北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)
北京の毎日をつづります。

モンゴル旅その3 牛だ!馬だ!!羊だヤクだ!!! アニマル王国の草原へGO!

2018-08-30 19:39:15 | 海外旅行 モンゴル 2018.8

モンゴル旅の続きです。

 

8月13日。 ウランバートル。

本来ならその前の日にウランバートル市内をぶらぶら観光するつもりでしたが、思いがけない洪水&列車の遅延のためそんな時間はなくなり、結局この日の朝。

 

 

 

さくっとチンギスハーン広場へ。

ホテルから歩いて行ける距離にあったのでふらりと。

 

 

さて、この日はウランバートルから車で1時間半ほどの距離にある"テレルジ"という草原へ移動します。

宿泊を予約していたゲルに送迎をお願いしていたので、予定の時刻にちゃんと迎えに来てくれました。

 

 

 

・・・が、彼女はモンゴル語only。 

この日もまた、ボディランゲージが大活躍です。

 

 

 

ゲルに向かう途中。 こちらは何も言っていないのに(そりゃそうや。言葉が通じひんもん)、観光地"亀岩"へも立ち寄ってくれて感激。

 

 

 

ウランバートル中心地はかなりの車で渋滞していましたが、あっという間に車窓から見える景色は草原ばかり。

 

 

 

 

 

牛が通せんぼ。

 

 

 

 

羊も通せんぼ。

 

 

 

動物好きにはたまらない道中。 ワクワクしてきます!

 

 

 

 

 

無事、この日の宿泊地に到着~!

 

 

 

 

 

私たちのゲル。

綺麗に掃除もされていますが、ここはゲル。 

ハチやらハエやら蛾がぶんぶん、ぶんぶん。

 

 

日本から持ってきた"押すだけベープ"が大活躍でございました。

 

 

 

 

さて、今回宿泊したゲルは、ネットで見つけて直接申し込んだモンゴルゲル。

 

 

 

そのサイトは日本語、英語両方の表記があり、メールでのやり取りも全て問題のない日本語だったので、てっきり現地に日本語or英語ができる人がいるのかと思っていました。

(写真はイメージです。ゲルの周りをちょっと歩くだけで色んな植物が見られます)

 

 

 

 

 

ところが。

私たちをゲルに案内しただけで、その後は何のアクションもなし。

(写真はイメージです。 ゲルの周り・・・以下同文)

 

 

 

 

ゲルにぽつ~んと放っておかれた私たち。

 

 

 

 

 

 

 

え?? そもそもチェックインとかどうすんの?

 

 

 

ていうか、チェックインどころか敷地内を調べてみてもそんなスペースすらない。

一見それらしき部屋があったので入ってみたら、完全によそ様のお宅訪問になってしまった。(おそらくオーナー宅)

 

 

 

 

・・・・・おいおい、どないすんねん。

モンゴル語わからへんから、一切なんにもできひん。 質問すらできひん。

 

 

 

 

 

 

 

途方にくれる私たち。(と、モンゴル民族楽器 馬頭琴)

 

 

 

 

結論から言いますと、他の日本人宿泊客をアテンドしているガイドさん2~3人が協力して私たちの面倒を見てくれました。(うち一名は、オーナー一族かもしれない)

 

どうやら私たちみたいに直接ゲルに宿泊を申し込む人はいないのか、みんな現地旅行社とかどっかを通してゲル宿泊込みのプランを組んでもらっているようで、今回一緒になった日本人客3組にそれぞれ日本語ガイドさんがついていました。

 

 

 

 

そんなわけで、身振り手振り全開でモンゴル語onlyのスタッフと必死の交流をしていたのは私たちのみ。 

どういうわけか食事も必ずグループごとのテーブルで。 周りからは和やかな日本語での会話が聞こえてくる中。

私たちは・・・。

 

 

おまえアメリカンかいっ!的なボディランゲージ全開で、一切ことばが通じないモンゴル人女性(その態度のデカさからすると、もしかしたらオーナーかも)と、お食事タイム。

 

 

 

 

・・・なぜだ???

 

 

 

 

でもでも、周りの日本語ガイドさんのおかげで、先ほどの民族衣装写真とか。

 

 

 

 

これは是非!と思っていた乗馬にも挑戦することができました。

 

 

 

 

 

 

乗馬の準備をしてくれるスタッフ。

私はこんなカバーを足に巻きます。

 

 

 

 

 

ガイドさんの後ろ、紐でつないでもらってぱかぽこ、ぱかぽこ。

 

 

 

この草原では牛、馬、ヤク、羊が自由に草をはんでいるのですが、私たちが近づくと。

 

 

 

 

 

「ちょっ・・・! こっち来るん?」

 

みたいな目で見ながらも。

 

 

 

 

 

適度に距離を置いて、またもぐもぐ、もぐもぐ。

 

 

 

 

 

馬もその他動物も知り尽くしているガイドさんがわざと牛たちの群れに飛び込んでいくんだけど、動物たちはお互い「もぅ、勘弁して~な~」くらいのゆるい反応。

 

 

 

 

 

 

なんとも平和な草原なのです。(この牛の顔!!!)

 

 

 

 

 

ちなみに私たちが乗ったお馬さん。 

カップルなのか、隙あらばべたべた、ラブラブ。

 

 

 

 

さて、乗馬から戻ってくると。

 

 

 

 

 

ゲルの組み立てを見せてくださいました。

組み立ての仕方はシンプル。 あとは慣れるだけ!

 

どうやらモンゴルで一式販売しているようなので、興味のある方は日本でゲル生活でもいかが?

 

 

 

 

 

さて。この時期、モンゴルの日の入りは夜の8:00頃。 

またまた身振り手振り全開の晩御飯を終えても、外はまだ十分明るい。

 

 

 

 

砂浴びをするお馬さん。 ゴロンゴロンしてますわ。

 

 

 

 

 

こちらはリス!!! あちこちにリスの穴があり、これはそこからひょいと顔を出した瞬間。

 

 

 

 

 

草原にぽつんとあるゲルの周りに、なぜか集まるヤクたち。

 

 

 

なのですが、私がその光景をじっと見てると、これまた言葉が通じないモンゴルのおじちゃんが

 

「ヤクのことなら俺に任せな! 写真撮りたいならもっと近くで見られるで! 俺にとってヤクは家族同然だからな!」

 

と言った(と理解した by ボディランゲージ)ので、柵を超えて近づくと。

 

 

 

 

 

あらら。

先ほどまで一心にもぐもぐしていたヤク達がそわそわと動き出したぞ。

 

 

 

そして、なぜか。

 

 

 

 

私(と、モンゴルのおじちゃん)に向かって。

 

 

 

 

 

「あざ~っす!」

 

 

 

整列してる・・・。

(モンゴルのおじちゃん、ドヤ顔)

 

 

 

 

そんなこんなで、モンゴル草原での一日が終わりました。

日が暮れたらいよいよ最大の目的、ペルセウス座流星群観測です!

 

 

つづきはまた、こんど。

 

 

 

 

 

 

 


首都博物館『都市・生活 18世紀の東京と北京』へ是非!

2018-08-27 21:19:43 | 北京暮らし おでかけ編

先日。

 

 

首都博物館へ行ってきました。

(以前、訪れた時のブログは → コチラ

 

 

 

 

日曜日の午前中。

意外にもこんな行列が!!!

(でも、お昼過ぎにはガラッガラになっていました。どうやら団体さんと一緒になったようです)

 

 

 

この日の目的はこちら。

 

 

 

 

『都市・生活 18世紀の東京と北京』

この展覧に携わった友人に教えてもらい、さっそく観に行ってきました。

 

この展覧。 

2017年に東京の江戸博物館で開催されたのが、北京でも開催されたのだとか!

 

 

 

 

私たちはチケットを首都博物館のネットサイトで予約していきましたが、予約していない方用の手続きエリアもあります。

パスポートは必要ですので、お忘れなく! (チケットは無料です)

 

 

 

 

地下のスペースが展示エリア。

 

 

 

 

結構広いスペースにずらっと展示品が並んでいます。

 

 

 

 

 

会場内はフラッシュは禁止されていますがカメラ撮影はOKとのことだったので、ブログでも写真を掲載します。

(もし何か不都合がありましたら、ご連絡くださいませ)

 

 

 

いろんな分野ごとに東京と北京の比較が展示されています。

 

 

 

 

 

まずは、絵巻物!

 

 

 

 

こちらはレプリカだったのですが、じっくり見れば見るほどそれぞれの町の息遣いが聞こえてくるようですっごく楽しい!

 

 

 

 

 

こちらは衣服の比較。

 

 

 

 

こんな風にテーマがいくつかありまして。

 

 

 

 

お子様の遊び道具とか。

 

 

 

 

暮らしの面では。

 

 

 

 

江戸ってこんな感じだったのか~と、じっくり観察。

 

 

 

 

どの国でもお勉強はだいじ。

 

 

 

 

中国 清の時代の風景。 なんとにぎやかな!

 

 

 

 

お遊びの面では。

 

 

 

 

 

日本のお相撲。 中国のお道具や壺。

 

他にも色んなテーマの比較があって、とってもわかりやすい!

中でも私が心を奪われたのは。

 

 

 

 

暦のエリア。

 

 

 

 

 

中秋の名月でしょうか。

美しい・・・。

 

 

 

中国の暦の影響を受けた日本の暦。 

その上でそれぞれ独自の暦、祝日を設けて今に至るわけですが、展示場のこのお月さまを見た瞬間、日本と中国って本当に縁が深い国だなぁ・・・と無条件に胸が熱くなりました。

 

 

 

 

 

中国に住んでいると、複雑な思いをすることも多々あります。

 

 

 

 

 

ムッとしたり悲しい気持ちになることも。

 

 

でも。

 

 

きれいごとかもしれないけど、やっぱり仲良くありたいな・・・というのが希望です。

 

 

 

 

そしてそこにつなげるには、お互いを知ること。 正しく知ること。

どちらの国でもテレビやマスコミの情報を鵜呑みにすると、マイナスの面ばかり印象に残ってしまいがちですが、できる範囲でニュートラルな視線をもつこと。

 

その重要さを改めて感じます。

 

 

 

この展示を見に来ていた人ほとんどが中国の方でしたが、どんな見方であってもまずはこうして日本に興味を持ってもらえることがとっても大事。

2つの国が色んな面で共通の文化を持っていること、共有しあえるところがたくさんあること、そんな当たり前のことに気づくことができるこのような企画がもっともっと増えたらなぁと思います。

 

10月7日まで開催(月曜休館日)なので、是非!!!

 

首都博物館

北京市西城区復興門外大街16号

『都市・生活 18世紀の東京と北京』

9:00~17:00(入場は16:00まで) 月曜休館

参観無料(事前にネット予約or現地で購入: いずれも要パスポート)


胡同の人気ジャージャン麺(炸酱面) 『方磚廠69号』

2018-08-25 22:26:01 | 北京暮らし いろいろ

空気が最高にきれい!というわけではないけど、爽やかな青空が広がる北京。

そんな日にじっとしていられない・・・と。

 

 

とある胡同(昔ながらの細い路地)をてくてく、てくてく。

 

 

 

 

のんびりゆったり。

 

 

 

 

 

北京の人々の暮らしを感じられる胡同さんぽは。

 

 

 

 

 

私の北京での楽しみのひとつです。

 

 

 

 

 

ペットボトルが郵便受けに!!!

でこぼこを活かした『信』の文字がいい。

 

 

 

 

 

・・・ん?

なんだか不自然な壁。

 

 

 

 

 

これは・・・。

もともとは扉だったのを強引に窓にしてしまった・・・ってやつかな?

(最近至る所でこの手の改装が進んでいます)

 

 

 

 

 

こちらは集会所のような感じ。

 

 

 

 

 

京劇やスケッチ教室などが開催されたり、散髪やアルバイト、ごはん作りなどのサービスいろいろ。

充実してるなぁ。

 

 

 

 

 

毎日の献立も色々。いいなぁ。

 

 

 

さて。

この胡同にやってきた目的は、こちら!

 

 

 

 

 

方磚廠69号炸酱面 

方磚廠胡同1号

 

 

 

本当に小さなお店ですがその評判をよく耳にするので、以前から一度食べてみたいと思っていました。

 

空いている席に自由に座ります。当然みんな相席。

 

 

 

 

 

注文するとすぐに運ばれてきました。 なかなかのボリューム!

(奥にちらっと写ってるニンニクは無料だそうです)

 

 

 

 

 

具材を全部ど~ん!

(ちなみに前に座った女の子は大豆を、左の男の子はキュウリを残していました。みんな好き嫌いがあるんやね)

 

 

 

 

 

醤(ジャン)を入れて混ぜ混ぜ、まぜまぜ。

 

 

うほ~! 

麺はつるつる、そしてしっかり。

醤の味も好み!

(欲を言えば、もう少しお湯をしっかり切ってもらえると嬉しい)

 

 

 

 

これでお値段18元(約300円)。

他のメニューもめっちゃシンプル。

 

 

 

 

さすが人気店。 次から次へとお客さんがやってきて、お店の人も大忙し。

私もひとり、もくもくと麺を食べ(量が多くてさすがに完食は無理やった)、自己申告でおじちゃんに清算。

 

 

 

 

もともとジャージャン麺が好きなので評判の良いお店の麺はどこも美味しいなと思ってしまうのですが、このお店は味の良さに加えて。

 

 

 

店員さんの感じの良さ!

見たところ60歳くらい(?)の方々なのですが、私が見た限り"真面目"って言葉がぴったり。

大げさに声を張り上げることもなく、もくもくとお客さんを迎え、注文をとり、お料理を出し、そして清算。 見ていてとっても気持ちのよいものでした。

 

そして、中でも年配のおばちゃん(おばあちゃん?)がにこにこと優しくて、なんかおじいちゃんおばあちゃんの家に遊びに行ってジャージャン麺食べさせてもらった~って感じで、ほっこり気分でお店を後にしたのでした。


緑あふれるレストラン『BOTANICA植物園』

2018-08-23 19:40:30 | 北京暮らし もぐもぐ編 各国料理

前回のブログで『798芸術区』をご紹介しましたが、実はこのエリアには以前からず~っと気になっていたレストランがありまして。

 

 

 

機関車を右手に更に進むと。

 

 

 

 

 

おぉ! 緑あふれるお店!!!

 

BOTANICA植物園

酒仙橋路798芸術区751時尚設計広場A11号

 

 

 

それでは早速中に入ってみましょう!

 

 

 

1階はこんな感じ。

 

 

店員さんに促されて。

 

 

 

 

階段へ。

 

 

 

 

 

マイナスイオンをガンガン吸収し。

 

 

 

 

 

日の光も存分に浴び。

 

 

 

さらに。

 

 

 

 

なんや、突然のミストの洗礼も受け。

 

 

 

 

 

2階へ到着。

 

 

 

 

 

ビシっとスーツに身を包んだ男性が案内に従って。

 

 

 

 

お店の奥へ奥へ・・・。

 

 

 

 

 

なんと。

たった一人の私のために、4人は余裕で座れるテーブルを!

 

 

 

 

 

 

ランチョンマットも美しい。

 

 

 

さて、何をいただこうかな~とメニューを見ると・・・。

 

 

 

んん???

 

 

 

 

お昼はコースメニューしかない・・・ンデスカ?

 

 

 

 

メインをどれにするかで188元(約3000円)~更にお高いコースまであるようですが、う~~~ん。

一人でふらっと入って単品でも注文するかと思っていた私は、なんで味もわからん初めてのお店でこの値段のコースを一人でお昼に???ともやもや。

 

 

そこで、メニューにあったケーキ類を注文できるかと聞くと。

 

 

 

 

「デザートは午後から!」

 

 

と、愛想のない返事。

 

 

さらに、私が食事をしないと思ったのか、店員から出た言葉は。

 

 

 

 

「食事し~ひんのやったらランチョンマットもナイフフォークもいらんやろ! これ、下げるで!」

 

 

 

 

 

私のランチョンマットもろもろは没収され、すぐ後ろのキャビネットに片づけられてしまったのでした。

 

 

 

う~~~~~む。

カチンときたけど、コースしかないのならそれを食べてみましょう。それで判断いたしましょう!

 

 

というわけで改めてコース料理を注文すると。

 

 

 

「ほな、やっぱりランチョンマットとかいるやんな~」

 

 

 

と、持ってきてくれました。

 

 

 

 

まずはサラダ。 2種類から選べます。

"まるで緑に囲まれた気分になるサラダだよ!"とあったのですが、うん、まぁ、その通り。

 

スタッフが目の前でースをかけてくれて、更にもう一個別に置いておくという、ソース好きにはたまらないサービスかもしれませんが、正直・・・。

 

 

 

シンプルな茹で野菜やん・・・

 

 

 

と思ってしまいました。

 

 

 

 

パン。 ぶどうパン。

 

 

 

 

 

ミネストローネ。

40元プラスするとシーフードスープも選べます。

 

結構あっさりしたお味。

 

 

 

ところで。

この日は爽やかな青空とは言え結構暑かったので地ビールも一緒に注文したのですが、なかなか出てこない。

何はともあれビールですやん!と催促したところ。

 

 

 

 

・・・ビーカー?  

 

 

 

なんの実験やっ!!!

 

 

 

 

味はまずまずの地ビールだったけど、なんでビーカー?

 

 

 

 

さて、メインです。

シーフード アラビアータ。

 

辛いけど大丈夫?と聞かれたけど、私にはちょうど良い辛さ。 シーフードもうまうまでした。

 

 

 

 

 

デザート。

エディブルフラワーもこのお店の雰囲気に合ってGOOD。

 

 

 

 

というわけで、お料理はおいしくもぐもぐいただきました。

 

 

 

 

これだけ緑に囲まれたお店なので、お食事中にアリさんがてくてくやってくる・・・ということもありますが。

 

 

 

 

 

私のランチョンマットを没収したスタッフも、彼女以外もみな、丁寧な接客でした。

 

(もし私があのままお食事せずドリンクだけやったら、そっけないサービスのままやったんやろか???)

 

 

 

 

お店を出て改めて見てみると、確かにコース料理の案内が。

(でも単品がないとはわからなかった~)

 

 

というわけで緑に囲まれとっても雰囲気は良いし味も美味しかったので、夫や友人、誰かと一緒なら再訪したいお店かな。

(そもそも一人で来てる人がいなかった(^-^;) 


お久しぶりの『798芸術区』

2018-08-21 20:27:33 | 北京暮らし おでかけ編

毎年思うのですが、立秋過ぎたら北京はどんどん秋の気配が増していきます。

 

しかも最近は空気がきれい! 嬉しい!

 

 

朝起きたら本当に気持ちの良い青空だったので、どこかへ出かけなっ!(空気が良い→家にじっとしてられない というパブロフの犬状態)

 

 

 

向かった先は。

 

 

 

 

 

『798芸術区』。

何か月ぶりやろ? お久しぶり~!

(しかし、このシェア自転車の数!)

 

 

 

 

この日は、なんやたるんでる奴が出迎えてくれました。

 

 

 

 

 

 

壁にど~んと!

 

 

 

 

 

以前に比べて、壁のアートやイラストが増えたような。

 

 

 

 

やたら、にぎやか。

 

 

 

その一方で。

 

 

 

 

 

しっとり。

 

 

 

 

 

細い路地にもレストランやカフェ、そしてお店が並びます。

 

 

 

 

 

ザ・北京!

 

 

 

 

「悪いやつでも、天国行けるで」

 

・・・ほんまか?

 

 

 

 

 

 

めっちゃ気合入ってる。

かなりのお茶好きとみた。

 

 

 

そうそう。

798芸術区と言えば。

 

 

 

 

不気味くん。

健在でした。

 

 

入れ替わりが激しいこのエリアで長年不気味であり続けるのは並大抵のことではないでしょう。

 

これからもがんばれ! 不気味くん!

 

 

 

 

さて、こちらは・・・ピアノ?

スマホで何かをスキャンするようなので、一人カラオケのピアノバージョンみたいな感じかな?

 

 

 

 

こちらは何だか面白そうな期間限定のイベント。

 

何より名前が面白い!

 

 

 

 

『ガム 有限 無責任 研究所』

 

 

 

 

いいもわるいも関係なし! 面白かったらそれでOK!

みたいなスタンスで、若手アーティストの作品を集めて展示しているようです。

 

 

 

 

 

ひろ~い798芸術区。 

ぶらぶら、ぶらぶら。適当に歩いては面白そうなイベントを見たりお店をのぞいたり。

 

 

 

それにしても美しい青空!

 

 

 

 

 

もともと工場だった場所を利用しているので。

 

 

 

 

今もまだその名残が。

 

 

 

さて。

ここ798ではたま~に動物さんにも遭遇するのですが。

 

 

 

 

ちびねこ。

 

 

 

 

ヤマブキボタンインコかな?

 

 

 

 

 

ま、これも一応アニマルに入れておこう! 

不自然に躍動感あるコアラ。 いやいや、あんたほんまは一日中寝てるんやろ?(『さんねんないきもの事典』参照)

 

 

 

最後におまけ。

 

 

 

フードデリバリーサービスのおにいちゃん。 

耳が生えてるやんっ!!!

 

 

ちょうど中国の"旧暦七夕バレンタインデー"近くだったから、そのイベントの一環やったのかな?

 

 

以上、お久しぶりの『798芸術区』でした。


モンゴル旅その2 まさかの洪水! 果たしてウランバートルにたどり着けるのか!?

2018-08-19 18:53:27 | 海外旅行 モンゴル 2018.8

中国側の国境駅。 エレンホト(二連)駅。

夜8時過ぎ。  いきなり・・・。

 

 

 

ガチャコ~ン!!! ガチャコ~ン!!!!!

 

 

 

なんじゃっ!? この音! そして振動はっ!!!!!

 

その振動がおさまると、列車は静かに移動しはじめ。

 

 

 

 

 

するすると車庫の中へ。

 

 

 

 

これ。 旅の楽しみのひとつだったのですが、何かといいますと。

 

 

 

 

 

車輪交換!

 

 

 

 

中国とモンゴルでは使用している線路の幅が違うので、ここでモンゴル線路に合わせた車輪に交換する作業があるのです。

 

 

 

 

 

おぉ~! ガンガン運んでるっ!!!

 

 

 

 

先に車庫に入っていた車両はこのようにジャッキで持ち上げられ、中国側の車輪を外したら。

 

 

 

 

 

今度はモンゴル側の車輪を取り付けます。

 

 

 

 

 

最後は手作業で微調整。

 

 

 

 

 

 

そうこうしているうちに、私たちの車両がジャッキで上がり始めました。

が、今回はほとんど振動も感じず、上昇している感覚もなし。

 

 

 

 

 

 

この間、列車内の電源はすべて落とされます。

 

 

しばらく作業を見ていましたが。

 

 

 

 

 

小腹がすいた。

 

日本の100均で購入したチキンラーメンと持参した紙コップ。 お湯はこの間も供給されるので、ずるずるっと食べながら作業完了を待ちます。

 

 

 

交換作業が無事終了すると、今度は中国出国手続き。

それが終了すると列車はモンゴルへと動き出し、今度はモンゴル側の国境駅で入国手続き。

 

 

全てが終わったのは夜中の2時すぎ。

ようやく眠れる~! おやすみなさ~い!

 

 

 

 

おはよ~ございま~す!

 

 

 

・・・・・。

 

 

 

 

?????

 

 

 

 

なんで列車、止まってんの???

 

 

 

 

なぜかず~っと停車したままの列車。

と、その時。 ノックの音がしてやってきたのは列車の乗務員。

そうでなくても不機嫌な顔が普段の何倍も歪んどるやないか? おいおい、どうした?

 

 

 

 

 

「この先の線路が大雨による洪水で通行不可になりました!」

 

 

 

 

 

こ~ずい・・・デスカ。

 

 

 

 

ま、自然現象には逆らえへんし。

 

 

 

 

とは言え、私たちはみなウランバートルに向かわねばなりません。

 

 

 

 

 

そこで。

最寄りのちいちゃい駅に移動して。(さっき晴れてたのに、ここではもう大雨)

 

 

 

 

 

そこで乗客全員、強制下車!

 

 

 

この間、英語のできるモンゴルスタッフがもたらす情報が錯綜して若干混乱しましたが、結局。

 

 

 

 

 

バス数台に乗り込んで、2時間ほど走り洪水地点を回避して、またまた別の駅へGO!

 

 

 

 

 

その駅に用意してあった別の列車に乗り込んでウランバートルを目指すことになりました。

 

 

 

 

 

おぉ! これは私たちが乗りたかった北京発モスクワ行きの列車ではないか!!!

(この列車のチケットは、ロシアまで行く人にしか販売してくれないようです)

 

 

 

 

 

列車内もかなり混乱していて、とにかくみんなのスペースを確保することが最優先。

もともとのチケットはこの際関係なし!

ゆずり合ってなんとか全員座ることができました。

 

(・・・こんな状況なのに中国からの乗務員ときたら、自分らは贅沢すぎるスペースをちゃっかり確保しおってからに、さらに禁煙やのにタバコ吸いおってからに、シベリア鉄道の乗務員に関しては総じてイマイチでございました)

 

 

 

不便かけてごめんにゃ。

という気持ちなのか、簡単なお食事がでるということなので食堂車へGO!

 

 

 

 

 

モンゴル仕様の素敵食堂車!

 

 

 

 

 

ご飯はモンゴルのチャーハン。(味はふつ~)

そしてこれまた、ひえっひえ、うまうまのビール!!!

 

 

 

 

 

列車は無事ウランバートルへと向かい、窓の向こうには草原と青空が!

 

 

 

 

 

牛さん、もぐもぐタイム! 丘にもいっぱい。 

 

 

モンゴルだ~!という感じの風景を眺めてるともうワクワクしてきて、つい。

 

 

 

 

 

ビールも進むってもんです。

 

 

 

 

 

ちなみに同じコンパートメントにはオーストラリアからの年配夫婦。

 

お互いの旅行の話とか、モンゴルに行って何をするかとかおしゃべりしているうちに。

 

 

 

 

夜8時! ウランバートル駅に着いた~!!!!!

 

予定より5時間以上遅れたけど、無事に着いたことに感謝!

 

 

 

というのも、後で知ったのですが。

 

 

 

 

 

洪水現場はこんなことになっていたのだとか。

一つ間違ったらこんな災害に巻き込まれていたかも・・・と思うと、とにかく無事に着いたことに感謝、感謝!

 

 

 

 

ウランバートルでは観光する時間はなかったけど、ま、いっか。

とにかくホテルでゆっくり休んで(さっぱりしたくて入ったシャワーは、まさかの水やった!!!)、翌日は草原へ向かいます!

 

つづきはまた、今度。


モンゴル旅その1 シベリア鉄道K23に乗って北京出発!

2018-08-17 21:40:18 | 海外旅行 モンゴル 2018.8

 

8月11日(土)。 朝6:30前。 北京駅。

 

 

 

 

駅構内の待合室。

 

 

 

 

 

売店とかケンタッキーなどもあり、ここでの食料調達も問題なさそうな北京駅。

 

 

 

 

さて。

私たちが北京駅にやって来たのは。

 

 

 

 

北京発 ウランバートル行きの列車に乗るため!

 

 

 

 

 

世界で一番ヒマな列車とも称される「シベリア鉄道」の支線が北京から出ているのです。

 

 

 

と言っても北京→モスクワまでの列車は、ロシアへ行く人にしか販売してくれないそうなので、私たちは。

 

 

 

 

 

 

モンゴル ウランバートルまでの列車に乗ることに!

通常は週1本。 夏は週2本の北京→ウランバートル行きであります。

 

 

 

 

 

青い制服の列車乗務員。

 

 

 

 

・・・の大半が、モンゴル語しかできなかった。

 

 

 

英語も中国語もダメ。 

いやぁ、久々に全力で身振り手振り、ボディランゲージでのやりとりでございました。

(ちなみに、乗務員の接客態度はかなりイマイチ・・・)

 

 

 

 

 

7:25。 定刻に北京駅を出発!

いよいよ列車の旅はじまりはじまり~!

 

 

 

 

北京を離れたあとしばらく、車窓からの景色はこのような山中心。

 

 

 

 

 

でもでも、この列車に乗っているだけで嬉しくてわくわく、わくわく。

 

数年前。

かのシベリア鉄道の支線が北京から出ていると知って以来ず~っと温めてきたこの列車旅。

しかも2年前。一度はすべて手配したにもかかわらず私の体調不良によりキャンセルしたという経緯もあるだけに、今回実現したのが本当にうれしくて、ずっと興奮状態でした。

 

 

 

 

 

 

途中、3~4か所の駅で停車。

停車時間が少しあるので外に出てみましたが、駅にはな~んにもありません。

日本のような売店もないので、食料は事前にしっかり準備しておくべし!

 

 

 

 

 

私たちもランチはこんなのを。

 

 

 

でも、晩御飯もカップ麺というのはさすがに寂しいので。

 

 

 

 

食堂車!

この列車は国境で食堂車を"中国車両"→"モンゴル車両"に丸ごと取り替えます。

中国車両の食堂車はこの通り、至ってシンプル。

食堂のおっちゃん達もめっちゃ暇そう。(食堂の人は中国語でした)

 

 

 

 

 

まずはビールで乾杯!

どうせ冷えてへんやろ・・・と頼んだビールはこちらの予想を良い意味で大きく裏切り、キンキンに冷えたうまうまビール!

 

 

 

 

 

メニューは少なく、お肉系は鶏肉のみ。

鶏肉と玉葱の炒め物と、定番の卵とトマトの炒め物。

 

この卵とトマトの炒め物が美味しかったのでもう一皿注文したのですが。

 

 

 

 

 

なんかさっきより玉葱多いし味もしょっぱくなってないか??? 

よっ!安定の不安定!

 

 

 

 

 

列車は順調にモンゴルへと向かいます。

山が多かった景色が、徐々にこんな感じに。

 

 

 

 

 

夜7時過ぎでもまだこの明るさ。

 

 

 

こんな素敵風景の後に、なんですが・・・。

 

 

前から怪しかったサンダルが遂にぶっ壊れた。

このシベリア鉄道でばいばい。

あんな旅にもこんな旅にも耐えてくれてありがとう~!

 

 

 

 

さて。ウランバートルの日の入りは夜8時過ぎだとか。

 

 

 

 

 

そうこうしているうちに、中国出国書類&モンゴル入国書類が配られます。

 

 

 

 

 

夜8時半ごろ。

中国側の国境駅 二連駅(エレンホト駅)に到着しました!

 

 

ここで出国手続きを行うと同時にもうひとつ。面白い作業工程があるのですが、それについてはまた今度。 

 

そして、私たちの旅らしく(?)予想外のハプニングが起こるのですが、それについてもまた今度。

 

詳しい旅の記録はコチラ。

『モンゴル旅その1 北京→ウランバートル シベリア鉄道K23 チケット手配から北京駅までの巻』

『モンゴル旅その2 北京→ウランバートル シベリア鉄道K23 列車内を詳しくご紹介!』


記憶に残るモンゴル旅行でした!

2018-08-14 23:22:56 | 海外旅行 モンゴル 2018.8

先ほど、モンゴルから無事北京に戻ってきました。

 

私たちの旅らしく、途中ちょこっとハプニングがあったものの、「いい旅やったなぁ~」と思えるモンゴル旅でした。

 

 

美しい自然に囲まれたゲルで。

 

 

 

 

朝から晩まで気持ちの良い時間を過ごすことができたのはもちろん。

 

 

 

 

モンゴルビール!!!

 

 

 

 

なんでこんなに美味しいねんっ!!!!!

 

 

 

 

 

北京のビールもこれくらい美味だったらいいのに・・・。

 

 

 

というわけで。

 

 

 

 

動物さんにもたくさん会えたモンゴル旅。

またちょこちょこと旅行記を書いていこうと思います。


31時間かけて夏のモンゴルへ!

2018-08-11 12:22:38 | 海外旅行 モンゴル 2018.8

朝。北京駅。

 

 

 

人で溢れる待合室。

 

 

私達が向かう先は。

 

 

 

ウランバートル!!!   

 

 

 

 シベリア鉄道の支線。

この列車はウランバートルまでですが、週に一回モスクワまで行く列車もあります。

 

 

 

 

 ちなみに、今朝7:27北京発のこの列車がウランバートルに着くのは翌日の14:35。

飛行機なら2時間の距離を31時間かけて移動します。

 

 

 

 

の〜〜んびり 列車の旅。

 

 

 

ただ…。

一つ気になるのが、これ。

 

 

 

コンパートメントの上の方。ささやかに貼ってあるこのマークはまさか…アルコールあきまへんでってこと?

 

 

旅先でまさかの休肝日か〜〜!?


地ビール飲み比べ 『TINY』

2018-08-08 21:51:38 | 北京暮らし もぐもぐ編 日本料理

 先週末。

 

 

こちらのお店へ。(スマホ撮影で写真がいまいち。すみまへん)

 

TINY

新源西里19号

 

 

口コミサイト”大衆点評”で高評価なのでずっと気になっていたお店。

 

 

 

 

店名通り、こじんまりとした店内。(でも想像していたよりは広かった)

 

 

 

では、さっそくお目当ての。

 

 

 

 

地ビール飲み比べ!

 

 

 

 

この日は星マークのビール5種類でした。

説明を見ながら順に飲んでいくと、それぞれの個性が感じられて面白い!

 

特に一番濃い色のビールを飲んだ時。

ん? この味、なんか知ってる! なんやったっけ?

 

 

なんやったっけ~?????

 

 

 

・・・・・

 

 

 

 

あっ!!!!!

 

 

 

 

コーヒーフロートや~!!!!!

 

 

あ~、すっきり!

 

確かにビール説明にも、バニラ、コーヒーの文字が。

地ビールって面白いなぁ。

 

 

 

 

 

ちなみに夫は食事にも合い飲みやすいのを単独指名。

 

 

地ビール面白いとか言っておきながらなんですが、私も次回は単独指名でいこうと思う。

 

 

 

さて、お食事は焼き物からお刺身、主食まで色々ありました。

 

 

 

 

どんだけオクラ好きやねん。

 

 

 

 

ポテトフライ。 食べたのいつぶりやろ?

ビールに合うもの・・・ということで久しぶり。

 

 

 

 

砂肝。 鉄分取らんとね!

 

 

 

 

こちら。

メニュー名を見て違うものを想像していたのですが、こちらの想像を思いっきり裏切る姿でやってきたじゃがいも。

 

 

 

 

この日いただいた中で一番美味しかったのは、牛肉の串焼きでした。

 

 

 

ガッツリ晩御飯!というよりは、やっぱりビール飲みながらちょこちょこ食べてという感じ。

串焼きもその他メニューもきちんと作ってある印象で、また行こうかなと思えるお店。

 

日本料理というカテゴリーですが、メニューは中国語onlyです。

常連さんらしき人が多い感じかな。

 

 

 

 

ちなみに、最も印象深かったのは・・・。

 

 

 

 

スタッフ!

 

注文しようと声をかけた瞬間、周りにいた3人が一斉に「はい!」「はいっ!!」「はいっ!!!」と瞬時に応対してくれたり、お料理を運ぶときにまだ慣れない感じではあるものの一生懸命に丁寧に並べてくれたり、細かく気の付くサービスが嬉しかったのでした。


くまモンがいっぱい! くまモンカフェ@北京

2018-08-06 20:54:12 | 北京暮らし もぐもぐ編 カフェ(カフェ部)

突然ですが、くまモンは好きですか?

 

 

私は・・・。

 

 

 

 

大好きです!!! (物まねもします)

 

というわけで。

 

 

 

 

 

くまモンカフェへ!

 

 

 

北京にくまモンカフェができたと聞いて以来ずっと気になっていたのですが、先日ようやく。

 

 

 

 

 

わ~い!!! 

 

 

 

 

 

熊本熊咖啡·Kuma Cafe & Store(北京apm店)

王府井大街138号 北京apm3階L308室

 

 

 

 

 

注文はカウンターで。

 

 

 

 

 

ずらっとくまモン。

 

 

 

 

 

ストローなどが入ってるカップもかわいい。

 

 

 

 

 

 

注文が済んだら番号札をもらえるので、それを持ってテーブルで待ちます。

 

 

 

 

 

 

ペーパーもくまモン。かわいい。

 

 

 

 

 

おっ!?

 

 

 

 

 

店内には何匹(?)か大きなくまモンが。

 

 

 

 

さて、ここはカフェだけでなく、くまモングッズを扱うお店もありまして。

 

 

 

 

 

 

 

こちらもずらっとくまモン。

 

 

 

 

 

色んな服を着てるくまモンの中でも気になるのは。

 

 

 

 

 

チャイナっぽいくまモン。

ご当地バージョン???

 

 

 

 

 

キャッチャーもあるんや。

 

 

 

 

 

文房具はちびっこに人気。

 

 

 

 

 

店内ぎっしりとくまモングッズ。

 

 

 

 

 

私たちはお昼過ぎに訪れたのでまだ人はまばらだったのですが、続々とお客さんが増えていき、くまモン人気を実感しました。

 

 

 

 

 

 

ちなみに、私が注文したのは『抹茶プリン』。

味は正直、インスタントのプリンっぽい感じだったのですが、このくまモンの入れ物を持ち帰ることができると聞いて即決!

食べ終わったら新しい入れ物と交換してくれます。

 

 

さて、これをどう活用しよう??

 

 

 

 

家にあったバラをいけてみたものの、なんだ、この微妙な感じは?

(おばちゃん感が半端ない)

 

 

 

 

キャンドルを入れてみたけど、めっちゃ頭光ってる・・・。

 

 

 

 

というわけで、くまモン入れ物の利用方法を考えてるところです。

 


北京で、映画『万引き家族』を観る

2018-08-04 22:33:28 | 北京暮らし いろいろ

昨日。

出かけた先は・・・。

 

 

 

北京の"当代MOMA"という、なんだか不思議な建築が並ぶところ。

 

その中に、映画館があります。

映画館に一歩入ると。

 

 

 

 

日本の映画を始め、各国の映画ポスターが。

上映する映画もこだわりのある作品が並ぶ映画館です。

 

 

 

 

 

 

今月は、シェイクスピアなどの戯曲をベースにした映画が日替わりで上映されるみたい。

 

 

 

 

 

ちなみに、これら名作のチケット代は154元。約2500円と結構高い。

 

 

 

 

で、私たちは何を観に来たかと言いますと。

 

 

 

 

 

 

『万引き家族』

 

 

 

 

この映画館では45元(700円くらい)。 映画の値段は一律ではなく、映画館によってor上映時間などによって多少変動するようです。

 

 

 

 

 

ネットでチケットを購入したのですが、その時の画面を見て初めてリリーフランキーさんの本名を知る。

 

映画のエンドロールでは字幕もアルファベットでリリーフランキーと表示されていましたが、中国のサイトだと安藤サクラさんも漢字表記に。

 

 

 

さて。

この国において外国映画は年間上映本数に制限があり、さらに上映期間も短い・・・というわけで、昨日上映開始するや早速映画館へ。

 

 

 

カンヌ映画祭でのパルム・ドール受賞ということくらいしか事前に情報を入れず観に行ってきたわけですが、私個人は2時間ずっと何か心にヒリヒリするものを感じながら画面に見入っていました。

そして、安藤サクラの演技!

打ちのめされました。

 

 

 

こじんまりとしたスクリーンでしたが、ほぼ満席。

若い人が大半だったけど、年配のご夫婦もちらほら。

 

 

 

 

 

上映が終了したころはもう、すっかり夜。

 

 

 

 

 

昼間とはまた違った不思議感。

 

 

 

 

 

こちらは中国の評価サイト。

辛口で知られるこのサイトでは7点とれば良しとされるところ、8.8点。

中国の人がこの映画で何を感じたのか、口コミをこれからじっくり読んでいこう。

 

 

 

さて。ここで紹介したいのは、中国版の映画ポスター。

映画ポスターをいくつも手掛ける中国人デザイナーによるもので、彼が映画を見て印象に残ったシーンを2つ、それぞれポスターに表現したのだとか。

 

 

 

 

映画館にはこちらのバージョン。

海でのシーン。

この傘を持つ手。 デザイナーが何を感じ取ったのかぐっと伝わってきました。

 

 

 

 

 

もうひとつ、花火バージョン。

これも映画の中で非常に印象的なシーン。

映画をご覧になった方は、ポスターに描かれたこの美しい花火がより一層胸に迫ると思います。

 

 

北京では場所によってはまだ数日間上映するようなので、興味のある方は是非!


大同からバスで北京へ! 4時間の道のりのはずが・・・

2018-08-02 23:02:31 | 中国国内旅行 2018.7 大同

北京→大同。

行きは飛行機で1時間。 あっという間に到着したのですが、帰りは。

 

 

 

大同バスターミナル。

 

 

大同→北京のフライトは朝早いか夜遅いかでちょうど良い時間がない!

また、今やとっても便利になった高速鉄道(中国版新幹線)も大同にはまだないので、電車利用なら夜行に乗るか・・・という状況。

 

 

 

 

 

そういうわけで、片道4時間というバスで北京に帰ることにしました。

大同にはバスターミナルが2つあり、どちらからも一日数本北京行きがでているようですが(2018.7時点)、今回はこちらの大同汽車駅から。

 

 

 

 

 

ネットでも購入可なのですが、念のため前日に直接チケットを買いに来ました。

ターミナルと言ってもこんな殺風景でこじんまりした所。

 

 

 

 

 

めっちゃ寝てるし。

 

 

 

 

 

おや? 機械がずらり。

これで買えたら楽やんっ!

 

 

 

と操作していったら、最終段階にきて。

 

 

 

 

外国人パスポートでは無理らしいことが判明。

(前にも同じようなことがあったような・・・。学習しない私たち)

 

 

というわけで直接窓口へ行き、パスポートを提示の上、ネットで予め調べておいた時刻のチケットを買うことができました。

 

 

 

 

 

こんなの。

 

 

 

で、北京に帰る当日。

 

 

 

 

 

写真奥の方にセキュリティチェックがあります。

空港と同じように、スーツケースや手荷物の検査を済ませ。

 

 

 

 

 

このにこやかなおっちゃんに「北京行きのバスに乗りたいねん」と伝えると再度パスポートチェック。

 

 

 

 

 

こうしてようやくバス乗り場へとたどり着きました。

 

 

 

 

 

・・・が、バス。 めっちゃ多い。 どれ? 北京行き、どれ???

 

 

 

うろうろしていたら知らないおっちゃんが教えてくれました。

 

 

 

 

 

中国のバスはこんな風にどでかく書いてあるのでわかりやすい。

 

 

 

 

 

 

あらま。

思ってたより綺麗、そしてちゃんとしたシート。

 

 

 

 

 

"べんち"って、ベンツマークもどきの下に堂々と書いてあるけど気にしない。

 

 

 

 

 

13:30の出発時刻を少し過ぎたところで、バスは動き出しました。

が、すぐにストップ。

 

 

 

そして、やたら声の大きいおばちゃんが乗り込んできたと思ったら、乗客に向かって。

 

 

 

「ネットで予約した人! チケット出して~!!!!!」

 

 

 

 

実は乗車後もチケットチェックがあったので、おばちゃん、いったい何回チェックしたら気が済むねん・・・と思いながらも。

 

 

 

 

ネットで買った人たちはおとなしくチケットを提出。

私たちは窓口で買ったのでただ様子を見てるだけ。

 

 

で、結局何があったのかわからないままおばちゃんは戻ってきて、一人ひとりに「面倒かけたな!」とチケットを返却。

 

 

 

 

 

 

14:00。 ようやくバスは北京に向けて出発したのでした。

 

 

 

 

 

 

おぉ~。 向こうには長い列車が。

 

 

 

 

・・・などとのんきに車窓の風景を楽しんでいたのもつかのま。

 

 

 

 

 

いきなりの工事とか。

 

 

 

 

 

 

またまたいきなりの工事で、渋滞だらけ。

 

 

 

 

 

更に、こういう要所要所で行われるのが。

 

 

 

身分証チェック。

 

 

 

 

バスの中に係員が乗り込んできて一人一人の身分証明書をチェックする場合もあれば、全員バスから降ろされてこれまた空港と同じようなセキュリティチェックと手荷物検査をさせられたり。

 

 

 

それだけならよいのですが、あるゲートでは私たちのパスポートをしげしげと眺めながら、何度も何度もこれが身分証明か? これがお前の身分証明番号か?と聞いてくる。

何度もパスポート番号を示してこれがワシの番号じゃい!と言っても、どうも納得しない様子でガンガン聞いてくる。

そんな同じやり取りを何度か繰り返したところ、後ろに並んでいた夫が一言。

 

 

 

「ぼくたち外国人なので、このパスポートが身分証明なんです」

 

 

 

 

 

 

 

係員一同 「あぁ~~~~~」(←もんのすごい納得した様子)

 

 

 

 

 

 

・・・外国人のパスポート、初めて見たらしい。

 

 

 

 

以前夫からそのような話を聞いたことはあったけど、いざ自分がその場に立つと、「パスポートはみんな知ってるもの」という大前提で話してしまっていたのでした。

 

勝手に自分の常識を作ってたらあかんな・・・。

 

 

 

 

 

そんなこんなで再びバスは北京へ向かい、途中サービスエリアに立ち寄りトイレ休憩。

この時点で写真の時計を見ていただければわかると思うのですが、2時間以上たっています。

 

 

 

 

が、その後スマホの地図で到着時刻を検索してみると。

 

 

 

 

 

・・・なんでこの場所から3時間以上かかんの?

 

 

 

 

 

そうなんです。

途中何か所か事故があったようで、その都度すごい事故渋滞。

 

 

予めそれがわかっていても迂回することなくブッコんでいく長距離バス。

 

 

 

 

 

 

本来なら17:30に北京到着予定ですが、18:00前の時点であと3時間以上かかると、スマホは非情にも告げるのでした。

(ちなみに、バスの時計はむちゃくちゃです)

 

乗客へのサービスなのか、突然始まった車内での映画上映。

その音量がまたうるさい。

 

夫は音楽を聴きながら、私はダウンロードしてきた中国ドラマを見ながら、ただひたすら北京を目指す!

 

 

 

 

 

結局北京についたのは、夜の9:30。

8時間のバス旅となりました。

 

 

 

いやぁ、4時間では着かへんやろと思っていたけど、8時間は想定外やったな~。

 

 

 

ところで。

私の近くに座っていたのは、小さい女の子を連れたお父さん。

 

 

それはそれは大事に大事に、自分が座りにくくても女の子が眠れるようシートを空けて、ほんま良いお父さんやな~と思いながら見ていました。

一方通路を挟んで座っていたおっちゃんはず~っと大声でスマホで話していたので、おっさん、やかましいんじゃ!と心の中で思っていたのですが、そのおっちゃんが女の子のお父さんに「俺の横の席に座り~」と声をかけ、おっちゃん&女の子パパはその後楽しそうにおしゃべり。

あらま。 ほっこり。

 

 

トイレのないバス車内。

女の子パパはなんと"おまる"持参だったのにはおぉ~と思ったけど、以前は洗面器を持ち歩く子供連れがいたなぁなどと懐かしく思い出しながら、大同旅は無事終了したのでした。

 

 

 

おしまい。