北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)
北京の毎日をつづります。

春の故宮でお花を愛でる!

2021-03-31 20:14:51 | 北京暮らし おでかけ編(故宮)

大好きな故宮。

実は故宮のチケットはシーズンごとに異なり、4/1~10/31はオンシーズンで60元、11/1~3/31はオフシーズンで40元。

今日は値上がり前の最後の日ということで、行ってきました。

 

 

春の故宮です!

 

 

 

 

すでに観光客でいっぱいの故宮なので、メインのルートは避けて、今回は西側をまっすぐ進みます。

 

 

 

 

今日のルートはこんな感じ。

5時間かけてじっくり参観。

 

 

 

 

梨の花@寿康宮

 

 

 

 

ライラック@慈寧花園

 

 

 

 

 

楡葉梅@御花園

 

 

 

 

 

モクレン@御花園

 

 

 

 

 

モクレン@御花園

 

 

 

 

 

 

梨の花@承乾宮

 

 

続いて訪れたのは、以前も参観したこちら。

 

 

 

 

延禧宮。

 

 

 

ところが。

 

 

 

 

あらま。 修繕中。

左右にはライラックの木。

 

 

 

 

修繕してなかったら、西洋風の建築をバックにとっても美しい光景だっただろうなぁ。

 

 

 

 

 

ここはしょっちゅう修繕しているので、仕方ないですね。

 

 

 

 

 

さてさて、こちらは慈寧花園のカイドウ。

 

 

 

カイドウの花は見ごろまであと少し!という感じでした。

 

 

 

 

永寿宮は、お庭全体に大きなカイドウの木があるので、満開になったらどれほど美しいことか・・・。

 

 

 

 

 

 

今回も神武門に登って(要予約)、上から撮ったカイドウ。

 

 

う~ん。

見ごろを迎えるカイドウの花のために来週もう一回参観するか迷うところです。

 


映画2本《又見奈良》《你好,李煥英》&おばちゃん

2021-03-29 18:21:10 | 北京暮らし いろいろ

続けて二本、映画を観ました。

一本目はこちら。

 

 

《又見奈良(再会の奈良)》

 

 

監督は中国人、セリフも基本的には中国語ですが、日本の河瀨直美監督が製作に名を連ねている映画です。

ロケ地はすべて奈良。

 

 

中国残留孤児という難しいテーマのこの映画。

ポスターの高齢の女性が、すでに日本に帰国した残留孤児である自分の養女を探しに来日するところから始まります。

 

 

 

 

孫娘のような存在の若い女性(残留孤児二世)、さらに偶然知り合った元警官(演じるのは國村準さん)と一緒に養女の行方を探すのですが、なかなか手掛かりがつかめない。

 

 

 

 

 

ユーモアを交え全体を通して優しい時間が流れる映画。

とは言え、厳しい現実も描かれます。

観客に解釈をゆだねるラストの余韻も良かった。

 

 

それにしても、この映画のポスターがとても美しい。

何種類かあるのでご紹介します。

 

 

 

 

春バージョン。

 

 

 

 

夏バージョン。

 

 

 

 

秋バージョン。

 

 

 

冬バージョン。

 

 

 

 

 

和紙で作ったようなあたたかみのあるポスター。

 

日本での公開があるのかわかりませんが(国際映画祭などでは上映されたようです)、機会があれば観ていただきたい映画です。

 

 

 

 

もう一本はこちら。

 

 

 

 

 

《你好,李煥英》

 

右端の女性が監督&主演を務める映画。

春節、つまり日本でいうお正月映画として封切られかなりの高評価だったので観に行きました。

 

 

 

 

・・・が。

正直な感想を述べると、まあ、普通だったかな?

 

 

ある事故がきっかけで過去へタイムスリップした主人公。

そこで若いころの母親に会い、なんとか母親に喜んでもらうべく奮闘する・・・という様子が笑いあり涙ありで描かれているのですが、どうやらこの主役兼監督の女性は実際に母親を亡くしているとのことで、その思いからこの映画を作ったんだなぁというのは伝わってきました。

 

 

 

ところで。

 

 

 

映画を観たのは平日だったのですが。

 

 

 

 

 

ガラガラ。

 

 

 

 

ぜいたくだ~!

 

 

ちなみに封切られたばかりの映画とか週末は、ほぼ満席になることもあります。

 

 

 

そんなガラガラの映画館。

二つ目に紹介しました《你好,李煥英》。 場内も暗くなりいよいよ始まる!というその時。

 

一人のおばちゃんが私の方にやってきて、一言。

 

「この映画って、《李煥英》?」

 

 

 

おばちゃんっ!!!

何見るか知らんと来たんかいっ!!!

 

 

 

そうだと答えると、今度は。

 

 

 

「な~んや、それやったら何回も観たわ」

 

 

 

 

・・・おばちゃん。 一体何しに来たん?

 

 

 

でも結局最後までちゃんと観てたおばちゃんなのでした。

 

 

 


「北京地下城」・・・の入口だけ見られる展示場

2021-03-27 21:54:44 | 北京暮らし おでかけ編

北京地下城。

それは、今はもう見ることができないものすご~く大きな防空壕のようなもの。

 

前回の駐在時(2005年)に参観したことがあったのですが (詳しくは → この日のブログ)、2015年にふたたび探しに行ったところ、すでにそこには存在しませんでした。(詳しくは → この日のブログ

 

 

ところが!

昨年ネットで「北京地下城」なるスポットを発見! これは行ってみるしかないでしょう!

 

 

 

やってきました。

北京市东城区草厂五条与西兴隆街交叉口

 

 

 

実はこれまで3回くらい訪れたのですが、春節前後なが~いお休みで閉館してたり、お昼は1時間しっかり休んで閉館してたりとなかなか参観にこぎつけず。

 

今日ようやく中に入ることができました。

 

 

 

 

館内には当時の写真とか。

 

 

 

 

当時の記録など。

 

 

 

・・・と、目の前に現れたのは!

 

 

 

 

地下城への入り口や~!!!

 

 

 

ひゃっほ~! やっと地下城を見られるぞ!!!!!

 

 

 

 

と、喜び勇んで夫が階段を降りようとした次の瞬間。

 

 

 

 

「階段降りたらあかんっ!!!!!」

 

 

 

 

見学不可だそうです。

見るだけだそうです。

しょぼん・・・。

 

 

 

 

この展示場。かな~り狭い上にほとんどが写真や記録が展示してあるだけ。

仕方なく壁一面に貼られた写真を眺めていたら。

 

 

 

 

ん!?

この左側の様子。 私が以前見た本物の地下城じゃないですか!

 

 

 

そうそう!

こんな感じで参観したんです!

 

地下城を参観できたのは何故か外国人だけ。

中国人は参観が認められなかったので、私が参観した時も欧米人と一緒でした。

 

 

 

 

 

この資料の中の・・・。

 

 

 

 

このチケット!

私もこれを買ったような記憶があるぞ!

 

 

 

と、気持ちが高ぶるも、どうしても気になるのがその横にある・・・。

 

 

 

 

 

これ。

鼻の針治療図なのか? なんでこれがここに???

 

 

 

 

 

館内には最近の流行りなのか、自由に押せるスタンプ。

 

 

 

というわけで現在このスポットでは地下城の入り口のみ見られるわけですが、地下の修繕を進めていて将来的に公開予定だそうです。

 

 

 

 

2005年に訪れた時の写真。

中の撮影は禁じられていたのですが、数年前にネットで見つけた内部の写真。

 

 

 

 

 

 

こんな所をガイドさんに連れられて歩きました。

 

 

中は本当に広く、病院や映画館もあったそうです。

天津まで続いていたというのですが、本当ならすごすぎる!

 

 

 

 


観光客が一気に戻ってきた! 故宮観光

2021-03-25 17:08:17 | 北京暮らし おでかけ編(故宮)

故宮博物館のチケットは、オフシーズンは40元(約650円)、オンシーズンは60元(約1000円)となります。

4月からはオンシーズン価格になるので、今のうちに…と出かけたところ。

 

 

うわっ!!!

一気に人が増えてる!!!!!

 

 

 

 

なんか素敵な装束の人もいるっ!!!

 

貸衣装で観光するのがちょっとした流行なんかな?

 

 

ここではまず健康アプリで問題ないことを示すのだけど、きちんと並べとスピーカーでガンガン案内があるのに聞いちゃいねえ人たちがいっぱい。

スタッフがついに・・・。

 

 

 

「そこっ! 何やっとんじゃ!!! ちゃんと並ばへんのやったら、最後尾からもっかい並ばせるぞ~!!!!!」

 

 

スタッフ 激オコ。

 

 

 

 

コロナも落ち着いているので国内移動も可能となり、地方からの団体観光客が一気に増えた故宮。

 

 

 

 

 

こんな感じ。

 

 

 

 

 

今年1月のこのガラッガラな故宮にはもうお目にかかれないな。

 

 

 

 

メインの中軸線は皆が観光する場所なので。

 

 

 

 

それを避けてこの日は東側へ。

 

 

 

 

 

鐘表館。

 

 

 

 

 

イギリス、フランスなど海外の時計、そして中国広州を中心とした国内の時計が並びます。

 

 

 

 

凝りに凝った時計がずらり。

 

 

 

 

海外からのものは、こってりこてこて。

 

 

 

 

ヤギの毛並みがすごい。

 

 

 

 

 

 

この日チェックしたかった時計はこちら。

 

 

 

 

 

文字を書く人・・・が一段目に位置している時計。

注目すべきは一番上。

 

 

 

 

 

小さい人形が定期的に時を告げると同時に背中合わせに離れていくのだけど、離れていくのに合わせて二人の間に横断幕がびろ~んと広がっていくらしい。

 

 

この仕組みは今も動くことは動くようですが、保存のために実際に目にすることは無理。

見てみたいなぁ。

 

 

 

 

 

こちらは九龍壁。

この中に一か所だけ他と違う部分があるのですが、どこでしょう?

 

 

 

 

 

 

 

こちら。

下の方、よ~く見ると色が少し違います。

実はここだけ木製なんです。

 

 

職人がうっかり瑠璃板を壊してしまったけれど、新たに作り直すには時間がない!

そこで木をはめこんでごまかしたところ、幸いにも皇帝に気づかれずに済んだ・・・という話。

 

 

ですが、作り話だという説もあるみたいです。

 

 

 

 

それではここから、珍宝館へ。

 

 

ここでもチェックしたいお宝がありました。

こちら!

 

 

 

 

玉で作ったものですが、右側には少女が彫刻されています。

そして、中央の扉。

すこ~し隙間があるのがわかりますか?

 

 

 

 

実はこの反対側にもう一人少女の彫刻があるんだそうです。

扉の隙間から二人がお互いをのぞいている・・・という構図だとか。

 

ガラスにはりついてじっくり見てみましたが、残念ながら反対側の少女の姿は見えず。

う~ん、ここは是非うしろに鏡を置くとかしてその構図の妙を見せてほしいなぁ。

 

 

 

 

 

というわけで、メインを外した故宮観光はほぼ終了。

 

 

 

 

最後に神武門のイベントを再度チェック。

・・・というより、門に登りたかったのでした。

 

 

 

参観後は、故宮の門を出てすぐの「角楼カフェ」へ。

大きいサイズを注文すると好きなデザインのカップを選べるのですが。

 

 

 

 

イラストが春バージョンになってた!!!

季節ごとに変わるのかな? 

 

 

 

 

 


横綱鶴竜関 お疲れさまでした

2021-03-24 21:30:29 | 北京暮らし いろいろ

本日、横綱鶴竜関の引退が発表されました。

 

色々な記事やコメントで横綱の人柄の良さ、品の良さ、頭の良さ(美しい日本語!)、生真面目さを目にしてきました。

一方で、巡業や稽古の報道の中で、相撲に対しての非常に厳しい姿勢を見ることも。

 

 

 

 

以前彫った、鶴竜関の消しゴムはんこ。

 

 

横綱鶴竜関、お疲れさまでした。

これからの親方としての活躍を楽しみにしています!

 

 

 


今年も明城壁遺跡公園の梅を見に

2021-03-23 19:09:38 | 北京暮らし おでかけ編

今年もまた。

 

 

 

明城壁遺跡公園の梅を見に行きました。

 

まだ見ごろには早いかな~と思ったのですが。

 

 

 

 

きれいに咲いています!

 

 

 

 

 

突風が吹いたこの日。

青空バックに美しい梅。

 

 

 

 

色もさまざま。

50種類以上の梅が植えられています。

 

 

 

 

・・・にしても、風が強い!

 

 

 

 

 

奥の柳がぐい~んとしなってる。

 

 

 

 

 

城壁の旗も、強風にあおられ、ばったばった!

 

 

 

そんな中でも。

 

 

 

 

 

赤いお衣装に身を包んだおばちゃんたちは、撮影に夢中。

 

 

 

 

 

 

 

明の時代の城壁をバックに、美しい梅!

こんなに咲いている場所もあれば。

 

 

 

 

 

これから!というところも。

 

 

 

 

 

ピークは今週末かな?

 

 

 

 

 

今週末も青空にめぐまれますように。

 

 

 


円明園パスポートでスタンプラリー!

2021-03-21 21:37:45 | 北京暮らし おでかけ編

先週。

それはそれはごっつい黄砂が吹き荒れた日以降、1週間ずっとすっきりしない日が続きました。

その中でもまだ空気がマシだった日にでかけたのが、こちら。

 

 

 

円明園!

牡丹の季節、ハスの季節、紅葉の季節・・・と何度も訪れていますが、こういう中途半端な時期は初めて。

 

 

 

観光客も少なくて、のんびり散策できます。

 

 

 

 

 

キラッキラの金の鯉。

・・・の真ん中に、鴨。 大丈夫か?

 

 

 

 

黒鳥ファミリー。 

ふわっふわの子供がかわいい。

 

 

 

 

 

ここでも、最近あちこちで目にするご当地(?)アイス。

味はまあ、普通です。

 

 

 

 

 

さて、人が少ないのを狙ってやってきたのには理由がありまして。

 

 

 

取り出したのはいつもの・・・。

 

 

 

 

水晶!

円明園の貴重な遺跡を水晶に閉じ込めました。

 

 

 

 

 

その後、ぶらぶらと園内を散策。

 

 

 

 

迷路にやってきました。

皇帝の前で灯りを手にした女性たちが優雅に迷路を楽しんだというスポットですが、何度来てもうっかり迷ってしまう、あなどれない迷路。

 

 

 

 

 

ここでも水晶。

 

 

 

そして、迷路をクリアした暁には、やっぱり。

 

 

 

 

 

水晶。

 

思いがけない場所でおもしろい写真ができあがるので、重たい水晶ですが持ち歩いています。

 

 

 

 

 

 

なんといっても広すぎる円明園なのでここからは、この車にのって一気に戻ります。

 

観光客が少ないので、友人と私、二人貸し切り!

最後尾に座って。

 

 

 

 

風を受けて走るぞ~!!! 楽しい~!!!(でも、空気悪い~!)

 

 

 

 

さてさて。

今回ゲットしたのがこちら。

 

 

 

円明園パスポート!(45元 約750円)

 

 

 

 

 

このように、購入時は文字だけですが。

 

 

 

 

 

 

円明園のあちこちに置かれているスタンプを探して。

 

 

 

 

 

ぽんぽんぽ~ん!

 

 

 

 

 

円明園のスタンプラリーなんです!

 

 

 

この日参観をほぼ終えた時点でこのパスポートを購入したので半分しかゲットできませんでしたが、まだまだ訪れる機会はあるので、その時にガッツリ残りのハンコを押したいと思います!

 

 


中国一美しいといわれる書店《鐘書閣》へ! 

2021-03-19 18:13:36 | 北京暮らし おでかけ編

 

 

《鐘書閣(融科店)》

 

 

 

 

 

上海を拠点に全土約30店舗を展開する《鐘書閣》。

中国一美しい本屋ともいわれています。

 

 

 

 

 

 

階段は急なうえに狭いので、上りと下りに分けられています。

 

一歩足を踏み入れると、まるで昔見た映画の中に入り込んだような気持になりました。

 

 

 

 

おもむろに水晶を取り出して撮影してみるも・・・。

 

 

 

 

 

あらら。

なんか中途半端な写真しか撮れませんでした。ざんねん・・・。

 

 

 

ざんねんと言えば。

 

 

 

 

ぴんくのクマさん。

 

これ、ケーキなんです。

動物をかたどったケーキ。

数年前に一気に流行して今はあまり見ないのですが、店内のカフェで久しぶりに目にしたので食べてみると。

 

 

 

なんというか・・・。中途半端なヨーグルト味のムースっぽい、でも固い、う~~~ん。

という味でした。

 

 

今の北京なら美味しいケーキはいくらでも手に入るのに、これだけデザインにこだわった本屋さん内のカフェで提供するケーキの味としてはびっくりだったのでした。

 

 

 

 


北京動物園 やっぱりパンダは最高!

2021-03-17 18:57:35 | 北京暮らし おでかけ編

「やあやあ。パンダです」

 

 

 

北京動物園へ行ってきました。

コロナの影響で北京動物園も事前予約制。

 

 

 

空気もイマイチだったので、パンダ館だけをざっくり見ることに。

 

 

 

 

後ろ姿がまた、かわいい。

 

 

 

 

朝9時前ということもあって。

 

 

 

 

もぐもぐタ~イム!

 

 

 

 

食べる、食べる!

 

 

 

 

 

ひたすら食べる!

 

 

 

 

なくなったら、次のもぐもぐを物色。

 

 

 

 

パンダは可愛い!というのは当然として。

 

 

 

だいたい、その右手はなんや?

 

 

 

 

実におっさんくさいポーズもパンダの魅力だと思っています。

 

 

 

 

 

おぅおぅ、どうした!?

 

 

 

 

 

じっと見てると実に表情豊か。

 

 

 

 

 

そして、当たり前だけど個体ごとに目や耳、手足の特徴があっておもしろい。

 

 

 

 

 

この日、パンダは合計7頭?だったかな。

 

ふらりと出かけてこれだけのパンダを愛でることができる北京動物園、ばんざい!

 

 

 

さて、この日のもう一つの目的は、動物園から徒歩数分の「中国古動物館」。

 

 

 

 

 

右は模型だけど、左は本物らしい。

 

 

 

 

 

マンモスも本物。

その大きさを改めて実感。

 

 

国土が大きいということは、こんなにざっくざっく恐竜やらなんやらの化石が発掘されるんか~!!!と改めてびっくり。

こちらも事前予約制だけど、恐竜キッズで大賑わいでした。

 

 

 


《妙法庄嚴》故宮博物院所蔵の法器展がすごすぎる!

2021-03-15 19:57:26 | 北京暮らし おでかけ編(博物館)

先日行ってきた展覧会が、これまたすごかった!

 

故宮博物院に所蔵されている法器(僧侶などが儀式に使う器物)の展覧会。

(この展覧会は終了しました)

 

 

「紫禁城600年大展が一生に一度目にすることができる展覧会というのなら、この展覧会は有史以来初めての目にするものである!」

 

 

なんとも自信たっぷりのうたい文句で紹介されていますが、いやはやほんま、その通りかも。

 

 

 

初めてお目見えする宮廷法器が続々登場!

故宮に所蔵されている百万点のうち、よりすぐりの113点を展示!(そもそも百万点って・・・)

 

 

写真では伝えきれないのですが、その美しい法器の一部をご紹介いたします。

(館内は撮影OK!ただしフラッシュは禁止です)

 

 

 

鈴と杵は一対で、鈴の音は人々を鼓舞し、杵は煩悩を消す象徴だそうです。

 

 

 

 

舎利を入れる容器。

 

 

 

尊勝仏母。

 

 

 

 

 

須弥山曼荼羅。

中央に世界の中心と考えられる須弥山がそびえ、まわりには海や大陸。須弥山の頂きには仏が住む宮殿が建てられています。

 

 

 

こちらも須弥山曼荼羅。

よ~くみると。

 

 

 

月と日の文字。

 

 

 

 

儀式の時にお香を焚く器具。

 

 

 

回した数だけお経を唱えたのと同じ功徳が得られるという、マニ車。

 

 

 

 

こちらは琺瑯のマニ車。

 

 

 

驚いたのは、お骨を用いた法器!

非常に美しい装飾で全くそれとはわからないのですが、苦手な方はこの先写真3枚、さささ~っと早送りしてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここからは再び法器のご紹介。

 

 

 

表面に般若心経が記された玉の鉢。

 

 

 

 

ほら貝を加工した法器。表面には七体の仏さまが彫られているのだとか。

 

 

 

 

 

真ん中の窓をのぞき込むと、中には仏さまが。

 

 

 

 

 

こちらは、法衣。

象牙の装飾が素晴らしい~!

 

奥の壁に、装着した時の様子が映し出されています。

 

 

いやぁ、語彙力なくて申し訳ないくらい、すごい!しか出てこない・・・。

 

 

 

それでは、最後に。

私好みの展示物があると夫が言うので見に行くと。

 

 

 

あらっ!

 

五供養。

五つの色、声、香、味、触の五境を指し、それぞれ鏡、琵琶、ほら貝、鉢、シルクでイメージされているのだとか。

 

 

 

 

琵琶だ。

 

確かに可愛い!

 

 

 

以上、有史以来のすっごい展覧会・・・かもしれない法器展のレポでした。

 

 


簡単アレンジ チャイナ風パンダスリッパ

2021-03-13 18:51:50 | 北京暮らし いろいろ

新しいスリッパが欲しくて探したのですが、これというものが見つからず。

そこでとりあえず、つなぎのつもりで作ってみたのがこちら。

 

 

ホテルとかでいただけるスリッパをベースに、家にあった小物を縫い付けてみました。

 

 

 

 

両方の房は、微妙に色が違います。

 

 

 

 

 

房はネットで買ったもの。

パンダは上海の市場でゲットした安~いものなので。

 

 

 

 

 

 

どのパンダも肩パッドが入ったようなイカリ肩!

それもまた、味があるかな。

 

 

 

 

思いがけずお気に入りのスリッパができあがりました。

 

(ただ、スリッパ自体が頑丈でないので、長持ちは期待できなかな)

 

 

 

 


久しぶりに南鑼鼓巷へ 意外と猫遭遇率高し!?

2021-03-10 18:36:08 | 北京暮らし 街歩き

久しぶりに南鑼鼓巷(なんるおぐーしゃん)エリアに行きました。

ここはもう、週末ともなれば人でごった返し、花火大会のように頭しか見えなくなるほどのエリア。

コロナの影響で変化はあるでしょうが、人気スポットには変わりないようです。

 

 

 

でも、冬の午前中なら人も少なめでまだ大丈夫。

 

 

 

 

 

なんのお店やったっけ?

 

 

 

 

 

これは・・・アイスクリームやったかな?

 

 

 

 

 

大白兎のお店。

中国の飴ちゃんで、ミルキーみたいな味。 

以前はスーパーなどでよく見かけたけど、最近はこんな店舗を結構目にします。

 

 

 

 

 

さて、こちらは「煙袋胡同」。

ここも観光地なのですが・・・。

 

 

 

 

おばあさんに肉体労働をさせるんじゃない!!!!!

 

 

・・・と思わず声をかけたくなるくらい、リアルな人形。

 

 

 

そこからてくてく歩いて。

 

 

 

雑貨屋さんと兼ねたカフェ。

 

KODO可多

鼓楼东大街190号 后鼓楼苑胡同2号

 

 

 

ここでのお目当ては。

 

 

 

 

可食シートがのったラテ。

画がかわいい~!!!

 

 

 

というわけで、ざっくり南鑼鼓巷エリアを散策しましたが、意外だったのが・・・。

 

 

 

 

 

あ!!! 猫!!!

 

 

 

 

 

こちらのお店にも黒猫さん!

 

 

 

目線ちょ~だい!

 

 

 

いただきました。

 

 

 

 

 

こちらの薬局には、毛長さん。

 

 

 

 

 

 

・・・の背後で、じっとりこちらを見てる子が!

 

 

 

 

目が合ってしまった。

 

 

意外と猫にも出会える南鑼鼓巷エリアです。

 

 


煎餅とジャージャー麵を求めて 後海界隈をぶらぶら

2021-03-09 18:40:00 | 北京暮らし もぐもぐ編 小吃めぐり(小吃部)

久しぶりに、什刹海(しーちゃーはい)界隈へ行きました。

 

 

銀錠橋。

ここに来るのは数年ぶり???

 

 

 

てくてく、后海(後海)方面へ。

すると・・・。

 

 

 

 

 

あ!遛鸟(りうにゃお)!!!

つまり、鳥のおさんぽ。

 

 

 

 

鳥かごをぶらぶらぶら下げてお散歩するおじさんの姿をよく見かけます。

 

 

 

 

 

きれいな鳥~!

 

 

 

 

鳥さんぽ仲間で集まってるのかな?

(圧倒的におじさんが多い気がする。 おばちゃんの鳥さんぽって見た記憶がないなあ?)

 

 

 

 

水面には仲良しのカモ。

 

そして、反対側には・・・。

 

 

 

 

おじさんっ!?

 

 

ここで泳ぐ人々は健在です。

(ちなみにこのおじさん、筋肉バキバキでした)

 

 

 

 

さて。

本日の目的は小吃食べ歩き!

 

 

 

 

このブログで何度かご紹介しております、ミシュランの星をゲットした炸酱面(ジャージャー麵)のお店。

 

 

 

 

 

ミシュランのお店になった後も、フレンドリーなお店の応対は変わらず。

1碗20元(330円くらい)。

 

 

 

 

トッピングはごくごく普通。

醤(ジャン)ももちろん美味しいのですが。

 

 

 

 

私はここの麺が好きです。

甘みがあってモチモチ。

 

 

 

小吃食べ歩き二つ目は、このジャージャー麵のお店のすぐそばにあるこちら。

 

 

 

 

 

市場内の煎餅(じえんびん)。

中華風クレープとでもいうのかな。

 

 

 

 

 

ここの特徴は中に挟む揚げパンのようなものが多めで、本当にサックサク! 

サ~ックサク!なんです。(大事なことなので二度言う)

 

 

 

 

こんなごく普通の市場の一角で。

 

 

 

 

1個7元(115円くらい)で食べられるうまうまB級グルメ。

 

 

その場でミキサーで作ってくれる豆乳も売っているので、今度はそれも試してみよう!

 

 


博物館で月の土壌を見て、MUJIとか銀だことか

2021-03-07 19:17:09 | 北京暮らし おでかけ編(博物館)

昨日はまたまた国家博物館へ行きました。

博物館は無料なのですが、事前予約が必要です。

 

 

9:00-10:00、10:00-13:30、13:30-15:30に入場時間帯が分かれていて(入場後は、いつ退出してもOK)。

 

 

 

この日は9:00過ぎに到着。

健康アプリを提示してから、外国人は入り口の脇で予約時のQRコードとパスポートを提示すればOK。

 

その後かなり厳しいセキュリティチェックを通過してようやく参観できます。

 

 

 

この日のお目当てはもちろん!

 

 

 

探査機「嫦娥5号」が月面から採取した土壌サンプルの公開が始まりました!

 

 

 

・・・が、正直近くで見てもよく見えないんですよね。

これが月から来たんだなぁ。 

 

 

 

 

 

なんか不思議な感じです。

 

 

 

さて、人々が月の土壌に惹きつけられている間に私たちは。

 

 

 

 

 

以前も参観した、「古代服飾文化展」。

 

前回は40分待ちの行列だったのに、今回は朝イチということもあってガラガラ!

のんびり、ゆったり。いやぁ、なんと贅沢な博物館鑑賞。

 

 

 

チンギスハンの肖像画。

これ、複製品と書かれていなかったので本物???

 

 

ものすごい所蔵品にもかかわらず、実にさらっと展示してありました。

とにかく長い歴史の中国。なので博物館の所蔵品がどれもこれもすごすぎて、かなりすごいものでも埋もれてしまう感じ。

 

 

 

 

一通り服飾展を参観して、ふと階下を見ると。

 

 

 

うわっ! すごい人!

 

やはり朝イチに来て正解でした。

 

 

 

 

 

こちらは常設展。

古代陶器の展示。

 

 

 

 

 

こちらは、海洋貿易をテーマとした展示なのだけど、これらはすべて沈没した船から見つかったのだとか。

 

とにかく広い博物館なので、今後も足しげく通って展示を楽しむ予定です。

 

 

 

 

 

一方、月の土壌展示はまだまだすごい人だった。

 

 

 

 

博物館を出てそのまま前門へ。

 

 

 

 

前門のとあるお店。

せっせと作業したはる…と思ったら。

 

 

 

人形やった。

(最近こういうリアル系が多いなぁ)

 

 

 

この日のランチは前門にあるMUJI(無印)で。

 

 

 

ランチ。

 

 

 

 

カルピスを使った可愛いドリンク。

 

 

 

こちらはハンバーグ定食。

なんだか懐かしい盛り付け。

 

 

 

おなかいっぱいの私たちが次に向かったのは、若者の街(?) 西単。

いやぁ、同じ北京でもエリアによって全然客層も雰囲気も違います。

東京でいうと、渋谷や原宿に来たような感じなのかな?

 

 

 

そんな場違いな私たちがわざわざここに来た目的は!

 

 

 

 

築地 銀だこ!

 

 

 

 

北京にもあるんです。

作りたてじゃなかったのが残念だけど、タコがしっかり入ってて美味しくいただきました。

 

 

 

~おまけ~

 

 

博物館内の自動販売機。

水を買おうと見てみるとあったかいのと冷たいのとがあったのだけど、支払い完了と同時に有無を言わさず勝手に商品が出てきました。

 

さて、あったかいのかな? 冷たいのかな?

 

 

 

答えは・・・。

 

 

 

なまぬる~い水でした(^_^;)