あちこちでジャッキーと目が合う、大同観光。


大同旅その1 雲崗石窟に圧倒される!の巻

2018-07-16 20:27:45 | 中国国内旅行 2018.7 大同

7/13~15、山西省は大同へ旅行しました。

朝早くのフライトで北京から約1時間。 あっという間に大同空港へ。

ホテルのチェックインだけ済ませたら、さっそく向かうは。

 

 

世界遺産『雲崗石窟』!

 

 

 

チケットは125元(2100円くらい)なので結構高い!

ちなみにこのずらっと並ぶ石柱は最近のものなので。

 

 

 

 

象さんを支える味わい深い人の顔をチェックしたら、サクッと素通り。

 

 

 

 

狛犬ラバーなので、こういうのはチェック。

 

 

 

 

 

こんな目に遭って、あらあら、お気の毒。

 

 

 

 

 

てくてくと歩いていく以外に、舟で風流に・・・という方法もあります。

舟よりも周りに集まる鳥類にくぎ付けの私。

 

 

 

 

このお手手にはもっとくぎ付け。

 

 

 

 

 

喉が渇いたら、何やら有難そうなお水を飲むもよし。

 

 

 

 

 

そんなこんなで、ようやく石窟観光はじまりはじまり~!

 

 

 

・・・なのですが、中に入れない石窟もあり少々残念。

 

 

 

 

 

とは言え、ど~んとこんな立派な建物の中に一歩足を踏み入れると。

 

 

 

 

 

うわぁ・・・。

 

 

 

 

見上げたまま固まる私。

 

 

 

 

 

壁という壁、天井という天井にびっしりと仏像や飛天などの彫刻が施されています。

 

 

 

 

 

ただただ圧倒されて見上げるばかり。

 

 

 

 

 

そんな私を見下ろす象さん。

 

 

 

 

でも、ちょっと待って!

ここって確か写真禁止では?

いいのかな? いいのかな? 写真撮っちゃっていいのかな?

 

 

 

 

 

「神様はちゃ~んと見てますよ」

 

 

 

 

ひえぇ~!

 

 

 

 

そうなんです。

写真禁止と聞いていたのであきらめていたのですが、石窟によって異なるようで・・・。

 

厳しく禁止されているところもあれば、係員がいても撮影OKのところもあり。

というわけで、今回アップしたお写真はすべて、係員の許可が下りた(と判断した)場所のものです。

 

 

 

 

 

それにしても、なんと素晴らしい・・・。

見上げていると何とも言えない静寂が心の中に広がり(周りはやかましいけど)、有難い気持ちでいっぱいになりました。

 

 

 

 

 

 

こちらの方は、これまでとは雰囲気が異なるな。

 

 

 

 

 

こちらの方も。 

友達の中に一人くらいはこういうお顔の人がいそう。(飲み会の予約とか任せといて!みたいな気配りできるいいヤツ・・・的な)

 

 

 

 

こんな感じで石窟は続きます。

 

 

 

 

 

彩色がほどこされていない仏像も。

この股関節の柔らかさよ!

 

 

 

 

 

ちなみに石窟の周辺はやたら燕が多かった。

 

 

 

 

 

こっそり奥から覗いている方もいらっしゃるので、お見逃しなく。

 

 

 

 

 

見学エリア最後はこちら。

いやもう。ただただすごいの一言。(ボキャブラリー乏しくてすみません)

 

 

 

 

 

石窟を見終わったら、博物館へ。

スタイリッシュな外観。 そして館内も。

 

 

 

 

 

うぉぉっ!

石窟関連で何年に何があったかが白い文字となって浮き上がるエントランス。

 

 

 

 

 

・・・を超えると、遠くに仏像が!(ただし、まだ製作中)

 

 

 

 

もれなく仏教の世界へ吸い込まれそう。

 

 

 

そんな中にいきなり。

 

 

 

 

占い!? しかもコンピューター!?

 

 

 

・・・これだけの遺産のそばで、なぜこれを作る?

 

 

 

博物館も堪能したので、それでは入り口に戻りましょう。

途中何やら歌声が聞こえると思ったら。

 

 

 

 

 

実に寂しいステージだった。

 

 

 

 

 

草むらにぽつぽつと石像が。 なんでここに放置されてるんやろ?

 

 

 

・・・と、帰り道はなにやら寂しい気持ちになってしまいそうですが。

 

 

 

 

 

やたら気合の入った狛犬に元気づけられて、復活!

 

 

 

 

 

最後はこんなお土産やさん&お食事ストリートを通り、無事、雲崗石窟観光終了です。


牛乳で育ったスイカは甘い!?

2018-07-10 21:41:39 | 北京暮らし いろいろ

北京では食品や日用雑貨など幅広い商品をネットで注文出来て、早ければ30分~1時間で配達してくれます。

 

その中で最近気になっているのがこちら。

 

 

 

箱入りの・・・スイカ!

 

まるでシマシマ網目が入ったメロンのような顔して届きましたが、スイカであります。

 

 

 

 

 

小ぶりのスイカ。

このスイカ、何が気になるって・・・。

 

 

 

 

 

その名も「牛乳スイカ」!

 

"牛乳飲んで大きくなったよ!"

・・・って、めっちゃ可愛い商品コピーまでついてるやん。

 

 

 

 

スイカを育てる過程で、水と牛乳を程よく撒いて育てたスイカなのだとか。

さてさて、お味は?

 

 

 

 

中華包丁で!

 

 

 

 

 

家に届いてから2日ほど経ってしまったので若干熟れすぎ感がありますが、これまで何度か注文したスイカはどれも皮が薄くて甘い!

 

 

牛乳の栄養分をた~っぷり吸い込んだスイカ。

この甘さは牛乳効果なんやろか???

 

お店(『毎日優鮮』)の会員だと350円くらいで買えます。(人気があるのか、現在品切れ中・・・)

 


大人気店『福満園』の分店 『福満圓』

2018-07-08 18:19:47 | 北京暮らし もぐもぐ編 中華

しばらく前のこと。

何やらスタイリッシュな中華のお店を発見。

店舗の規模も大きく、まるで創作中華でも出すような素敵外観。

 

 

近所を通りかかるたびに気になっていたので、チェックしてみました。

 

 

 

 

ワールドカップ中ということで、国旗がずらっとね。

 

 

 

このお店の名は 『福満圓』。

朝陽区新源里16号 琨莎中心2座1階102

 

 

 

・・・ん? この名前でピンと来る方もいらっしゃるのでは?

 

 

そうです。

いつも店の外まで行列ができる大人気店『福満園』の分店なのです。

圓と園、字が違うので最初はバッタモン!?と警戒したのですが、れっきとした新店舗。

 

 

 

 

 

・・・にしても、味わい深い本店と違ってなんとも素敵空間。

 

 

 

 

 

 

 

素敵空間に敬意を表して、かんぱい。

 

こんなこじゃれた店内ですが、家庭料理が美味しい人気店なのです。

 

 

 

 

 

中が赤いお大根。 シャキシャキ、さっぱり!

 

 

 

 

冬筍好きなので、どこへ行ってもついつい注文。

 

 

 

 

魚卵とお豆腐。濃厚!

 

 

 

 

そして、このお店の大人気メニュー 太刀魚の醤油煮。

身がふっくら! ご飯と一緒にいただきたい~! 

 

 

 

 

 

 

と言いつつ、炸醤麺(ジャージャンメン)。

 

 

 

更に。

 

 

 

 

マントウ(肉まんの具なしみたいな感じ?)に卵液をつけて揚げたもの。

 

主食あんど主食。

 

 

いやぁ、期待を裏切らない美味しさでした。

 

 

中国 家庭料理ばんざい!

 


蓮の季節がやってきた!

2018-07-05 17:15:11 | 北京暮らし おでかけ編

北京の夏の楽しみと言えば、蓮!

毎年あちこちの公園に蓮を見に行くのですが、6月29日。早速・・・。

 

 

 

紫竹院へ行ってきました。

 

去年はこのくらいの時期に見頃が始まっていたのですが、今年はまだ咲き始めって感じかな?

 

 

 

この公園は無料なので。

 

 

 

 

 

みなさんの憩いの場!

京劇を高らかに歌い上げる人々。

 

 

 

 

こちらからは、なかなか素敵な合奏が。

 

 

 

 

中国楽器はもちろん、西洋の楽器も!

いいなぁ。楽しそう。

 

 

 

 

蓮が綺麗な公園ですが、他のお花もいろいろ咲いていまして、それらをバックに写真撮影する方も。

 

 

 

 

おっ、おばちゃん!!!

肩からかけてるそれは、敢えてのコーディネートか!?

 

 

 

 

さて、蓮エリアにやってきました。

 

・・・と、向こうからなんだかボリューミーな歌声が。

 

 

 

 

 

この写真に写ってる人たちみんな、おばちゃんの指揮&おじちゃん達の演奏に合わせて大いに歌い上げてます。

 

 

 

・・・地響きがするほどの歌声。

この暑い中、すごいな。

 

 

 

 

 

てくてく歩いて、舟乗り場に着きました。

 

 

 

 

この舟に乗って蓮を愛でるのが一番の楽しみ!

 

 

 

 

 

それでは、出発~!

 

 

 

 

 

気温は高いけど、水の近くは若干涼しい。

 

 

 

 

水面に映る蓮。

 

 

 

 

この公園には何種類もの蓮・睡蓮が咲くのだとか。

 

 

 

 

10分程度の舟の旅。

終盤のお楽しみは。

 

 

 

 

 

鴨エリア!

 

 

 

 

 

 

なんとっ!!! 誘導してくださるんですかっ!

 

 

 

 

 

…と思ったら、飛んでった。

 

 

 

 

まだまだ蕾が多かったけれど。

 

 

 

 

 

一部では本当に美しい蓮を楽しむことができました。

 

 

 

 

この夏、もう一度来ようかな。

 

 

 

 

他の公園の様子もチェックしたいので、7月は蓮を求めて公園めぐりになりそうです。


『蟠龍山長城』 自然のまま残る万里の長城

2018-07-02 21:25:42 | 北京暮らし おでかけ編

6月30日。

 

万里の長城へ行ってきました。

 

 

長城と一口に言っても北京郊外には何か所もありまして、今回訪れたのは。

 

 

 

 

蟠龍山長城』 

古北口鎮古北口村

 

入り口の案内図ですが、このざっくり感。 全くと言って参考になりません。

さらに中国語の下のアルファベットは英語ではなく、中国語のピンイン(中国語の読み方)。 日本語で言えばその読み方をローマ字で記載しているようなもので、外国人観光客には全く参考にならないよくわからない看板なのでありました。

 

 

チケットは25元。 入り口付近をふらふらしてるおばちゃんから直接購入というゆる~いスタイル。

 

 

 

では、さっそく長城へGO!

・・・と歩き出すとまず目にするのは。

 

 

 

 

はたらくおじさん。

長城の造り方説明らしい。

 

 

 

さらに進むと。

 

 

 

 

どろどろに汚れたアヒル。

茶色いの、カフェオレ色の、白茶まだらの・・・と色々いますが、種類が違うのか、あるいは汚れレベルが違うだけの元々は皆白いアヒルなのか?

 

 

 

アヒルに別れを告げさらに進むと。

 

 

 

えらい楽し気なアスレチックゾーン。

 

・・・やけど、誰もい~ひん。

 

 

 

 

 

そこから更に、このような舗装された階段をてくてく、てくてく。

 

 

 

するとようやく。

 

 

 

 

長城が見えてきた!

 

 

 

 

 

おぉ~。

 

 

 

 

今にも崩れそうな・・・。

 

 

 

ここから長城は左右に分かれていてどちらに進んでも良いのですが、いずれにしても。

 

 

 

 

道、狭っ!!!

 

 

 

 

歩いている時はそれほど感じなかったけど、こうして写真を見ると結構狭い道なのですね。

 

 

 

この道でお分かりのように、この蟠龍山長城は整備がされていないいわゆる"野長城"だそうで。

 

 

 

 

おぉ~!

これぞ、私が求めていた万里の長城!

 

 

 

 

 

・・・にしても、全然人い~ひん。

 

 

 

 

 

こんなとこをとぼとぼ歩いてて大丈夫か?  迷わへん?

 

 

 

大丈夫です。

 

 

 

 

要所要所にちゃんとマークが。

●は進んでOK、×は進入禁止。

 

 

 

 

 

整備はされていないものの、観光地としての管理はされているのですね。

 

 

 

 

 

ある程度歩いたところで、そろそろ・・・。

 

 

 

 

もぐもぐタ~イム!

長城で食べるおにぎりは最高です。

 

 

 

 

 

それにしても、全然観光客がいませんね。

 

 

 

 

 

 

実際は私たちと同じタイミングに20人ほどの欧米人トレッキング集団が、そしてその後は3~4組の中国人ファミリーとすれ違ったのですが、まぁその程度。

 

 

 

 

こんな素晴らしい万里の長城を独り占め。

 

 

 

 

この日も37度だか38度の真夏日でしたが、幸い雲が多く風も吹いていたので、なんとも心地よい長城トレッキングとなりました。

 

 

 

 

 

人の姿もなく、視界には延々と続く長城ばかり。

 

まるで時代を遡ったような、現実感のない何とも不思議な気持ちでいっぱいになりました。

 

 

 

こんな感じの長城なので、周りにお店は一切なし。

食料、水等の準備はぬかりなく! そして土の道は滑りやすいので、滑りにくい靴をおススメします!